恋愛と幻想 | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

すっかり夢中、ルチルクォーツの魂をいちごの心で包んでる。
いちごポケットさん「幻滅 = 幻想論」「タニンゴト」にトラックバックです。

 恋愛って言うのは幻想の部分が少なからずあると思う。自分が良いなと思った異性にある種自分の理想を投影するような。相手だって生身で生きているのに、時々人はそれを忘れる。恋心を募らせる過程でいつの間にか見えなくなってしまう。
 恋愛中は、相手に自分の嫌な面を見て欲しくない。だからそこは隠す。自分の部屋ではくたびれたフリースの上下で過ごしていてもデートの時は決めていく。
 ネット上でもそうかも知れない。顔も洗わないでキーボードを叩き、恋愛を語る。けれど、モニターの向こうにはそれは見えない。そこにいるのは読み手の幻想に支えられた私。それがどういう像かは私には見えない。
 以前「秘密の扉」を閉める前後の読者登録のメッセージでかなり凄い幻想があった。それによると私は凄い色っぽい美人で淫乱かつ賢い完璧な女性らしい。
 今、ノートパソコンのキーを打っている私はベッドの上に寝転んだまま。髪をゴムでひと括りにしてゴホゴホ咳をしながらお腹が空いたから何を食べようかなー、面倒臭いから、ご飯に納豆でいいやって考えている。ネギを刻むのもかったるい。さすがに、朝一番に記事をアップした後、洗面はしたものの、どうにも節々が痛くてうつらうつらしている。
 そうしながらも、時折目がさめると気になるブロガーの記事だけはしっかりロムしに行く立派なブログ中毒だ。
 それが等身大の私。本当はもっと書きたいところだが、あまり書くのも恥ずかしいので止めておく。
 恋愛と結婚は違う、というのはそんな部分も丸ごと受け止めなければならないというところ。日常を共に過ごすと嫌なところがどんどん目についてくる。そしてひとは静かに絶望してゆくのだ。理想などどこにもないことを知って。
「 本当に好きな人とは、結婚しないで、恋人のままでいたい 」
といういちごちゃんの王子様の言葉はある意味真理をついている。
パートタイムならお互いぼろを出さずにすむから。お互い相手に幻想を見せながら生きてゆけるから。

  人生難しいねと思われた方は是非投票をお願いいたします
         人気blogランキング