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2005-01-31

ボリ子通信Θ第1号~後編~

テーマ:特派員レポート
1月4日 6日目
かくして、終点地オルロに着いたけれど、ここからもまた大変。
何せ、12月30日にガソリン代が一リットル当たり40センタボ=日本円で
約6円値上がりしたことにボリビア人が怒り、
主要幹線道路に土砂や石を積み上げて行う道路封鎖&ストライキが
起こっていたのです。

なんとか、違法で動いているラパス行きのバスを見つけ、みんなで乗ったのはいいけれど、ラパスに近づくにつれ、道路封鎖のため、バスが道なき道を行ったり来たり。
本当にたどり着くのか?
みんな疲れてるし、不安だったはずなのに、どん底メンバーは気丈にも
そんな様子を見せず。
本当に頼もしい旅仲間でよかった。

空港のあるエルアルト市の中心部まで4キロのところで、ここまでしか行けないっと運転手が言い、そこでおろされました。
その後、ぼり姉の働きで、自転車運転をしている若者達をGET。
ラパスまで車が動いているという場所まで、自転車二人乗りで連れて行ってくれることになりました。
でも、ボリ子が乗った若者のチャリは、チェーンが切れていて動かず。
一人遅れて、おじいちゃんが運転するチャリを捕まえ、連れて行って
もらったのですが、
何せ、おじいちゃん、重いボリ子を抱えての運転は大変で、途中で疲れたと降ろされてしまいました。
あと、少しだったのに・・・と、歩き始めていたら、タクシーが到着。
タクシーに乗り、待ち合わせ場所でみんなに出会い、みんなでタクシーに
乗って、ラパス市内まで戻ってきたのでした。

ウユニ塩湖ツアー中は、お風呂にも入れず、ちゃんと眠れず・・・の日々で、疲労が極限まで溜まっていたはずなのに、
みんな文句一つ言わず、サバイバルツアーで無事にラパスまで帰ってこれて、ほっとした!の一言でした。
家に帰ってきて、それぞれシャワーを浴びて、塩&砂まみれの体を洗った
あと、さあ、今日はもう休息日か??っと思いきや、これから何する?
っていう話が!
さすがどん底メンバー。
ボリ子はとってもびっくりしたけれど、その後もおみやげ買いにいったり、
ペーニャ (ボリビア音楽&踊りを楽しめるレストラン)に行ったり、
ラパスも満喫された二人。
本当にあなたたちの持つバイタリティーにはびっくりしました。

1月5日 7日目
朝、5時に目覚ましがなり・・・、
とうとう二人がボリビアを立つ日がやってきました。

一週間とは思えないくらい、いろんなことがめまぐるしく起こった旅でした。
でも、無事に二人をペルーまで行くツアーバスに乗せることが出来て、
ボリ子は本当に本当に安心しました。
残りの旅、二人にあんまり大変なことが起きないといいなあっと祈りつつ・・・
二人の乗ったバスを見送って、連日睡眠不足の頭を抱えつつ、ボリ子は
眠りに落ちたのでした・・・。

・・・

とまあ、かなりはしょって書いたにも関わらず、やっぱり長くなりました。
それだけ、たくさんのことがありました。
すごく濃~~い一週間でした。
175さん、まゆさん、来てくれて本当にありがとうございました
ボリビアを嫌いにならないでね。
二人がみんなに、ボリビアのいいところもたくさん話してくれることを
祈りつつ、
ボリ子でした。
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2005-01-31

ボリ子通信Θ第1号~中編~

テーマ:特派員レポート
1月1日、元旦、3日目。
なんとか無事にウユニ で新年を迎えた私達。
ツアー会社も見つけて、ウユニ塩湖ツアーへ出発!!
天気はなんだかさっぱりしなくて、ついてない~っと思っていたけど、
だんだん景色が白くなってきた。あ~塩湖に着いたんだ!!!
最初、塩の色が黒っぽくて、全面しろ~い!とまではならなかったけれど、
だんだん、白さが際立ってきました。
そのうち、表面に水が張ってきて、水面に空や雲が映って、
あらら、どこからが空でどこからが塩湖か分からない状況に。
これかあ、ウユニ塩湖!!
これは、もう見るっきゃない。
だって、言葉じゃ説明できないもん。

1月2日 4日目
一緒のツアーになったイギリス人、ジムとその彼女と175さん・まゆさんは
英語で会話。

いいなあ、あたしも英語、話したいなあ~。
気持ちとは裏腹に口から出てくる単語はみんなスペイン語。
あれ?一年前までは、会話くらいなら英語もできたはずなのに...
相手が話す内容はだいたい分かってても、返事がどうしてもスペイン語・・・
あれれ??スペイン語だってまだまだ十分じゃないのに、
英語もできなくなっちゃったよ。
これ、結構ショックな出来事でした。
もう、ボリビア人の英語もバカにできないなあ。
英語、勉強しなくちゃなあ。
結局、わたしが仲良くなれたのは、ボリビア人運転手のビビでした。

1月3日 5日目
ウユニツアーも終わり。
この日は5,000mに近いところまで、車で走ります。
まゆさんは結構回復した高山病・・・、175さんはまだ苦しんでました。
5,000mのところを通るときは、175さんには絶対内緒にしよう。
そう決めてたけど、彼の体は正直でした。
高い地点に着くと、やっぱり頭痛が激しくなるみたい。
私はそれほど高山病に悩まされなかったので、その痛みがほとんど分からず。ごめんなさい・・・。
175さんを見ていて、私がなぜ、ボリビアに派遣になったのか・・・分かった気がしました。(笑)
でも、無事に5,000m地点も通過し、キレイな湖を見て、ウユニの街に
帰ってこれたのでした。

でも、ここからが大変・・・。
旅行代理店に頼んであった、帰りの深夜電車のチケット予約が忘れられていて出来てないし、
次の日は、ボリビア全土で公共交通機関がストライキとの情報が。
なんてこった・・・。

えせツアコン、ボリ子ははらはらドキドキ。
旅行代理店でボリビアーナおばちゃんを怒鳴り散らした後、
ふとわれに返り・・・何とか策を考えなくちゃ。
偶然同じ旅になったボリ姉にかなり助けてもらい、とにかく、今日の電車にはのらなくちゃと、切符も持たずに乗車。
でも、切符がない人用の場所は、一等車の通路・・・。
赤ちゃんや子供達がたくさん寝てて、気づかないと踏んでしまうような混雑状況。ここで、8時間、夜を明かさなくちゃいけないとは。
無理だ・・・。

ボリ姉曰く、「まだ切符売ってるって噂だよ。」
ボリ子「じゃあ、見てきます!ここ、お願いします。」
と、抱えていた寝袋を渡して、切符売り場へ。
でも、窓は閉まってる・・・。
あー、最悪だ。どうしよう。
そう思ったときに、車掌さんが歩いているのが見えました。
慌てて追いかけて、

「切符はもう売ってませんか?
 どこにも一つも席はないですか?
 友達が日本から来ていて、明日までにどうしても
 ラパスに帰らないといけないんです。
 お金なら払います。だから、どこでもいいからあの一等車の通路よりは
 いい場所をわけてもらえませんか?」
今思うと、まるで、ドラマだ。。。

でも、優しい車掌さんは自分達用にとってあった2等席を2人分
分けてくれました。
そこで、私達は一夜を快適に?過ごしたのでした。

後編 に続く・・・
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2005-01-31

ボリ子通信Θ第1号~前編~

テーマ:特派員レポート
こんにちは。
ボリビア通信でお馴染みの?ボリ子です。

先日、ボリビアにやってきた175さん に任命され、どん底特派員になった
らしいです。

で、やっとはじめてみんなのブログを見てみて、みなさんの文章力に
びっくり!!
ついこないだまで、ブログって何???っとちんぷんかんぷんだったのに、勝手にわたしのPCのお気に入りに追加されてた!!
ボリ子にはこんなの書けないよ~っと思うけど、でも、引き受けたからには
やるっきゃない。

先日の175さん&まゆさんの二人の来ボリをボリ子の目から日記にして
みました。
長い上にしょーもない文章ですが、お暇な方はお付き合い下さい。


<175さん&まゆさん、ボリビアに現る

2年前、ボリビアにくることが決まった時、たぶん10人強の友達が
「遊びに行くからね!!」って言ってくれました。
でも、遠いしなあ~、ほんとにはこないだろうな~っていう感じで
一年がたとうとしていた10月頃だったかな。
「ほんとにいくよ、いってもいい?」っていうメールが来て、びっくり。
奴なら来るかもしれない・・・そう思っていた175さんからのメールでした。

うぇるかむメールを出したのもつかの間。
気づいたら12月に入ってたりして、「あれれ?もうすぐじゃん!」って慌てて旅行日程を立てたりして、12月30日がやってきました。

175さんとは実はこれで会うのは三回目。
まゆさんとは初対面。

そんな二人との旅はいったいどうなるのでしょ?って思ってたけど、そこは持ち前ののほほん思考で、まあ、やってみるっきゃないって感じでした。

その日の天気は、超曇り・・・。とっても雲が多くって、いつもは真っ青なボリビアの空も見れないくらい。こんなんじゃ、飛行機ちゃんと着かないかなあ?っと心配になりつつ、眠い目をこすりこすり、空港へ。

空港で待つこと1時間弱。
飛行機はとっくについてるはずなのに、彼らの姿は見えず。
ちょっと到着より遅く着いたから、もう出ちゃったのかなあ?っと不安になり、側にいた警備員さんに、「アメリカンエアラインでついたはずのチノ達二人組(こっちではアジア系の顔はみんな中国人だと思われるため、チノ(中国人)って呼ばれる。)、見なかった?」って聞いたら、「もうあの飛行機のお客はみんな降りたよ。その子達なら、もうタクシーに乗って行ったよ。」って言われる始末。
そんな訳ないよ、だって、あたし空港まで迎えに来るって言ったもん!!
また、ボリビア人、どうしようもない嘘つくんだから!
っと思いつつも、やっぱり不安。
出発ターミナルにある喫茶店や、タクシー乗り場をうろうろしつつ、探してみるけどやっぱり見つかんないや。
おとなしく、到着ゲートで待つしかないな。
そう思って、さらに待つこと10分くらい。日本人らしき顔が見えてきました。
175さんの顔は見れば、あ、そうそうこの人!
まゆさんは、あら、華奢でかわいい人!
でも、二人はあまりに軽装と思っていたら、二人から
「荷物が着かなかった~」って言われ・・・。
あらあら、でも、まあ、二人が無事について良かった・・・っと、タクシーに乗り込み、ボリ子宅へと向かったのでした。

12月31日、2日目になりました。
旅のメイン、ウユニ塩湖のあるウユニへ向かう日。
朝、空港から電話があり、彼らの荷物が届いたとのこと!
担当者に「10時には家を出るから、それまでに絶対!持ってきてね」って
念を押したのに・・・
10時を回っても、来る気配はありません・・・。
もう~、ほんとに約束を守らない奴らだ・・・、高山病で頭痛が激しい二人を
よそ目にあたしは一人でそわそわ。
ウユニにいけなくなっちゃうよ。

10時も15分くらい過ぎたところで、担当者に電話。
最初は怒っているふりをしようと思ったのに、そのうち本気で怒って
しまいました。
「運転手の電話番号、教えてよ。今すぐ、うちらは家を出るんだからね!!!」
電話の効果があったのかなかったのか?そのうちに、荷物到着。
わ~い。わ~い。とりあえず、一安心。
でも、電車の時間は迫ってきてるし、急がなくちゃ。
荷物との対面を果たした二人を急かしつつ・・・、ウユニへと向かったの
でした。

中編 に続く・・・
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2005-01-29

『鳥頭紀行-ジャングル編』

テーマ:書評


著者: 西原 理恵子, 勝谷 誠彦
タイトル: 鳥頭紀行―ジャングル編

はじめまして。今回から隔週で土曜日の書評を担当する事になりました。Ayaです。本は好きなので少しずつ色々なジャンルの本を紹介していきたいと思っています。

今回は初仕事なので、私の知性とか感性とかがにじみ出る、そんな本にしようかと思っていたのですが、記念すべき第一回、私の大好きな西原理恵子さんの本に決めました。彼女は一応漫画家なので『書』評ではないかもしれませんが、絵の下手さ、文字数の多さで本扱いをさせていただきます。

そんな彼女の本の中でも今回はどん底メンバーならではの旅の本。サイバラとその仲間たちがブラジルのアマゾンまで行っちゃった紀行漫画本です。皆さん、いろいろな旅を経験なさっているでしょうが、彼女の旅のスタイルは「酒」。酒のために船を一艘チャーターし、酒のためにマラリアの注射を諦め(マラリアの注射は肝臓に来るので、注射を打ったらお酒が飲めないらしい)、酒びたりでアマゾンまで行って帰ってきました。

他にも色々な事が起こるのですが、興味を覚えた方は読んでみて下さい。大好きになるか、大嫌いになるか、インドのような感じかもしれません。

彼女のスタイルがどうも好きになれないという方もいらっしゃるかと思いますが、こうゆうのもありなんだという意味で書評第一回大会に載せました。

土曜書評担当:Aya
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2005-01-28

復活!さえの細腕繁盛記第3回-「研修中です」-

テーマ:さえの細腕繁盛記
探検隊スタッフを辞めて、3ヶ月ほど勝手気ままな生活を送り、今月から会社員(一応、OL?)に戻って、早一ヶ月が経ちました。

総務業務をアウトソーシングする会社に就職した私は、同期入社の高萩さんと、現在、新人研修を受けています。
私たちの教育担当、上山さんが出す、たくさんの難しい宿題にもめげず、マネージメントについてのプレゼンテーション資料を作ったり、収益管理の分析をしたりしています。こうして書きながら、自分でもよく分かってない課題に向かって、毎日、毎日、高萩さんと顔をつき合わせて、格闘しています。

この高萩さん、結婚して1年目の30歳。大好きな言葉が「一石二鳥」。26歳の時に、1年3ヶ月をかけて、アジア、中近東、ヨーロッパを回ったことがある彼は、私が仕事でモタついていると、「俺、これやっときますよ」と、いつも声をかけてくれます。

ふと、考えました。私の今までの人生って、いつもこういうふうに、誰かがちょうどいいタイミングで助けてくれるんですよね。(友達の間では、私が怠けているだけだという説もありますが・・・)みなさんにもそういう人っていませんか?
「あー、あの時、○○にすごく助けられたなー。」とか、「あの時、隣りにいてくれたのが、◆◆で良かったー」とか。

今回の転職で新しく出会った人たちも、大切にしていこうと思います。私が助けられたように、いつか私が誰かの助け手になれたらと願いながら・・・。

月末金曜日担当:さえ
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2005-01-27

何気ない”じゃ”

テーマ:日本語教師への道
   ↑今日も出てきました、この方。なぜか山登り中。
    名前は田中さんらしいよ。

こんにちは。ゆき2です。
今は学校がちょうど区切りの時期でテストが続いています。
(昨日で終わりましたけど)
というわけで今日は授業とテストの内容なんかを紹介しようかと思います。

私は週6教科の授業を受けています。
それは3ヶ月で全て終わり、
次の3ヶ月にはまた新しい科目を勉強することになります。

今まで受けてきた科目は

・文法
  ・・・やっぱり言葉は文法を知ってないとね。
   何気に使えてる日本語。
   微妙なニュアンスの違いが説明できないといけません。

   実際に昨日受けたテストの内容の一部↓

    「じゃ」の種類。他と性質の最も異なるものはどれ?

      1.あの人、山田君じゃない?
      2.あしたは休んじゃだめだよ。
      3.わたしは日本人じゃありません。
      4.こんなに高いんじゃ、売れないよ。
      5.行きたくないわけじゃないんだけど。

    わかります?
    日本人より日本語を勉強してる外国人の方が
    よく知ってるかもしれません。
    同じ言葉でも分解してみると用法が違ってるんです。
    日本語を学ぶ人にとっては、用法を知ってその言葉を使う訳です。
    英語のinとかatとかも、頭で一度考えてから使ってませんか?

    ☆答えは最後に。

・歴史・文字
  ・・・個人的に興味なし!文字の成り立ち、歴史なんかを覚えます。
   そういえば昔から歴史モノ苦手だったもんなぁ。

・音声学
  ・・・言葉全てがどの発音法で、発音点はどこか、
   というのを勉強します。
   例えば、”か”は「無声軟口蓋破裂音」とか。訳わからんよね。
   難しいけど面白い。

・対象言語学・社会言語学
  ・・・他の言語との比較をしながら日本語を探っていく授業。
   さらに地域・性別・時代による言葉の変化なんかも勉強します。

・教授法概論
  ・・・いやぁ、教える方法にはいろいろあるんだよ、ってのを勉強します。
   例えば先生が言葉を発しない教授法とか、
   クラシックを聞きながら勉強するリラックス重視の教授法とかね。
   課題が多かったのもこの授業。

・中上級指導法
  ・・・実際にクラスの生徒相手の授業をした教授系のクラス。
   これは中上級レベルの学生を想定したものだけど
   単語を説明する単語が難しいとダメ出しされます。


  ☆「じゃ」の種類の答え・・・2

  2は「だら」に言い替えられる。前が動詞であり、
  そのテ形「休んで」に「は」が付いて「休んでは」になり
  その「では」が「じゃ」になったもの。

  簡単に言うと、言い替えをしてみると
  一つしか当てはまらないものがあるんです。
  この場合は「じゃ」を「だら」に変えてみると
  2しか当てはまらないんですよね。
  あとは「じゃ」の前の文字が名詞か動詞か、
  というのも気付いた人はすごい!
  「高い」も「ん」が付くと名詞の使い方になっちゃう訳です。

  偉そうですけど、私は間違えました・・・。

               ゆき2
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2005-01-26

『翼を広げて』 SIDE-A

テーマ:連載小説
その6
(前回までの話は、こちら

いつの間にか眠っていた。
夢すら見なかった。いや、見たのかもしれない。でもすっかり忘れている。
もうすぐロスに着くらしい。
聞き取れないくらい早口の英語で機内アナウンスが流れる。
「天候は晴れで、気温摂氏20度だって」隣で稲田が呟いた。
「お前、聞き取れたの?今の早口の英語」僕はびっくりした表情で稲田を覗き込んだ。
「あぁ」稲田は事も無げに言う。
「すげーな」
「そうかな?これでも一応英語だけは四年間ずっとAだったんだけど」
「……」
返す言葉が見つからなかった。いつもギリギリで単位取ってた俺にとってはこの早口の英語は辛い。
「とりあえず、稲田といれば安心ってことか」
「俺だってそんなに実践があるわけじゃないからな。期待しないでくれよ」
30分後、飛行機は無事ロサンゼルス国際空港に着陸した。

見渡すと外国人ばかりだ。しかもみんな英語を話している。当たり前だけど。
そんな当たり前のことがすごく新鮮に見える。目に映るものすべてが刺激的なのだ。
でも、ちょっと怖い。見知らぬ国の見知らぬ場所で、思ってもいなかった生活が始まろうとしている。
期待も大きい。でもそれ以上に今は不安で押しつぶされそうだ。
「あんまりおどおどした態度取るなよ。ナメられるからさ」稲田が俺に忠告した。
「だってみんなでっかい外国人ばっかりだし、英語でみんな話してるんだぜ」
「何言ってんだ、お前。当たり前じゃないかよ。ここはアメリカなんだからさ。大丈夫?ビビッてない?」
「あ、あぁ……多分、大丈夫」俺の目はさっきから泳ぎっぱなし。視点が定まらない。
「大丈夫だって。何とかなるよ。みんな同じ人間なんだからさ。別に宇宙人じゃないんだから」
稲田は俺を勇気付けるものの、俺にとってはみんな宇宙人に見える。
「とにかく、お前についていくよ。ところでどこ泊まるの?」
「まだ決めてない。これから探すんだ」
「決めてないって?どういうこと?」
「決めてないんだって、だから。バックパッカーが多く集まるベニスビーチにとりあえず行ってみようぜ」
俺は不安で仕方なかった。旅の最初からこんな出だしで大丈夫なんだろうか?捕まったりしないだろうか?
まさか殺されるなんてことないよな?いやまてよ、よく映画で見るぞ。こうやっているうちに無理やり拳銃を突きつけられて……
「何してるんだよ、いくぞ」
いろいろと頭の中で妄想していると、稲田が現実に引き戻した。
「なんとかなるって。大丈夫」
いったい稲田のこの自信はどこからくるんだろうか?不思議でたまらない。

稲田はすたすたと空港を出た。市内を走るバスで移動するという。
「あのさ、タクシーに乗った方が早いんじゃない?」
「タクシー?金かかってしょうがないよ。限られた金しかないんだからさ、バスでいいんだよ。それにバスの方が景色ゆっくり見られるし、現地の生活がわかるから」
俺の提案はあっさり却下された。
「でもバスってどのバス乗るんだ?」
「ちょっと聞いてくるから、ここで待っててくれ」
稲田はそう言って姿を消すと、十分後、背中にバックパックを背負った2人の男を引き連れて戻ってきた。
「いいところ教えてもらったよ。この人もそこに今から行くんだって。ベニスビーチにある宿らしいんだけど、これから俺たちも行くからどうだって誘われたんだ。そうそう、彼らの名前はジャックとトニー。ヒゲの方がジャック」
ジャックとトニーは俺に向かって手を差し伸べた。
「Nice to meet you. How are you?」
握手。友好のしるし。
「ハ、ハ、ハーイ!OK、アイム・OK」
「Good!」
屈託のない満面の笑顔。イノセンスな雰囲気。
「でも大丈夫なのかよ。こんなヤツらに着いて行って」
でもやっぱり不安が先立つ。
「大丈夫だって。むしろ幸先いい出足じゃないか。こうやっていきなり旅仲間が増えたんだし」
急な展開に俺はかなり焦っていた。今までの人生でこんなにドキドキしてるのは初めてだ。大丈夫なんだろうか?
「It costs only 75cents to the hostel.」
「Oh,really?」
「Yeah.」
「75セントしかかからないってよ。あとは彼らについていけば大丈夫。ついてるなぁ」
稲田は俺とは違ってかなり上機嫌だ。俺は一人、孤独を感じ始めていた。稲田との精神的距離感もあった。もちろん見知らぬ国でも不安は言うまでもない。
バスに乗り込んだ。荷物を足元に下ろす。まさに肩の荷が下りてホッとした。
「まぁ、なるようになるか」
独り言のように俺が呟いた。
「そういうこと」
稲田はどこにも不安なんかないような笑顔で応えてくれた。

こうして旅の1日目が始まった。

その7に続く…。
(written by yass

***********************************************
この連載は真奈美側に視点を変えたSIDE-Bもあります。
SIDE-Bはこちら
***********************************************
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2005-01-25

『カンボジア通信』 その1

テーマ:特派員レポート
えみ姉です。カンボジアに来ています。

3ヶ月ほど、カンボジア&周辺の国にいる予定ですが、最初の10日間ほどは、どん底会のまなみちゃんと、ディジュ・KNOBさん の彼女のまえこと一緒です。

おとといは、3人で孤児院を一日訪問しました。どん底会のみんな から預かった文房具や折り紙を持っていったら、子供たちはとてもとても喜んでくれて、皆で一日中お絵かきをしたり、折り紙を折ったりして遊びました。

ヒットは、まえこが持っていたチェキ。すぐ見れるので大撮影大会が始まりました。すぐフィルムがつきたので、今度は折り紙でカメラをみんなで作って、ワイワイカメラマン大会が始まりました。

プノンペンの市内のはずれにあるこの孤児院には、現在28人(0~12歳)の子供たちが生活をしています。ここは日本のNGO団体が運営をしています。

0歳から受け入れている孤児院があまりないらしく、話があると、遠くの農村まで必ず直接出向いて行って、子供を見てから決めるそうです。中には、お金目当てで話を持ってくる人や、男の子ばかり渡したがるそうで、実際会いに行ってみないと、わからないからだと話していました。

28人の中でHIVに感染している子が4人います。その子たちも、ここでは皆と同じ様に生活し、実際私たちも、一緒に遊んでいると、どの子がそうなのかわからなくなってしまうくらい、元気な子たちでした。

園長先生の前田さんは、そのうちの1人の子(3歳)を指差し、「この子が来た時は、骨と皮だけで起き上がることも出来ず、本当に大丈夫かなぁと思っていたのよ。」と話してくれました。歩いた時は、奇跡が起きたかのように驚いて喜んだらしく、今はふっくらとしているその子を見て、うれしそうに目を細めていました。

よちよち歩きの子が近づいてきました。あーかわいいねぇ、1歳半くらいかな?と思っていたら、前田さんが、「この子ね、こう見えて4歳なのよ。」

ほんとにほんとにびっくりしました。

孤児の子たちは、園の補助で学校に通えています。でも園に入ってくる前は学校に行ったことの無い子ばかりで、11歳でも、小学1年生として通うそうです。

10cm位顔に大きな傷のある子がいました。

その子は、目の前でお父さんがお母さんを殺すのを見た上、その後、お父さんがその子を切りつけたそうです。すごい笑顔で人懐こいこの子も、時には発作が起きて急に暴れだすことがあるそうです。

子供たちは1人1人心に何かを抱えてるんだと思いました。でも、みんなほんとに笑顔で、色んなことに目を輝かせて、訪問した私たちが逆に元気をもらって帰ってきた気がします。

前田さんから後日頂いたメールの中の一部分に、
「やさしいふれあいの中で、彼らの中にある孤児となった深い傷や、悲しみや苦しみが癒されて、自分はなくてはならない存在、価値のある存在、愛されている存在であることに、気づいてゆくと思っています。」
とありました。私自身をも見つめなおすいい訪問になったと思います。

さて、私たちいよいよ明日からアンコールワットに潜入です♪

エミ姉 @シェムリアップのネットカフェにて
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2005-01-24

バファリン通信4(cuatro)

テーマ:

~パンツ~




日本には、お正月を迎えるにあたって、
門松やしめ縄を飾ったり、年越し蕎麦を食べたり、
いろいろシキタリがありますが、ボリビアにもあります。

そのひとつが、大晦日に派手なパンツをはいて
新年を迎えること。
なので、年末には、街じゅうに臨時のパンツ屋さんが!!

ちなみに、赤いパンツは愛を、
黄色いパンツはお金を運んでくれるそうです。

月曜担当:175
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2005-01-24

バファリン通信3(tres)

テーマ:

~和食レストラン『ふるさと』~




ぼくは、外国に旅行したとき、たいてい
現地のローカル・フードを食べますが、
和食レストランに行くのも大好きです。

特に、外国人の友達を連れてって、
彼らが、ウナギの小骨を全部取ろうとしてる様子や、
蕎麦やうどんをズルズル音を立てて食べてる
周りの日本人を気持ち悪そうにうかがっている様子を
見てるのは、とても楽しいです。

今回、ボリビアでも行ってきました。
食べたのは、チチカカ湖で捕れたニジマスのお寿司
これがサーモンみたいでとてもおいしい!

ラ・パスに行った際は是非立ち寄ってみてください。

住所:Av. Bollivian #927
TEL:2-792417

月曜担当:175
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