…これが出る前に「空飛ぶタイヤ」が発売されていた訳ですが。


週刊ダイヤモンド 2016年 1/30 号 [雑誌] (三菱最強伝説)/ダイヤモンド社
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空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)/池井戸 潤
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綱島で母子が脱落したタイヤの直撃された、実際の三菱の事故を下敷きに書かれたフィクションですけれども。

なんか、予言の書だったんだなぁって感じですね…。

この時期に発覚っていうのが、共時性の法則? なんてね。

いやな共時性です。
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上流階級 ~富久丸(ふくまる)百貨店外商部~

ドラマ化もされた作品を書いている方の作品です。


デビューがライトノベルだけあって、さくっと読みやすい文章。冒頭で庶民からは遠く離れた『お金持ち』な方々を訪問するシーンから始まります。

こんなお買い物の仕方、してみたい~。

そんな風に思いますが、主人公はあくまでサラリーマン。普通のOL。
普通といっても企画を立ち上げ、成功させ、とちゃんとお仕事で成果を上げてきた人。ところがそれは食品系で、さて、これからどうなる…?

主人公は30代。大人の女です。

そして大人の女の苦労や苦悩(恋愛・結婚・姑 e.t.c.)を味わっていますが、これを軽妙に書いてくれているから、重くなりすぎず、さぁ、次はどう動いてくれるんだろう?!
とわくわくどきどきします。

女30代。

現実もわかってる、でも夢や憧れの気持ち、少女のような柔らかな部分も、実は残ってる。

そんな女が等身大に、あ、ここにいる、と思える主人公です。
そして現実じゃありえない、ちょっと甘酸っぱくってふわふわした幸せと、
不思議な友情も味わえた本です。


頭でっかちになっちゃってる人、

今に疲れちゃってる人、


軽くリセットしてもらうにはうってつけ。




上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部/光文社

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言葉でたたかう技術/加藤 恭子

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戦後、日本人学僕として渡米し、日本や欧米を行き来してこられた、上智大でフランス文学の教鞭を取れれていた方の著作。

体験を基に書かれているので、大変に分かりやすいです。

単なる技術論の話ではなく、その底にある文化・思想の違いから『体験を通して』語っていらっしゃる。


皮肉な言い方をすれば、
『欧米文化というのは大ローマ帝国を根底に敷いた共通のロジックの下に構築されている』異なるも似た関係。
片や、宗主国を持たず、連綿と続いてきた日本は、吸収したい・吸収できるものだけ容れて独自にやってきた、オリジン。

ラテン語が出来なければ被支配国の中での支配階級にもなれない中で、ローマ流を身につけない訳がない。
近い所で、イギリスなどの植民地となった国々もそう。

日本人は、日本語で応対することを恥じる必要はない。

国内で日本語だけで過ごせる尊厳が守られてきたことは恵まれていただけにしろ、それによって守られ育まれてきた美質があるのだから。


ハイコンテクストな国、日本。
ローコンテクストな国、欧米。

なるほど、だから欧米はバベルの塔か…。

日本は、確かに大和民族に併合・併呑されてきた民族はあるけれども、郷土色はあっても文化的に纏まってるもんなぁ。
識字率100%でしょ?


フランス文学の論文を書くのに
”アリストテレスの『レトリケ』”を読む所から始まるのだから、
徹頭徹尾、日本とは”異文化”。


日本は日本をもっと誇り、それを伝える為の技術を身につける為に他の国の文化を知らなければならない。

そう思えた本でした。



もっと、他の著作も読んでみたいな。


…本屋を徘徊しなければ手に取らなかった一冊でした。
ネット書店隆盛の今、
書店は

『 select shop 』

です。


書店書店で平積みする本の種類が違う、色合いが、手応えが違う、
なんて素敵なんでしょう…。
手にとってさえ見れば、様々に自分の引き出しを開けてくれる本たち。

ネット書店じゃない、素敵な出会いの場です…。
棚構成をしている書店員さんにファンレター出したいかも。


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愛書家…

ほぼ日に荒俣さんが愛書家としての発言を…

http://www.1101.com/aramata_hiroshi/2011-02-08.html


嗚呼!

わかります、分かります!
怖くて手が出せませんが、装丁・挿画、フォント、そんなものに惹かれて本を手に取りたくなる気持ち!!

フォントのひげ具合が作品の雰囲気盛り上げたり、

行間が空気感を作りだしたり、

普通の本でもありますもの。

凝ったらきりがない。
きりがないからこそ突き詰めたくなる。
作品によって世界観が違うから、この一冊、なんて決め打ちできない。

岩波はやっぱり薄紙が透ける表紙でないといや、雰囲気でないっ

とか思うぐらい可愛いもんだと思います。

(カバー外してトレーシングペーパーかけ直す派)


黒いクラフト紙に黒箔押しで小冊子作りたいとか、
目を引くためではなく中を表現したくて色々考えた時期があったなぁ。

オーブリー・ビアズリーの挿絵がないとワイルド(サロメ)も寂しく感じるなぁ、とか。

装丁は、発行された時点で本と一体となる。
中身ではなくものとしての価値が発生する。

愛書家とは言えないけれど、魅せられてしまう気持ちは、よ~くわかる。

黒い家

生命保険会社職員の目から見た、シリアルキラーホラー。

って言っていいんでしょうか?


昔に比べて、ジャンルの境界はどんどん曖昧になってきている気がします。
インセプションもそうだったし。

この本は、サスペンスというよりは、ホラーといった方が感覚的にしっくりくる感じです。

かなり前…10年以上前に、ディアゴスティーニがら
『週刊マーダーケースブック』
という本が出ていました。

彼らは、犯罪者、というより、異常者、といった方がしっくりくる。

ある程度までは、
「いくらなんでも、そこまで」
という言葉がついても、腹立たしい気持ちは、
恨みたくなる気持ちは、
分かる(けれども)
という範囲に留まって、
これは私にとって『犯罪者』の範囲。

いくらなんでも、そこまで。
想像を絶する執拗さや倫理観の欠如、
帰属意識や共感力の不在、
自制(自省)をもたない行動。

ここまで来ると『異常者』。

ぱっくりと口を空けた黒い穴から、おぞましく生臭い臭気が吹き付けるような、
汚塊がねっとりと絡み付いて鼻や口を塞いでいくような、
不快な感触。

そんなものを感じるんですが… この小説、同じ不快感が襲ってきます。
凄い表現力。

人が、なんでそんな存在になってしまうんだろう?

不快と言いつつ読んでしまったのは、そんな疑問から。
そんな疑問への回答のひとつとして。

自分の中にもこんな化け物がいるのかもしれない…そんな恐怖は、
ホラーといった方がいいですよね?

黒い家

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交通網上、現在横浜に行く便が悪いため、長らく言っていなかった横浜の栄松堂。

お気に入りの本屋さんのひとつでした。


なんにでも相性ってあると思うのです。


本屋だと、取り扱いの傾向とか、棚構成。

平積みでない本でも、ん?と思って手に取る、
中を見てみて面白い、
そんな巡り会わせを多くくれる本屋は、相性のいい本屋。
(財布には優しくないけど。)

あそこで本を買って、同じ建物の中でハイティー出してくれる喫茶店に行って、小説を読む。

これって、すごくいいリフレッシュでした。

そして、うちに帰って背表紙にタイトルを書き込む。

昔ながらのデザインのブックカバーは、とても私好みで、続き物は出るたび、
他の本屋で見かけても必ず、
ここに来て買っていました。

有隣堂の、色が選べるブックカバーもよいですが、
栄松堂でぴしっと書棚が揃っていると、奇妙な満足感を覚えたものです。(笑)

繰り返して読む本ほど、あのカバーをかけたくなるんです。
カバーだけ売ってくれたらかけ替えたい本も何冊か。

革装丁や布装丁、函入り、に準じた意味合いがあるのかもしれないです、気持ちの中で。

他に知っている栄松堂は、蒲田店と東京駅店ぐらい。
脚を伸ばさないと買えないけれど、そのぐらいはやろうかな…。
宇宙堂がなくなったときもショックだったけど。
同じぐらい、ショック。
深部筋肉がほぐれない、

深部筋肉がほぐれないから関節に負担がかかってる、

といわれ続けて1年。


整骨院替えていい感じになってきましたが、
最近になって深層筋にアプローチする本が増えている!


下半身やせ深筋ダイエット

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試しにタオルでコブを作り、やってみました。

徐々に強く押し当て、放す。


…勿論、先生にやってもらうのの比ではないですが、
ほぐれます。
ツボ押しなんかよりよほど。クラッカー

もっと早くに知りたかったよ~!

これだったら身体背面でも届きづらいとこでもできる!


効く先生に出会えたし、今年はメンテナンス成功YEAR決定。

あ、そういえば誕生日だ、今日。

冥土の旅の一里塚、嬉しくもあり悲しくもあり。
深層筋がほぐれない、とずっと言い続けられてきた私の身体。


幸い、今はアプローチしてくれる先生に出会えたので、快方に向かっていますが、
仮にも柔整の先生に1年以上診てもらってほぐれない深層筋ってどう?
(途中から治療放棄されていたように思えますが)
疲労の溜まりすぎ?
ということで、なにか深層筋にアプローチする方法、ないかな~~~~。と。探していました。
(今の先生なら任せたままでもほぐしてくれそうだけれども、いい加減1年半のロスは大き過ぎます…)

事前知識としては、
・筋繊維に沿って縦方向のマッサージは、疲労物質を流すことはできても柔軟性や機能回復には効果が薄い。
・低周波・中周波では届きづらい
(個人向け電気医療器は効果なし)
ぐらいのもので。

けれど、深層筋のトレーニングやストレッチの本も出てるんですね!

注文してみました。

届くのが楽しみです。

能に学ぶ深層筋トレーニング (BBM DVDブック)/安田 登

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ふと気付くと、本棚に妖怪ものの話が増えていました。
妖怪ものって人情ものの確率高いんですよね。

人情に飢えている?

それはともかく。

私、この妖怪アパートに住みたいです。

地下には洞窟温泉。

手だけの幽霊さんは、小料理屋さんをやりたくって出せなかった、料理上手。
美味しいという賞賛の声で張り切ってくれちゃう、素敵な人。

季節を無視して花が狂い咲き、
一風変わった人間が多いけど、ひとつのコミュニティとして緩い関わりがあって。

お味噌汁の香りで目が覚めて、
しんじょなんかが出てくる食卓。

中学生の時に両親と死別することになった主人公には、
家庭の匂いを思い出させてくれる場所に違いない。

高校生の成長物語になるのかな?

リラックスできるんですよ、とっても。


妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)/香月 日輪

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乙嫁物語

森薫さんの乙嫁物語。

待望の2巻、出ました。

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)/森 薫

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細かいディテールに凝る人なんです。

表紙の写真を見れば分かると思いますが、登場人物はみな、素敵な民族衣装を身につけています。

それを、描き込んでいます。

目に楽しい♪

媚びたり阿たりすることのない、
でも一途で可愛くって伸び伸び生き生きした乙嫁さん(若いお嫁さん、という意味だそうで)
のお話です。