青山繁晴が閉会中審査で大恥! 質問は悉く前川氏に論破され、出会い系通い問題はデマがばれて質問できず

加計学園問題をめぐる昨日の閉会中審査。本サイトでも報じた通り、自民党や政府は数々の物的証拠が出ている「総理のご意向」をひた隠しにすべく、参考人招致された前川喜平・前文部科学事務次官に対する個人攻撃を連発。しかも、それを前川氏に徹底して切り返されるという醜態を満天下にさらけ出した。

 なかでも、とりわけ酷かったのが、自民党参議院議員・青山繁晴氏だろう。青山センセイといえば、独立総合研究所なる民間シンクタンクを率い、「安全保障の専門家」を自称する極右論客。ネット右翼たちから「真の国士」と持ち上げられ、安倍首相のおぼえもめでたく、昨年の参院選で自民から電撃出馬し当選したのだが、当選後はなんの存在感も示せないどころか、醜態を連発している。

 

 たとえば、森友問題をめぐる籠池泰典・前理事長の証人喚問の際には、以前、森友学園の“広告塔”をしていたことをいわれたくなかったのか、籠池氏の視線に入らないように顔を伏せたり、陰に隠れたりと、必死で逃げ回る姿が話題になった。

 

 そんな青山氏が午後の参院で質疑に立ったわけだが、予想以上のトンデモ質問を連発。しかも、これまた見事なまでに、前川氏から論破されたのであった。

 

 ハイライトはいきなりやってきた。冒頭、鳥インフルエンザや狂牛病を持ち出し、その対策で獣医学部新設が必要と主張する青山氏。「農水省に問い合わせてみますと、産業動物獣医師については、十分に確保できていない地域があることから、獣医学生に対して地元に就職することを条件に学資を貸与している。このような地域は産業動物獣医師の確保が困難であるという回答でした。愛媛県には9件、東京には0件です」などと長々と述べたあと、ドヤ顔でこんな質問を繰り出した。

 

「前川参考人にお尋ねします。あなた様におかれては、『日本に獣医師の不足はないから、愛媛県今治市に加計学園が新たに獣医学部をつくることは行政を歪めることである』という趣旨で発言されていると思いますが、この今申し上げた実態はご存知なんでしょうか」

 

 そもそも前川次官はこんなセリフは言っておらず、まさに発言捏造だが、答弁に立った前川氏はまったく動じない。冷静に「違います」と言った後、こう鮮やかに切り返したのである。

 

規制緩和をすべきかどうかという問題と、その規制緩和の結果として加計学園に獣医学部の新設を認めるかどうかという問題は、これは次元が違うことでございます。

 私が『歪められた』というふうに思っております部分というのは、規制緩和の結果として、加計学園だけに獣医学部の新設が認められるにいたったプロセスであります。

 その部分が問題であるし、不公平な部分があるんではないか、または不透明な部分があるんではないか、そこの解明が必要だというふうに考えているところでございます」

 

質問するたびに前川前次官からカウンターを食らう青山繁晴

 

 前川氏が言うように、いま加計学園の獣医学部新設がこれだけ大問題になっているのは、「総理のご意向」文書が示すように、「岩盤規制に穴を開ける」と称した安倍首相の周辺が“お友達”に便宜をはかっていたのではないか、という疑惑が次々あがっているからだ。そこが加計問題の本質であり、“規制緩和全体の是非”はまったく争点ではない。

 いきなり“ダメだし”を食らった青山センセイはなんと、「正直、いま前川参考人がおっしゃったことについては僕の予想したとおりです」と言っただけで、なんの反論もできなかったのである。

 その後も青山氏は恥を晒し続けた。たとえば、“国家戦略特区ワーキンググループの議事録を読んだが、プロセスは問題なかった”として、その経緯を「現職のときに詳細にご存知だったでしょうか」と攻撃を仕掛けたら、「文部科学省として、ワーキンググループで(新設の4条件を)満たしていないと主張していることは(議事録を)お読みになればわかります」と、青山氏のほうが議事録をちゃんと読んでいないことを暴露される始末。

 とくにお笑いだったのが、終盤に青山センセイが文科省の天下り問題を持ち出し、こうがなり立てたシーンだろう。

「(獣医師)会としては既存の学校だけを守る姿勢と、(文科省の)天下り問題は密接につながっているんではありませんか!? 既得権益を政官財民、とにかくありとあらゆるところが一体で守ろうとする日本の闇に繋がっているんじゃないでしょうか?」

 ちょっと青山センセイの妄想が激しすぎて意味がわからないが、対する前川氏はここでも冷静だった。

「この国家戦略特区における今治市における獣医学部設置の問題、この問題をめぐる議論とですね、いわゆる天下り、再就職規制違反に関わる問題と、これは結びつけて議論するのはやはりおかしいと思います」

 まさに正論だが、自民党議員席からヤジが飛び始める。しかし、前川氏はここで、木曽功氏のことを持ち出した。木曽氏は内閣官房参与の肩書きを持ちながら、加計学園の理事や同学園が運営する千葉科学大学学長を務め、前川氏に“今治市の獣医学部新設を早く進めてほしい”と働きかけてきた元官僚だ。

「仮に結びつけるのであればですね、具体的な事例は木曽理事の問題です。木曽理事はたしかに私の先輩で、内閣官房参与の身分をもったまま加計学園の理事になっておられまして、そのふたつの肩書きをもった状態で私のもとにおいでになり、加計学園の獣医学部新設に向けて働きかけをされたと。こういうOBによる現役に対する働きかけこそ、いわゆる天下り問題の、弊害のひとつの端的な例だと思っておりますが、私は木曽理事の働きかけをもって何らかの政策判断に影響させるというようなことはいたしませんでした」

 

青山繁晴がDHCシアターで“出会い系は暴力団経営”のデマ拡散

 

 前川氏がこう言うと、自民党からのヤジはぴたりと止まってしまったのだった。そして、盛大なカウンターを食らった青山センセイは、震え気味の声で「いや、僕は(天下り問題と)結びつけなければいけないと思っています」と返すのが精一杯だった。

 とにかく、青山氏は午前中の自民党・平井卓也衆院議員の質疑と同様、いや、それ異常にトンチンカンな話のスリカエによって、前川氏をめぐる印象操作を狙ったが大失敗。全国中継で“生き恥”を晒してしまったである。

 さらにもうひとつ、失笑したのが、青山センセイが昨日の閉会中審査で“出会い系バー”通いのことをやっぱり一言も質問できなかったことだ。

 周知の通り、5月、読売新聞の報道以降、世間の報道への嫌悪感とはまったく逆に、嬉々としてこの印象操作を煽っていたのが青山センセイだった。たとえば、DHCシアターが手がけるネトウヨ番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(5月29日放送)で青山氏は、得意げにこんな話を吹聴していた。

「こういう出会い系バーっていうのは、国会議員としてはもちろん言いすぎのことを言いますと、暴力団が必ず絡んでます。しかも、今まで警察の調べで、特定の暴力団が売春行為によって資金源にしている容疑を深めた」
「たとえば安倍さん、総理の側が、陥れるためにこの話を作ったかでっち上げたか流してるって言う人がいますが、違います。何で官邸がそんなことすることがあるんですか。これ警察の捜査で浮かび上がってきたんですよ」

 つまり、青山センセイは、前川氏が通っていた出会い系バーは「暴力団が必ず絡んでいる」「特定の暴力団が売春行為によって資金源にしている」「警察もそのことをつかんでいる」と断言していたわけである。

 ところが、この出会い系バーについては、読売新聞をはじめ、テレビ局、「週刊新潮」などの週刊誌記者たちが一斉に取材に走り、徹底して調べあげたのだが、結局、前川氏の売春行為はもちろん、その店を暴力団が経営しているなどといった話は一切でてこなかった。言い換えれば“安倍応援団”を含めたあらゆるメディアが店や関係者を洗ったにもかかわらず、青山氏の言う“前川氏・出会い系バー・暴力団”という線はことごとく空振りだったわけだ。

デマがバレるのを恐れて出会い系の質問を一切しなかった青山繁晴

 

 さらに言えば、暴力団やアンダーグラウンド事情に詳しい『実話ナックルズ』元編集長・久田将義氏もこのように解説している。

〈青山繁晴参議院議員が「出会い系バーは暴力団が経営している」(大意)発言をしました。つまり前川元事務次官は暴力団に資金提供しているということを言いたいらしいです。
 かなりいい加減な発言です。今どき暴力団直営の店ってあります? 昭和の歌舞伎町じゃないんだから。ボッタくりの店では、たまに『暴力団構成員がいるのかな』というケースが見受けられますがこのご時世、暴力団もそんな迂闊なことはしないでしょう」(ウェブメディア「東京ブレイキングニュース」6月7日付)

 実際、久田氏はプロインタビュアーの吉田豪氏と女性スタッフの3人で前川氏が通ったとみられる出会い系バーに客として“潜入取材”しているのだが、ニコニコ生放送『久田将義×吉田豪のタブーなワイドショー』6月10日放送のなかでも、女性客として潜入したスタッフが「それ(男性客からのいやらしい話)がまったくなかったんで、私も(この店では)売春ないなと思ったんですよ」などと実感を語っていた。

 いずれにせよ、前川バッシングの急先鋒で、暴力団の関与まで断言していた青山氏が、昨日の閉会中審査で出会い系バーの話を封印したのは、さすがに「これはヤバいこと吹いたかも……」とバツが悪くなったからだろう。

 実は、閉会中審査前日の9日、青山センセイは自身のブログで〈前川さんらが、暴力団の関与する出会い系バーに通っていたことの絡みは、質問しません〉と宣言。こんなわけのわからないことまで言い始めていた。

〈今回の質問については、本道を見失ったとしか思えないこの頃の野党と、その野党と不埒なことに事実上、一体になったマスメディアによってさまざまな歪曲がなされるでしょう。
 ぼくごときをご苦労にも陥れたい勢力、外国の工作機関を含む勢力もどっと動くでしょう。
 それはすべて覚悟の上です。〉(公式サイト「青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road」より)

 それこそ青山氏ごときを相手にする「外国の工作機関」っていったいどこの国なのか、聞いてみたくなるが、青山氏はこういう荒唐無稽なネトウヨ陰謀論まで必死でわめくしかないくらい、前川前次官との対決に怯えていたということらしい。

 

シンパのネトウヨからも見限られた? 青山繁晴が体現する自民の堕落

 

 しかも、青山氏は本番当日の昨日朝も、午前8時からの『虎ノ門ニュース』に生出演。番組では、なぜ出会い系バー報道について質問しないのかについて、自身のブログに「けしからん」「裏切りだ」との書き込み意見があったと明かしたうえで、カメラを指差し、こう逆ギレしてみせた。

「誰が裏切ってるんですか!? 裏切ってんだったらこういう質問受けませんから、委員じゃないんで、全然」
「こういうね、相手を利する、敵味方って言っちゃいけないけど、今回はっきり言って対決ですから、はい。その対決のときにわざわざそう(出会い系バーを質問)するっていうのは、もし僕がそれをやるとしたら、それこそ裏切りなんですよ、実は」
「ひょっとして向こうが『青山さん、私を誹謗していますね』と言ってきても応じません」

 このテンパリっぷりを見ると、青山センセイのこれまでの出会い系バーに関する発言がいかに根拠不明でやばいものであったかがよくわかるだろう。実はこのネトウヨ議員はこれまでも、さんざんデマや根拠不明なヨタ情報を垂れ流し、それがばれそうになったら、意味不明な陰謀論や逆ギレでごまかすということを繰り返してきた。閉会中審査では、そのやり口がもろに出たということらしい。

 もはや救いようがないが、言い換えれば、これが自民党や安倍応援団のレベルだということだ。青山氏には是非、今後とも安倍自民党のトンデモっぷりを体現し、国民に周知する役割を演じていただきたいものである。

 

 

https://lite-ra.com/2017/07/post-3306.html

 

 

閉会中審査でネトウヨ自民党議員たちが前川前次官に卑劣な質問浴びせるも次々返り討ちに! 逆に詭弁と嘘を暴かれる醜態

「はじめから加計学園に決まるようにプロセスが進んだように見える。非常に不合理な意思決定だった」
「背景に首相官邸の動きがあったと思う。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」

 本日行われた閉会中審査に参考人として出席し、あらためて、官邸主導で国家戦略特区の獣医学部新設が「加計学園ありき」で進められたのかを告発した前川喜平前文部科学事務次官。前川氏は和泉洋人首相補佐官より「総理は自分の口からは言えないから私が代わりに言う」として、獣医学部新設の迅速な対応を求められてきた事実を証言し、「(規制の)穴の開け方に不透明さがある」と言及した。

 紙資料など一切持たず、まっすぐ前を向いて淡々と、しかし理路整然と答弁席に立った前川氏。その一方、またも露わとなったのが、安倍政権の醜い答弁や個人攻撃の数々だ。

 そもそも、肝心要の安倍首相は災害対応のために外遊日程を切り上げ帰国を決定したものの、なんと閉会中審査が終わった明日11日に帰国するという姑息な手段に出たが、それだけではなく与党は、きょうの閉会中審査における和泉首相補佐官と木曽功前内閣官房参与の参考人招致を拒否。また、加計孝太郎理事長と安倍首相が仲良くグラスを傾ける様子を昭恵夫人がFacebookに投稿した例の「男たちの悪巧み」写真や、野党が入手した資料などの配付資料に与党の委員会理事が出すなと拒否し、審議の開始時間がずれ込む事態に。

 さらに、いざ審議がはじまっても、山本幸三地方創生相は数分間にわたって官僚がつくったであろう手元の紙を読み上げ、野党の質問時間を削ったかと思えば、「なぜ獣医学部の需給が明らかではないのに押し切ったのか」という質問に、「需給の数とか量をはっきり示すのは無理」などと言い出す始末。つまり、内閣府のトップが「石破4条件なんか関係あるか」と投げ出してしまったのだ。

 これだけでも唖然とさせられたが、もっと酷かったのは、質問を行った自民党議員たちだ。

 まず、衆院で質問に立った平井卓也議員は、「文書を流出させたのは前川さんか?」と尋ね、前川氏は回答を差し控えた。すると平井議員は「自分ではないと答えられないのか」などと責め立てた。

 平井議員といえば、ネトウヨの巣窟とされるネットサポーターズクラブ、通称「ネトサポ」の代表で、2013年に行われたニコニコ生放送の党首討論会では福島瑞穂議員の発言中に「黙れ、ばばあ!」と書き込んだことが発覚したこともある人物。そんなネトウヨ脳では前川氏が守ろうとする公益通報者の保護の意味などわかるはずもないのだろうが、そのあとも平井議員は前川氏を個人攻撃。

 たとえば、獣医学部の定員抑制の告示が53年間も変えられなかった点を、前川氏は「告示を見直すことは政策論としては妥当だが、18歳人口、ペットや産業動物が減少するなかでは議論が必要」とごく当たり前の見解を示し、加計学園ありきの決定プロセスの不透明さを問題だとしたが、平井議員はその弁を「話のすり替えだ」と攻撃。さらには、定員抑制は「天下りと関係しているのでは?」と質問したのだ。

 

一体、どっちが話をすり替えているんだかと言いたくなるが、極めつきは、平井議員が言い放った、こんな言葉だ。

「前川さんはつねに立派な答弁されていますが、どう考えても自分が都合が悪くなるとノーコメントの部分もありますし、よっぽど自分を大切にされるんだなというふうにも思います」

 どの答弁や質問を聞いても「自分を大切にしている」のは安倍政権側にしか思えないが、同じようにゲスさ全開で質問を行ったのは、自民党の青山繁晴議員だ。

 青山議員についてはツッコミどころが満載すぎるため、追って別稿をお届けする予定だが、やはり青山議員も「既存の学校を守ろうとする姿勢と天下り問題は密接に繋がっている。日本の闇だ」などと言い出した。だが、この質問に対して前川氏は、「今治市における獣医学部新設と天下り問題を結びつけて議論するのはおかしい」とし、こうつづけた。

「仮に結びつけるのであればですね、具体的な事例は木曽理事の問題です。木曽理事はたしかに私の先輩で、内閣官房参与の身分をもったまま加計学園の理事になっておられまして、そのふたつの肩書きをもった状態で私のもとにおいでになり、加計学園の獣医学部新設に向けて働きかけをされたと。こういうOBによる現役に対する働きかけこそ、いわゆる天下り問題の、弊害のひとつの端的な例だと思っておりますが、私は木曽理事の働きかけをもって何らかの政策判断に影響させるというようなことはいたしませんでした」

 天下り問題をもって前川氏があたかも既得権にしがみついていた卑しい人間だと印象づけようとしたら、官邸側の卑しい実態を指摘されてしまう。──完全に青山議員は前川氏に言い負かされてしまった格好で、これぞ「論破」というものだろう。

 しかし、下卑た質問をしながら返り討ちにあったのは、青山議員だけではない。共謀罪審議では「委員長、もういいでしょう!」などと叫んで動議を促し、採決に導いた“自民党の別働隊員”たる丸山穂高・日本維新の会議員は、前川氏に出会い系バー通いについて質問。「会見で国家権力とメディアの関係性に不安を覚えると言っていたが、女性の貧困の実地調査という言い訳について、地域を回っていると『あの言い訳ないんとちゃいますか?』と言われる」などと口にした。だが、前川氏は、「実地調査というのは適切ではなかったかもしれない」としつつ、「個人的な行動がどうして全国紙で報道されるのか」「私は官邸と読売新聞の記事は連動していると主観的には感じた。そういったことが私以外にも行われて、横行しているとしたら看過できない問題」と答弁。丸山議員が蒸し返そうとした出会い系バー問題だったが、前川氏はその問題の本質にある現在の権力の恐ろしさをあらためて突きつけたのだった。

 

 前川氏のロジカルかつ一貫性のある答弁とは対照的に、卑しさが滲み出てしまった安倍官邸および応援団による発言。いや、それどころか、“味方”として参考人招致したはずの加戸守行・前愛媛県知事から、とんでもない発言まで飛び出してしまったのだ。

 既報の通り加戸前知事は、安倍首相肝いりの諮問機関・教育再生実行会議のメンバーであり、国家戦略特区会議の今治市分科会にも参加。安倍首相の息がかかった人物であり、加計学園の獣医学部新設に骨を折ってきた人物であるわけだが、きょうの答弁では自身のことを「(加計学園獣医学部新設の)応援団」「私は加計ありきではありません」と言い、こう熱弁を振るった。

「加計学園がたまたま、愛媛県会議員の今治選出の議員と加計学園の事務局長がお友だちであったから、この話が繋がれてきて飛びつきました。これはダメなんでしょうか? お友だちであればすべてダメなのか」

 加戸氏は美談調で語ったが、これはたんなる縁故主義で、こういった縁故を優先させる感覚を当然と考えることが、「“腹心の友”に便宜を図ったのでは」「安倍晋三記念小学校に特別な計らいをしたのでは」という一連の疑惑の根底にはある。これでは味方が内幕の意識を暴露したようなものではないか。

 このように、安倍政権サイドの醜態がまたも表れた閉会中審査だったわけだが、当然ながらこれで幕引きにはできない。

 現に、きょうは加計孝太郎理事長が自民党岡山県自治振興支部の代表を務め、加計学園が運営する英数学館岡山校を所在地としていた問題について、家賃を払っていなければ寄付となるため政治資金規正法の記載義務違反が疑われることを指摘。加計理事長の国会招致の声があがった。前川氏がこの問題の官邸側の中心人物とみる和泉首相補佐官の招致も当然だろう。

 そして、誰よりも審議に参加しなければならないのは、安倍首相だ。安倍首相は国会が閉会して以降も「獣医学部を全国展開する」などとちゃぶ台をひっくり返すような問題発言を行ったかと思えば、外遊を理由に審議の場から逃亡してしまったが、国家戦略特区の最高責任者であり疑惑の当事者は安倍首相なのである。

 前川氏は、参考人ではなく偽証罪に問われる証人喚問でも出席すると言っている。安倍首相も、国会でお友だちである加計理事長と一緒に徹底した追及を受けなければ、まったくフェアではないだろう。

http://lite-ra.com/2017/07/post-3305.html

 

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