日銀、FRB手法「無制限緩和」導入の是非検討 

2013.1.13 21:12
 
 

 日銀は今月21、22日に開く金融政策決定会合で、追加金融緩和を検討する。2%の物価目標を設定し、緊急経済対策をまとめた政府と協調してデフレ脱却を目指す見通しだ。物価目標の達成に向けた新たな金融緩和の手法を議論する方向で、米連邦準備制度理事会(FRB)が実施する「無制限緩和」を取り入れる是非についても検討する。

 追加緩和は、国債などの金融資産を買い入れる基金の規模を10兆円程度増やす案が軸になる。基金の規模は昨年12月にも積み増しており、現状では、今年末を期限に101兆円まで積み増す計画。

 無制限緩和は、購入した国債が来年以降に償還を迎えても、日銀の国債保有残高が減らないよう、同額分を買い直すことを明確に示す案などを検討する。償還額に相当するお金が日銀に戻り、緩和効果が薄れてしまう懸念を払拭する狙い。

 このほか、より残存期間の長い国債や株式、CP(コマーシャルペーパー)、REIT(不動産投資信託)など、リスク性資産の購入拡大の必要性も検討する見通し。

 「包括緩和」と名付けた現在の金融緩和の枠組みは、「当面1%」の物価上昇率を念頭に置いており、物価目標を「2%」に引き上げる以上は、新たな政策の枠組みが必要になるとの考えが日銀内にある。決定会合では、新政策を当初から取り入れるのか、「1%」を達成した段階で切り替えるのかについての判断も、焦点になる。


http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130113/fnc13011321140006-n1.htm


国債を中央銀行が買うと言うのは、タコが自分の足を食べるのと一緒ですね。
バーナンキは、ドルを刷り散らかしていますが、米国債も同時に買い入れています。
財政赤字も返済不能な天文学的数字となっていますし、失業率に至っては酷すぎて本当の事が言えない状態ですね。国としては、もう破綻しているのと一緒ですが、武器と軍隊をもっているのでまだ虚勢を張っていられる状態なのでしょう。
日本が、金融ユダヤ人に乗っ取られたアメリカの運命共同体にならぬように、日本銀行のやることを注視していきましょう。