勝因は井原監督の名采配❗️
アビスパ福岡 3-1 名古屋グランパス
首位アビスパがホームへ4位名古屋を迎えてのJ2屈指の好カード❗️
ウェリントンを欠くアビスパがどう戦うか?
アビスパにとっては今後を占う意味で貴重な一戦だった。
アビスパは前半、名古屋の強力攻撃陣に対応するために實藤、岩下、富安の3バックで守りを固める。
ところが田口とワシントンの名古屋ダブルボランチに中盤を支配される。
14分にシモビッチの見事なターンからあっさり先制される。
名古屋には勝てない?
そう思わせる前半の内容だった。
しかし井原監督は仕掛けをしていた。
それはポッピとジウシーニョ。
90分持たなくても良い、行けるところまで行け。
この外国人2人が暑い中、無謀とも言える運動量で名古屋ディフェンス陣へプレスを掛け続けたのだ。
後半、井原監督が動いた!
最終ラインを4バックに変え、富安をボランチに上げる。
これでアビスパは名古屋に支配された中盤を奪い返した。
そして押谷の退場。
そこからは完全にアビスパのペース。
前半からポッピとジウシーニョに走らされた名古屋ディフェンス陣の足が徐々に止まる。
そこでスピードのある石津と坂田を投入。
さらには城後まで。
アビスパはセットプレイで同点にすると勢い付き、裏へ抜け出した城後が逆転ゴール。
スタジアムのボルテージは最高潮に。
アウェイチームにとって、こうなった時のレベスタほど怖いスタジアムは無いだろう。
ロスタイムには石津のドリブルに名古屋ディフェンスは全く着いて行けず、フリーでダメ押し弾❗️
ポッピとジウシーニョが後押ししたゴールでもあった。
井原監督の采配が見事にハマり、アビスパが名古屋へ逆転勝利❗️
名古屋としては岩下の大チョンボ時に得点出来ていれば結果が違ったかも知れない。
サッカーの面白さが濃縮した一戦でした。