児玉千恵子@連絡簿

わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
児玉千恵子が書き下ろす公式ブログ

 夢見昼顔 ゆめみひるがお  【公式サイト】児玉千恵子のCS向上セミナー JAPAN STYLINGFITTERS GUILD 《児玉千恵子のボディバージョン》

   企業&地域の活性化プロデューサー・スタイリングフィッター&ビジュアリストの

     児玉千恵子が、衣・食・住・サービス関連のさまざまなCS情報をオリジナル発信!

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 市場動向や不安定な気候をふまえると、衣料関連はマークダウン・盛夏物のプロパー販売との同時進行で、「秋の新作」を、早めにご披露するのが初秋への得策だろう。
〈見えない付録…付加価値〉
 衣服やギフト市場のように、書籍店のグッドゾーンに並ぶ「婦人雑誌」も、競争が激化している。
 あまたの情報が、パソコンやスマートフォンから容易に入手できることも活字離れの一因か。
 また、各誌がこぞって「肌・髪・料理・スタイリング・ストレッチ・暮らし・旅…」関連の企画だから、新鮮味に欠けることもあろう。
 中味にさほどの違いがないなら、「付録」の魅力に惹かれて他誌へと目が移るという悪循環も起きる。
 年間購読の読者も、アマゾンなどのネットショップでの購入と併用している時代だ。
 本屋さんに出向いて、好きな本を探し・出会うときの「ときめく心」も変化してきた。…結果、付加価値(読書用サロンにテーブルセット、書籍関連の小物雑貨や文具を販売など)のあるを店舗が勢いづいている。
 こうして付加価値そのものまでが、業種・業態を超えて同質化している。
児玉千恵子とセミナー参加者 〈上等な空間と空気〉
 時代に即した対応策が問われる昨今だが、百貨店の存在感は大きい。
 小売業界での売上げシェアが、一割に届いていなくても…である。
 上等な品揃え、上等な空間と空気が漂うフロアの館内、上等で資質の高い接客・接遇がそちらにはある。
 「自店における上等とは?」
 まずは自らが、豊かな暮らしの体験・体感をしてみたい。
 若い頃、S新聞社で英訳を担当していた「KY」女史から、「ロイヤル・コペンハーゲン」のティーカップをペアで頂いた。
 それを使わずに大切に眺めていたある日、「良い物ほど、毎日使うのよッ、気持ちが豊かになれるから…」と教えられた。
 また繊維関連の組合で要職を務めていた紳士から、「一日に、美しい物を何回も見て、その数だけ感動しなさい」と諭された。
 販売職(百貨店で)だった頃は、商売熱心な先輩とお客さまから「上等とは?」を気づかされた。
 人(お客さま)の出会いが多い分、美意識の世界は広がり、時代に即した「上等」の本質も見えてこよう。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 8月号より
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     (C) DOMINANT LIMITED  上等な接客は、お買い物タイムが至福の時になる
         (スイス発の老舗ラグジュアリーブランド)


 ベランダのペチュニアを眺めながら、冷たいハーブティ(ミント・ハイビスカス・レモングラス)を飲み、瞳を閉じて、ひまわり畑を思い描く午後も、疲れ気味の心身にはサプリメントになれる。
 真夏のおもてなし上手といえば、パーティなら「花氷」の演出、商空間では「水中花」が、上等な振舞水(ふるまいみず)になろう。
 一日の終わりは、冷や奴と冷たいぬか漬けキュウリ、大根おろし、冷やおでん…にビールといった庶民のメニューでしめる。ふるさとへ帰省した時のような、懐かしい香りが漂ってくるから…。
 夏バテ防止には、うなぎや冷しゃぶ、焼き鳥でスタミナ補給を!
 それらを、いずこでも買える昨今だが、上等な空気に身を委ね、「安心・安全」な「美食」をゲットするには、デパ地下のスィーツやグルメが横綱級。…美味と一緒に夢と解放感もついてくる。
 また、百貨店の各階にある「ティーサロン」や「軽食喫茶」は、お買い物途中のオアシスだ。
 上階のレストラン街も、夏休みには格好の「食の散歩道・並木道」!
 百貨店やハイセンスなSCで買い物三昧の時を過ごすと、気分が「スカッ」とする方は多いだろう。
 各地の商業施設で改装や新規オープンが続く中、老舗の美味な店が揃っている商空間には、人波がわんさかと押し寄せている。
 新メニューの開発合戦も、毎日休むことなく繰り広げられている。
 美食で舌が肥えたユーザーは、容易にランクを落とせないから…。
 ところで冒頭に書いた「ひまわり(向日葵)」の花は、盛夏の象徴。
 その昔、太陽神「アポロン」に恋した海の精「クリティ」が、想いが叶うことなく太陽を見つめ続けているうちに、ひまわりになったという「伝説」がある。…恋する女性の化身ともいわれるその花の花言葉は、「素敵・輝き・敬愛」。
 ひまわりと言えば、「ゴッホ」の名作が浮かんでくる。
 また、かつて(1970年に日本で公開、昨今もテレビや各地のシネコンで時々放映)大ヒットした、「ソフィア・ローレン」と「マルチェロ・マストロヤンニ」主演の映画タイトルも「ひまわり」だった。
 戦争によって離ればなれになった元夫婦が、新しいパートナーと共に、別々の道を歩む選択を迫られた、せつなすぎる運命の物語だが、ラストシーンには広大なひまわり畑が登場した。
 今頃は、「ひまわり」関連の催事を展開している、店舗や売場もある。
 今からでも期間限定のMDや粗品として、ひまわりの種から採れたオイルを配合した南光(兵庫県佐用郡佐用町)の「ひまわりのせっけん」などは、いかがだろう。
 初秋への端境期である8月商戦を、「壮月」という活力に満ちた別称のごとく健闘していきたい。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 8月号より
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(C) DOMINANT LIMITED パワースポットの予備軍にもなれそうな、摩訶不思議なデザインの「千光湧水」のモニュメント(尾道市)


 地産地消(地域生産地域消費の略語…地元で作られた農林水産物を地元で消費する)という用語が登場して以来、多くの地元人にも浸透して時がたった(由来や命名者については諸説があるが、1984年に、雑誌「食の科学」にも登場)。
 地方にある某都市では、「園芸教室」で野菜作り、「学校農園」で田植体験、地元の食材を使った「試食会」、「園芸祭」での収穫体験など他が行われている。…各地の「道の駅」では、以前から販売されてきた。
 かつて流行した「ロハス」や、「スローフード」の考え方とも共通する、健康志向の流れだ。
 一方で、良い面ばかりが一人歩きして、ロハスとスローフードを掲げたビジネスを、富裕層向けの商売にしてしまったケースも多発した。
 百貨店や大型SC、量販店、中小個店などが、地場産品で採算がとれる商いをするには、店舗スタイルに見合った「付加価値」を添えたアイデアを練る必要があろう。


(C) DOMINANT LIMITED
熟年カップルも訪れる「恋人の聖地」のアーケードをくぐると絆が結ばれる(尾道・千光寺公園)

 〈恋人の聖地・パワースポット〉

 国内にも、「恋人の聖地」や「パワースポット」といった名所がある。
 もとは「恋人の聖地」プロジェクト(主催・特定非営利活動法人地域活性化支援センター・2006年4月19日にスタート)が、国内に条件つきでデートスポット指定。
 選定委員には、デザイナーの「桂由美」氏、華道家の「假屋崎省吾」氏をはじめ、経済学者・女優・歌手など著名な顔ぶれが…。
 それらの聖地は、自然に囲まれた夜景の綺麗な場所とか、記念品やモチーフが作れる土地であることが選定基準。…パワースポットといえば、
福山市も応援している、岩佐美佐(AKB48所属)さんの歌う『鞆の浦慕情』が、少しずつ広まっているが、鞆の浦には、その昔、仙人も酔ったほど美しいという「仙酔島」がある。
 著名百貨店での「人前結婚式」も話題になったが、地元の聖地やパワースポットとタイアップして盛り上げてはどうだろう?
 店内に、オーラの漂う聖地やスポットを常設してもいい。
 ただし、人生の節目の「思い出」創りに似合う、店舗としての「品格」が必須条件。…ロマンチックな「思い出」を企画できるプロデューサーの育成・誕生が優先課題。
 そこで、おすすめのワードは「想像の翼を広げる」というフレーズ。
 現在放送中のNHKの朝ドラ『花子とアン』に出てくる言葉をお借りした。
 想像の翼を広げられるパーソンなら、多様なニーズ・ウォンツ・シーズを狙い当てられよう。
 休日には、名所や恋人の聖地を見学してみよう。「映画・芝居・ミュージカル・歌舞伎」も観に出かけよう。
 商人自らがロマンに浸れると、今夏を乗りきれる閃きやパワーが湧いてこう。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 7月号より
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 「ストアーズレポート」8月号、連載第114回「商いの実学・遊学・雑学」は、
上等な振舞水で初秋へのかけ橋を!
上等な振舞水で初秋へのかけ橋を!
 夢見昼顔(ゆめみひるがお)の葉月、8月…真夏のおもてなし上手…な演出といえば?
 初秋への端境期、8月商戦を、上等な振舞水(ふるまいみず)で健闘していきたいものだが…。
 今月も、商いのヒントソース、実学・遊学・雑学を、児玉千恵子ならではの視点で書き下ろした。

◇ 8月(葉月・壮月)の回覧板
 「壮月」という活力に満ちた別称のごとくがんばりたい8月…初秋への得策とは?
 さらに、業種・業態を超えて同質化している「付加価値」を考えてみる。…その時代に即した「自店における上等とは?」…まずは自らが、豊かな暮らしの体験・体感をしてみたいところだが…。

◇ 体験型の集客策
 各地の商空間では、文化・カルチャー教室が熱を帯びている…。
 今号では、南国土佐にスポットを当て、SC「アピアさつき」(四万十市)の「アピアカート」の貸し出し事業と安芸市の{商い甲子園」を取りあげてみる。

 【プロ販売員模試】 「おしゃれのイマジネーション力 テスト」

〔ストアーズレポート2014年8月号の主な内容 〕

《特集》 店舗別/品目別 全国百貨店2013年暦年売上高ランキング
 アベノミクス効果を追い風に総額でも前年実績を上回る
《TOP INTERVIEW》 日本百貨店協会 会長 茶村 俊一
 「業態価値創造」を掲げ、百貨店の3年連続増収達成を支援
《FIELD REPORT》
 ○ ルック「TWO:C(トゥー・シー)」誕生20周年
 ○ 昭和西川「ムアツ スリープ スパ」快走
 ○ 東京ソワール「東京ソワール depuis 1969
《ストレポ FORCEUS》
 ○ インタビュー 協同組合元町SS会 永井 淳二 理事長
 ○ SC新時代を勝ち抜くための条件 6 ららぽーとTOKYO-BAY/流山おおたかの森SC
《蔦川敬亮の TOKYO STORE'S GUIDE 57》 
 上質で豊かな日常生活の実感をふだんの朝食に求めるニーズに商機
「ストアーズレポート」8月号
《川端準治の百貨店情報システム 戦略と戦術の実践 7》
 ローコストオペレーション考察 ITなくして業務改革なし
《渡辺林治の 奴雁 7》
 日本株の見方 投資判断のテクニック
《リテールe-ビジネスの未来予想図 46》 川辺
 オンラインショップを10月に刷新 ギフト需要への対応を
 強化し、ユーザビリティや業務効率も改善
《新・食品戦略を考察する 48》 船橋屋の戦略
 革新的経営を貫き、くず餅ひと筋の老舗に新風を吹き込む

《COLUMN》
☆金田祐吉〈商いは草の種 7〉 百貨店は「個店産業」である
☆三田村和彦〈平成四文字熟語62〉 「増客増単」ほか
☆キティこうぞう〈心の健康を鍛える62〉 孤独力とは
☆羽根浩之〈百聞一論〉 訪日外国人への気配り・目配り

▼月刊『ストアーズレポート』▼
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 (7/28からのつづき) 

〈モチーフでのアソート販売〉         福山はバラの似あう街になった…
(C) DOMINANT LIMITED

 例えば、「バラ」の花びらや一輪を思い浮かべて歴史をたどってみると、かのクレオパトラは、赤いバラの花びらを浮かべたお風呂を好んだ。
 次には時空を超えて、エチケット・マナーの発祥の地である「ベルサイユ宮殿」に想いを馳せてみよう。
 そこは、悲劇の王妃と言われた「マリー・アントワネット」が、長くはないが幸せな日々を送ったゆかりの地だ。その花をこよなく愛し、宮殿内の「村里」では薔薇が栽培されていたという。
 王妃の肖像画には、薔薇を手にしたシーンが度々登場する。
 また、ジョルジュ・ビゼー作曲のオペラ「カルメン」では、カルメンとホセとの運命の出会いに、真紅のバラが重要な役目を果たした。
 歴史に残る、情の濃い美女たちとバラの花々とがなぜか重なろう。
 商いでは、「バラ色の微笑み」や「バラ色の庭園」などの用語が、接客や売場のメンテナンスの「心得・心支度」に使われる。…色はピンクのイメージ。
 ところで、CI(コーポレート・アイデンティティ)としての「花」と言えば、髙島屋の包装紙やショッパーに描かれている「バラ(ローズ)」が、マスコットフラワーの代表例。
(C) DOMINANT LIMITED  その花を好きなお客さまは、関連モチーフが描かれている商品なら、アソートで購入されるだろう。

 最近、うれしい話が届いた。
 本誌のバックナンバー(2011年8月号)で紹介させていただいた、福山物産協会の「食用バラ部会」の紹介記事に触発されたのなら喜ばしいが、髙島屋や天満屋で、今夏「贈答品」としてお取引きされているのが、食用バラで作った「ジャム」や、「フレーバーティ」「ジュース」などだ。
 食用バラ部会の会長「町本社長」から初夏に伺った。
 企業のマスコットフラワーと関連性のあるローズ(バラ)とが、取り持ったご縁の一例か。
 各地では、公的・私的を含めて、手入れの行き届いた「バラ園」を観せてくれたり、その花を「モチーフ」に、服を作っているアパレルもある。

(C) DOMINANT LIMITED  近隣のバラ関連のイベントでは、今年も去る5月17・18日に、福山市(人口約46万人)で「福山ばら祭2014・主催 福山祭委員会」が開催され、観光客や地元の人々(約81万人)が楽しい「思い出」のひとコマを作った。
 人口の割には静かすぎる福山駅周辺も、その2日間は地元の著名企業・商店街・各種組合・公的機関が、心を一つにした「ローズマインド」で、パワフルな街と化した。

〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 7月号より
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