肺がんのため9日、75歳で死去した劇作家、作家の井上ひさしさんの密葬が12日、神奈川県鎌倉市の自宅でしめやかに営まれた。また、仕事仲間や郷里の人たちからは、人柄や足跡をしのぶ声が寄せられた。

 井上さんは昨年10月にがんと診断され、抗がん剤治療を受けていた。9日朝に入院先から帰宅したが、夕方になって容体が急変し帰らぬ人となった。

 自宅には12日午前から関係者が出入り。井上さんのひつぎを乗せた車は午後の雨がそぼ降る中、親族らに見守られながら静かに自宅を後にした。

 さいたま市で5月から上演する井上さん作の戯曲「ムサシ」のけいこの合間に取材に応じた演出家、蜷川幸雄さん(74)は「ほぼ同世代で、一緒に走ってきた人が倒れたような残念な気持ち」と沈痛な面持ちで話した。5月にロンドン、7月にニューヨークでの公演も予定されており、「井上さんの作品が世界の演劇の最前線にあることを伝えていきたい」と語った。

 「ムサシ」で宮本武蔵を演じる俳優の藤原竜也さん(27)も「日本の宝を亡くしてしまった。遺志を継いで頑張っていきたい」と話した。

 井上さんが寄贈した蔵書を「遅筆堂文庫」として公開する出身地の山形県川西町の「町フレンドリープラザ」は記帳台を設置。阿部孝夫プラザ館長(55)は「もっと作品を書きたいと話していたので楽しみにしていたのだが」と残念そうに話していた。

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