2016年06月03日

テルモ・ロドリゲスのセミナー@八芳園

テーマ:スペインワイン

毎年恒例、スペインワインの商談会の会場(白金の八芳園)で、スペインワインの魅力を世界中に広め評価を高めた第一人者であるテルモ・ロドリゲス氏のセミナーがありましたompu_double


歴史の中に埋もれてしまったようなスペインのマイナー産地、引き抜かれ消えようとする品種や古木の畑を復興させ、美味しいワインを造り世界的な注目を得たテルモ

新世代の生産者たちに「マイナー産地の古木からワイン造りをしてもよい」と思わせた、究極の改革者であり超偉大な生産者です火


テルモは、スペインの未来は過去にあると語っていた

特に、スペインの北西部には他の世界にはないような植物や生物の多様性があり、スペイン人でさえも気付いていない魅力と複雑性があるそうだ


「忘れ去られていた産地の復興こそが重要」

ローマ時代からのワイン造りの伝統と世界一の栽培面積を誇るスペインならでは、ですね

ニューワールドには伝統がないから、開拓するしかないけれど、スペインでは「ヤドカリ方式」(軒先を借りてワイン生産する)が可能です


蛯沢登茂子さんがスペインワインの現状、テルモの改革への道のりや発想を説明された





1962年生まれのテルモ・ロドリゲス氏

考古学者のようなオーラがあり、スマートな体型なので畑仕事をしているようには見えない感じですが、、


オーデックス(インポーター)からの写真



垣根栽培が大嫌い、伝統的な株造りでテンプラニーリョ等を育てている

リオハ・アラベサの高地にある古木の畑


2007年に、バルデオラスの急斜面上の耕作放棄されていたテラス(段々畑)を購入、自社畑として植樹

ローマ時代から続く畑で、石垣が崩れたところは一つずつ修復したそうだ


リオハには70種の土着ブドウ品種があるのに、カベルネのような外来品種を持ってきて古木を壊すような状態になっていた

しかし、最近は本物志向で、本来あるべきブドウを求めるようになったとのことでした


白ワインのアルバリーニョやゴデーリョ他も美味しいものが出てきました

テルモの考え方に賛同する若い生産者が激増していて、今後が益々楽しみなスペインですにか



大混雑のテイスティング会場で最後まで試飲して、流石に疲れたので八芳園のカフェでモヒートとビュッフェのサラダでリフレッシュ



ローストビーフが付いてくるのだけれど、旨味がないので残念ながらあまり食べられませんでしたブタの尻尾2

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2016年05月09日

エスタシオン@神楽坂

テーマ:スペインワイン

神楽坂のメインストリートから狭い路地に入ると、突然ノスタルジックな風景が広がるkirakira


石造りのビルの2階(と言っても坂なので1階風)に、昨年10月10日にオープンした「エスタシオン」があります太陽

(私のお誕生日も10月10日なので親しみを感じます)




神楽坂のスペイン料理店から独立、若き野掘オーナーシェフは1人で本格的なスペイン料理をつくり、ワインに関しては様々なスタイルのロゼからマニアックな赤ワインまでとり揃えています

アペリティフは、フレッシュでドライでチャーミングなロゼのカバ
初夏のような陽気にはピッタリの爽快な泡


スイカのピュレ、サバ入りのエンパナーダ(ガリシア風パイ)

このロゼは、スパークリングではないが、アルコール発酵後の二酸化炭素が残っていてとても爽やか


マルケス・デ・リスカルのロゼは流石、華やな香りと果実味の輪郭がはっきりしていて、ロゼの女王の風格がある

ホワイトアスパラガスと野草、ビーツソース 

鮮やかな花が咲いているような、ラブリーな野菜料理


ホタルイカのサルモレホ   
  

ティエタール2013    ダニエル・ゴメス・ヒメネス・ランディ

エチケットのアザミの花とワックスのキャプシールが高級感溢れていて美味しそうだったので、1本頼みました   パーカーが絶賛している生産者らしい

カスティーリャ・イ・レオン州の高標高の畑の古木のガルナッチャから造られているので、繊細な酸味とエレガントな風味がある

濃密なベリー系ジャムやドライハーブにスパイスのフレーヴァー、アルコール14%にしては酸が豊かなのでバランスが良い


輸入元のワイナリー和泉屋の新井さんから「何点?」と質問されたので、思わず97点と答えたほどの美味しさです


松阪豚のロモデオルサ

アサード(焼肉)は、ジューシーで香ばしくて最高でした~、野菜と一緒に食べるといい感じ


海老と魚介のメロッソ

鉄鍋でつくる「おじや」  日本のおじやのルーツです



勿論、スペインの美味しいチーズも頂きました

初夏の陽射しが感じられる今日この頃、情熱的なスペイン料理が食べたくなりましたねカリフォルニアポピー

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2016年03月06日

チャコリとリオハの生産者によるテイスティングセミナー@帝国ホテル

テーマ:スペインワイン

タパスの発祥地であり美食の地としても有名なバスク地方のワインが今、変革の真っ只中にあり、エキサイティングなワイン産地として注目されていますあげ


今回は、来日した4生産者が造るチャコリとリオハ・アラベサのワインを、実際に和食と合わせて飲んでみるという楽しいセミナーでしたうめ


バスクのワインには熱気と興奮があると語る「いろはわいん」の寺田社長と生産者の方達


チャコリはバスク語のチャコリン(液体)が語源とも言われている地酒

19世紀末のフィロキセラにより全滅した畑が20世紀末に復活したという、スペインのブドウ畑の0.01%ほどの最小生産地のひとつ


サンセバスチャンのバルでのエスカンシア(ワインを上から容器に注ぐ)によるサービスなど、食文化とともに発展してきたワインで、現在は栽培・醸造技術の向上により高品質化している


試飲したワイン

2008年に設立の「Hirustaイルスタ」、ブドウをステンレスタンク発酵後もタンク内を低温に保ち炭酸ガスが溶け込んでいるフレッシュな微発泡白ワインと、シュール・リーの白


2006年設立の「Astobizaアストビサ」、10月に収穫したブドウを12月には瓶詰しアルコール発酵で生まれる炭酸ガスを残した非常にフレッシュな白


2002年に設立の「Itsasmendiイチャスメンディ」(バスク語でイチャスは海、メンディは山という意味がある)、伝統的なチャコリの白やピノ・ノワールをブレンドした赤がある


チャコリは地場品種の白ブドウ「オンダラビ・スリ」、黒ブドウは「オンダラビ・ベルツァ」(スリは白、ベルツァは黒の意味)を主体としており、爽やかな酸と余韻に残る苦みが特徴


バスクは鯨がロゴマークになっているほど鯨で栄えた海沿いの地区で海洋性気候、雨が多い所が多く栽培や選果を厳しく行うとのこと


バスクの真下に位置するリオハ・アラベサ地区はエブロ川左岸の標高700メートルの高地にあり、リオハ地方の中では最も標高が高くて小さな産地


2006年設立の「Exeoエクセオ」は、ガルナッチャ・ブランカとガルナッチャからピュアな果実味を引きだすために卵型セメントタンクをリオハで初めて使用した


2001年設立の「Marques de Teranマルケス・デ・テラン」はテンプラニーリョを用いてモダンで贅沢なスタイルの赤ワインを造る

また、低温マセレーションでドライアイスをリオハで初めて使用したり、地熱エネルギーの循環システムなど環境に配慮したワイン造りを行っている







なだ万の揚げたての才巻海老の天ぷらは果実味に厚みのあるタイプのチャコリに

すき焼きはテンプラニーリョやガルナッチャから造られるリオハに
ざる蕎麦には、微発泡の泡やフレッシュな酸味が優しく広がるチャコリが合う

お鮨の握りのコーナーもありました


私が感銘を受けたのは、マルケス・デ・テランのコセチャ・エスペシアル2013

フレンチオークの新樽で6か月熟成したリオハですが、古木のブドウを用いて洗練された醸造法で造られており、熟した果実味と滑らかでキメ細かいタンニンとのバランスも見事でした

4000円という価格がとっても魅力的です…

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