2013年06月03日

ワイン・チャレンジ・シンポジウム@東京大学農学部

テーマ:日本ワイン

第1回は長野県、第2回は山梨県、そして今年は山形県と北海道のワイン・チャレンジ・シンポジウムほし

13時~17時まで専門家のお話を伺い大変勉強になりましたにっこり


まず主催者代表の東京大学農学生命科学研究科教授、小林和彦氏が「チャレンジとはチャンスでありピンチ このシンポジウムは食を巡るチャレンジです」とご挨拶


奥山久美子の美と健康のワインライフ

山形県タケダワイナリー代表取締役社長、栽培・醸造責任者の岸平典子氏
歴史あるワイナリーの5代目当主が、山形県の農業におけるワイナリーの在り方について語る


気候的に恵まれているが、蔵王山が近く粘土質に火山灰土壌でミネラルが少ないので有機的な土作りの努力を重ね優良ワインを造っている 

マスカットベリーA,デラウエアが2大品種だ

 

日本の場合、農地法の壁があるのでワイナリーと農家は手を携えて歩む事が大事、また、消費者も皆で飲み評価してワイナリーにフィードバックすることでワインの品質が向上するとのこと

 
奥山久美子の美と健康のワインライフ

北海道ワイン代表取締役社長の嶌村公宏氏が「北海道のワイン造りの現状と展望」について語る

国産ワインの中で日本のブドウで造られているものは4分の1、そのうち北海道のブドウ栽培面積は39%も占めている


奥山久美子の美と健康のワインライフ

北海道の西側にワイナリーが集中している

雪が降る西側は、降らない東側と違い土が凍らないのでブドウを育てることができる

寒冷地なので耐寒性のある品種、ドイツ系の品種が中心になってきているようだ



奥山久美子の美と健康のワインライフ
休憩を挟んで、独立行政法人酒類総合研究所、醸造技術基盤研究部門長、後藤奈美氏が「ワイン用ブドウの栽培条件とアントシアニン、タンニンの蓄積」について詳細に説明


驚いたことに、タンニンとタンニンが重合すると渋みが円やかになると言われているのは間違いとのこと

重合すると益々渋くなり、熟成により渋みが円やかになるのはタンニンが短くなるからですって

会場にいる大勢の醸造家もビックリしていました


奥山久美子の美と健康のワインライフ

トゥールダルジャンのシェフソムリエ谷宣英氏は「ソムリエが考えるレストランいおける国産ワインの役割」

フランスワインのみしか扱わない(ビールもない)フランス料理店でも、国産ワインを飲みたいと希望するお客が増えるとリストに入れるかもしれないみたい

奥山久美子の美と健康のワインライフ

閉会の挨拶は日本ワインを愛する会会長の山本博氏

現在日本には213ワイナリーが存在し、新しい生産者が増えてきているが古くからあるワイナリーが検討しているそうだ  日本ワイナリーについては熟知なさっている


奥山久美子の美と健康のワインライフ

弥生講堂アネックスで行われた懇親会で高畠ワイナリーの取締役製造部長の川邉久之氏と

ジャケットとネクタイではなく、いつものお気に入りというファッションの着こなしは、会場では流石に目立だっていました



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2012年04月09日

山梨ワイナリーツアー@明野、三澤農場

テーマ:日本ワイン

高級ワイン好きな私が日本のワインに興味を持ち、山梨産ワインの勉強をしたいと思ったのは1996年自分


当時、麻井宇介先生が「日本のワインの希望の星」と称して目を細めていらした三澤茂計さんのグレース・ワイナリー、大村春夫さんの丸藤ルバイヤート・ワイナリーに注目

三澤さんのカリスマ性は絶大で、また違った意味のカリスマである芸術肌の大村さんの情熱的なワイン論も印象に強くのこっています☆


4月8日の冬と春の狭間にキラキラ輝く美しいブドウ畑に、18人でゴージャスなバスツアーに出かけてきました花✿

奥山久美子の美と健康のワインライフ

標高約700m、明野の三澤農場   今年の冬は特に寒かったので芽吹きもない、枯れ木状態のブドウ樹

寒風が吹く日は、南アルプスの姿がクリアーで壮麗

奥山久美子の美と健康のワインライフ

八ヶ岳の姿ももくっきり

奥山久美子の美と健康のワインライフ


奥山久美子の美と健康のワインライフ

三澤さんがカベルネ・ソーヴィニョンの畑で、ギュイヨとコルドンのブドウの仕立て方について熱弁

接ぎ木した際に使用する台木のクローン選びも大切とのこと

奥山久美子の美と健康のワインライフ

甲州の垣根栽培は2002年から始まっているが、2007年から高畝式の垣根栽培のよって凝縮したブドウを得ている

奥山久美子の美と健康のワインライフ

水はけの良い高畝式の欠点は、雨によって表土が流され根がむき出しになること

クローバーを植えて表土が流れないようにするそうだ

奥山久美子の美と健康のワインライフ

新しい高畝式畑は、樹間にトラクターが通れるように幅が広い


奥山久美子の美と健康のワインライフ

コルドン仕立ての甲州  左端はギュイヨ


奥山久美子の美と健康のワインライフ

左側は高畝式、右側は暗渠システム(土中に土管等を入れて水はけをよくする)

どちらがより良いブドウを産みだすのか実験中


奥山久美子の美と健康のワインライフ

私達と12時間以上ともにしたキラキラ号

奥山久美子の美と健康のワインライフ

ワイナリー・レストラン「彩」で三澤さんのテイスティング・セミナー

2011年「グレイスグレイス茅ヶ岳」 翌日ロンドンへ輸出され、イギリス人は40ポンドで楽しめる


デリケートでヘルシーな甲州はヨーロッパで注目されて3年目、鮨のような和食のみならずモダン・フレンチにも調理法によっては相性が良いとのこと

初リリースした頃のものに比べて、年を重ねるごとに厚みが出て洗練されてきている

奥山久美子の美と健康のワインライフ

全商品の中から番号がついているワインをテイスティング

2011年「キュヴェ三澤 甲州 垣根仕立て」はタンクサンプルから

果実の凝縮感と余韻の長さは甲州のグラン・クリュクラス


2009年「三澤農場のシャルドネ キュヴェ三澤」はリッチでエレガントでバランスが良い、造り手のワインに対する純粋で崇高な想いが伝わってくる  キュヴェ三澤シリーズは妥協しないで造るところがよい
奥山久美子の美と健康のワインライフ

ランチ  オードヴル

奥山久美子の美と健康のワインライフ

甲州ビーフの赤ワイン煮込み   

奥山久美子の美と健康のワインライフ

潔いほど澄みわたる空気の中で、富士山をバックに記念撮影

残念ながら富士山は映ってなかったけれど、日本ワインの可能性について三澤さんのお話を伺えた貴重で楽しい時間でしたgreen


この後、勝沼までバスで1時間かけて「ルバイヤート」へたいよう




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2010年07月18日

Le Meilleur Vignoble de Japon ミサワ・ワイナリー@明野

テーマ:日本ワイン

Le Meilleur Vignoble de Japon 日本の最優秀ブドウ畑2010/07/18 2:00

昨年の10月からアカデミー・デュ・ヴァンで「ブドウ栽培体験講座」を再開しました。

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1013年前は山梨県勝沼にある「丸藤ワイナリー(ルバイヤート)」の北畑で、カベルネ・ソーヴィニヨンの剪定から収穫まで、本当にエキサイティングで楽しい経験をしました。

最近は日本でも、ワールドクラスの本格派ワインが増えてきたけれど、当時はボルドー大学で学んだ大村春夫さんのような方は珍しく、故浅井宇介先生が「日本の希望の星」とおっしゃったのが昨日のことのようです。

北畑は、小さいので生産量は少ないけれど、傾斜もあり風通りの良い素敵な畑であり、益々洗練されてきています。

今回の研修地は「中央葡萄酒、グレース・ワイナリー」の三澤茂計さんが、2001年に明野に拓いた12haもある壮大なブドウ畑。「ミサワ・ワイナリー」。

日本で最も日照量が多い土地、その上富士山、八ヶ岳、南アルプスが見渡せるという華麗なる「日本の最優秀ブドウ畑」です。

明野農場は標高700mの高山性気候を持ち、適度な傾斜のある手入れの行き届いた畑の様子は、スケールの大きさとセンスの良さにおいてバツグン。

暗渠(あんきょ、地下に水路を作り水はけを良くする)システムもバッチリだそうです。

ブドウ樹の樹齢も7年を過ぎて、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネが立派に育ち、素晴らしいワインが続々と生まれてきているのが嬉しいことです。

垣根栽培の「甲州2009年」は甲州の秘めたポテンシャルを証明。本当に凄い。

また、勝沼の菱山畑の甲州が、今年ロンドンで売られるそうですが、今後の甲州の活躍が楽しみです。

ワインには造り手のパッションや芸術性が表れますが、三澤社長の激情は確かに伝わってきます。

ワイナリーのレストラン「彩」のお料理を仕切る素敵な奥様、素晴らしいワインメーカーの彩奈さんやスタッフの方達もいらっしゃるから、益々明野に通うのが楽しみ。

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