中国のグレース・ヴィンヤード ターシャズ・リザーヴ＆チェアマンズ・リザーヴ２００９

世界のワイン消費量は中国がイギリスを抜き、ついに第５位になったとのこと　ワイン生産量は第６位

約１３億人の人口なのだから、日本人のワイン消費量の１０分の１の量でも、こうなるのだ

しかしながら、今後ののワイン産業の目覚しい躍進には眼が離せません

キッカケは、中国初の家族経営の小規模ワイナリー「グレース・ヴィンヤード」の登場、1997年に石炭産業で成功したチャン・チュン・クエング氏によって設立されました

グレース･ヴィンヤードのパンフレットから　　手前がブドウ畑

北京の南西に位置する山西地域にあるグレース･ヴィンヤード

NHK青山クラスで、グレース･ヴィンヤードを代表する白＆赤ワインをテイスティング

ターシャズ・リザーヴ・シャルドネ　2009

ターシャ･シリーズは、最上のブドウから造られるトップ･キュヴェ、初孫のAnastasyaさんに因んで名付けられた

補糖・補酸なし、ホールバンチ・プレス、新樽40%含む小樽で発酵、発酵温度は14～16℃

レモンやメロンの香り　ボリュームがあり、ピリッと引き締まった酸味とレモンの皮のような苦味が印象的　　ブルゴーニュにはないような独特の味わい　

チェアマンズ・リザーヴ2009　　　カベルネ・ソーヴィニョン93%、メルロ7%

補糖・補酸なし、新樽100%で16ヶ月熟成

カシスやイチジク、甘草スパイスの香り　　凝縮した力強いアタックで、果実味よりも中華風スパイシーさ、土っぽいタンニンと酸味の収斂性が印象的

気合の入った造りをしているので、今後が楽しみです