くるみ割り人形のお話 | 金沢市 ドルチェピアノ教室

金沢市 ドルチェピアノ教室

練習力を育てるピアノ教室です。
タッチや脱力にこだわり、美しい音色、表現豊かな演奏ができるようにレッスンしています。

来月の発表会で、小学校4年生以上の生徒さんを中心に『くるみ割り人形』の朗読と連弾をします。


前々回の発表会で『動物の謝肉祭』の連弾と詩の朗読をしました。生徒さん達もおうちの方々もとても喜んで下さり、その時から「次はくるみ割り人形をしたい」と思っていました。




ピアノの連弾の楽譜はこちらの2冊から選びました。


ピアノ絵本館 チャイコフスキー くるみわり人形[連弾] (ピアノ絵本館 (1))/全音楽譜出版社
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チャイコフスキー くるみ割り人形 [連弾] 解説付 全音ピアノライブラリー (zen-on p.../全音楽譜出版社
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全音は楽譜を見ながらオーケストラを聴くと、殆どそのまま編曲されているのでイメージが膨らみます。難易度は全音の方がピアノ絵本館よりもかなり高め。


ピアノ絵本館は曲によっては小学校低学年のお子さんでも弾ける内容になっています。




そしてお話の参考にしたのは、このピアノ絵本館と原作の絵本。

くるみわり人形/ブロンズ新社
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朗読は原作を読みたかったのですが、音楽とお話の内容がうまく結びつかないので断念。


ピアノ絵本館の方は物語の進行がわかりにくい箇所があったり、描写が物足りなかったり。呪いをかけられて王子様がくるみ割り人形になった経緯には全く触れていないのも残念。



しかし、物語の中に呪いをかけられたエピソードを挟むと音楽とつながらない・・・・。


私は本を読むのが好きなのでなるべく原作に忠実にしたかったのですが、そうするとお菓子の世界の内容があまりも少ない。バレエ音楽ではお話の半分ほどがお菓子の世界が占めていますよね。



迷った挙げ句、両方を読んで私が原稿を書くことに。今日はその作業がやっと終わりました音譜


結局、王子様が呪いをかけられる部分は省略してしまったので、生徒さん達にはぜひ絵本を読んでもらいたいと思います。



原作とバレエでは内容が少々違うので比べてみるのも面白いです。原作では主人公の女の子の名前が『マリー』、バレエでは『クララ』になっているのも驚きです。



ご興味のある方はぜひ絵本を読んでみてくださいね。



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