おすすめ読書の虎の巻

小さい頃、読書は嫌いでした。。。
でも、やっぱり人生で読書はとても大切です。
読書好きになるには、好きな本を読むことが一番!
だから、読書好きに変身した私の愛読書を皆さんにも知ってもらいたいのです!!


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数ある司馬遼太郎小説の中で私が最も好きな作品は「国盗り物語」ですビックリマーク


そして、この小説の影響なのか、戦国武将で最も好きな武将が斉藤道三と織田信長です!!


今日ご紹介する「国盗り物語」全4巻に亘り、油商人から戦国の世、一国の国主となるまでの斉藤道三の生涯を描いたものと、うつけ者と言われながら斉藤道三に一目置かれ、天下統一を託された織田信長の生涯を描いたものの二部構成となっています。


特に斉藤道三については、歴史上謎も多く諸説ありますが、この物語は司馬遼太郎の優れた発想力と文才で、「斉藤道三と言う人物は、こうであったに違いない!」、或いは「こうであってほしい!!」と強く思わされます。


斉藤道三は緻密な策謀を尽くし、天下取りを本気で成し遂げようとします。


これが、元々大名家系の出ならば仮に小国の出であっても夢見ることはあるかもしれませんが、武士でもない松波庄九郎、後の斉藤道三天下取りを夢見ることは無謀としか言いようがないわけです。


天下を自らの手に治めようと、目まぐるしく奔走する道三ですが、行き着くところは美濃国守土岐頼芸の腹心として重用され、巧みに土岐頼芸を追い払い、一国の主となったところでその生涯を終えることになってしまいます。


自分の成し得ぬ夢を託そうと着目した人物織田信長明智光秀です。


信長光秀では、その人物像が水と油ほど違います。


この全く正反対の性格を持つ二人に夢を託そうとしたところが道三の凄いところだと思いますビックリマーク


奇抜な発想、革命的な行動力では織田信長道三以上であり、学識的なところでは光秀の頭脳は極めて明晰です。


道三は自分の持つ特徴を客観的に分析し、大きく二分類し更に自分以上の能力を発揮できる人物二人にその夢を託したのだと思います。


そして結果、天下統一の夢を引き継ぐのは織田信長となり、道三亡きあと破竹の勢いで精力を伸ばします。



しかし、道三が有した類稀なその能力を二分し、性質の違う力を更に卓抜した力へ二人の人物に置き換えた時にはやはり、反発し合ってしまうようです。


ご存知のとおり、明智光秀謀反織田信長はその生涯を終えます。天下取り目前でその夢は絶たれるのです。


なんとも皮肉な結果でもありますし、起こるべくして起きた事件とも思えます。


いずれにしても、道三をはじめ、信長光秀歴史上残した足跡は非常に色濃いものですし、後世の多くの武将が影響を受けています。


乱世で男として生きるための道筋を、全く別の人格の三人が強烈に示してくれたのではないかと思います。


司馬遼太郎の世界観にどっぷり浸かれる物語ですビックリマーク


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東野圭吾と言えば、

ドラマ化、映画化されているガリレオシリーズが有名ですビックリマーク


で、今日ご紹介する


「ガリレオの苦悩」


です!!


この小説は短編の物語が5つ盛り込まれていて、テンポよく気持ちよく読めます。


長編小説の好きな人には物足りなさもあるかも知れませんが、ガリレオこと湯川学刑事草薙俊平内海薫など物語の登場人物たちがどんな人柄かを知るのには良いと思います。


5つの物語のうち4つはドラマで観た記憶がある内容でしたが、1つはドラマ化されたのか、私の記憶には残っていないのでわかりません。

でも、やはり小説にはドラマには出せない奥深さが満載ですから、やっぱり引き込まれます!!


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前回紹介しました「水滸伝」北方謙三長編小説ですが、この続編小説もあります。


しかも、またまた長編です!


それは「楊令伝」です!!

全15巻の長編ですが、水滸伝宋江梁山泊壊滅状態となり、死の間際次期首領を託したのが、楊令です。

水滸伝では腐敗した国へ立ち向かう英雄的な内容のものでしたが、楊令伝では主人公楊令梁山泊見事独立国として形成します。


しかし、領土を広げようとする気持ちが強い輩が梁山泊にも多く現れるのです。領土を広げるには戦が必要となり、結果殺し合いが起こります。

民はまた恐怖に脅えた日々に悩まされることになるのです。


しかし、楊令若きリーダーでありながら、国を守ることは領土を拡大することではないと、しっかりした考えを示します。同時にまだ誰も見ぬ新しい国づくりに、わからないことは正直にわからないと答えるのです。

水滸伝で繰り広げられた宋との激闘の末、楊令伝では沈黙を破り少しずつ人間としての暖かさを取り戻していく楊令の姿に感動します。



また全編を通して

国とは何なのか?

を真剣に考えさせられ、今の時代にも通ずるものが沢山あるような気持ちになると思います。



>主人公楊令をはじめ、幾人もの豪傑たちの壮絶な物語を締めくくる、感動的なラストシーンは涙が出るほどですビックリマーク


全15巻読破するのに結構大変ですが、読み始めるとのめり込みますので一気に読めると思います。


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何かを成し遂げる為には、強固な信念が必要です!

その目標のハードルが高ければ高いほど、挫折しても立ち直れる粘り強さが必要になるのです。


自分自身が納得できる人生をおくるために、夢を抱いたり、高い評価を期待して目標を立てたりするものですが、それを本気でやり遂げようと思うに至るには、何らかのキッカケ大きな後押しをすることがありますビックリマーク


そのキッカケの一つが良い本に巡り会うことかも知れません!!



そこで、私が十数年前に当時勤めていた会社の社長から薦められた本を今日はご紹介します。


それは「信念の魔術」と言う本です。

この本は信念を持つことで、人間のもつ潜在意識を最大限活用できるとの内容が記されています。ビジネスの成功術のような本なので、少し金儲けが美徳のような感はありますが、何においても成功させる為の活用術としては、学ぶところが多いと思います。


具体的な方法なども書かれていますビックリマーク


簡単に言えば信念をもって行動すれば夢も叶うし、理想の人生が送れると言うものなのですが、繰り返し今読んでみたりすると、若い時と今とでは、本の内容の理解の仕方も自身の成長に応じて異なってきます。


新たな生活が始まった新社会人も、ベテランの社会人も今後初心を貫徹できるように是非、呼んでみては如何でしょうかビックリマーク







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今日のご紹介する本は「坂の上の雲」です。

ご存知の方も多いと思いますので「今さら。。。」と言う方もいるかも知れません。


この本はビジネスの世界多くの人々に読まれています。

もし万が一、まだ知らない方や、知っているけどまだ読んでいない方が居るのであれば、その人達の為に、なぜビジネスの世界で多く読まれているのかをご紹介します。


特に私は歴史小説が好きですし、その中でも司馬遼太郎一番好きな作家です。


この「坂の上の雲」の他にも多く読破しています。

司馬遼太郎の作品の中でも「坂の上の雲」日本人の発展が急激に進み、その中に当然生まれる歪をどのようにリーダー達は対処していくのかを描いているのです。


近代国家創設出来事ですから、私たちにとって高々100年程度昔の話です。


これは組織体制を構築していく企業に当てはまるところが沢山あるわけですビックリマーク

就職の面接で読んでおいた方が良い本に、この「坂の上の雲」がランキングされるのは、そのような理由からです。


全8巻小説ですから読破には多少の時間がかかります。
しかも1回読んでも意味が理解できないことも多くあります。


時間があるときに再度断片的にでも読み直しすることで色々見えてくるものがありますから理解できるまで読んでみて下さい。


確実に段々面白くなってきますビックリマーク


昨年までNHKでドラマ化されていました。ご覧になった方も多いと思います。やはり、ドラマでは全8巻内容は映像で再現しきれません。

それでも、私はそれなりに楽しめましたが、


逆のパターンでドラマを観てから小説を読んでも、後に知る多くのことがあって良いのではないかと思います。



この後も私の大好きな、司馬遼太郎小説は沢山紹介していくつもりですが、先ずはこの「坂の上の雲」は読んでおいて損は絶対にない一冊です!!










































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今日ご紹介する本は今年の1月にTBSでドラマ化された「運命の人」です。

これは2009年文藝春秋から出版された山崎豊子の最新作です。

ドラマでは主人公の弓成亮太本木雅弘、妻の弓成由里子松たか子、弓成と愛人関係となる三木昭子真木よう子、弓成の友人の山部一雄大森南朋などなど豪華キャストとなっていました!

以前TBSでは山崎豊子の著書「華麗なる一族」もドラマ化され話題となりました。これも私は好きで毎週観てました!!

山崎豊子の小説は日本の高度成長期を舞台に政局やそれに携わる企業人などをモデルに書かれることが多いですね。今回紹介する「運命の人」沖縄密約事件、外務省機密漏洩事件の通称「西山事件」がモデルとなっています。

実際にあった事件ですので、登場する人物もモデルとなる実際の人物がいます。

例えば
山部一雄(読日新聞記者)は読売新聞主筆のナベツネこと渡辺恒雄ったり、

佐橋総理佐藤栄作元首相

福出武夫福田赳夫元首相

田淵角造田中角栄元首相

小平正良大平正芳元首相

当時の自民党内有力者だったりします。

勿論、本書の中では「誰がモデルになってる」なんて説明はありませんが、当時の政局が記憶にある人なら、大体見当がつきます。

若い方々はネットなんかで調べればすぐにわかりますので、検索してみて下さい。モデルの人物が誰なのかを知っているか、知らないかでは作品を読んだ時の面白さが違います!

作品は全4巻です。私は「報道の自由」「知る権利」を裁判で闘争中の場面はとても好きなのですが、後半は主人公の沖縄生活ばかりで少し物足りない感じがしてしまいました。。

でも、全体的にはさすが山崎豊子先生!間違いなく面白いです。

小説とドラマは勿論内容で異なるところが多々あります。原作を知ってドラマを観るのもまた良いのではないでしょうか!

兎に角、話題の作品!政治的な内容も濃く記されている原作を知っていれば、あなたも会社の人や友達へ自慢して話題提供できるのではないでしょうか!

是非読んでみて下さい!







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普段あまりテレビを観ない私ですが、それでも毎週欠かさず観ているテレビ番組がいくつかあります。

その一つがテレ朝で月曜の午後9時から放送している

「ビートたけしのTVタックル」です。


私はビートたけし大ファン!
と言うか、心底尊敬していると言った方が適切なくらい好きなのですビックリマーク


それと、こういう討論番組全般が好きなせいもあって、いつも楽しみに観ているのです。



今日ご紹介する本はビートたけしの本ではなくて、番組進行を上手にこなし、絶妙の突っ込みと歯に衣着せぬもの言いで、いい味出している阿川佐和子

「聞く力 心をひらく35のヒント」

のご紹介ですビックリマーク

雑誌やテレビのインタビュアーとして活躍している阿川さんですが、このような仕事を始める以前も、そしてなんと今も「インタビューは苦手」だそうです。


なんともあれほどインタビュアーとしての才能を買われて、幾つもの仕事をこなしているのに意外です。


ただ、そんな苦手意識が強かったせいで、「人一倍努力をしてきたのだな」と言うことは本の中から感じ取れます。




私も本来あまり人と話すことは得意ではないほうですが、十数年間営業畑で仕事をしてきたので、何時しか苦手意識がなくなっていました。

でも、「聞く力」を読んで、私自身のことを振り返り、交渉ごとやプレゼンなどで話すことに慣れただけであって、聞くことに関して言えば上手にできていないのではないか?聞くことと話すことで会話は成立つのだから、もしかしたら私は一方的に話していることだけで自意識過剰になっていたのではないか?と思わされたのです。


本の中では

質問の柱は三本に絞る

段取りを完全に決めない

上っ面な受け答えをしない

素朴な質問を大切にする

先入観にとらわれない

目の高さを合わせる

知ったかぶりをしない

相手のテンポを大切にする


などなどについて阿川さんの経験を基にわかりやすく書かれています。


聞き上手になるという事は、相手が「この人なら話しやすい」「この人と話していると、ついつい本音を口にしてしまう」と思えるようにならなくてはいけないのですが、わかっているつもりでも、いざ人と会うとできていないことや、インタビュアーならではの心得や聞き方などが学べます。


あと、仕事上で接した有名人とのエピソードもとても面白いですビックリマーク

ビートたけし、笑福亭鶴瓶、萩原健一などなど、沢山の著名な方々が出てきますビックリマーク


話すことが苦手な人や、人と多く接する仕事をしている人などは、読んで気付かされる事が必ずあると思いますビックリマーク

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この本を読んだのは確か4年ぐらい前だったと思います。


当時まだサラリーマンだった私は入社2、3年目の社員のために、社内の必読本みたいなものを幾つか選別する為に人事部の人間とその作業に取り組んでいました。


なるべく読みやすい本をと思い選んでいたのですが、小説仕立ての「ザ・ゴール」とか「ビジョナリー・カンパニー」などは既に有名すぎるほど有名だったので、その必読本に加えました。

また、「なるべく新しい著書も」と思い、その時はまだ比較的出版されてあまり時間が経っていなかった「レバレッジシンキング」なども仕事活用術のノウハウを得るために取り入れました。



でも、私もそうだったように「読書嫌い」の人でも手軽に、そして楽しく読める本はないものかとずっと考えていたのですが、ある一冊の本を紹介してもらい先ず、私自身読んで吟味してみたのです。



それが、「夢をかなえるゾウ」です。著者は水野敬也(ミズノケイヤ)、当時この本はかなりブレイクしてドラマ化やアニメ化などされたので知っている人も多いのではないかと思います。


でも、私としてはやっぱり本を読んでもらいたいと思います。

とても読みやすく読むのが遅い人でも、たぶん3時間もすれば読み終わるのではないかと思います。




話しの内容はガネーシャという神様がある日、ダメな若いサラリーマンの前に現れるのですビックリマーク



因みに、ガネーシャとはゾウでヒンドゥー教の神様なのです!!


でも、この神様おかしなことに関西弁でしゃべり、、とてもわがままで胡散臭い神様なのです。。



ただし、その胡散臭さは表向きで、実は成功者を育て上げるプロなのです!!



ガネーシャ曰く、今をときめくマイクロソフトの創業者ビルゲイツや、日本の経営者の第一人者である松下幸之助などとてもとても有名な企業家を育てあげていたのです。

また、歴史上の偉人である殆どの人物がガネーシャの教えを受けているのですビックリマーク(あくまでも物語の中でも話ですが。。)


そんなガネーシャ「本当の神様なのか?」と半ば疑いのまなざしで見る、サラリーマンの青年との同居生活が始まり、ダメサラリーマンだった一人の青年が改心していくのです。


ガネーシャは神様だからと言って、何か魔法を掛けて突然青年が優秀な人間になるようにしたりするのではありません。


先ずは、自分の家のトイレ掃除からガネーシャの教えは始まります。

そして、足元を見られても掬われないように靴磨きを指示します。

困った人を助けるように募金をするように指示します。



ガネーシャ徐々に実践できるように成功習慣を同居生活の中で教えていくのです。



その内容はとてもコミカルで笑いながら、でも要所で頷きながら、しっかり読んでいる自分の記憶に残るように楽しみながら読めます。



「夢をかなえるゾウ」を読み終えて、是非、自分の会社の社員にも読んでもらいたいと思いました。


そして今、ブログを通じて、もしまだ読んでいない人がいるのであれば、既に文庫本も出版されているので是非読んでもらいたいと思います。


笑いながらためになる一冊ですビックリマーク






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今日ご紹介する本は、世界で1300万人が熱狂したという小説です。

著書はカルロス・ルイス・サフォン、作品名は「風の影」です。



この小説が上下2巻の構成ですが、結構読み応えがありボリューム満天と言う感じですビックリマーク


内容は1945年のバルセロナでの物語りです。

当時のバルセロナは過去の内戦に傷つき、疲弊しきった体にようやく平穏な日々を取り戻しつつある人々が暮らす街でした。



因みに、内戦とは1936年~1939年の反ファシズム派である政府軍とファシズム派である反乱軍との戦いです。

政府軍には当時のソ連、反乱軍にはドイツ、イタリアが支持する大きな内戦であり、第二次世界大戦の前哨戦とも言われています。




このような混乱期を超え、小さな街の書店営み、父と二人で暮らすダニエルと言う少年が主人公です。

ダニエルは内戦の最中母を幼くして亡くしています。



このバルセロナには、時代の流れで忘れられてしまった本や、運悪く日の目を浴びずに過ごしてきた本などが葬られる「本の墓場」と言う場所があります。



ある日、父はダニエルをこの「本の墓場」へ連れて行きます。


本の墓場には、今まで目にしたことのないような作品が無数にあります。

もし気に入った本があれば持ち帰ってもかまわないのですが、「本の墓場」を知った人達には約束ごとがあります。



それは、「本の墓場」のことを誰にも話してはいけない事。

そして、持ち帰った本は誰にも譲ってはいけない事。

です。




この時にダニエル少年が持ち帰った本が「風の影」と言う小説なのです。



この小説は地元バルセロナ出身の青年が書いた本です。ダニエルはこの小説のすばらしさに魅せられます。



この小説の作者はフリアン・カラックスと言う人なのですが、ダニエルはこの作者に興味を持ち、他の作品やフリアンの生い立ちを探ってみようとするのです。


しかし、フリアンは幾つかの作品を執筆しているようなのですが、その作品は奇妙な事件などと絡み、存在自体をことごとく抹消されていたのです。



更に、一冊たりともフリアンの作品が残っていようものなら、やはりこの世からその作品を抹殺しようとしている、黒い影が迫ってくるのです。



当然、この世に二つと存在しなくなってしまった「風の影」を手中にしているダニエルにも、その黒い影は忍び寄ってきます。



無名のフリアン・カラックスの作品を抹消することに、それほどまでに執念を燃やす何者かの存在、それが何の目的なのかを暴こうとダニエルは奔走するのですが、それはフリアン・カラックスの生い立ちに大きく関係し、その周りに取り巻く人達の愛情や憎しみや欲望が大きく関わってくることを知ります。



この小説の面白さは、ダニエルがこの謎に満ちた難問を暴こうとすることで、まるで「風に影」の小説に入り込んでしまい、無意識にフリアン・カラックスシンクロしているような状況に入ってしまうところです。


ミステリアスな内容もスリルがあり読み応えがありますし、物語は少年期のダニエルから始まり、大人の男性として成長する誰もが重ね合わせることができる人生の挫折や希望や欲望も描かれています。



終盤に連れて、意外な人物が思わぬことに関わっていたり、意外な想いを寄せていたりと、かなり面白展開になってきます。


物語が終わってしまっても、何かその後の登場人物の空想が自分の中で活発に駆け回るような作品です。




37カ国で翻訳出版されたこの作品を是非、皆さんも読んでみて下さいビックリマーク








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2010年、会社更生法の適用を申請した日本航空が先日、異例の速さで再上場しました。

この日本航空再建には、京セラ、現在のKDDIの創業者であり、私がビジネスの世界で最も尊敬する稲盛和夫さんが筆頭となり関わったわけですが、実際に日本航空は完全に立て直すことができたのか?

と、疑心暗鬼になってしまうところがあります。


と言うのも、今日紹介する本を読んで、日本航空腐敗した社内体質や、日本航空を蚕食する代議士や官僚が過去に蔓延していたことを知ったからです。


今日は山崎豊子「沈まぬ太陽」を紹介しますビックリマーク


この本は日本航空に実在した社員で同社の労働組合役員である人物の実体験が基となって構成されています。

主人公も勿論、この労働組合役員の人物、物語の中では恩地元(おんち はじめ)と言う名前です。


作品は

アフリカ篇(上・下)

御巣鷹山篇

会長室篇(上・下)

の全5巻で構成されています。


先ず、アフリカ篇では主人公の恩地元国民航空(小説内ではこのような企業名になっています)へ一流大学を卒業しエリートとして入社するのですが、自分の意思とは裏腹に、先輩社員の圧力で労働組合の委員長に抜擢されます。

本意ではないにしても、責任感の強い恩地は、労働組合の委員長として全力でその責任を全うしようとします。

社員の労働環境、待遇面での改善のために経営陣と対等に張り合うのですが、その責任感が仇となり、いつしか恩地共産主義者のレッテルを貼られるようになるのです。

そして、会社側からアフリカへ左遷の辞令を受けます。

恩地が委員長である限り、或いは日本にいる限り、労働組合と会社側の対立は激しさを増すばかりと考えた経営陣は、海外勤務の社内規定を無視し、恩地を8年もの間、アフリカ国内でたらい回しにします。

やるせない気持ちを抑え、あるキッカケで恩地はようやく国内勤務となり、日本へ戻ってくることになります。




そして御巣鷹山篇です。
これは、皆さんご存知の世界最悪の航空機事故である日本航空が起こした御巣鷹山のジャンボ機墜落事故です。


恩地は遺族係として国内の仕事を全うするのですが、遺族の方々も実在するお話しが多く含まれています。

これだけ大きな事故を起しながら、会社の取った遺族に対する対応や、会社を存続する為、或いは自分の利権の為だけに動く上層部の酷さに強い憤りを感じます。

また、事故当時の現場がどのような状態であったかなども、詳しく書かれていて、私はもの凄い衝撃を受けました。


その受けた衝撃は、本を読んで見ないとわからないと思います。



最後は会長室篇です。
御巣鷹山の事故後、会社は経営陣の刷新を図ります。
新たな人事に会長として国見(くにみ)という人物を迎え入れます。この国見のモデルは実際に日本航空が再建の為、受入れたカネボウの名誉会長であった伊藤淳二と言う人です。

国見会長室を発足し、そこの部長職恩地を迎え入れます。
国見と恩地は会社再建に精力を傾けるのですが、その腐敗体質の状況は想像以上に酷いのです。
代議士や官僚に対する賄賂や、国民航空経営陣、その傘下の関連企業の経営陣などの私腹を肥やす不正、社内派閥を確保する為の天下り人事などなど、まぁ、恐ろしくなるほど酷いものです。

会社のことを本気で考え、日本の将来を本気で考えているまともな人間ほど馬鹿を見るのか?
と思えるほどです。


結末は、世の中のどこに正義が存在するのか?

と思ってしまうような結末なのですが、ふと思い返すと、多かれ少なかれ、ある程度の規模の会社には、このような組織の醜い部分が存在するのではないかと考えさせられました。



山崎豊子の小説はこの他にも何冊か読んでいますが、実話に基づいたものが多いので、生々しい迫力があります。

また、実在する時の政治家なども名前を変えて(でも、誰のことを言っているのかは読めばわかります)登場するので、その行動もとても面白いです。


皆さんも、是非読んでみて下さいビックリマーク




























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