欧亜純白 Eurasia White Ι | 読書中毒 ~始まりは大沢在昌の新宿鮫だった~

欧亜純白 Eurasia White Ι

大沢在昌の『ユーラシアホワイトⅠ』を読み終わりました
この作品は1997年6月。
香港の中国返還という大変動を直前にひかえ、
世界中の犯罪組織で生き残りをかけた激しい抗争が展開される
そのカギを握るのは、中国本土を経由し、香港からアメリカ国内に持ち込まれる
「チャイナホワイト」と呼ばれるヘロイン。
世界最大のヘロイン輸出湊の香が、
中国公安局の厳しい取締を受ければヘロインの流通地図が一変する。
そうした機に乗じて、「黄金の三角地帯」と「黄金の三日月地帯」という
世界二大ケシ産地を抱えるユーラシア大陸をまたにかけて新たにヘロインビジネスを牛耳ろうとたくらむ謎人物「ホワイトタイガー」が現われる。

その動きを牽制しながら虎視眈々とビジネスチャンスをうかがう
ロシアマフィア、シチリアマフィア、中国マフィア、日本のヤクザ…

その野望を打ち砕くべく、熾烈な闘いのなかに果敢に身を投じていく、DEA(アメリカ麻薬取締局)のベリコフと
厚生省麻薬取締官事務所の三崎――。

壮大なユーラシア大陸を舞台にくり広げられる日米潜入捜査官の苛烈な闘いを描いた作品

この作品は読みごたえ抜群です、上巻だけで上下巻をを読み終えた様な満足感...
複雑な背景を理解しながら読み進めなければならず
登場人物が多い...アメリカ人、ロシア人特に(台湾、上海
、北京、マカオだなんだと)中国人が多いので名前を覚えるのも読みも大変で
苦手な人も多い作品かも
私的には大満足、これより下巻に突入します




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