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2015-05-22

新ブログのお知らせ

テーマ:お知らせ
新しいブログを立ち上げたのでお知らせします。

ブログのタイトルは「読書日記のようなもの」です。



読書日記のようなもの


2010年春から続けてきたこのブログ「ありふれた読書日記」はこのまま残しておくつもりです。自分で記事を読み返したくなることもあるかもしれませんし、もしかしたら、再開することもある…かもしれないので。

それでは新ブログもどうぞよろしくお願いします。
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2015-05-02

神去なあなあ日常

テーマ:三浦しをん
気付けば5月。寒い冬に凍える体を暖めてくれたこたつとも今日でさよなら。今年は母の日のプレゼント代わりに連休に母を招いて食事やら温泉やらあちこちへ連れて行く予定なので朝から家の掃除をした。でも、自分の母親なのでそこは気楽なもの。掃除は軽く、適当に済ませた。



三浦しをんの『神去なあなあ日常』を読んだ。

『舟を編む』を読んだ余韻もあって、何かの仕事に打ち込む姿を描いた(と思われる)しをん作品を読みたくて、まだ手をつけていなかったこの小説を選んだ。

主人公の平野勇気は高校を卒業したらフリーターになろうと思っていたのだが、担任に就職先を決めてやったぞと言われ、あれよという間に三重県にある神去村に送り込まれる。その神去村で林業に従事することになった勇気。山奥の無人駅に到着するなり軽トラでやって来た男に携帯を奪われ電池パックを投げ捨てられてしまう。最初は隙あらば逃げ出そうとしていた勇気だったが、少しずつ仕事を覚え、ヨキや清一といった仲間達と共に働くうちに山での仕事にやりがいを覚えるようになる。

まっさらな状態から山での仕事を覚えていく勇気。なぜか美人が多い神去村で直紀という女性を好きになり、仕事にも恋にもまっすぐぶつかっていく姿が清々しく、読むうちに元気をもらったような、自分も若返ったような気分になった。勇気以外の登場人物もそれぞれキャラが濃くて魅力的。人だけでなく犬のノコも最高だ。

実はこの『神去なあなあ日常』は互いに面白かった本を教え合う地元の友人から随分前に面白いとすすめられていたのだけれど、林業という自分の興味の範囲外のテーマを扱っているので何となく読まないままでいた。もっと早く読めばよかった。『神去なあなあ夜話』が文庫化されたら絶対に読むぞ。

神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)
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2015-04-29

虹色と幸運

テーマ:柴崎友香
夫が暦通りに出勤するので我が家はまだGWに突入していない。中途半端な水曜日の祝日をどこに出掛けるでもなくダラダラと過ごしてしまった。しかし、GWになれば車での長距離移動なんかで疲れ果ててしまうのだろうから今日みたいに何もしない休日というのも必要なのだ。たぶん。



柴崎友香の『虹色と幸運』を読んだ。

高校あるいは大学時代からの友人である珠子、かおり、夏美。珠子はイラストレーター、かおりは大学職員、3人の中で唯一の既婚者で3人の子供がいる夏美は雑貨屋を始めたばかり。

三月から始まり次の年の二月まで、一年間の間に3人の周辺に起きた出来事が描かれている。

珠子、かおり、夏美それぞれの視点に切り替わるのだが、よくある章ごとの視点の切り替わりではなく一つの章の中で細かく視点が切り替わる。しかも、それが3人だけでなく、時には夏美の夫やかおりの母親などの視点にも切り替わったりする。一見めまぐるしいようだけれどすうっと自然に切り替わるので違和感はなく、その時々に誰が何をどんな風に見て、どう感じているのかがわかるのが面白い。

3人のうちの誰かが大恋愛をするというわけではなく、仕事で大成功をおさめるというわけでもない。どちらかといえば平穏に過ぎてゆく30代の女性3人の一年間が淡々と描かれている。それなのにというのもおかしいかもしれないけれど、読んでいるうちに津村記久子さんが文庫の帯に寄せている「ページをめくりながら、この小説に終わって欲しくないと思い始めていた。」というコメントと全く同じ気持ちになっていた。


そこそこで生きていくことがなんでこんなに難しいんかなあ。普通ってほんまにすごい大変なことみたいな気がしてきた、最近


かおりの中学の同級生、西ちゃんの言葉に深く頷いてしまった。


柴崎さんの小説の中でもかなり好きな作品になりそう。どれがベストかは決められないけれど。

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2015-04-22

夜の国のクーパー

テーマ:伊坂幸太郎


伊坂幸太郎の『夜の国のクーパー』を読んだ。

『夜の国のクーパー』は二人…いや、一匹と一人、猫のトムと人間の「私」の視点から描かれている。

猫のトムが暮らす国に鉄国の兵士がやって来て、支配されるところから物語は始まる。

「私」は釣りをするために小舟で仙台の港を出たはずなのに、気付けば草叢で仰向けに横たわり、身体を蔓で縛られた状態で、猫のトムからトムの国の人間と鉄国の兵士との間に起きた出来事を聞かされる事になる。

トムは猫であり、トムの国の人間とは会話は出来ないのだがなぜか「私」とは会話が出来る。トムも「私」も互いに会話が出来ることに驚くが、そこはすんなりと受け入れ「私」はトムが語る話を聞く。

ファンタジーっぽいストーリーだという前知識があったので『オーデュボンの祈り』のような感じなのかと思っていたが、違った。オーデュボンほどドキドキハラハラしなかったのだ。少なくとも私は。そのせいか前半はこの物語の世界になかなか入り込めなかった。

あっと驚かされたのは物語も終盤になってから。一通り話し終えたトムは「私」に加勢を求める。役所勤めの「私」一人に銃を持つ鉄国の兵士相手に一体何が出来るというのか。しかし、その理由が明らかになった時、なるほどそうきたかと思わずニヤリとしてしまった。この遊び心が伊坂さんらしい。

ただ、お気に入りの伊坂作品になりそうかというとそうでもない…かな。

夜の国のクーパー (創元推理文庫)夜の国のクーパー (創元推理文庫)
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2015-04-15

【買った本】『虹色と幸運』、『神去なあなあ日常』

テーマ:買った本
昨日届いた文庫本。



柴崎友香の『虹色と幸運』(ちくま文庫)と三浦しをんの『神去なあなあ日常』(徳間文庫)。

文庫化された柴崎さんの小説はほとんど読んでいる。この『虹色と幸運』も発売日前に予約していたのだけれど、発送が遅くて昨日ようやく届いた。早速読み始めたけど、文庫の帯にある津村記久子さんの言葉通り早くも「終わって欲しくない」と思いながら読んでいる。私はやはり柴崎さんの小説が好きなのだなぁ。

三浦しをんさんの『神去なあなあ日常』を買ったのは、先日読んだ『舟を編む』があまりにもよくて、他にもしをんさんのお仕事系の話の小説を読みたいと思ったから。

しかし、届いた文庫のカバーを見てガッカリ。映画仕様になっている…。

ところが、よく見てみるとカバーが二重になっていました。



映画仕様のカバーの下に元の文庫のカバーが!

うん。やっぱり元のイラストの表紙の方が味があっていいな。

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