優しそうなお父さんが登場(少年院虐待事件2 3/6)
午後の審理が始まって約1時間半…
休憩ないとやっぱキツかったです。
トイレ行きくなるし、ずっと同じ姿勢だからお尻も腰も痛くなってきました…
でももしかしたら重大証言(あるいは弁護士のウッカリ本名暴露)が出るかもと思うと
なかなか外に出ることができませんでした。
白髪まじりで七三分けにした父が登場。
メガネをかけスーツをきちっと着て真面目そうな印象です。
弁護人から質問は始まりました。
「親として今回の事件をどう思いますか」
「今回の事件につきましてではですねぇ、私の息子が被害者の少年やご家族に迷惑をおかけしましたこと、広島少年院、全国の少年院の関係者に迷惑をおかけしましたことを、この席をお借りしましてお詫び申し上げます。(すっと立ち上がって頭を下げ)本当に申し訳ありませんでした」
「被告人の家族のこと教えていただけますか?」
「現在無職でありまして…」
長くなることを予感した裁判長が
「あ…必要なことだけ喋ってください」と優しく注意しました。
「あ、はい。家族は4人でありまして~妻と長女がおりまして、その下に○○(被告人)がいます」
「事件の内容を聞くと、とても凶暴な人間に見えますが、息子さんはお父様から見てどんな人だと思いますか?」
「えー息子の○○はですね、どちらかと言いますと性格は強い方ではありません。子供の頃ケンカやイジメをしたと聞いておりませんし、息子が少年院に就職してから帰省しても、私の家は本家のすぐ近くにあるものですから本家に挨拶をして仏壇にお参りもしていましたので本家の者も喜んでましたし、ご先祖を敬う優しい心を持っておりました」
( ゚Д゚)………………。
長っ!!
父親の話によると、被告は自分から仕事のことを話すことはあまりなかったそうです。
「本当は大変」と言うので「どうしてそげん大変な仕事ば続けとったい」と父親が聞くと
「ここにいる少年は更生するチャンスがあるから更生させるために頑張るんだ」と話していたそうです。
「少年に対して多数の暴行加えたとして起訴されてますが、親としてどう思いますか」
「私もそれを聞いて本当にショックでしたよ。使命感を持ってやってましたから衝撃でした。ただ少年院が荒れたら更生なんてできないと言ってました。○○は責任感のある方ですから、このまま広島少年院が荒れていくのを放っておけなかったんじゃないかと思います」
「何か前兆みたいなものはあったんですか」
「今にして思えば、使命、責任感でしょうね~それと息子は中学から大学までバスケをやっていました。それで皆さんご承知の通り、バスケは団体競技ですからね、みんなで協力して力を出し合って勝つと。だから頑張らないものがいると他が頑張らないといけないという、そういう意識もあったんじゃないかと」
「今、被告人はあなたと一緒に暮らしてるんですか」
「はい」
サクッと終了し、検察官の番になりました。
「謝罪や処置に何かしようというのはないんですか」
「………どういうことでしょうか?」
「親として謝罪は考えてないのでしょうか」
「私としましてはですねぇ、被害者に対してそういう気持ちは持ってますが…100年に1度の不景気の中でクビになりまして~いつ職につけるかわからないもんですから…子供の生活を責任持って見守ると」
「質問と答えズレてる…(笑)」と裁判官が小声でポツリ。
「責任…」としつこい検察官に
「(ちょっと強い口調で)罪の気持ちは持ってますが余裕がないということです」
苛立った様子で答える父親。
弁護人が立ち上がって口を挟みました。
「あのねぇ、謝罪文は出してますよねぇ。検察官はハッキリ言わないから…ハハハ、推測ですがねぇ慰謝料のこと言ってるかと思います」
「私もそう思います」
「それは年金暮らしで大変だし難しいということですか」
「この不景気で懲戒免職ですから…仕事就けるかもわからないし~路頭に迷うかもしれませんから難しいです」
正直、ここまで傍聴してきて事件のこと考えると「慰謝料て…」と思いました。
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