Dog indexのSunaoです。


先日体調を崩し、一時的ではありますが耳がどんどん聞こえなくなってしまうことがありました。
その時ふと、“このまま聞こえなくなったらどうしよう…”と不安に思いが心をよぎりました。
横にいた父にぽろっとその気持ちを話すと、父からこのような返事が帰ってきました。
“大丈夫だよ、聞こえなくなっても他の部分が補おうとしてくれるんだから。分かる?”

この一言にはっとさせられました。
自分の身体に対する信頼と安心感が芽生え、私たちの身体が生ようとする力の強さに改めて気づかされました。
そしてその後私たちの間でベートーベンの『田園』がすぐに話題になりました。
彼は聴力を失っても、素晴らしい曲を作り上げました。
目をつぶってこの曲を聴いていると、前に田園風景が広がります。
彼は心と身体の生きようとする力全てを使って、私たちに大切なメッセージを残してくれました。

動物や植物もみんなそうです。
生きる力のすごさはあらゆるところで目の当たりにします。
枯れそうになった木は、必要最低限まで葉を落とし余力で生きようとします。
何日も食べられていない動物は身を削るように、自らの身体の栄養を使いながら生き延びます。

また進化や退化、適応、順応といった現象も生きる力の賜物です。
ある過酷な環境を生きる植物は、そこに生息する鳥のくちばしに合わせて進化したと言われています。
確実に生きるために、植物は確実に種や花粉を運んでくれる鳥を知り、そして選び、その鳥に合わせて進化したのでしょう。
これはすごいな…と思いました。

単なる難聴が発端ですが(笑)、とても大切な気づきと思います☆
是非、みなさまも身の回りに存在する生きる力、生きようとする力、見つけてみてください!


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この本は、カバーをみた瞬間手に取ってレジへ持っていった一冊です。
タローが自分の境遇に嘆くことなく、与えられた命を一生懸命生きるお話です。
この本を読んだとき、初めて犬と自分の生き方を重ね合わせることをしました。
“今”を生きるタローの純粋さ、そしてタローと一緒に時を刻んで生きる飼い主の方、
タローを取り巻くみなさまから多くを学び、たくさんの感動を得られました。

“生きる力”。
私たちが生きているのは当たり前ではありません。
どんな困難があろうとも、一度この世に生を受けたものは、みんな一生懸命生きるように作られているのだと思います☆
そして私たちの愛犬も心と身体の全てを使って、一生懸命いきています♪♪


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