先日元気なポーラ便りをしたばかりのポーラの信じられない事が起こりました。
5日前の午前3時30分、仕事で疲れてカーペットでうたた寝していた私に聞こえたのは、他の3匹のわんこと眠っていたソファーのポーラの”キューン”という悲しい声。ソファーに排尿し、その後1分間で排便、嘔吐して倒れこんだポーラ。
すぐに着替えて、以前SNOOKYのてんかんでお世話になった磯子の動物病院に連れていこうと決めました。
車で15分の病院まで行く間、右手で運転、左手でポーラを抱きかかえているとみるみる間に足から冷たくなるポーラに気がつきました。その後失禁で便をし、呼吸が止まったポーラ。抱きかかえた体制がちょうど気管の開いた状態だったため、人口呼吸をしながら赤の信号を3個はぶっちぎったのを覚えています。呼吸が肺に入ったと思った瞬間、固かった口が柔らかくなりましたが、呼吸は浅いため、人口呼吸をしながら病院前の駐車場にたどり着きました。
すぐポーラを地面に置き、人工呼吸、冷たい体にマッサージを繰り返し、呼吸が戻ってきたので、病院に連絡しようと便まみれの携帯から番号を探していると..2年前の担当医の先生で登録していたことに愕然としました。全く覚えていない!!
人工呼吸を20分ほどしているときにふと近所のサンタままが、”公にされていないここの病院の緊急連絡番号を知っているから、あなたのわんこに何かあったらかけてあげるわ”という言葉が浮かびました。朝の4時を回った時間なのにすぐに電話に出てくださったサンタまま、有難う。
その後病院の扉があきました。ポーラを抱え込んで診察台に乗せると足が動かず、”ショックで循環不全だ”という先生の声を聴きながら、助かっても酸素不足で足が麻痺になるかも..と冷静に考える自分がいました。
その後、採血、私もプロテクターをつけてX-P撮影し、異常な肝機能の上昇がわかりました。
その後一日検査の結果、超音波で血性様の腹水があり、一連すると、肝臓癌が破裂し、ショック、循環不全になったのではという話でした。
ポーラが捕まってから肝機能が高く、去勢前に点滴で肝機能を下げてから手術したこともありましたが、放浪時の食事などの一過性のものかもということで経過をみていました。勿論超音波でも肝臓の腫瘍はなかったのに....何故??
その翌日たまたま箱根の仕事だったため、合間にポーラの住んでいた箱根の山に行ってきました。雪のため途中で車を置いて20分ほど山を登るとポーラがいつも降りてきた細い道にたどり着きました。その奥に入ると大きな木があり、見上げると少ない葉っぱがまぶしくて、何故か涙が止まらなくなりました。
ポーラのいたこの場所に、勝手にポーラを連れ去ってしまった事をお詫びし、ポーラを守ってとお願いしました。夜ポーラに持って行こうと、その場所の草と、落ちた小枝と箱根の空気を袋に入れました。
箱根を下山後すぐに病院から電話があり、先生のお話が...
その日再度超音波で、血性腹水は全部消えて、肝臓に腫瘍はなさそうです..。と!!
話は前後しますが、その前日、この夏お会いしたとき壮絶な動物の治療のお話をしてくださった、日本のスピリチュアリズムの第一人者である山本貞彰先生が突然頭に浮かび、連絡させて頂きました。
あまりにも衝撃的出来事で、ポーラに起こる出来事が何を意味するのかを知ることができれば..と思ったのです。そんな私にいつもの優しい声で、”動物には寿命というものがあるのですよ。病気の中には飼い主に伝えたいこともあるのです”といいました。
そのあと何と遠隔治療をして下さるとの言葉を頂きました。
遠隔治療中、飼い主の愛情は大事です...と。
はい、ポーラへの愛情なら誰にも負けません..
横浜に戻った夕方に酸素部屋にいるポーラを抱きかかえ、約束の時間5分間の間、病気の場所に手を置くようにとのことだったのでそっと肝臓部分を触っていました。
そのあと山本先生に連絡すると、”これからポーラに変化が起こります。必要あれば明日も治療をしましょう”と言われました。
翌日 箱根山を降りてから先生から腹水消失の話を聞き、すぐ山本先生に連絡すると、私が話をする前にいつもの静かな声で”ポーラに癌はありませんよ。今日の治療は必要ありませんね”と言われたのです。
その夜病院の食事がのどを通らなかったのに、私の持参のもも肉はゆっくり食べてくれました。
こんな不思議な数日間を過ごしたポーラですが(私にとっては壮絶でしたが)、昨日から病院の食事も食べ、肝機能も改善してきています。
今朝ポーラを尋ねると、ポーラが間門ハウスで選んだソファーにくつろいで寝てました。
扉を開けると、点滴がちぎれる勢いでしっぽを振ってでむかえてくれます。
今朝あらためてポーラに人口呼吸しながら扉が開くのを待った場所
この場所にこの病院があってくれたことに感謝し、仕事場に向かいました。
ポーラの詳細なことはまだわからないし、もしかしたら肝臓の病気も完治しないかもしれません。でも、あの夜ポーラを一度失ったと肌で感じた私に、怖いものはなくなった気がします。
どんな状況でも、毅然としたポーラ。これまで箱根の人も不思議な犬...といいますが、私自身、ポーラを神話化していることにも気がつきました。
山の神に愛されたポーラが、山に連れ戻される気がしましたもの..
ただ純粋にポーラを愛すること..
自分自身、箱根からポーラを連れてきてしまったポーラへの罪悪感が、愛することと一緒にあった気持ちに気がついたのです。
今はっきり言えるのは、私がポーラに一番したいことは...ただただポーラを愛すること。
色んなことを考えず、純粋にポーラを愛すれば、ポーラの与えられた寿命がもしももしも短かかったとしても、穏やかな気持ちで受け入れられると思うのです。