筑波をR25でフルアタック!63編を解説してみたいと思います。目目

皆様の参考になれば幸いです。

と言ってもレコードまでは遥か彼方なんですが…筑波でコンマ5の差はデカイ(^^;;汗汗
参考にもならない特殊な乗り方をしているので、理想は今回出場した青木選手のオンボード動画があればお手本なような気がします。
 
1コーナー
気分的には登り切った所でブレーキ開始。お手本はスーパーカート。正確には倒してから斜めブレーキでアプローチ。意外と早く縁石に近づくけどその時にはほぼリリースしていて横Gで減速。曲がれないと感じる時は速度が殺せていないのでもう少し手前からブレーキ開始するようにしますが、63が心がけているのは車体が真っ直ぐな状態ではブレーキ開始しないことです。また曲がれないと思っても曲がれるのが筑波の特徴です。タイヤとサスがもっと良くなればもっと突っ込めるのですがいつも突っ込み過ぎだと言われるのでほどほどにしていますグーグー
 
立ち上がり、クリップ取れなくても御構い無しにアクセルonチョキチョキ
アウト側縁石に飛び出す覚悟はしておくけど飛び出したことは無いです。
パワー無いからあせるあせる
もっと色々なことを多分やっていますがあんまり考えてないです。
感覚と言うか、フィーリングとかリズムが大事かなと。
初期で曲がらないとか、開けたら飛び出すとかの基本的なセットは1コーナーで大体決まります。何故ならここが筑波で一番大事なコーナーだからです!!!!
 
 
1ヘア
車体が真っ直ぐな状態で短い区間での急制動な感覚でS字右のクリップ過ぎてからを目標にブレーキ開始します。
前との差を一気に詰める大事なコーナーですがレース中に抜くのは多少リスキーです。
接触事故が多いのもここですね。
アプローチはミドルでカントを使えればBestですが、こちらもクリップなんて御構い無しに開けます。
たまに飛び出しそうになりますが、そういう時は大体ラインが悪い時です。縁石付近まで行く事もありますがこちらもライン次第です。
 
CXアプローチ
昔から左に寄せきれているかどうかで上手い下手を判断されている箇所です。
こちらも1コーナー同様寝かすまでアクセル全開です。
車体が真っ直ぐな状態ではブレーキをかけないようにします。
このためここがチャタリングの出やすい箇所でもあります。
ここでピタと安定したマシン、寝かしこみが怖くない、チャタリングがでたり、跳ねたりしないマシンを作る必要があります。
倒しこむポイントは。。。よくわかっていません。感覚ですDASH!DASH!
なので初期から曲がらないマシンだと手前になりますし、よく曲がるマシン、フロントから曲がっていってくれるマシンだと奥まで突っ込めます。
 
CX中から出口
63が最も苦手とする区間ですダウンダウン
トップにコンマ2から3離されますグーグー
なので細かい解説は無いのですが、63は切返しでシフトダウンしています。
これはギア比がロングだからなのですがショートの場合は4のままでも立ち上がれますし、その方がアクセルワーク、ライン、切返しに集中出来ます。
 
2ヘア
左の頂点を過ぎてからブレーキ開始。
ミドルでアプローチしてカントを利用できればベスト
早目のアクセル全開。
アウトギリギリまで行ける、曲がるマシンを作る。
 
よくそのラインで走れるね
 
と言われますが、意外とラインの自由度は高く作っているんですよ。
バックストレートに繋がる大事なコーナーですが抜かれやすいポイントでもあるのでバランスが難しいです。
 
最終コーナー
右に倒して芝生につくまで全開、レブリミットに当てます。
芝生を過ぎたらシフトダウンと共にフロントちょい掛けしてフロントノーズを入れます。
ここでも曲がらないマシンだとアクセルオフの時間が長くなってしまいます。
慣れないうちは6のままで進入して全開位置とブレーキ、走行ラインを身体に染み込ませます。
この時大事なのは、
・ブレーキをかけ過ぎないこと
・アクセルオフの時間は限りなく短くすること
・むき変えを待たずに直ぐに全開にする癖をつけること
 
筑波の最終で待っている時間=何もしない時間はありません。
特に6のままだと加速が緩やかなのでオフにしている時間はほぼないぐらいの意識、感覚で練習すると良いと思います。
出口では膝をたたむ意識は持った方がいいかもしれないです。
高速加速区間なので膝はあまり出していたくないですね
特にショートの場合は6のままでも走れますが加速感が無いので膝はたたみましょう。
慣れてきた後、5に落とす練習で入り口で落とす方も居ますが進入速度を落とし過ぎないように注意して下さい。
また出口のクリップに付けなくても曲がるマシンなら飛び出しません。
ちなみに昨年までは6のままでショート目、今年からロングにして中で5に落としています。
なので入り口で5に落とす方、落とすのが早い方だとカマ堀そうになりますが、どこでタイムを稼ぐかが大事だと思います。個人個人得意、不得意がありますから。
 
例えば、今回の決勝中、バックストレート~最終出口でTOPグループから1秒近く離される周回もありましたが1コーナーと1ヘアだけでその差を全て詰めた走りに徹しました。
裏返せばそこしか詰める場所がなかっただけなんですが、最も得意な区間とも言えます。
 
 
とにかく筑波はリズムが大事なサーキットです。
体内リズムとマシンが同調しているとタイムも出やすいです。
また中速からの立ち上がりは9000以下に落とさないように走る心掛け、セットが必要だと思います。
 
曲がるのと曲げるの違いや微妙なカントの使い方など他にも多数あるのですが速いエンジンや高いグリップのタイヤより、曲がるマシン、開けられるマシンにするのが先ですひらめき電球ひらめき電球
 
その証明にtcminiでも10秒でていますラブラブラブラブ
またタイヤが!という人も居ますが速度が殺されすぎている=パワーが喰われるのでそこを意識した走り、ライン、セットを出さないとタイヤを交換してもタイムは出ませんダウンダウン
多分63も某外国製のタイヤを履いてもレコードは更新できないと思いますあせるあせる
 
こんな感じかな~
あまり参考にならないかもしれませんね
 
予選車載動画は。。。大したタイムでもないので大ぴらな公開は控えますが、ご希望の方には直アドレスご連絡いたしま~す^^