やってみたその62 SIMフリーiPhoneを買う(3)
というわけで
実際に購入してみた。
◇実際の手順
結構長いので、長い文章を読みたくない方は飛ばし読みしてください。
①アップルストアでSIMフリーiPhone5sの64GBを注文します。
iBUFFALO iPhone 5S/iPhone 5C/iPhone 5 気泡が消える背面保護フィルム BSIP13PFH |
気軽に都心か梅田へ行ける方は背面用フィルムだけでOKです。理由は後で分かります。
ケースはお好みでどうぞ。さんどらはPASMOが収納できてフタが無いものを選びました。
③iPhone5sを受け取る
12月7日土曜の午後にダンボールに梱包されて届きました。
開封したい気持ちをここではグッと我慢します。
④土日祝日まで待ち、朝のうちにデータのバックアップを取っておく。
幸いなことにさんどら宅に届いたのは土曜だったので、待つ必要はありませんでした。
バックアップはiCloudだけじゃなく、パソコンでもした方がいいです。
しばらくバックアップをしていないと、思ったより時間がかかることがあります。
朝起きたらとっととケータイとPCをつないで、バックアップを開始しましょう。
⑤ケータイショップを調べる。
ケータイショップは土日祝日に特価を出していることが多いです。
ケータイショップはTwitterの「#iphone5c」で検索して、
購入条件とアクセスの良いお店をさがしましょう。
念のためお店に電話して、購入条件を確認しておきましょう。
あれ、#iPhone5cってどういうことだろう・・・?
⑥ケータイショップに出かける。移動中にMNPの手続きを済ませる。
(都心か梅田に気軽に行けて既にiPhoneかiPadを利用している人は)AppBankのアプリを使用中の携帯かタブレットにインストールしておく。
MNPの手続きは携帯電話から簡単にできます。
ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/change_release/mnp_release/
au
http://www.au.kddi.com/support/mobile/procedure/contract/mnp-surrender/
ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/
⑦ケータイショップで契約する。
ここでは店員さんに、こう言いましょう。
「すいません、MNPでauのiPhone5cの16GBに機種変したいのですが。」
はい、間違いではありません。
ここで買うのはiPhone5cの16GBです。色はなんでも良いです。
有料オプションは必要ありません。
加入が割引の条件になっていない限り断りましょう。
auではデザリング利用料が月額525円ですが、
24ヶ月は無料ということなので加入してもいいと思います。
契約時に確認のためiPhone5cの開封をする必要がありますが、
SIMカードは挿入する必要はありません。
⑦(都心か梅田に気軽に行けて既にiPhoneかiPadを利用している方限定)
AppBankへ行き、画面用のフィルムを貼ってもらう。
なんと以下の5店舗では、AppBankアプリをダウンロードした画面を見せると
無料で強化ガラスフィルムを貼ってもらえる
という、
インド人もびっくりのサービスがあります。
http://www.appbank.net/2013/11/10/iphone-news/697819.php
AppBank Store 新宿
AppBank Store 渋谷PARCO
AppBank Store 池袋PARCO
AppBank Store 八重洲
AppBank Store うめだ
ここで予めダウンロードしておいた画面を見せれば、
店員さんが無料かつきれいにフィルムを貼ってくれます。
ここで初めてiPhone5sとご対面です。
⑧iPhone5sにiPhone5cのSIMカードを挿入して電源を入れる。
ちゃんと作動するか確認しましょう。
さて、⑧まででかなり時間がかかります。
「早く新しいiPhoneを使いたい!」という方は、
先に⑩に進み、後日⑨を行ってください。
⑨iPhone5cを売る
iPhone5cは売ってしまいます。
ヤフオクでもいいですが、僕はモバイル一番というお店に売りました。
http://haixiatongxin.sakura.ne.jp/
買い取りのお店はいくつかあったのですが
・買取価格がいい(僕が売った時は37,000円。現在は38,000円に値上がりしています)
・駅から歩いて5分くらい
・営業時間が長く、日曜もやっている
という理由で選びました。
ついでに使っていたiPhone4sも初期化&アクティベートして売りました。
iPhoneの初期化の方法
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?id=74580&a=102
iPhoneのアクティベートの方法
http://www.softbank.jp/mobile/iphone/support/activation/new/
(注)アクティベートが終わるまでは古いSIMカードは取り出してはいけません
買い取り価格は箱の有無や容量に関係なく17,000円とのことだったので、
本体のみ買い取ってもらいました。
イヤホンなどは予備として使うつもりです。
ソフマップでは付属品と箱があっても15,000円が上限ということだったので、
こちらで売って良かったです。
⑩iPhone5sを使う
予め買っておいた背面フィルムとケースを装着し、
バックアップデータをiPhoneにダウンロードすればミッション・コンプリート!
これでSIMフリーのiPhoneに5sを安く利用できます。
今後2年間でかかる費用を計算すると
auのiPhone5cは
本体0+使用料4,020+転出手数料2,100+転入手数料3,100-CB20,000=81,730
ただし本体は既に37,000で売ったため81,730-37,000=44,730
ここにSIMフリーiPhone5s64GB購入代金91,800円を足すと44,730+91,800=136,530
なんとauのiPhone5sをそのまま2年間使うプランよりも、こちらの方が安くなりました。
ただしこれは当初想定していたキャッシュバックの金額が少なかったからで、
実際はauのiPhone5sをそのまま使った方が3~4千円は安くなると思います。
それくらいならSIMフリーの恩恵を考えれば許容範囲ですし、
そもそも次に機種交換する時のSIMフリーiPhoneの下取り金額を考えれば全く損しないでしょう。
◇3行でまとめるとこういうこと
僕がやったことを端的に書くと以下の通りです。
アップルストアでSIMの無いiPhone5s、auでSIMのあるiPhone5cを購入
↓
iPhone5cのSIMをiPhone5sに挿入して、iPhone5cは売却
↓
auのiPhone5cの料金プランでSIMフリーiPhone5sを使う
念の為にauとアップルストアに電話して、この方法に問題が無いことは確認済みです。
不思議なのは、どうしてこのやり方がネットの記事にまだ載ってないことですが、
多分どこかから載せないように圧力がかかっているのではないかと思われます。
とは言え、携帯電話業界に大して詳しくない僕が簡単に思いつくくらいですから、
僕がここで書かなくてもそのうち広まっていったでしょう。
ちゃんとデザリングもできるようなので、後は海外で現地のSIMが使えるかどうかです。
既に今月海外に行く予定があるので、早速試したいと思います。
やってみたその61 SIMフリーiPhoneを買う(2)
auでiPhone5sの64GBを予約をして11月末まで待っていたのですが、
その間に世間では今後の通信業界に大きな影響を与えるニュースが発表されました。
appleが自社のHPでSIMフリーのiPhone5Sと5Cとの販売を開始したのです。
http://www.apple.com/jp/iphone-5s/specs/
こんなことあと10年はできないだろうと思っていたのでビックリしました。
さんどらは海外に行くことが多いのですが、
日本の3大キャリアのiPhoneで通信すると1日で2,980円かかります。
最近ドコモが「海外1dayパケ」という従来より通信代金を安くできるプランを発表しましたが、
それでも1日980円以上かつ通信速度に制限がかかりやすいというイマイチな条件。
http://japanese.engadget.com/2013/11/25/1day-24-980-30mb-16kbps/
現地の通信料で済ませられるSIMフリーiPhoneは非常に魅力的です。
ただ、どうも記事を読むとほとんどの人にとってSIMフリーiPhoneを購入するメリットは薄いようです。
SIMフリーiPhone祭がやってきた
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/186/186558/
↓の記事では24ヶ月でかかるお金を計算してくれています。
SIMフリーiPhoneはお得?_フリーダムを考える
http://japan.cnet.com/news/commentary/35040392/
アスキーの記事では
「ただし、当然のことながら、SIMロックフリーiPhoneは初期費用が相当に高い。iPhone5cで16GBは6万800円、iPhone5sは16GBで7万1800円とかなり値が張る。キャリアで購入すれば分割も可能で、しかも毎月割引が適用されることを考えると、一般的なユーザーからするとなかなかSIMロックフリーiPhoneを買おうという気にはならないだろう。」と書かれています。
なるほど、一般的なユーザーにはSIMフリーiPhoneはあまり魅力がないんですね。
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本当に?
僕には一般のユーザーにとってもSIMフリーiPhoneは十分魅力的だと思うけど。
というわけでauのiPhone5sの予約はキャンセルして、
(つづく)
やってみたその60 SIMフリーiPhoneを買う(1)
さんどらはずっとソフトバンクのiPhone4s64GBを使っていたのですが、
最近電池の減り方が凄まじくバッテリー無しでは休日に街歩きもできなくなっていました。
ちょうど購入から2年経ち11月末で月月割も切れるということで、
機種変更をすることにしました。
今回からドコモもiPhoneを売りだしたのでどこで買えばいいのか迷ってしまいます。
まずは新宿のビックロに行って値段を確認しました。
条件は
・iPhone5s64GBのゴールド
・一括払い
・パケット定額サービス加入
・任意の有料サービスは加入しない
です。
今回は商品が全く同じなので、価格重視です。
ただし、MNPをするとメアドの変更などの手間がかかるので、
差が15,000円未満だったらSoftBankを継続したいと思います。
ということで店員さんには
「24ヶ月でトータルいくら払うことになりますか?」
と質問しました。
本体価格や基本料金、割引サービスが違っていたりすると、
結局どこを選べばいいのかわからなくなります。
また、僕はiPhone4sの前はドコモのガラケーを使っていたので、
ドコモのおかえり割が適応されて基本使用料が2年間優遇されるとのこと。
auもMNPをすると2年間の基本使用料が付くということなので、
24ヶ月を一つの目安にすることにしました。
購入後にもらえるキャッシュバック(以下CB)は、
販売店ごとに異なります。
僕がビックロに行った11月はSoftBankとauが21,000円、ドコモが20,000でした。
現在は31,500円というお店もあるようなので、
ビックカメラにこだわる必要はないと思います。
◇それからどんどこしょ
結果
SB 本体88,200+使用料4,520×24+機種変手数料3,150-CB21,000=178,830
au 本体88,200+使用料2,960×24+転出手数料2,100+転入手数料3,100-CB21,000=143,490
ド 本体90,720+使用料2,835×24+転出手数料2,100+転入手数料3,100-CB20,000=144,010
・・・・。
SoftBank、今までどうもありがとう!!!
auとドコモの差は520円なので許容範囲ですが、
SoftBankは2社と比べて約35,000円高いという結果なりました。
35,000円あったら32GBのnexus7が買えちゃいますよね。
Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4) ME571-32G |
継続している人よりMNPをする人を優遇するのは3社共通です。
うーん、やはり釣った魚には餌をやりたくないのでしょうか。
ちなみにそのままiPhone4sをSoftBankで2年間使い続けると
使用料5,706×24=136,944
auのiPhone5sと比べると6,546円しか変わらないです。
5s購入後に4sを売ると乗り換えた方が安いんですね、
そりゃないよセニョリータ。
後はドコモかauの2択ですが、
雑誌やwebで調べた結果auに乗り換えることにしました。
auの方がつながりやすいということですが、
これは今後ドコモも改善してくるだろうということであまり気にしませんでした。
ただ、ドコモ独自のSPメールなどのサービスがわずらわしそうだったので、
避けてしまいました。
ということでauで予約をして11月末まで待っていたのですが、
その間に世間では今後の通信業界に大きな影響を与えるニュースが発表されたのでした。
(つづく)