ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
取引先との交渉では自信満々の経営者でも、いざ銀行との交渉になると、なんだか少し自信なさげになってしまう人がいます。
理由はいろいろあります。
細かい数字は苦手という経営者。
決算書の勘定科目はよく分からんという社長。
お金が足りないことに、なんとなく引け目を感じてしまうという感情の問題。 etc.
けれども、1円単位の細かい数字の違いについては、資料を事前に準備すれば、きちんと説明できます。
また、経理の仕訳の仕方についてはたくさん本が出ていますし、場合によって経理担当者や顧問税理士の力を借りることもできます。
そして、お金が足りないこと自体は会社を長く続けていく過程においては避けては通れないことです。
銀行交渉も会社にとってみれば、取引先との交渉の一つ。
お金がちょっと足りない時に、商品の代金を一括して前払してもらうのも、銀行から融資を受けることも、資金繰りの改善に寄与するという点では同じです。
会社の現状と将来性を客観的に見る目とたとえ計画通りに仕事が進まなくても最後まできちんとやり切る覚悟を持っていれば、怖いものはありません。
Cool head & Warm heart.
先日銀行交渉に臨んだクライアントさんはもともと冷静な分析力はお持ちでしたが、事業をやり遂げる覚悟を持ったことで、無事銀行借入できました。
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銀行員が発想できない方法をひねり出し、それをどうやって実行していくか。
経営者は銀行員よりも一歩抜きんでてこそ資金調達も上手くいきます。