1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2006年09月23日 17時44分24秒

最前列2

テーマ:子どものネタ

 続編である。前編をお読みでない方はまずこちら(2006年9月17日エントリー) から。


 秋晴れのこの日、ついに娘の中学の「運動会」本番。私の認識は一日間違っていた(明日の日曜日に開催だと思っていた)ので、実は、『早朝から最前列に陣取る』ということは出来なかったのだ。っていうか、朝起きてみると既に娘はやるき満々に朝食を終え今まさに出かけていくところだったのだ。こちらも負けずに朝食を飲み込み、娘のあとを追うように機材一式抱えて校庭に。


 良い場所は他のご父兄に取られていた。私に選択権が与えられた場所は、「敬老席」の書いた紙が貼ってあって座るのに躊躇する領域だけだった。少しだけ座ってみたが、いたたまれなくて席を立った。


敬老席


 が、こういうときは「厚顔無恥」のふりをして座っていたほうが得策だったか、気がついたら、「空いているのだったら良いわよね」とやたらお元気なお母様方が大声で宣言して続々と着席(苦笑、畜生!)。


 その皆さんの頭越しに、娘を激写。オートフォーカスなんで、前のお母さんの頭にピントが合う(泣)。


娘の晴れ舞台(涙)


 いや、それでも、練習の甲斐があったようで、うちの娘が音楽に合わせてノリノリでダンスを踊っている。まぶたの裏にしっかりと焼き付ける。私のほうこそセンスがなくて、こういったパフォーマンスを「こりゃヨサコイだね」などと評して顰蹙を買いそうなので、そのもの自体を論評することは出来ないが、素人の私の目には、とても上手に出来たように見えた。トホホな写真は撮れなかった。


 前後して、PTA競技「綱引き」があった。私は、娘が幼稚園のときからこの手の場所での綱引きに自分の所属チームが負けたことがない、という実績と自信を持っている。綱の握り方、足の踏ん張り方、力のかけ方。競技前に薀蓄を披露していざ出陣。


 総当たり戦4ゲーム。4連勝。文句なく優勝。


 その、父親が子供たちのために鼻の穴広げて蟹股で頑張っている姿を、娘がデジカメで激写したらしい。競技後、「メモリーを消してほしければ言うことを聞け」と脅かしてくるので、「いや、消さなくてよいよ。君の結婚式の披露宴で流してあげるさ」と応戦。娘がメモリーを消すかどうか、しばらく様子を見てみることにする。


 そんなわけで、日にも焼けたし筋肉痛である。心地よい汗をかいた一日であった。ではそういうことで。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年09月17日 21時34分38秒

最前列

テーマ:子どものネタ

 娘の中学の運動会は雨で順延された。実は昨夜のうちから「観客席最前列」に陣取りをしていていた。それだけに中止の決定を聞いた「またこれをやるのか」と思ってがっかりした。


 九州のほうでは鉄砲水や竜巻、その他甚大な被害が出ている。ま、それに比べれば「雨で中止」レベルは屁みたいなものだ。今度秋晴れの中で思い切りやらしてもらえればよい。


 最前列に陣取ったのにはわけがある。娘は「組み体操」では本部席まん前、いわゆる最前列で演技をすることになっていたのだ。今までこういった目立つ場所にはあまり出なかったのであるが、今回は彼女自身の『迂闊』でそうなってしまったのだという。


 ホームルームで先生から「バレエや日舞を習った経験がある子はいるか」と聞かれ、幼稚園のときに少しだけバレエ教室に通っていた娘は何も考えずに手を上げてしまったのだという。


 そしたら、そういった「経験者」が前のほうに集められたという。


 確かに彼女は嘘はついていない。経験はある。しかし、今となっては爪先立ちはできないし(って昔もできなかったと思うが)、足は上がらないし、音楽に合わせて体を動かすことも難儀。そんな彼女が「最前列」で演技をさせられるハメになったわけだからきっと爆笑シーンが見られるはず、と娘には内緒で、最前列にカメラを持って押しかけることにしたのではあった。


 今のところ親のそんな目論見は娘にばれていない。順延の来週、捲土重来だ。ではそういうことで。

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2006年08月27日 18時32分18秒

リアカー無きK村

テーマ:子どものネタ

 なんだかんだ言っているうちに子供たちにとっては夏休み最後の日曜日。私のところの地区では新学期開始は9月1日であるがこの日は金曜日ですぐ土日と続くので実質3日ほどは得をした気分でいる子供たちだが、夏休みの宿題を9月1日に提出しなければならなくて、そろそろ尻に火が付いた状態。


 既に書いているように、子供たちの夏休み後半は、天国のような生活。実家のじいちゃんばあちゃんに甘えっぱなし。ま、年寄りにしてはそれがうれしいのだから仕方がないが。勢い、持参しているはずの「宿題」が全く進行していない。


 特に自由研究。今から系統立ててこつこつやるのは無理なんだしどうするんだろうと息子の様子を見ていたら、自由研究までおじいちゃんに泣きついている。


 家内工業的ミニ建設業の実家は、子供にとってはアドベンチャーランド。重機が転がっていたり砂利の山が築かれていたり。確かに私も子供の頃職人さんたちにからかわれながらそういった「お宝地帯」で遊んだものだからDNA的に文句は言えないが、息子はそんな中に自由研究のネタを見つけていた。


 実家脇の作業所の中にグラインダー(砥石が回転して金属等を削る工具)があるのだが、いろいろなものをそいつで削ってどんな火花が出るのか、ということをやったらしい。子供が回転工具を扱うのは危険が危ない状態だから、「ガリガリ作業」はおじいちゃんの独壇場。


 炎色反応、いわゆる「リアカー無きK村」って奴である。


 私は色覚に若干問題があって、子供の頃から色に関するものは苦手であった。リトマス試験紙の赤青程度は大丈夫だったが、中学や高校のとき理科の先生に「君は化学は無理だね」といわれたものだった(でもなぜか現在は化学系を専攻していたりするが)。あ、美術系は最初からダメだった。色云々の前にセンスの問題で(泣)。


 うちの子供たちが色に対してどういう反応を示すのかはずっと興味があった。ま、違いはわかるみたいだ。


 鉄・銅・アルミ・ステンレス、それから砲金・鋳物・木の棒


 いろんなものをガリガリやって火花の色を確認したらしい(って木の棒からは火花は出なかったと思うが・・・)。グラインダーでは発生する温度が低いから「炎色反応」のように明快な色変化はわからなかったかもしれないなあ。さらに化学の実験みたいに、ナトリウムやリチウム、マグネシウムなんかに火をつけて試してみるのも良いと思ったが、実家にはそんな金属は無いだろうし。それに小四でそこまでやってもなあ・・・。


 で、彼はこれをどうやってまとめるんだろうか。本人は「金賞取ったらどうしよう」って取らぬ狸を数えているようだが・・・。期待しないほうが良いだろうな(苦笑)。ではそういうことで。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年07月26日 22時58分47秒

模擬試験

テーマ:子どものネタ

 中一の娘が「自分の力を確かめたいから近所の塾でやる予定の模擬試験を受けてみたい」と言ってきた。

 彼女の持ってきた資料によると、県下の多くの塾が同日に行う、結構大規模な模擬試験だそうで、偏差値とか順位とかがきれいに算出されるということである。とても面白そうである。


 ということで、その試験をやってくれるという近所の子達が出入りしている塾に出かけてみた。


 先方の責任者、「塾処女」であるうちの子供たちに興味津々。何とか誘導して入塾させようという魂胆がミエミエなのだが、セールストークを言わせるだけ言わせて、「我が家の方針として義務教育中は塾には行かせません。今回は試験だけ受けさせていただきたいと思う」と申し入れた。


 塾に入らず試験だけ受けることは可能だという。だったらとっとと手続きしてくれ、と思うのはこちらだけであって、先方は「前日に対策講習をやる」とか「後日試験の復習の講義をやるから」と結構しぶとい。


 仕方がないので、「私も教員、字自分の家の子供の教育についてはそれなりに責任持っているから、あなたには頼みません」と心を鬼にしてしまった。


 ではペンネームを、と塾の先生。何じゃそれ、と質問すれば、


 最近は個人情報がうるさくて、個人名だと成績を公表できないのですよ。必ず本にだけが判るペンネームで試験を受けて、結果を公表するようにしています。みんながみんなペンネームを使うので一人だけ本名でも誰もわかりませんけれど・・・。


 なるほど、事態はそこまで深刻なのか。○○中学鈴木花子、という名前が出ると個人情報で塾や試験主催会社がやられるのか。


 問答無用で「ドクター鈴木・娘」というペンネームで登録してやったぞ、娘に内緒で。これだったら、うちの娘とわかる。本人もこの名前が気に入っているようだから文句は言わんだろう。


 どこかの塾チェーンの模擬試験で「ドクター鈴木・娘」というのを見かけたらうちの娘の成績かもしれない。上位なら良いが下位だと恥ずかしい。だから中学生の親御さん、もしこのペンネームを見かけても突っ込みはなしでお願いする。ではそういうことで。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年07月18日 19時17分42秒

仮分数と帯分数

テーマ:子どものネタ

 小四の息子が「分数は得意!」と自慢していたので少し問題を出した。


 分数の大小比較
 分数の加減算


 ここまではOK。


 もちろん、小四でやる内容なんだから「分母は同じ」という仮定での話である。分母が異なるものの加減や大きさ比較というのは「通分」ができなきゃいかんから、「最小公倍数」を習う小六までお預けである。


 で、仮分数を帯分数に直したりその逆工程、がぜんぜんできないのである。いやぁ、お姉ちゃんの時はすんなり通過したのだが、私のDNAをたくさん引き継いでしまった息子はやはり算数数学がダメそうである。


 このブログでは数式エディターが使えないのでうまく書けないが、例えば、

 1/3 と書いて「三分の一」と表現するとすると、21/4(仮分数)を帯分数に直せ、という問題に、息子は難儀している。


 いやぁ、非常に骨の折れることをやっている。


 21は4より大きい 21-4=17
 17は4より大きい 17-4=13
 13は4より大きい 13-4= 9
  9は4より大きい  9-4= 5
  5は4より大きい  5-4= 1
  1は4より小さいので計算終了。

 引き算をした回数は、5回なので、帯は5、残り分子は1。したがって、21/4を帯分数に直すと、5と1/4である、と。



 中一の娘(女房のDNAを持っていて数学が得意で、独学で現在中二の数学を勉強中)が横からじれったさそうなかおして覗き込んでいた。


 お姉ちゃんだったらどうやってやる?


 21÷4=5あまり1
 だから、答えは 5と1/4だ。


 えっと・・・とおねえちゃんが説明し始めた。私は即座にそれをさえぎった。


 おそらく彼女はこういうことをいいたかったのだと思う。


 分数ってのは割り算のことなのよ。例えば1/3ってのは1÷3のことね。問題の21/4はそういうことで、21÷4に過ぎないの。だから、割り算すればいいじゃん。4年生だからもう割り算できるでしょ・・・。


 それは正論なのだが、私には息子がこの説明を聞いて理解できるとは到底思えない。


 お姉ちゃんのやったやり方さあ、これを裏技として覚えようよ。分子を分母で何回引き算できるかっていう事は掛け算とか割り算の考え方だから、分子を分母で割って、商と余りを求めちまったほうが早いぞ。だって、987654321/89ってのを帯分数にしろって問題が出たとしたら、何回引き算やればよいの?パパは計算苦手だからそんな引き算を何回もしたくないなあ、割り算でやるとほらあっという間!

 
 息子は「裏技」という言葉に弱い。本当は理屈をちゃんと理解して技を覚えるべきなんだろうが、そのあたりはあとでフォローしよう。


 娘も私の思惑を察知したようで、話を合わせてくれた。彼女が次に言った言葉に、私は感激の涙を流したのだ。


 この裏技の発展形は、帯分数を仮分数に直すこと。5と1/4を仮分数に直すときには掛け算を使うの。帯の5と分母の4を掛けて分子の1を足す、5X4+1。掛け算とか割り算は足し算や引き算より先に計算するのよ。だからこの答えは21。これが仮分数の分子になるから、結局最終的には21/4になるわけよ。名づけて、「仮分数⇔帯分数、変換技」!


 おぉ、我が家の算数系での得意技、「裏技とその発展形」だ。息子もニヤリとして「伊東家の食卓に送ると採用されるかなあ」と。で、お姉ちゃんは「ダメよ、みんなに教えたら。これは鈴木家の秘密よ!」と。教育が行き届いたのだ、お姉ちゃんには(苦笑)。


 うっすら口走った息子の言葉によると、帯分数を仮分数に直すときには、足し算を何回繰り返すのか、ということをカウントしていたんだそうだ。だからさ、同じ数を何度も足すことは結局は掛け算なのよ!


 裏技一個ではなかなか覚えられないことでも発展形と組み合わせると我が家の子供たちはよく覚えてくれる。お姉ちゃんの場合は、「あの時習った裏技やその発展形ってさ、実はこれこれこんな理由があったんだから少しも技じゃなかったジャン!」とあとで理屈を理解した時は教えてくれたものだ。もちろんこっちはそんな理屈は知っているが、「おぉぉ、すごい発見だ。これはノーベル賞かも!」等とおだててきた。


 私のDNAを引き継いでいる息子が、調子の良い飴と鞭にうまく乗せられることができるだろうか。結果を注意深く見守りたい。ではそういうことで。 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2006年07月11日 22時36分55秒

連立方程式?

テーマ:子どものネタ

 帰宅すると息子(小4)が涙目。何があったかと聞くと、算数で判らないことがあったのでお姉ちゃん(中一、数学に関しては中二の内容をやっている)に聞いたけどさっぱり判らない、と。お姉ちゃんはお姉ちゃんで、ちゃんと説明しているのに判ってくれないと、これまた涙目。


 こういった場合は年長者に問題がある場合が多い。お姉ちゃんの自尊心を傷つけないように、何が起きたのかを把握しようと思った。


 息子はこんな問題をやっていた。


 りんご2個とみかん3個を買おうとしたら代金は160円、りんご2個とみかん4個では180円だった。りんごとみかんの値段はいくらか。


 このやり方を聞いたのだが、お姉ちゃんの説明は全然わからない、と息子。


 お姉ちゃんに、どうやって説明したのか聞いたらこんなことを言う。


 りんごの値段をx、みかんの値段をyとして連立方程式にすればよい。

 2x+3y=160…①
 2x+4y=180…②

 これを解けばよい。

 お姉ちゃんの言い分もわかる。中学の知識で言えば、加減法で、
 ②-①で、y=20
 これを①に代入して
 2x+3×20=160
 2x=160-60
   =100
 ∴x=50


中学ではご名算だが、流石に小4ではxもyも移項も無理である。


そこでお姉ちゃんを含めて、小四での解き方を説明した。りんごを○、みかんを●とすると、

●●○○○ で180円
●●○○○  で160円
だからその差から
      一個は20円である。

●●+20円×4=180円
だから
●●+80円=180円
よって
●●=100円
だから
●=50円


 こうやって解くのが小四式である。お姉ちゃんは連立方程式に固執しているが、小4では文字の式は習っていない。


 連立方程式を知っていればこんな問題は簡単である。それを方程式を知らない小学生に説明するのは難しいものだ。


 だから、悔し紛れにお姉ちゃんの出した練習問題は、中二の技術では解けるかもしれないが小四では無理だ。


  りんご2個とみかん3個をかご1個に入れてもらうと合計200円、りんご2個とみかん4個をかご1個に入れてもらうと220円だった。かごの値段が一緒だとしてりんごとみかんの値段はいくらか。


 こうなると未知数が3個なので式が2つの連立方程式では解けない。なぜ解けないのか、娘の思考が無限ループに入った。そんなこんなで、算数/数学は奥が深いことを子供たちに教えたかったが如何なもんだろうか。ではそういうことで。

 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2006年07月07日 21時49分33秒

明かりをつけましょ雪洞(ぼんぼり)に?

テーマ:子どものネタ

 予想通り、今日は自宅に戻るや否や「短冊書き」を強要されてしまった。


 本来ならば今夜は家族で天の川の観測をしようと思っていた。昨年の火事でも奇跡的に焼け残った天体望遠鏡を引っ張り出だして、ベガとかアルタイルを見てみようと思っていたのだが、残念なことに、光年単位の天体を見る前に百メートル単位の雨雲に視野をさえぎられてしまった。


 そんなことを予想して、今日は出勤時間を少し早めにして、大学に行く途中の農家に立ち寄って「笹の木」を切り出させていただいた。いや、大学に行く道中の県道端に見事な笹藪があって、「たなばたに使えるよな」と前々から目をつけていたのだ。出勤途中にわけていただき(2,000円相当のお茶菓子と交換)、講義を終えて帰宅。


 帰宅すると子供たちは近所のスーパーで偽者の笹の葉を用意していた。そこは流石に偽者である。本物を前にすると絶句するのだ。私の持ち帰った本物が、今夜我が家にある唯一の笹、といわんばかりの対応である。


 食卓を見ると短冊がある。筆ペンも置いてある。娘が「パパから短冊書いて吊るして」というので私は筆を握っってこう書いた。


 子供たちがパパの言うことを聞く良い子になりますように


 おりひめ様、ひこぼし様。どうぞ願いをかなえてください。ではそういうことで。


いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2006年06月18日 20時53分09秒

もも

テーマ:子どものネタ

 父の日である。我が家のことであるから昨夜から何か仕掛けがあるはず、と警戒していたがついぞ判らず今日を迎えた。


 朝も昼も、何事も無かったように普通の日曜日が過ぎて行った。鈴木家始まって以来の一大事の時期である、子供たちに「父の日」を考える余裕は無いのかもしれない、と少し寂しくなった頃に、


 現場に行こう


 と子供たちに誘われた。新築が始まった、借家の向かいの我が家に、家族4人で行ってみた。


 敷地に入ってすぐに、現場からすこしずれた庭の一角に引っ張って連れて行かれた。延焼も、その後の復興計画にも引っかからなかった庭の一角で、子供たちがしゃがんだ。



 ちょうどいい具合に実ってるよ


もも1


 子供たちが示したのは、昨年、火事直後に植えた桃「白鳳」だ。私としたことが実がついていることに気付いていなかったが、小さいながらも四つの実が生っていた。


 これ、パパ。力いっぱい。
 これ、ママ。優しい形。
 これ、お姉ちゃんで、これ弟。


momo2


 子供たちは、四つの実にそれぞれ名前をつけて大事にしていたらしい。鳥に食べられないように、紙袋もかぶせておいたらしい。


 今日の父の日が、子供たちの決めた「収穫の日」らしい。


 今から実を採るから見ていて。


 子供たちは、実を摘まんで左右に捻って、少し小ぶりの「我が家の白鳳」四つを収穫した。はさみを準備していなかったのはいかにも我が家の子らしい「お間抜け」ではある(苦笑)。


 すぐに食するのは少し早い。子供たちは今すぐにでも食べたいらしいが、「熟成が必要だよ」という私たち夫婦の引止めに思いとどまって、現在は借家の玄関脇のダンボールの中だ。


 火災直後、庭の一角に将来の希望にと何気なく植えた桃の木。私は特段世話はしなかったが、子供たちがいろいろ世話をしたらしい。希望を失いかけていた我が家で、この桃は気丈に実を付けてくれた。感謝しなけけらばならない。


 自宅の不本意な建て替えで、今後大きな借金を背負う。庭に植えたもので食生活が潤うような自給自足にも興味はあるが、子供たちが大事に育てた奴を「空腹を癒すため」に食することができるだろうか。


 ま、年に4個の収穫じゃ自給自足じゃないけど(自爆!)。


 どんな味がするだろうか、子供たちの心がこもった味がするんだろう。もったいなくて、おそらく私は食べることができないだろう。ではそういうことで。

いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2006年05月22日 23時16分23秒

円と球・危険なことしないで

テーマ:子どものネタ

 息子(小4)の算数が「円と球」に」差し掛かった模様だ。先週、『コンパスを買って欲しい』と駄々をこねたので判った。


 コンパスは、一般的に円を書くのに使うが、応用として「測定」、即ち長さを測る行為にも使える。例えば、ぐにゅぐにゅに折れ曲がっている線が直線に変換するとどういった長さであるのか、というのを検討するのに、コンパスは有用である。


 大学の製図(図学)の講義でそのあたりを厳しくやるが、その場合はコンパスではなくて「デバイダ(コンパスの両方の足が針になっている奴)」を使うと非常に正確に作業ができる。


 大学の話ではなく小4算数の話だった。


 そんなわけで、近所の文房具店でコンパスを買ってあげた。針のほうの足も芯のほうの足も、途中で折れ曲がるちょっと高級な奴だ。これだと円を書くのに非常に正確に書ける。なにしろ書いている途中で「半径」が変化したりすることが少ないのだ。


 もちろん普通のコンパスでも円を書くのには充分である。でもその場合は、「コンパスの正しい使い方」を知っていないと厳しい面がある。


 1) 芯の付いているコンパスの足は、半径を合わせるとき以外触らない
 2) 作図時には、針の付いている足に力を入れる(紙に押し込んで針が浮かないようにする)
 3) コンパスを回転させるときは、頭(回転軸)以外に触れない


 こんなことを守れば、百均コンパスでも結構まともに円が書ける。いや小学生だったらそれで充分かもしれない。


 ま、親譲りで手先の不器用な我が家のチビには、「作図中に半径が変化」してしまうことを防ぐことを教えなければいけないので、「両足が曲がるコンパス」を与えた。力の加減具合が良くわかるからである。


 でも授業に使う道具なんだから、「こんなスペックの奴を買い与えてやって欲しい」というような通知が来ていてもよさそうなものだが、女房によると連絡網でもそういうのはまわってきていないらしい。コンパスの購入はあくまでも任意、ということが判った。でもコンパス無しじゃ円は書けないので、半ば強制的にコンパスぐらい買わせても良いじゃないか、買わなかった子は授業でどんな風になるのだろうか、と老婆心が働いた。


 チビの小学校の「時間割表」によると、今日月曜日には算数がある。先ほど帰宅してから「コンパスはどうだったか」とチビに聞いてみた。


 泣きそうな顔をして、「あんまりコンパスを使えなかったよ」「別に買わなくても良かったみたいだ」と訴えた。


 何があったのか詳しく聞いてみた。


 コンパスには針があって危険なので、授業では使わない


 と先生に言われたそうだ。せっかく準備していったのに。コンパス使わなければ、円の授業なんかできないではないか。


 コンパスや彫刻刀はおろか、手動でハンドルの無い鉛筆削り器も「危険だから」ということで小学校では使用禁止なのだそうだ。


 いや危険だったら、鉛筆どころかランドセルだってスペリオだって算盤だって危ないでしょ。どうなっているのさ・・・。


 チビの同級生のパパに電話してみると、彼も、「このままじゃ『ものづくり日本』が駄目になってしまうのではないか」とため息ばかり。


 ゲロ大丈夫なのか、このままで。


 ということで、思い切って小学校の担任に電話してみた。


 あいやさお気持ちはわかります。でも彫刻刀やコンパスで怪我をさせた場合、私は責任取りたくありませんから。そこまでおっしゃるのだったら、鈴木さん。けが人が出た場合全責任を持ってくださるのですか?コンパスの針で失明したり、彫刻刀で運動障害が残った場合、私の生涯賃金は補填してくださいね。


 え゛。先生方ってそういう思考回路なの?怪我をして痛いということを小学生のうちの教えなきゃ駄目じゃないですか。だから人の痛みがわからない人間が生まれるんじゃないですか?どうやったら血が出て、どうなったら痛いのか、それを知ることは大事じゃないですか。


 私はせいぜいできる限り反論してみた。


 判りました。だったら先ず自分のお子さんにコンパスの針を刺し彫刻刀で傷をつけてから言ってみてください。自分の子にできないことを「学校」を隠れ蓑に教師にお押し付けないでくださいよ。私だってあなたと同じ人間ですから。


 私は絶句した。小学校の教師のレベルってこの程度だったのか。


 違うぞお前。そんな担任に息子を預けたくなった。でもなあ、私も「じゃあ自分の息子に」っていわれると反論できない弱い人間だったりする。困ったものだ。


 いやはや、「コンパスには針があって危険」って子供たちに使わせない先生に「半径の二倍が直径」とか、「球はどんな断面も円」とか、そんなことを(黒板を使った一方通行だけの授業で)教えてもらいたくない。これは私の独りよがりなのだろうか。


 読者の皆さんはどうお考えか。ではそういうことで。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年05月15日 23時55分03秒

大きな数(小4算数)

テーマ:子どものネタ

 お姉ちゃんと違って、下のチビ(息子)はDNA的に私に近いようでどうやら算数が苦手、らしい。雨天順延の運動会のために学校が早く終わった今日、なにやら宿題のドリルで悩んでいたよと女房が言うので覗きこんでみた。


 大きな数 とういう単元だった。


 万・億・兆、という、小学生にはとても縁遠い大きな数の世界が広がっていた。


 考えてみるに、学校を出て以降(いやそれ以前も)、億以上という単位めったにお目にかかることがない。お金で億という札束を見たことがない。デジタルの世界だったら、1億バイト、とかという世界は覗いたことがあるのかもしれないが、あまり現実味を持っていない。ましてや兆・京・・・無量大数、ほとんど無縁の世界だ。脳の細胞がどうの、宇宙の果てまでの距離、とかでそういったオーダーの数が登場するのかもしれないがやはり、想像するのが大変な世界には違いない。


 億とか兆の世界は、おそらく以降学校生活では登場しないような数なのかもしれない。長い生活の中で一番大きなオーダーの数を扱うのが小4算数、なのかも知れない。


 もっとも、私が思うに、ここの単元でやらなければいけないのは「位取り」の概念ではないのだろうか。例えば34億を10倍すると340億になってゼロが増える、とか、つまり1桁増える・減るってことは10を掛ける・割る、即ちゼロの数が一個増える・減る、という概念。あるいは、「万」「億」「兆」が、4桁ずつのグループを組んでいること、を知っておく必要があるかも。あるいは、「概数」即ち『およその数』『丸める(=四捨五入)』の世界を知ること、なのであろう。


 私は、正確な算数の技術もさることながら、「およその数の計算」というのは実社会でとても大切な技能だと思っている。例えば、398×204は、とても暗算ではできないが、概数チックに「400×200=80000」で、大体8万か、と見込めることである。こういった『見込み』という考え方は私的には、「世の中波風立てずに渡っていく」た目に必要不可欠なんじゃないかな、と思っている。


 杓子定規も結構なこと。だがいつも四角四面に物事角張って考えていては、人間は機械と同じになってしまう。一昔前に流行った「ファジー」っていう柔軟な(あいまいな?いい加減な?)考え方もある意味必要な場合がある、人生には。


 だからうちのチビには「概数」の考え方はマスターしてもらいたい。次の単元円とか球のこと(=知識)はなんかどうでも良いような気がする。でもそんなときに限ってチビからは「コンパス買ってくれ」とせがまれたりする。概数がちゃんとわかったら買ってあげようかな、とも思っている。


 大きな数は小4算数が生涯最大、と前述した。でもよくよく考えれば高校のときもっと大きな数を扱う。


 


 である。小学校で習う「無量大数」よりも大きな数である。積分の入門、不定積分の導入部分でリミットを習うが、ここに∞が登場する。小4で大きな数がわかんなきゃここで引っかかるから、積分がアウトになるだろう。


 ただ、微分積分に関してだが、これまた学校を卒業してからの何十年か、実生活では一度も使ったことがない。それはそれで良いのかもしれないが、「パズル」「頭の体操」で数学を考えるだけでは何かもったいない気もしてならない。


 チビには、なんとか、人並み以下でもいいから算数・数学の勉強についていってもらいたいと思う。指数大数は良いから、3桁の暗算ができなくてもよいから、概数の世界だけ走っておいて欲しいなあ。


 そうなれないのであれば、せめて、性格だけは「人様に迷惑をかけない程度のおよよ」でいて欲しいと思う。ではそういうことで。
 

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。