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2006年05月31日 11時20分30秒

怪しいリスト

テーマ:トホホ日記

 情報通信系の研究をされている友人(某大学の教授様)から久々にメールが来た。現在は全く別の大学に籍を置くことになってしまったが若い頃同じ学舎にいて同じ釜の飯(生協の激安ランチ)を食った仲。もともと「怪しいことが大好き」な点は私と似ているし、「危ないソフト」の開発に手を染めて勤務先をクビになりかかった経験を持つ彼には、私が一方的に『師』と思っていたりもする。


 私は少しでも彼に近づけるように日々精進をしているのだが、なかなか難しい。彼は私学一筋で来ているが私は最近は少し固いカテゴリーの大学にお世話になってしまっている、そんな環境の問題もあったりする。


 さて今回のそのメールの内容であるが、「情報を買ったところ」というタイトルで始まるものだ。


 SPAMのメルアドリストを購入した。それにあんたの裏メルアドがあったぞ。アドレス変えたほうが良いぞ。


 つまり、スパムとか無作為に送られてくるダイレクトe-mailのあて先リストを買ったら、私が内緒にしている(いたずらで使う)メルアドがあった、というわけだ。


 私はインターネットを使った研究をしている関係で身分を隠すためにいろいろなメルアドを使い分けている。そのうちの一つのアドレスが、彼の買ったアドレス集に載っている、というわけだ。彼は私の全ての裏アカウントを知っているわけでは無いので、たまたま知っていた一つが載っていたと考えると、あといくつかは彼が知らない私の裏アドレスが流出しているかもしれない。


 確かに、彼が掌握している私の裏メルアドにはここ半年ばかりおびただしい数のジャンクメールが到着している。もちろん半ば使い捨てアドレスみたいなものなのでメールフィルターで通過しないように濾過しているので実際はメーラーまではたどり着かない。が、一応届いた痕跡は把握できる。


 私の使用しているメールフィルターはこいつだ。シェアウエアのスパムダンプ 。かれこれ2年近く使っているが非常によろしい。


 そんなわけで、類は友を呼んで、怪しいことに使ったメルアドは怪しい世界で流通しているのだ。いやはや恐ろしい限りだ。


 で、彼になぜそんなアドレス集を買ったのか、聞いてみた。


 いや、怪しそうだったから。


 単純で良いわ。頼むから悪用しないでね、っていうか、持っているだけで危険じゃないかい??ではそういうことで。

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2006年05月30日 19時50分40秒

ごみゼロの日

テーマ:環境科学

 愛知県内にお勤めしていた頃の話。ちょっと出かけるたびに目立つ看板が二つあった。


 その一つが「530」、ごみゼロ、と読む。


 残念なことに手元に写真は無いが、道端に「530」とだけ書かれた手製の看板が立っていたりすると、その地元ではこの運動が活発に行われているのだなあ、と思った。


 もちろん愛知県内だけではなくて他でも「ごみゼロ」運動は行われていて、検索エンジンでこの単語を引くと何万というサイトが引っかかるほどである。


 今日は5月30日、ごみゼロの日。


 最近コンビニで気づいたことがある。マニュアルが改正されたらしくて系列のどの店舗でも同じなのだが、以前はレジでは何も言わなくても袋に入れてくれたのだが今は少しの買い物では、「このままでよろしいですか」と裸のまま商品を渡す。熱いものと冷たいものを一緒に買ったときも、「一緒の袋でよいですか」とういう。思わず客が『はい』と言ってしまう様な雰囲気になる。


 「袋入れますか」と聞かれれば「はい」と答えるし、「入れなくて良いですね」と聞かれても「はい」と答える。客のそんな心理をたくみに突いている思う。


 コンビニにしてもファミレスにしても店員の使う日本語がおかしいと思うことはある。


 1万円からお預かりします。(1万円を・・・)
 大きいほうからお返しします。(お札から・・)
 ご注文は以上でよろしかったでしょうか。(よろしいでしょうか)
 ご賞味ください。(おめしあがりください)
 云々


 そうではあるが、この「ごみ減量に向かう誘導作戦」は評価できる。


 だいたいが、コンビニにしてもスーパーにしてもそこで配る「レジ袋」そのものの環境負荷ってのも結構大きなものがある。レジを済ませて店から出て車に乗ったらすぐに袋は要らなくなる、なんて状況もあるから、私は、「エコバック」等を使わなくても、店頭のかごを借りてきてそのまま車に運んでも良いと思っている。


 もっともレジ袋の有料化などの制度改正の方向性も響いているとは思うし、コンビニ店頭のゴミ箱に家庭ごみをコンビニレジ袋に入れて投棄する行為に頭を痛めているお店も多くそのため積極的にレジ袋を出さない、という選択肢を採用しているところもあると聞くが・・・。


 レジでこちらから先に「袋は要りませんから」というと店員がそれはありがとうございます、というのもなかなか気持ちが良い。


 さて冒頭に「看板が二種類ある」と書いた。そのもう一つは「8020」運動である。これまた道端にひょこっと「8020」とだけ書いてある看板を見る。


 80歳になっても丈夫な歯を20本


 ということである。私の知り合いの愛知県人はみな一様にべらぼうに歯磨き好きである。ご飯のあとも、おやつのあとも、やたらと歯を磨く。かなり丁寧に。こどもばかりではなく大人まで。愛知県にお勤めを始めたばかりの頃それがとても奇異に映ってその理由を聞いたら「8020」だ、と。


 私なんか、一応歯は磨くが、そこまで徹底していないから、50前なのにほとんどの歯がぼろぼろである。ま、いつも歯軋りしながら、歯を食いしばって生きているからだろうか。いや・・・甘いものの食い過ぎか、体型が体型だから。ではそういうことで。
 
 

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2006年05月29日 23時03分41秒

精勤義務違反

テーマ:キャンパス便り

 国立大学の教員であるために、仮に兼業が認められている私であっても、ブログに記事を書いたりしては非難の矢面に立つ。


 重ね重ね私は書いているが私は非常勤である。非常勤は助教授にはなれないかというとなれるのである。それを多くの読者の方が知らないだけである。そんなこと私の知ったことではない、読者が勉強不足なだけだ。


 私でさえこうであるから、もっとまじめに大学教員の道を歩んでいる方にとって、ちょっとよした寄り道が糾弾されることはあって当然である。


 大阪経済法科大学の学生課職員の梁愛舜さんのケースはまさにそういった間違った価値観から生まれた悲劇であろう。


 彼は大学の職員でありながら、他学の大学院を修了して博士の学位を得た。一般の企業なら、「二足のわらじを履いてよく頑張った」と評価されるべきところ、『本業をないがしろにした』と懲戒解雇されそうになったからたまらない。


 いや、一般の企業に勤めていて「勤務の合間に大学院に行っていたとはけしからん」となった場合はまだ同情の余地があるが、大学職員が(他学とはいえ)博士号を取ったことは他の範になるべきことであって糾弾されるいわれは無いのではとも思う。もちろん、博士課程に進学したために本業がないがしろになったのでは駄目であるが。


 まあ、ここを読んで欲しい。http://daisikyo.pobox.ne.jp/daigaku/keihodai.htm


 労働組合の告知ページであることを差っぴいて考えても、この話は「社会人大学院生」のあり方について問題提起しているもの、といえるのではないだろうか。


 私自身、40歳近くになって本業を持ちながら博士課程に通った口である。下手したら私がこんな思いをしたかもしれない。


 どうなんだろうか、社会人と学業は両立し得ないのであろうか。ではそういうことで。

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2006年05月28日 22時30分00秒

不正の無いことの立証責任

テーマ:知財・産官学連携

 お隣の国の「英雄視」されていた教授や日本の「最高の」最高学府の先生が「論文捏造」でその生命を終えた。ここしばらくは、まるで流行り病のようにあちこちで問題になっている。一昔前は「ゴッドハンド」と呼ばれた考古学者の例もあった。


 論文は研究者にとってとても大事な「成果」であって、それ自体あるいはそれが完成する過程の実験結果に不正(捏造や改ざん)があるというのはとんでもないことである。


 今般の報道によると「不正が疑われた研究者に対し、不正行為をしていないことを立証する責任を求め、立証されない限り政府の研究資金支援を打ち切る」旨、文部科学省の特別委員会が決めたそうだ。


 出典:日本経済新聞(Web版) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060526AT1G2600L26052006.html


 記事中の『政府の研究資金支援』というのは、科学研究費補助金(いわゆる科研)だけではなく、そのほかの政府系団体(例えばNEDO、JST等)の補助金も該当すると思われる。


 まさしく「研究者生活」の終わりである。


 研究者を震撼させるのは「不正を疑われた場合、疑われた側に立証責任がある」ということである。情状ではなくて明確なエビデンスが求められるわけである。これは結構難しい話である。



 私は民間研にいたときから(あ、今も民間にも籍を置いている)、いわゆる「研究ノート」というものを付けていた。今は良い既製品があるから、参考までにどんなものか、を下にリンクを示しておく。


コクヨ http://www.kokuyo.co.jp/stationery/labnote/

日本技術貿易 http://www.ngb.co.jp/service/book/labo/about.html


 民間時代に使用していたきっかけは日米間の知的財産の取り扱いの違いからだった。、アメリカの特許制度は「先発明主義」、それ以外の日本を含む多くの国は「先出願主義」であるから、いくら日本で先に特許庁に「出願」していても「実はそれより前に発明が行われた」とアメリカ側に言われたら対抗しにくかったからである。そんなわけで、だったらこちらも一応、「出願」前にいつ「発明(発見)」したのかを明確にできる書類をアメリカの例に倣って整備したのだ。


 最近はこのいわゆる「研究ノート」を導入する大学が増えてきた。山口大学や東京工業大学がかなり先行しているようではあるが、私の勤務校でも昨年「大学として推奨する」という決定が出た。今後ますます導入する大学が増えるのではないだろうか。


 目下のところ、研究者が自分の研究の内容を後から時系列で客観的に証明する方法はコレしかないのである。つまり今回の文部科学省特別委員会の決定は、「政府系補助金を使うなら、研究ノートをちゃんと付けなさいね」ということとほぼ同義だろう。


 しかし、「不正が疑われたら、していないことを立証する責任がある」というのは凄い論理だなあ。「疑わしきは被疑者の利益に」という理屈は研究者にはあてはまらない、とうことになる。もっとも政府系の補助金(つまりは税金)を使って活動するのだから、それぐらいの厳格さは求められてしかるべきだが。


 私の場合、24時間怪しげ、真っ先に疑われる?。気をつけなきゃ。ではそういうことで。

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2006年05月27日 23時28分02秒

救急病院

テーマ:トホホ日記

 久しぶりに早く家に帰ると、息子がぐったりしていた。腹が痛いという。12時半に出した便は正常で、その後水泳教室に行っても大丈夫で、三時のおやつもぺろりと食べたらしい。で、夕方に異変が起きたようだ。


 バケツを抱えて「戻しそう」などと訴えているので、近所の総合病院の夜間受付に連れて行った。


 人人人である。


 普通の開業医と違って、総合病院の夜間受付にはいろんな「症状」の方がいる。内科外科小児科。数少ない当直の先生が順番に専門の枠を変えて『料理』してくださる。ただ、待合室と診察室の距離が短く、先生のおっしゃっている声が待合室にまで聞こえるのがこの夜間診療室の欠点である。


 家の屋根を修理していて足を踏み外して怪我をしたおじさん。「死ぬかもしれない」と家族6人での待合室。痛い痛いとうごめいている。診察室に通されるや否や、「わー」「うー」とわめき声。きっと消毒とかの治療が傷に染みているのであろう。でも声の感じは凄く元気だ。先生が「それだけ大きな声が出れば大丈夫だ、良くなるから頑張れ!」と励ましている。同感だ、早く良くなってほしい。


 次に診察室に通されたのは制服姿の女子高校生。蕁麻疹が痒いと訴えている。先生が「どこあが?・・・え゛、今日の当直には女医がないんだけど大丈夫かな」と言う声が待合室に聞こえる。待合室男性陣は一応に聞き耳を立てる。その後の看護師さんが厳しい追い討ち。「スカートはここの籠に。下着を膝まで下げてここに仰向けにお願いします」。いや私が女子高校生なら『結構です』って帰ってしまうだろう。もう少し気を使えや、看護師!


 次には診察室に入ったのは幼稚園児ぐらいの子供連れたお母さん。幼児は鼻水を出してかなりくたびれている様子だ。うちも子供が小さいときはちょっとの熱ですぐにグロッキーになる娘に手を焼いたものだ。お母さんの心配な気持ちもわかる。幼児の泣き叫ぶ声と「あーーん」という先生の声が聞こえる。待合室の何人かはそれに合わせて口をあけている。ちがうぞ、お前たちじゃない!そう叫ぼうとして必死にこらえている私も吊られて口をあけている。「あぁ扁桃腺が腫れていますね、お薬で大丈夫。月曜日には元気になると思いますよ」と先生の声。たいしたこと無くてよかった、と待合室は安堵のため息。


 その次は外人さん。っていうか、カタカナ系の名前で呼ばれた女性。その患者さんの声は聞こえないが、先生が「ホエアペイン?」とかと妙な英語を使っている声が聞こえたので、日本人じゃないと思う。田舎の町の病院だから外人さんの患者は少ないのか、先生の英語はゲロ、真カタカナ。通訳してあげようかとも思ったが患者さんはご婦人だし、素人の私の出る幕は無かろう。流石に先生も看護師さんも無駄口たたいていない。「全額自費負担(後で旅行保険清算)」ということで、診察室はかなり緊張している。


 私も何年か前家族4人でシンガポールに保養に出て、怪我をして現地の医者にかかったことがある。幸いその先生は日本の留学経験があるそうで言葉が通じたが病院の門をたたいたときには「うまく症状が伝わらなかったらどうしよう」と心配したもんだ。今夜の外人さんも同じような気持ちだったに違いない。


 80歳ぐらいのお婆ちゃんが診察室に呼ばれた。よく聞こえなかったが「寝られない」と訴しているようだ。薬を普請している患者のお婆ちゃんと、そうはさせじと徹底抗戦している先生のバトルが聞こえてくる。「ここは夜間救急、緊急性のある患者の時間だ、明るいときにもう一度いらっしゃい」「あらやだ、私も患者、すぐに治してください。差別なさるの?」患者のおばあさん、言葉だけは上品じゃん。で、押し問答の末おばあさんの負け、どうやら今夜服用する精神安定剤1錠だけ処方された模様だ。診察が終わって一度待合室に出たが、「1錠じゃあ明日も来るぞ、2錠出せ!」と意気軒昂!


 そうこうしているうちにうちの息子の順番になった。待ち時間1時間である。メモ書きしていた症状と訴を先生に伝えると、「胃薬を出しましょう、明日症状が回復しなければ月曜日に受診してください」


 ・・・え・・・たったそれだけかよ。触診だけで聴診器なし。


 と息子の様子を見ると、待ち時間の間に回復したようで既に元気である。仮病同然。でも良くなってよかった。夜間救急の最新事情も見えてきたし(苦笑)、勉強になった。


 以上現地からケータイで更新。やっと会計。早く帰らなきゃお腹ペコペコだ。息子も腹減ったなどと馬鹿なこと言っている。ではそういうことで。

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2006年05月26日 23時35分13秒

いた電撃退

テーマ:トホホ日記

 ひところは良かったのだが、最近またいた電というか「確信犯的間違い電話」や「無差別キャッチ電話」が増えてきた。世の中景気が良くなったそうだが、私自身は相変わらず大恐慌ど真ん中で、貧乏暇無しであまりお付き合いする時間が持てない。


 昨夜も「あぁぁ社っ長さんですかぁ?」と変な電話があった。どこかで名簿が出回っているらしく、最近の各社は私の名前を微妙に一文字違いで言う。最初の名簿が間違っているんだな・・・。


 ま、そんなのは適当にあしらえばよいので良い。


 私も思うところは有る。例のリクルートのプロセスを踏んでいるので、万一私を採用してくれる大学からだといかんので通常は拒否する「番号非通知」も、最近ベルは鳴るようにしている。家族はその場合電話に出ない。もっとも今日日まともな企業は非通知ではかけてこないだろうし、大学も同様。仮に非通知でかけてくるような大学だったら入らない(採用されない)ほうが良いのかもしれないがそこは背に腹はかえられない私の弱みもあったりするのだ。


 そんな話を大学の食堂で電気系の先生に笑い話で披露した。


 撃退のための凄い装置があるんだけど、大きな声では言えない・・・。


 小さな声で教えていただいた。専門外なのでこのブログで文字で上手く伝えられるかわからないが、かいつまんで話をすると以下のようなものだ。


 相手の電話機と自分のそれは交換局を経由して繋がっている。二本の線で。相手が電話に出たときとかは、一瞬二本の線の極性がプラスマイナス入れ替わるのだそうだ。通話中に時々瞬間的に極性を入れ替えてやると、そのつど発信者側の電話料金が1単位繰り上がる、のだそうだ。例えば公衆電話で、相手が出たときに10円、一定の時間通話するたびに10円づつクレジットされていくのはその原理だそうだ。だからその原理を応用して、妙な電話が掛かってきたら、瞬間的にべらぼうな回数、その極性を入れ替える、そういう機械があるらしいのだ。


 例えば、「イタ電だ」を判断してしてしかるべきスイッチを押すと、1秒間100万回極性が反転する装置があったとする。いわゆる、1MHzである。ラジオの周波数で言うと概ねTBSラジオのそれと同程度だ。そうするとかけてきた相手には、「100万単位の課金(公衆電話なら1000万円、通常の電話らら700万円)」が請求されることになる。


 もちろん儲かるのは電話会社であって、自分の懐が暖かくなるわけではないが、きっとそんなことができたら壮快なんだろうなあ。


 面白くなってきたのでその先生に、装置はいくらぐらいなのか聞いた。


 ま、秋葉原か日本橋、名古屋だったら大須とかで部品を買ってこなくてもそこらへんに有る奴で組み立てて1000円ってとこかな。


 安いじゃないですか!ぜひ私もそれが欲しい。市販品が無ければ先生作ってくださいよ。


 でも、電気通信法とかという法律では電話線にそういった装置を組み込むことはできないのだそうだ。鈴木が自分で回路を考えて作っちゃったならまだしも、他人のために作ってやって自分までお縄じゃかなわんな、と当該先生。


 なるほどね。


 でも、そこまで話をしていて私は一つひらめいたことがあった。


 逆の発想で、相手が電話に出たときの最初一発目から、その「極性反転」が起こらないような装置があったらどうなるんだろうか。永遠に無料で電話できないか。


 その質問を先生に振ったら急に腕時計を見て「あぁ、今から会議だ、じゃあ」と消えた。私の提案はよほど怪しかったものに違いない。良い子は決して真似をしないように。


 さて、不愉快な気分になるいた電。対策に「1MHz極性反転装置」を導入したくなったぞ。どこかで売ってませんかぁ?


 あ、違反になるのか。くわばらくわばら。


 いた電の犯人に告ぐ。我が家に一回電話するとあなたは電話料金破産、の憂き目ですよ。1秒で700万円、毎度ありっす!


 あれ?我が家はIP電話だ。050から始まるやつ。Y!の光だったような気がするが・・・。これも極性が変わるのかなあ。訳わからん!ではそういうことで。 

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2006年05月25日 18時30分09秒

塾教材

テーマ:トホホ日記

 会議で出かけた隣町の駅近くのホテル。会場がわからないのでフロント横の案内看板で当該部屋を探していると、「○○社教材展示会」というものがあった。


 自分の会議にはまだ時間があったのでその展示会を覗いてみることにした。


 東京に本社がある○○社即ち教材の出版社が主催しているもので、ターゲット(お客さん)は「塾」だそうだ。部外者の私ではあったが面白そうなので、受付に「で、営業に来られても困るが」と言いながら名刺を出して中を拝見させていただいた。


 中一の娘のほうはまだしも小四の息子がしっかり私のDNAを引き継ぎ「危険が危ない」状態なので、なんかの参考になるのかとそれようの本を中心に見てまわった。


 まだ「受験」には関係ないと思っていたが、小四はもう受験世代になるようで、いろんな種類のがある。何点か気に入ったものがあったので私のようなものでも買えるのか、とたずねたら、ご機嫌でその場で教材を売ってくれた。レジとかはないのだけれどちゃんとお金をやり取りできた。


 その後大学関係の会議(そのホテルに出向いた本来の目的)の席で、あまりにも暇な会議なので内緒でその教材を開いてみた。そして普通の書籍と違うことに気づいた。


 奥付けがないのである。


 本の末尾に、出版社名とか連絡先、あるいはISBN番号とかの表示がある部分である。そんな馬鹿な!私も本を執筆ことがあるが、奥付けというのは結構重要な情報を含んでいるところでましてや今回の物件は自費出版とかでもないれっきとした商業誌だから、それがないのは至極不自然だった。


 会議の休み時間にもう一度展示会の会場に赴いてそのあたりを質問してみた。


 え゛。塾の教材ってのはだいたいこうなってますよ。塾の子供たちにこの教材を売って売値と仕入れ値の利ざやを稼ぐのが塾の腕の見せ場でしょう。それに出版社がわかっちゃったら場合によっては、塾に行かずに教材だけ買っちゃう親もいると思うのですよね、あなたのように。


 なるほど。業界にはそういう不文律があるのか。確かに塾で取り扱うようなテキストなんかは町の書店には置いてないもの。私みたいに教材だけ書店で買うことができれば確かに塾のお客は減るかもしれない。


 もう一つお教えしましょうか、センセ。


 出版者の社員が急に小声で話し始めた。そういうのはブログのネタに使えるかもしれないから私も耳をそばだてて臨戦態勢。


 比較的大手さんの塾でも、うちの教材を使っているんです。100冊以上になると、サービスでその塾の名前を表紙に刷り込んじゃうことができるんですね。100冊もまとめられない中堅どころは、うちの教材買って教室で表紙と裏表紙を剥がしてその塾オリジナルの表紙を糊付けして配る例もあるんです。だから、奥付けが印刷してあったらまずいでしょ。


 なるほどね。業界ごとにいろんな事情があるものだ。また一つ勉強になった。ではそういうことで。

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2006年05月24日 15時14分07秒

応募の秘密

テーマ:キャンパス便り

 先週「一日に2通の不合格通知を受け取る」という生涯最大の挫折を味わったのに、まだまだ教授公募に応募し続けている。センス(というより実績)が無いからそろそろあきらめようかとも思うが。


 そんな状況下で先ほど私の(学内での)上司から電話がかかってきた。


 鈴木先生ねえ、あなた非常勤だから常勤に応募することは妨げないけれど、だからといって私に黙って応募しなくたって良いじゃないですか。


 何かご立腹である。確かに上司には内緒で書類は出している。ここ何ヶ月かは節操も無く出しまくっている。宝くじと同じで、出しても受かるとは限らないけれど、出さなければ絶対に合格しない。


 一般社会に置き換えてみる。私は「季節・日々雇用・パートタイマー」労働者である。そんな待遇で会社に勤めている。転職を考えて、(勤務時間外に)求人誌を見て履歴書を送っている。それが雇い主の社長や直属の上司に漏れることってあるだろうか。(採用が決まる前に)雇い主や直属の上司に、リクルート活動をしていることを言う必要があるのだろうか。


 確かに、現在の処遇に不満がある場合他への移籍をほのめかして改善させる方法はあると思う。だから、そんな場合は私だったら「他社に行くかもしれない」と態度に示す可能性はある。でも今回は別に待遇改善を本学に求めているのではないわけだし、最近の大学教員は任期制だからいろいろ渡り歩くのが定着しつつあるし、いちいち公募に応じる旨を宣言しなくたって良いような気もする。


 さて本学の私の上司の言い分を聞いてみると、私が思っている方向性と違うような気がしてならない。


 私の研究室の学生はみんな私の推薦状を持ってリクルートしているのだ。鈴木先生もぜひ私の推薦状を使ってほしい。


 え?そういうことなの??という気になってしまう。まあありがたい申し出ではあるので、時と次第と場合によってはお願いするかもしれない。でも、どうして彼は私がリクルート活動をしていることを知ったのであろうか。


 まさか出願先の、つまり公募をかけている、募集している大学からなのだろうか。でも、はっきり募集要項にはこう書いてある「応募者の情報は選考の目的のみ使用し、応募書類については選考終了後は採用者分を除いて確実に破棄します」。だから、鈴木が応募していることが現在の上司に漏れるのはおかしい。でも、上司は、私が出願した先の大学名を知っているのだ。


 昨日、○○大学から鈴木先生の人物に関する情報の照会があってさ、つまりあなたがどんな人物か聞きたいってわけで、ちょっと過大評価だったかもしれないけれど褒めておいたから。今度からは推薦状を書くから言ってちょうだいな。で、受かりそうなの??


 と、上司がゲロして、その謎が解けた。いや、これじゃあ応募の情報がジャブジャブ漏れ出しているではないか。ちょっと文句を言わなきゃ、と、○○大学の公募担当に電話した。


 はい、鈴木先生の情報は「選考」のプロセスに必要な部分しか開示しておりません。人物照会はそのプロセスに不可欠ですのでご了承ください。・・・で、何か問題がありましたか?


 先方の対応も、きわめて能天気。


 個人情報、ヤバヤバな世界だなあ。この世界に身を投じて大丈夫なんだろうか。「常勤教授」の座を射止めるためには妥協も必要?なのかなあ、なんとなく割り切れない。ではそういうことで。

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2006年05月23日 23時29分00秒

日本語課程、小旅行

テーマ:キャンパス便り

 本学の留学生センター助教授から印刷物を受け取った。この4月に「日本語研修課程」に留学してきた学生が現在までの勉強の成果を試すために小旅行に出かける、暇だったら鈴木も途中から合流しないか、というご案内だった。


 とても悲しいことに、その日は暇である。合流することに決めた。


 本学は他の大学に比べて留学生の数が多いのかどうか、ということはわからないが、私の知る範囲では留学生に対するサポートが良い。専属の先生がほぼマンツーマンで言葉を教えてくださる。今回の小旅行は、この4月に入学して約2ヶ月、その学習の成果を見る、というのが主な目的である。その他に、ローカルの電車といえども定時運行をしているその秘密を探る、とか、片田舎の公民館で地元の老人クラブの方々に折鶴を教えていただくというカルチャープログラムも含まれている。


 参加する履修学生の名簿を見ると、漢字(中国または朝鮮半島?)2名、カタカナが6名の合計8名である。カタカナの学生のうち3名がモスリムらしい。モスリムの3名はなぜわかったかというと、名簿の備考欄に「弁当持参、宗教上の理由のため」とあったからだ。この情報は結構ないがしろにされることがある本学ではあるが、流石留学生センターの先生が作った名簿、きちんと押さえることは押さえている。



 留学生を見ていると、20年前の自分を思い出してならない。


 私自身言葉ができないのに無謀にも留学した経験がある。先方のサポートがとても素晴らしく、命の危機とかは感じることなく目的通りの勉強ができたことが印象に残っている。ちなみに既にその国は無い。


 正解:留学先は「西ドイツ


 だからせめてものご恩返しで、本学以外でも留学生を見かけると、その時できる最大限の「良かれと思う」サポートをすることにしている。


 私自身は留学経験の有るドイツのドイツ語とか、そのほかに朝鮮半島系とか、アラビア半島系の言語について心得がある。たどたどしいはずだが自己紹介ぐらいはできる。でも留学生センターの先生によると、その小旅行では日本語以外は禁止だそうだ、きつく釘を刺された。


 私自身外人さんを見るとついつい英語でしゃべってしまう(学内でもそうだ)。だから英語禁止はある種私に課せられた命題でもあろう。来日してq2ヶ月の留学生に、どうやって日本語だけでコミュニケーションを試みるか、有る意味留学生センターの先生から私に対する「試験」なのかもしれない。堂々と挑戦してみようと思う。うまくいくだろうか。


 なぜか判らんが、自分が「言葉も満足にできないまま日本に渡った留学生」の気分になってきた。小旅行がとても楽しみである。読者の方も合流する??ではそういうことで。 

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2006年05月22日 23時16分23秒

円と球・危険なことしないで

テーマ:子どものネタ

 息子(小4)の算数が「円と球」に」差し掛かった模様だ。先週、『コンパスを買って欲しい』と駄々をこねたので判った。


 コンパスは、一般的に円を書くのに使うが、応用として「測定」、即ち長さを測る行為にも使える。例えば、ぐにゅぐにゅに折れ曲がっている線が直線に変換するとどういった長さであるのか、というのを検討するのに、コンパスは有用である。


 大学の製図(図学)の講義でそのあたりを厳しくやるが、その場合はコンパスではなくて「デバイダ(コンパスの両方の足が針になっている奴)」を使うと非常に正確に作業ができる。


 大学の話ではなく小4算数の話だった。


 そんなわけで、近所の文房具店でコンパスを買ってあげた。針のほうの足も芯のほうの足も、途中で折れ曲がるちょっと高級な奴だ。これだと円を書くのに非常に正確に書ける。なにしろ書いている途中で「半径」が変化したりすることが少ないのだ。


 もちろん普通のコンパスでも円を書くのには充分である。でもその場合は、「コンパスの正しい使い方」を知っていないと厳しい面がある。


 1) 芯の付いているコンパスの足は、半径を合わせるとき以外触らない
 2) 作図時には、針の付いている足に力を入れる(紙に押し込んで針が浮かないようにする)
 3) コンパスを回転させるときは、頭(回転軸)以外に触れない


 こんなことを守れば、百均コンパスでも結構まともに円が書ける。いや小学生だったらそれで充分かもしれない。


 ま、親譲りで手先の不器用な我が家のチビには、「作図中に半径が変化」してしまうことを防ぐことを教えなければいけないので、「両足が曲がるコンパス」を与えた。力の加減具合が良くわかるからである。


 でも授業に使う道具なんだから、「こんなスペックの奴を買い与えてやって欲しい」というような通知が来ていてもよさそうなものだが、女房によると連絡網でもそういうのはまわってきていないらしい。コンパスの購入はあくまでも任意、ということが判った。でもコンパス無しじゃ円は書けないので、半ば強制的にコンパスぐらい買わせても良いじゃないか、買わなかった子は授業でどんな風になるのだろうか、と老婆心が働いた。


 チビの小学校の「時間割表」によると、今日月曜日には算数がある。先ほど帰宅してから「コンパスはどうだったか」とチビに聞いてみた。


 泣きそうな顔をして、「あんまりコンパスを使えなかったよ」「別に買わなくても良かったみたいだ」と訴えた。


 何があったのか詳しく聞いてみた。


 コンパスには針があって危険なので、授業では使わない


 と先生に言われたそうだ。せっかく準備していったのに。コンパス使わなければ、円の授業なんかできないではないか。


 コンパスや彫刻刀はおろか、手動でハンドルの無い鉛筆削り器も「危険だから」ということで小学校では使用禁止なのだそうだ。


 いや危険だったら、鉛筆どころかランドセルだってスペリオだって算盤だって危ないでしょ。どうなっているのさ・・・。


 チビの同級生のパパに電話してみると、彼も、「このままじゃ『ものづくり日本』が駄目になってしまうのではないか」とため息ばかり。


 ゲロ大丈夫なのか、このままで。


 ということで、思い切って小学校の担任に電話してみた。


 あいやさお気持ちはわかります。でも彫刻刀やコンパスで怪我をさせた場合、私は責任取りたくありませんから。そこまでおっしゃるのだったら、鈴木さん。けが人が出た場合全責任を持ってくださるのですか?コンパスの針で失明したり、彫刻刀で運動障害が残った場合、私の生涯賃金は補填してくださいね。


 え゛。先生方ってそういう思考回路なの?怪我をして痛いということを小学生のうちの教えなきゃ駄目じゃないですか。だから人の痛みがわからない人間が生まれるんじゃないですか?どうやったら血が出て、どうなったら痛いのか、それを知ることは大事じゃないですか。


 私はせいぜいできる限り反論してみた。


 判りました。だったら先ず自分のお子さんにコンパスの針を刺し彫刻刀で傷をつけてから言ってみてください。自分の子にできないことを「学校」を隠れ蓑に教師にお押し付けないでくださいよ。私だってあなたと同じ人間ですから。


 私は絶句した。小学校の教師のレベルってこの程度だったのか。


 違うぞお前。そんな担任に息子を預けたくなった。でもなあ、私も「じゃあ自分の息子に」っていわれると反論できない弱い人間だったりする。困ったものだ。


 いやはや、「コンパスには針があって危険」って子供たちに使わせない先生に「半径の二倍が直径」とか、「球はどんな断面も円」とか、そんなことを(黒板を使った一方通行だけの授業で)教えてもらいたくない。これは私の独りよがりなのだろうか。


 読者の皆さんはどうお考えか。ではそういうことで。

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