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2006年02月28日 18時11分27秒

卒業式

テーマ:キャンパス便り

 春のロード2006二日目。熊本の某大学での集中講義は昨日の半日モードから今日から前日モードに変わった。朝9時前から昼食をはさんで6時近くまで、まさしく『集中』しての講義である。講師たる私が大変なのは仕事なのでやむをえないが、朝から晩まで付き合わされる学生さんも気の毒ではある。まぁ、学生さんにとってみても、単位もほしいし、履修するかどうかは悩みが多いところだろう。


 出張先の大学で私が収容されている建物の隣(工学部11号館)が体育館である。講義棟の廊下から、その中がチラッと見える。いつもはあまり使っているところを見なかったが、今日は朝からびっしり人がいるのが見えた。講義開始が9時からなのでその少し前のタイミングだったが、その体育館の中から何か合唱が聞こえてきた。なんだろうと思って廊下を通りかかった学生に聞いてみたがよくわからない。何をしているのだろと気になって、講義開始直前であったが覗きに行った(趣味悪いね・・・)。


 卒業式をやっていた。遠くではっきり見えなかったが、「熊本何とか高校」の卒業式、のようだった。さっき聞いたのはその高校の校歌だったのかもしれない。


 なぜ大学の体育館で高校の卒業式を・・・。講義に先立って履修している学生に聞いてみた。


 隣の高校の入学式や卒業式は毎年うちの大学でやるみたいなんです。なんでも体育館が手狭なので、こういう人が集まる高校の催しの時には、貸してあげるみたいですね。


 へぇ…、今のこの時代に、「自前の体育館では手狭」な高校があるんですね。今はすぐ箱物に走る風潮があって、「学生がろくにいないのに立派な建物」を求める学校とかもある中、なかなか手堅いなあ。


 1時間半後、1コマ目の講義が終わって廊下に出てみると、体育館から制服姿の高校生がぞろぞろ出てくるところだった。ちょうど式が終わったのだろう。花束を抱えている生徒たちに混ざって、来賓と思われる白ネクタイのおじさん、そんな場なのにスニーカー姿と一目で教師とわかる方々。三々五々、体育館を後にしていた。


 おじさんや先生方のことはこっちにおいておいて、旅立った高校生諸君よ、君たちの進路はどうだろうか。大学に進むもの、社会に出るもの、いろんな人生があるだろうけれど、高校生活の経験と培った友情を宝物にしてこれからを送ってほしいな。


 毎日大学生を見ているだけに、高校生に対して新鮮な気持ちになれた。コンビニの前をたむろしている高校生に時々悪態をつく変な大学教員であるが、今日は彼らに心からのエールを送った。がんばれよ、と。


 毎年同じ時期に熊本に出張してはいるが、「高校の卒業式」とかち合ったのは初めてだ。なかなか愉快な催しに遭遇できた。


 さて、明日で熊本集中講義も中間点の折り返し。半分過ぎれば終わりが見えてくる。自分自身にカツを入れて乗り切ろうと思う。ではそういうことで。

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2006年02月27日 23時27分34秒

非常勤講師の懇親会

テーマ:トホホ日記

 現在私が出張中の熊本の某大学では、今、外部人材を招いての集中講義が真っ盛り。もちろんそんな状況で呼ばれた私もそんな一人だが、今、大学の宿舎は非常勤講師であふれている。


 宿舎をうろつくといろんな先生と会うのだが、話を伺うとたに思うのは、この宿舎にいるものの中では私が最古参ではないかな、ということだ。何しろもう熊本詣でを始めて5年になる。私は2年生の科目の担当だから、さししょに教えた連中は修士課程も修了し、社会人になっている。良いのか、私の教え子を社会に出して(冗談)。


 熊本の夜といえば馬刺し。今夜はそんなこんなで突然のことだったが非常勤の先生方を誘って、熊本市役所裏の行きつけの馬刺し屋に繰り出した。


basashi


 非常勤の先生方の「本業」もわかってきた。九州大学を定年で退官して悠々自適の名誉教授O先生、KO大学元ボート部、早慶レガッタでフォアに乗っていたF先生・・・うーむ面白い。球磨焼酎との愛称もぴったりだ。


 やはり熊本は食べるものも飲むものもおいしい。年に二度のささやかな楽しみだが、しばらくは熊本で楽しみたいと思う。ではそういうことで。

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2006年02月26日 15時56分18秒

ピッチのカードを機種変更

テーマ:トホホ日記

 何気なく入った家電量販店でふとピッチ(ウィルコム)の展示に目が奪われた。今までもピッチのカード(エアーH゛)の「使い放題」コースを使うことは使っていたが、なにしろ速度が32kなので利用時には歯ぎしりをすることがあったが、この速度が著しく向上しているのだという。


 出張時には、ケーブルによるLAN・無線LAN・ピッチのカード等割といろんなアダプター(英国遠征では音響カプラーなる二世代前の妙な奴も持っていったが、これを知っている方は最近は少ないでしょうねえ・・・)や関連するケーブル類を持参する私ではあるが、やはりピッチは「最後の手段」になってしまうことが多い。それはやはり速度の問題だからだ。サクサクのブロードバンドを使った直後に32kでは、まるでタイムスリップしたような感覚になる。


 もっとも、音響カプラーで「パソコン通信」をやっていた時代に、PHSという電波を使う媒体でしかも32kもの速度が出ることは驚き以外のなにものでもなく、ない袖を振りに振って、ピッチのカードを導入したものだが。


 そのPHSによる通信が、8倍速になる(エアーH゛[PRO])になるのだという。PCカード自体も、現行の私の持っている無骨な奴に比べてとてもスマートだし、ということで衝動買いをしてしまった。


 車に積んでいるカバンにラップトップと一緒にその古いピッチのカードが挿さったままのはずだ、と駐車場に引き返し回収、すぐさまカードの機種変更をお願いした。15分ぐらいの待ち時間であっという間に完了。


 喜び勇んでパソに装着、駐車場から近所のピッチの基地局を捕まえて速度を体感してみる。


 おや?ぜんぜん早くない。


っていうか前と同じだ。何でだろうかと、いろいろやってみたがどうもよくわからん。昨日までは32kで使えていたはずで、何も設定を変えていないのになぜだ・・・。あ、設定を変えていないから速度も変わらないのか。さてどこをどう変える。


 やはりパソのハードは専門じゃないから、ピッチの会社に電話をしてみた。オペレーター嬢、高速の奴はアクセスポイントの電話番号が違う、ということはご存知ですよね…、と。なるほど、超極めて初歩的なミスだった。電話番号を教えていただいて、変更してクリック!


 おぉぉぉぉ、速いぞ。


 ということで、ちょうど熊本出張から、この新しいピッチのカードが役に立つ。出張先の大学では無線LANだが宿舎はPHSの電波しか来ていないので・・・。無線を使うために繁華街までパソ抱えて行ってファーストフード店で何時間も粘る、ということもしなくて良いかも。


 明日から、2006春死のロード第一弾、熊本遠征が始まる。準備も完了体調もまずまず。明日飛行機に乗り遅れないことがもっぱらの心配事かも。ではそういうことで。

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2006年02月25日 10時47分08秒

200万ヒット記念企画

テーマ:トホホ日記

 飛行機画像系の掲示板で昔同じことをやって盛り上がったことを思い出しましたので、二百万ヒット企画としてブログでも催してみます。


行かないで、オジサン


 この画像は間違いなく合成写真なのですが、これにせりふを付けてください。


 ドクター鈴木をうならせたせりふのうち特に優秀な作品1点に賞品『熊本出張土産』を出すことにいたします。馬肉の燻製・阿蘇の蜂蜜・辛子蓮根のいずれか。


 例1:「おじさんたち、窓ガラス付け忘れているよ!」
 例2:「邪魔なガキだなあ。ワイパー動かして落とそうか…」


 コメント欄から応募してください。締め切りは来週3月2日一杯。大いにうならせてください。ではそういうことで。

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2006年02月24日 22時35分28秒

展示品処分

テーマ:トホホ日記

 友人が「パソコンを買うのでショップに付き合って欲しい」とたずねてきた。私の専門はパソコンではないが、ブログのトップにパソコンショップへの謝辞を書いているためか「パソの達人」とかと思われているのかもしれない。だとしたら誤解だ。単なるアフィリエイトなんだからね、皆さん(いや、私はマジでそのアフィリエイトで紹介しているお店のお世話になっているのは事実)。


 いつもは「忙しいから」と断る私も、今日は思い切り暇なので半ば勉強のつもりもあって私にとっては初めてのそのパソショップに同行した。量販店みたいな大きな店ではないが、親方一人でやっているような小さすぎる店でもなかった。私たちのほかにも客がいて、結構繁盛しているような雰囲気があった。


 でもマジで、マザーボードとかCPUとかメモリーとか詳しいことは判らないので、目の保養にと思う程度で展示してあるパソをいろいろ触りながら見て回っていた。


 友人はあるラップトップのパソが気に入ったみたいで店員と難しい話を始めた。簡単な話ならわかるが難しいのは良くわからないので「君子危うきに近づかず」で遠巻きに話を聞いていた。


 やがて商談がまとまった。友人は15万ほどするそのラップトップ機を購入することになった。ところが何か店員の態度というか様子が変だ。そういうところは妙にすぐ気付く。私はその場を離れて、店の端っこのほうから友人にケータイ電話をかけた。「なんか判らないが動物的カンが働いた。何か変だ。以降しばらく他人のフリするからよろしく。私に話しかけるなよ!」。友人も私の雰囲気を察知したらしく、「おーかぃ(OKのオーストラリア訛り?)!」と言って電話を切った。


 さらに遠巻きに友人のショッピングを見ていた。


 クレジットカードの決済。おいおい現金持っていないのか!使いすぎないように計画的に頼むぞ!と心の中で念じていた。


 そんなことより店員のその後の一言二言が凄かった。


 商品を倉庫から持ってきますので30分ほどお待ちください。あ、向かいに喫茶店がありますからコーヒーでも飲んできてください、準備ができたら呼びに行きますよ。コーヒー代は当店で負担しますから。



 友人は私に眼でサインを送った。おそらくどうしようか、って言う事だと思う。私としても「非常に怪しい」状況になってきたので友人に「行け、後は俺が観察する!」とサインを送り返した。そしてとてもわくわくしてきた。何が起きるのだろうか・・・・。


 友人が店から消えると、店員は、ディスプレーされていた友人が購入することにしたものと同形式のラップトップの電源を抜き棚から下ろし、カウンターに運んだ。洗剤を取り出してきてラップトップの表面を掃除したあと、倉庫からラップトップの空箱を持ってきた。元袋、パッキンをまるで宝物を扱うようにしながら当該マシンを箱詰めした。所要時間20分。私はまさかそのパソを友人に売るつもりはないだろうなあ、と善意に解釈しながらもその一部始終を横目で見ていた。その善意の解釈が間違いだったのはその後の店長の一言でわかった。「呼んで来い、もう良いだろう」。



 げ!やっぱりそれを売るんだ。それさっきまで店頭表示してた奴じゃないか。表示品だからって、私も触ったぞ。そいつを新品として売るのか?友人に!


 友人が喫茶店から戻ってきた。店員がにこやかに「商品はこれですよね!」とそいつを見せている。友人が、「うん」とうなずく寸前に、


 あ、それ展示品だよ、新品じゃないよ!


 と私、大声で叫んだ。瞬く間に店員が私を睨んだ。


 だってさっきまでそいつそこにあったじゃないか(とさっきまでそのディスクトップが置かれていた場所を指さす)。見ていたぞ!とさらに私が言うと「え゛、これは先ほど倉庫からもってきたものですよ」ととぼける。


 以降、バトルが始まって、友人はクレジット決済をキャンセル。幸いなことに友人は、「店頭表示品」を「新品価格」で買わなくて済んだ。
 

 あぁぁ、怖いなあ。私が見ていなかったら、誰も気付かなかっただろうな。いつもこうなんだろうか、他の店ではこんなことしていないだろうが、結構な恐怖体験だった。少なくとも私はこの店では買い物をしないだろうな。


 読者の皆さん、お気をつけくださいね。ではそういうことで。
 

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2006年02月23日 20時10分15秒

きない装備

テーマ:トホホ日記

 来週は、年に数回ある『飛行機特異日』の一週間となる。公開している「熊本集中講義」への往復のほかに何度か『高飛び』をしなければならない。おそらく、月曜日から日曜日までの正味一週間に合計8回、「飛行機に乗り込む」という作業をすることが予想されている。


 私はマジで飛行機との相性が悪い。20代の頃だがドイツ駐在の際に、ミュンヘン空港から国内線に乗る際にハイジャック検査にヒット。別室でパンツまで脱がされるという屈辱を味わっている。以降、ハイジャック検査がトラウマになっている。最近は手荷物検査もわずらわしくなって、原則「手ぶら」で搭乗することを心がけている。国内の出張ならば荷物を宅配便で送っておけばよいので、その気になれば、持ち物として「財布・車の鍵・ケータイ」ぐらいの装備で搭乗できる。


 財布も鍵もケータイも、手荷物検査場では別のお皿に移し変えるから、金属の反応が出るのはめがね・ベルトのバックル、それから足に入っている針金(外科医で時々取り替えている)、だけである。しかし、たったそれだけのことでも見事にブザーが鳴る。ほとんどがバックルが原因だが、時々足の針金がヒットすることもあるようだ。「靴の中に何を入れているのですか」と聞かれるときは大体そういうことだ(体のどの部分で金属反応が出るのかわかるらしい)。そういう時は、靴を脱いで靴下を脱ぎ、「これでしょ!」って係員に見せてあげるのだ、足に突き刺さっている針金を。


 しかしここの所もろもろ忙しくなって、飛行機にパソコンを持ち込まなければならない場合が増えてきた。この場合も、別の皿に乗っけて検査を受けるので特段問題がない。実は飛行場ってのは公衆無線LANの電波がしっかりしているので、搭乗間際までインターネットが使えることが多いのだ。だから貧乏性な私は、出発のファイナルアナウンスまでじたばたとラップトップをたたくこともある。


 案外うっかりしているのがデジカメ。普通はケータイで写真を撮るのであまり気にかけていないだけに、たまにデジカメをポケットに突っ込んだまま空港に行ってしまうとそのまま金属探知機のゲートを通って「御用」となることがある。そんなときはかなり落ち込む。


 さて、飛行機に乗り込んで最初の楽しみは、安全装備の説明である。飛行機によっては、ビデオ放映だけで済ませている場合もあるが、やはり通路で客室乗務員が実演でやってくれるのを見るのが良い。もう見慣れた光景であるので、目の前で乗務員さんがぶっ倒れたりしても私がピンチヒッターですぐ演じることはできるだろう。


 シートベルト。装着するときはこうで、このバックルをこうすると外れる。不意な揺れに対応するため着席時は常にベルトをしてほしい。毛布を使用するときは毛布の上からベルトをしてくださいな。


 酸素マスク。上から降りてきたら強く引っ張ると酸素が出る。横の紐を引っ張って長さを調節する。子供連れの場合、親がまず自分のをしてから子供のをつける。


 救命胴衣。頭からかぶって腰の紐で調整。機外に出てからここを引っ張ると膨らむ。膨らみが足りないときはここを咥えて膨らめる。


 非常口:あっちとこっちにあるから見ておいてね。非常口近くのお客様にはお手伝いをしていただくことがあるよ。


 そんなわけで、シートベルトを除いて、その他の緊急の装備は幸いなことにまだお世話になったことがない。来週の8回のフライトも、おそらく使うことはないだろう。でも今回もそのうちの7フライトまで「非常口のすぐ横」の席をキープ(予約)している。なんかあったらいつでも私に任せてほしい。乗客全員を無事に避難させる・・・ぞ?


SOS!


 間違っても、非常口を飛び出す前にへんな紐を引っ張らないようにしないとね!ではそういうことで。 

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2006年02月22日 21時13分17秒

まもなく200万ヒット

テーマ:トホホ日記

結局何の『大爆笑企画』も思いつかないまま、おそらく明日23日中に、カウンターが200万を刻む。


ということで、まじめな企画を考えました。


200万カウンターを撮れ!


訪問した際に右側に設置のカウンターをキャプチャーしてください。もちろん、どんぴしゃズバリの方は当然なんですが、ぴったりを踏むのもなかなか難しいので、(ずばりがいらっしゃらなければ)ニアピンの方にもご褒美を用意しました。「ドクター鈴木愛用品」の中から、海外旅行のときに愛用するジュラルミン製ケース、であります。


ご希望の方にはさらに、私のサインを、消えないように太めの油性ペンでごしごしと書き込んでおきます。


ではそういうことで。



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2006年02月22日 20時56分38秒

元・地区RA代表の逮捕

テーマ:ローターアクト

 関係者の皆様、全国研修会はいかがだった?。その余韻も覚めやらぬ中、以下とんでもないことを書くが許してほしい。



 その全国研修会の翌日、2月20日。友人からの電話でその日のある「事件」を知った。262地区(現在の2620地区)元RA代表のM女史が逮捕された、というのだ。


 注:以下、M女史のことを「Mさん」と表記する。本来は別の呼称をつけるべきなのかもしれないがお許し願いたい。


 新聞社サイトなどで記事を検索してみると、確かにそのような事実があったと報じているし、衣類をすっぽりかぶっているとはいえMさんの写真を載せているところもあった。


 80年代後半、私が知り合ったときすでにMさんは某温泉老舗宿の若女将だった。あるお嬢様大学を卒業して周囲の期待の中実家の跡を継いだ。『シンディローパー』に似ていたし、リーダーシップがあったし、知的でチャーミングだった。私はMさんより歳はとっているが、RA歴では彼女の後輩で、この世界のこともいろいろ教えていただいた。彼女が代表のときの地区大会は、その温泉旅館を借り切り状態で行った。800人ぐらいの人がおみえだったと記憶している。とても盛大だった。そんな彼女に指名されて、彼女がやった翌年に私も代表をすることができた。つまりMさんは、私が代表だった時の「直前代表」である。そしてMさんと「ローターアクト全国制覇」を企てたときに、近隣の地区の人たちと意気投合をして立ち上げたのが、今でいう、いわゆる「全国研修会」だ。


 ローターアクト卒業後私はかたぎの世界に戻ったが、彼女は更なる活躍の場を求めJCに入会。順調に階段を上り最後は某地方の地区協議会長まで歴任した。その後県の有識者委員に選ばれたり、あるいはメディアに文化人として登場したりと、活躍は多岐にわたっていた。そんなMさんを私は尊敬していた。


 3年前、風の便りにこんなことを聞いた。その温泉宿の経営が行き詰って、東京のほうの専門業者が立て直しに乗り込んでいるらしい。Mさん自身は専務として旅館に残っているが、元の女将とか社長は追われたらしい。


 私も本業の会社が行き詰り始めていたからこれはかなり切実な問題だった。どうしているのか無性に気になり、仕事の出張で出かけた際に、その宿に泊まってみることにした。


 予約センターに電話をして『Mさんの昔の仲間です。当日ご挨拶したいのでよろしく伝えてください。』と申し上げると、「えっとMさんというのはうちの従業員ですか・・・あ、専務のことですか??」となんか対応が変。社内の待遇に厳しいものがあるなあ、これは絶対に励まさなきゃ、という思いをさらにこめて出張当日を迎えた。が、当日、彼女は私たちの部屋に挨拶に来なかった。


 翌朝チェックアウトの際に、「せっかくそんなわけで訪ねてきたのでせめて一目だけでも良いから会いたい」とフロントで訴えると、その係りのお兄さんがだまって指差した先の売店に、変わり果てたMさんを発見した。なんと、温泉饅頭を売っていたのだ。


 あぁ、会ってはいけないんだ!と直感した。


 励ますことはおろか声をかけることもできず宿を後にした。とても残念だったが、Mさんのあのときの気持ちを考えると、やはり会わなかったのは正解だったと今でも確信している。15年ぶりの対面がこんな形になってしまったのは、とてもむなしいものを感じた。



 さて、逮捕の容疑であるが、いわゆる「風俗営業法違反」である。確かに私達が宿泊したときに、予約段階から「お色気宴会パック」のようなものを執拗に勧められたし、宿泊当日も夜中にお姉さん方が「いまからもう一回宴会しない?」などと部屋にまで営業をして来るぐらいだった。まあ日本有数の古くからの温泉地だしそういうのもありなのかな、とは思ったが、私も、出張に同行していたほかの人たちも、異常なくらいその手のことには興味がなく、ごく普通に温泉に入って普通にご飯を食べて普通に寝た、だけだった。


 今になって、逮捕者も出るほどの「風俗営業法」に触れるような営業だったのかと思うと、体験しておいても良かったかもしれない、と不謹慎なことは考えていない。


 逮捕されるような違法行為をしたことは許されるべきことではない。法の定めに従って処罰されるべきものは処罰され罪を償い、そしてその後には再び足を踏み外してもらわないように努力していただきたい。そう思うことには違いはない。


 しかし


 同情は禁物なのだが、やはり気持ちが入る。東京の人たちにうまく使われていただけじゃないのか、本当の悪玉は他にいるのではないのか。いろんなことが頭の中を回る。


 バブルの絶頂を体験したMさんの転落。本当に痛ましいことだ。ではそういうことで。
  

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2006年02月21日 22時37分18秒

ペテン師とマジシャン

テーマ:キャンパス便り

 連日開催されている修士論文発表会はついに私の所属している学科の順番が回ってきた。たった1年ではあったが私が世話になった(=世話をした)学生の発表が、無事、滞りなく、終了した。


 うちの学生の発表に際し、「口八丁の鈴木先生に揉まれただけあってプレゼンはうまいねえ」と褒めた先生がいらっしゃったが、これは褒め言葉なのだろうか、良くわからない。


 確かに私は民間もその後のアカデミックな場でも、とにかく「しゃべくりがうまい」という評判はあった(ある)。営業マンとしては、とりあえず不合格ではないと自負している(アカデミックな場で「営業マン」が必要かという議論には説得力は持ち合わせない)。針小棒大、という言葉があるが、まさしく、ここ一番では針のような細いことをさも棒のように太く言う、ということはある。しかし私は絶対に嘘を言わない。誤解から相手が勝手に変な風に解釈してしまうことはあるし、それを狙うこともあるが、最初から相手をだますつもりで嘘マンパチを言うことはない。だから良く「口から生まれてきたのでは」といわれる。


#昔母親がこぼしていたが、私は逆子で生まれたらしい。つまり口からではなく足から生まれたわけだ。だから、少なくとも「口から生まれた」のは間違いである。


 さて、私のように口から生まれてきた人を揶揄する言い方に「ペテン師」がある。しかし私としては言葉の魔術師、すなわち「マジシャン」を標榜する。この、ペテン師とマジシャンはどこが違うのか、今日はちょっと考えてきた。


 ペテン師が使う技を「手口」と言う。マジシャンが使う技を「手品」という。この違いは、文字で書くところ、「口数」の違いである。「手口」が手と口の数が同じ割合なのに対して、「手品」は手が1に対して口が3である。即ち、ペテン師よりもマジシャンのほうが口が多いのである。


 確かに著名なマジシャンを見ていると手先は器用だがそれ以上に口が上手である。小学生の手品師とかがいるが確かに手先の技は優秀だが口がついてこないので二流に見えることがある。だから、その違いは「口」なのであろう。


 私はまだまだ、「ペテン師」の領域なのかもしれない。ますます「口の技」を磨いて、「教壇を舞う言葉の魔術(手品)師」になりたいと思う。


 前途はまだ険しい。ではそういうことで。



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2006年02月20日 17時00分00秒

1周年+200万ヒット

テーマ:トホホ日記
 早いもので、まもなく、私がブログを始めてから1年になる。右のブログペットの下にある「忍者カウンター」もまもなく訪問者200万ヒットを記録しようとしている。

 物心ついてから「日記」なるものが3日として続いてきたことはなかった私だが、このブログだけはサイバーエージェントさんのメンテナンスのときを除いては1日だけ更新ができない日があっただけで、なんとか1年続いた。


 とりあえず1周年のお祝いはここで (自爆)。


 私の三日坊主癖だが、ブログでも同じだ。アメブロさんのこのページがメインだとすると、「教授への道」っていうサブのブログは数回エントリーを打ち込んだだけでぺんぺん草が生えている状態だし、英語の勉強にと始めた「オール英語」の海外ブログの私のページなんて、2回更新したところでパスワードとかを書いたメモを(故意に?)なくしている。やっぱり長続きしないものだ。


 だから1年続いたのは奇跡に近い。


 1周年の記念に何かやろうかと考えてみた。一番のサプライズはカミングアウトだろう。もう一部の読者の方には私の素性はバレているのではあるが、私の本名とかお世話になっている大学とかをここでゲロってしまう方法。でもただでさえ大学にご迷惑をおかけしている手前ちょっと躊躇する。


 これを機会にブログの更新をやめる、という方法もある。最近は結構義務感で更新しているところもあって、読者の皆さんからは面白くもない記事を読まされたこともあったと思うし、更新に伴うストレスも多少あったし。ちょうど良いかも。しかし逃げるようでいやだなあ。


 200万ヒットの記念に、100万ヒットのときの企画と同様に何かのイベントをやろうとも考えた。しかし、100万ヒットの当選者の方がその後体調を崩されていることを考えると、これ以上被害者を出すのもどうかと考える。直接の因果関係はないと今は信じているが、仮に200万回ヒット企画で何かやった時にまたしても当選者が同じ運命だったとしたら私自身立ち直れなくなるし。


 冗談はさておいて。継続は力。この力を何か形に変えたい。かなり切実。


 来週の「熊本集中講義」の期間中に1周年の記念日を迎える。その日は私が事務長をやっているNPOの総会の日だ。市内のいつもの公民館でそいつをやった後、市役所の裏で飲んでその日が終わってしまいそうな気がする。


 やっぱ企画力がないのにブログなんかやっちゃだめだなあ(爆)。どなたかヒントください(火暴)。望みをかなえて!

のぞみはかなう


 ではそういうことで。


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