おこしいただきありがとうございます★
救急医です ヘ(゚∀゚*)ノ



大阪府の某ソルジャー系病院で研修を送り、福岡のERで修行

現在は大阪の某救命センターで頼れるイケメン医師目指して日々奮闘中★★



ブログは研修内容や病院のこと、日々思うことをまとめております



対象は


医学生、研修医、医者になろうと思っている人
そして研修医や救急に興味がある人

のつもりです・・・


テーマ
ギラギラ研修医 ・・・研修医時代の毎日 完結
ギラギラ研修医ER ・・・ERの出来事 ER'はその続編
島流し@UWAJIMA ・・・僻地研修の様子

書籍 ・・・コレは!!と思う書籍
どーでもいい話 ・・・その名の通り

どーでも良くない話 ・・・広く一般に知って欲しいアレコレ
治療の常識非常識 ・・・治療に関する「へぇ」
限定記事 ・・・全世界に発信するのには申し訳ない話題

家の話 ・・・本邦初公開★救急医の自宅訪問コーナー

お酒 ・・・好きなお酒に関するアレコレ

何食べてんの? ・・・救急医の食生活に迫る



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実際のところどうなの?みたいな質問があれば実際のところをお伝えいたします




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  • 07 Dec
    • 連載開始しました

      本日、新しく連載を持つことになった雑誌が届きました  メディカ出版の「呼吸器ケア」 です  週刊少年ジャンプじゃなくてゴメンなさい  こちらで 「救急医は見た!冷や汗モノの呼吸器エマージェンシー」 というコラムを担当します 何冊買っても僕の給料は増えませんので、安心してご購入くださいw  呼吸器ケア 2017年1月号(第15巻1号)特集:「なぜそうする?」にスッキリ答える 人工呼吸...1,944円Amazon   冷や汗の機序については改めて書きません  少しだけ書いておきと ものすごく緊張したり、体がショック状態に陥ったりというときには、交感神経が緊張してアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコラミンが放出されます カテコラミンは末梢血管を締め上げて中枢に血液を集めたり、汗腺を閉じて身体から水分が出て行かないように調整したりする作用を持っています 例えば出血したら、それ以上水分が体から出て行って欲しくないですよね? 臨戦体制にあるときには頭は心臓など、重要臓器に血液が欲しいですよね?   じゃぁなんで汗(水分)がでるねんっヽ(;´Д`)ノ て話なんですが・・・  カテコラミンの作用で末梢血管が締め上げられるので皮膚の末端には血液が通いにくくなり、末梢温は低くなります さらにカテコラミンは汗腺も締め上げますが、このとき汗腺に残っていた汗がにじみ出て、気化熱もあり冷やされたものが冷や汗です たくさんは出ないのですぐに冷やされるわけです  冷や汗が出るということは、カテコラミンがバンバンでている状況というわけです  って全部書いちゃったよ・・・   というわけで冷や汗もの、つまり患者もカテコラミンバンバン、救急医もカテコラミンバンバンというカテコラミン溢れる連載になると思うので、ぜひお楽しみに 人が不幸になる話は載せません★  

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      テーマ:
  • 05 Dec
    • 今月は福岡にいます

      福岡に来ました!!   実は今月から福岡の病院に来ています  以前ここのERで働いていたので出戻りみたいになってしまいましたが、今回福岡に来た目的は内視鏡検査の修行です   今月いっぱいこちらで下部消化管内視鏡を中心に勉強をさせていただきます≧(´▽`)≦ (許されるならできるだけERでも働かせていただきます)  徳州会グループ内で病院を行き来させてもらえるのは非常にありがたく、また快く送り出してくれたスタッフにもとても感謝感謝です  これまでも上部消化管内視鏡検査に週一回入らせてもらい、いざという時に自分が使える技術として修得しておきたいと思ってやっていたんですが、今回は短期集中でしっかり習って、さらに技術向上しようというわけです   今回お世話になるのは、下部内視鏡を 「教えるプロ」 こと仲道孝次先生   以前から自身のブログで下部内視鏡の挿入法をまとめており、数年前に書籍化もされました ブログ→http://ameblo.jp/nack6155/ 書籍→https://www.amazon.co.jp/ひとりで学ぶ大腸内視鏡挿入法―1カ月で身につく-身近な素材で練習できる、スコープ挿入上達のポイント-仲道-孝次/dp/4758110441   ご本人からは 「初心者でも3分で盲腸までいける」「できるできないは問題にならない」「他の人にこんな指導があると知られたら嫉妬される」  など強気な発言もたまに聞かれますが、実績も確かです   当院の消化器内科の後期レジデントは、みんな短期的に彼の元で修行します  もうね しっかり下部内視鏡検査を習得して帰って来るんです   正直言って、僕はそれが羨ましかったわけです  実際のところ僕がどのくらいできるようになるのかについては、1カ月後の報告にご期待ください   まぁ いつもの病院で当直したりDMAT訓練があったり、師走だけあってあっちこっちですけどね(^_^;) なんにせよ 今月もがんばろー

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  • 30 Nov
    • 青い吐物の正体は・・・

      先日、意識障害の患者さんが搬送された時のこと 対応したのは後輩救急医  朝のカンファレンスでこんなことを言います  「なんか・・・スライムみたいな青いものを吐いてた・・・」  えぇ( ̄Д ̄;;   それスライムちゃうん?     って思ったんですが 「スライムちゃうで・・・」 と後輩が言ってたので口に出してしまったんでしょう   しかし青い吐物とは・・・ まさにゴジラ!!  いや どっちかというとこっちか     まぁそれはともかく、本当に鮮やかな青い吐物だったようです  何が何だかわかりません 僕も病棟に様子を見に行きましたが、確かに経鼻胃管からは青い液体が逆流しています   まさにトイレの洗浄剤! ブルーレ◯トおくだけ状態!!  【まとめ買い】液体ブルーレットおくだけアロマ トイレタンク芳香洗浄剤 詰め替え用 リラックスア...867円Amazon    世の中には様々な患者さんがいるもので 以前芳香剤みたいなビーズを飲んで腸閉塞という話を書きました(参照➡︎http://ameblo.jp/doctorhero/entry-12082219133.html)  まさかこの人もトイレの芳香剤を飲んだのでしょうか? あとあと腸閉塞になったらシャレになりませんよ    さて この人がどうなったかというと、数日後に目を覚ましました   そしてこのように言います 「処方されているロヒプノールを大量に飲んだ。それしか飲んでない。」  ロヒプノール®︎はフルニトラゼパムというベンゾジアゼピン系の睡眠薬です まぁ飲んだら眠くなるわな・・・  青いものの正体はついにわからなかったのですが、研修医が突き止めてくれました   僕も知らなかったのですが、どうやらこのロヒプノール®︎ 厚生労働省から、悪用防止目的に着色してくれとお願いされ 昨年青色に着色されたようなのです!  まじか中外製薬!? まぁ酒に入れて犯罪に使われるようなことがあってはならんですからね て言うか処方薬の目的外使用って、それそのものが犯罪な気がします…   まぁ、効果に変わりがなければ着色されようが何されようが僕は気にしないのですが 吐物が青いとびっくりしてしまいます(・_・;)  あと、エーザイから出ているフルニトラゼパムであるサイレース®︎も着色されたようです 同じく青!!  これからは吐物が青ければ何を飲んだかわかるので診断の助けになりそうです    いやはや 色々なことにアンテナ張っていないといけないなと思った次第です  研修医よくやった!!    

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  • 29 Nov
    • 薬物の尿検査は不確実です

      本日は朝練で研修医が中毒症例について扱ってくれました  僕は常々、中毒例については ・トライエージを信用しすぎないように・トキシドロームにしたがってきちんと診察するように という2点を研修医に伝えています トライエージというのはトライエージDOA®︎という商品のことで、尿に薬物が含まれているかを調べることができる検査キットです  奇しくも本日チャゲ&飛鳥の飛鳥氏が再逮捕されるだのされないだのというニュースが流れました ニュース記事↓http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800395&g=soc  いわく 任意提出してもらった尿から覚せい剤の反応が出た ということです   元違法薬物取締官なる人物がニュースで 「尿から薬物が検出されたということは確実に使用しているということ」 などと述べておりましたが、僕はこの意見には同意しかねます   尿検査は感度・特異度が100%ではありません つまり覚醒剤(アンフェタミン)を使用している人なら確実に陽性となり、していない人なら確実に陰性となるようなものでは無いということです  どのくらい検出が正確かということについて、一つ文献を提示しておきます 山本 理絵急性薬物中毒における Triage DOA® の 臨床的有用性https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam/25/12/25_865/_pdf  ベンゾジ アゼピン系抗不安薬(BZO)、バルビツール酸系睡眠薬(BAR)、三環系抗うつ薬(TCA)、アンフェタミン系覚醒剤(AMP)について、ガスクロマトグラフィーと液体クロマトグラフィーを使用して薬物濃度を検査し、その時点での尿検査での結果がどのくらい一致しているかということを822例の患者で検討したものです  結論は次の図です  覚醒剤を表すAMPのところに着目すると、定量検査で陰性だったのに尿検査で陽性と出たものが16例あります 偽陽性というやつです 風邪薬で麻黄(エフェドリン)が入っているようなものや、胃薬(ラニチジン)などでは覚醒剤が偽陽性となることが知られています 使ってないのに、使っているような結果となってしまうわけです(もちろん飛鳥氏がどうなのか知らんですよ・・・。あと検査にどんなキットを使ったのかも知らんですよ・・・。) 追記)現場で簡易検査をせずに本鑑定に回したという事なので、彼の場合はクロマトグラフィーで測定されていると思われます。陽性反応などと報道しないで欲しいです…  それから、上記の図ではベンゾジアゼピンなどは治療域を超える量が検出されても、尿検査では結構な人が陰性となっています 偽陰性というやつですね  覚醒剤は、このように本当は陽性の人を見落とすことはなさそうですが、本当は使用していない人にも陽性反応が出ることがあるので注意です  トライエージは添付文書にも 陽性と判定された場合はガスクロマトグラフィーなどを行ってください と書かれています   そしたらどうするのかということですが、ここでトキシドロームです トキシドロームについては以前書いているのでこちらを参照↓http://ameblo.jp/doctorhero/entry-11941523918.html   トキシドロームはトキシックシンドロームの略語のような造語で 薬理反応で出現する特徴的な身体所見を適切に捉えて、使用薬剤を見抜くものです  ちなみにアンフェタミン中毒であれば 頻脈高血圧高体温頻呼吸瞳孔散大 などが見て取れるはずです    今日発表した研修医は、担当症例を自分で調べる中で尿検査キットの限界も実感したようでした  五感を研ぎ澄ませて明日も頑張ろう! viva ER!! 

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  • 27 Nov
    • 冬だ!EMA Meeting!!岡山に集合!!!

      みなさま 若手ER医が年2回行っている勉強会 EMAlliance Meeting 次回開催の詳細が決定しました  次回は 1月に岡山 です!!   川崎医科大学で脳卒中をテーマに開催します    川崎医科大学の脳卒中科の教授から脳卒中の初期診療、画像診断などについて講演頂きます  脳卒中について深めるいい機会になると思いますので 学生、研修医、救急レジデント、若手救急医の皆さんで興味のある方は是非参加ください!!    僕はめまいのセッションを担当します  実際に末梢性めまいと中枢性めまいの鑑別って難しいんですよね・・・・   ていうか 急性期のめまいはCT、MRIで十分だ とお思いでしょうか?   実は 小脳梗塞で10mm以下の病変はMRI-DWIでも初期は半数が見逃されることが示唆されています Saber Tehrani AS, et al. Neurology. 2014 Jul 8;83(2):169-73.   どうすりゃええねん!!( ̄Д ̄;; ってなりますよね? どうしたらいいかみんなで学びましょう★    また末梢性めまい、特にBPPV(良性発作性頭位めまい症)だと思っても自信を持って整復できる人って少ないんじゃないでしょうか? これも実際に体を動かして学びましょう!!   みんなで一緒に体と頭を動かして、めまいの鑑別とBPPVの整復を楽しく学習できるように準備しますので  ぜひぜひ 参加お待ちしております★

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  • 26 Nov
    • めんそーれっ! 沖縄で感染症学会

      先週の救急医学会@東京に引き続き 今週は感染症学会西日本地方会@沖縄に来ています   臨床と密接にリンクした研究や、よりマニアックな研究まで多彩に広げられており勉強になりました   個人的に興味があったのが Corynebacteriumも肺炎の起炎菌としてしっかり認識しましょう という話と CRE(Carbapenem-resistant enterobacteriaceae)のセッション  coryneが培養で生えたら普通は汚染菌かな?と考えます でも呼吸器系の基礎疾患がある人では実際に起炎菌となっている例があるようで、結構自分の中に警鐘を鳴らすきっかけとなりました coryneも耐性化がいわれておりますので、注意して経過を見守ろうと思います   そしてCRE 人類はカルバペネム耐性腸内細菌科細菌に脅かされ始めています  なんとか他の薬剤(コリスチンやチゲサイクリン)とカルバペネム併用療法をおこなったり、ダブルカルバペネムをぶつけることで救命率を上げられるのではないかということです ダブルカルバペネムってすごい・・・  CAZ/AVI(セフタジジム/アビバクタム)などの開発もされていますが、結局カルバペネムをいかに温存するかということを考えていかねばならないのです   抗菌薬の適正使用 これに尽きます  これはもちろん、使わなくていいときに使わないということだけではなく、使わなくてはならない時を適切に見極めるということも含みます 当たり前やんと思われるかもしれませんが、この当たり前のことが本当に難しいのです・・・ 今後も仲間と精進します   ちなみに 自分の発表もあったのですが、友人に質問をいただいたり、座長に食いつかれたり大変盛り上がりました★  今日で学会もひと段落 今年も様々な勉強会や学会に参加していろいろ勉強になりました(`・ω・´)ゞ

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  • 22 Nov
    • アルコール患者の点滴は良くない!?

      救急医学会で、めちゃくちゃ気になる発表があったのですが、都合で聞けずに帰ってしまいました・・・   中毒診療の常識を見直す というパネルディスカッションの演題の一つ 東京ベイの本間洋輔先生らの発表です  「急性アルコール患者に対して点滴は有用か? 点滴と滞在時間の関連についての検討」 救急外来に急性アルコール中毒で搬送され、覚醒帰宅可能まで外来経過観察した人を対象にした2013年から2015年までの単施設後ろ向き研究 単純にアルコール中毒であった人を対象にしており、アルコール以外のことが原因で経過観察になった人は除外 年齢、性別、意識レベル、推定血中アルコール濃度、点滴の有無、帰宅時付き添いの有無、救急外来滞在時間をカルテから抽出 対象となった108例(滞在時間中央値230分 IQR 150-282)について、これら変数で調整しCOX比例ハザード解析を行ったところ 点滴の有無は独立した救急外来滞在時間延長因子であった(HR 1.8, 95%CI 1.2-2.6, p=0.008)  ということです・・・ 急性アルコール中毒患者さんに点滴をすると在院時間を延長させる可能性があることが示唆されました   これ、だれか会場で聴いた人はいませんか? めっちゃ気になります ちゃんとアルコール濃度まで入れて解析しているので 重症の人ほど点滴をしたのではないか?という点については解消されています  なんで滞在時間が伸びたのかという考察や、会場での議論が気になる!!    以前、僕は急性アル中に点滴しても意味がないのではないかという話を書きましたhttp://ameblo.jp/doctorhero/entry-11750542333.html  そこでも書きましたが、やっぱり抜針リスクが上がったりすることが滞在時間延長の一因なんでしょうか もちろん、覚醒までの時間とか点滴とアルコール濃度の関係とかはわかりませんから、点滴が直接悪さをしているとは限りません    自分の疑問はこうして形にしないとダメですよね・・・ 自施設でも一度調べてみようかな

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  • 19 Nov
    • ”思いを継ぐために” 救急医学会2016

      日本救急医学会2016 品川まで行って来ました  研修医が発表をがんばってくれ同僚は相変わらずの活躍僕も仲間に支えられながら多施設研究の結果を報告できました 福岡ERのみんなとも会えたし若手救急医の集まりも盛り上がりました EM Alliance:ER医を志す若手の集団桃心会:救急集中治療系若手の会 どちらも優秀な人が集まっていて、あって話すだけで気持ちが鼓舞されます!燃える!!  今学会はさらに救急への志を高めることもありました  先輩が書いたブログをリブログします 救急医として精一杯生きていきたいと思います この気持ちを大事に、少し前のめりなことをします  SEAM(Society for Academic Emergency Medicine)が来年オーランドで開催されますので発表して来たいと思います 僕は追い詰めないと動かない人間なので・・・  英語をきちんと勉強しよう平行で論文をしあげよう   自分なりに思いを継いで、今私にできることをできる限りやっていきたいと思います

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  • 16 Nov
    • プロフェッショナル

      明日から東京で日本救急医学会です  口演じゃなくてポスター発表になってしまったので、腹癒せに綺麗なポスターを仕上げました 研修医や他の救急医が見てなんらかの刺激になるようにせんと・・・   それはともかく、明日から救急医学会なので日本全国から救急医が東京に集結します  残念ながら明日から3日間は日本中で救急の受け入れができません みなさん健康に気をつけて生活して下さい★   だなんて言えないですよね(^_^;)  たぶんどの施設も穴を開けないように交代しながら勤務して、臨床と研究・教育のバランスをとり、社会貢献のために頑張るのだと思います これぞ救急医のプロフェッショナリズム  ちなみに今年の学会テーマは「挑戦」です 救急受け入れを中止して学会会場に集結したら、それはある意味社会への挑戦ですが・・・ さて、本日はそんなプロフェッショナリズムについて扱います   プロフェッショナル 仕事の流儀 という日本放送協会のドキュメンタリー番組があります  ある仕事に情熱を傾けるプロ中のプロを招いて、仕事様や信念、思いを伝える構成です いつかそういうものに招かれるくらいの情熱がないと、この世界でやっていくのは辛いなぁと思っている次第です 医師って基本的にはみんな情熱あるんで・・・   ではプロってなんですかね 結構漠然と、ある専門のことに突出して長けていてそれで金銭を得ているのがプロだと思っていたのですが 専門家はスペシャリスト 技術に長けているのはエキスパート それぞれ言葉があります   お金さえもらえるのであればプロでしょうか?   こないだ参加した初期臨床研修プログラム責任者会議でプロフェッショナリズムの講義がありました 自分としては知らなかったことと面白かったことがあったので共有しておきます   プロフェッショナルの語源は profess という単語です  これはもともと (信仰を)告白する、明言する、公言する という動詞  名詞化したらprofession (信仰を)告白すること、明言すること、公言すること(信仰を)告白した人たち となります  昔、告白した人たちというのは修道士以上の地位を指していました これは大学入学の必須の資格だったということです   で、当時大学は神学、医学、法学の勉強を教えていたので、これら専門職や専門職集団を指す言葉としてprofessionが定着したというのがルーツなんですね  ということで今では professional に「専門職の〜」という形容詞的意味や「専門職個人」そのものを指す言葉となりました  Professionalismとは専門職としてのあり方を意味する言葉です   それでは医師としてProfession(プロ)であるということはどんな状態か   社会契約論的には プロは社会に何かを提供します 社会に何かを公言・明言(profess)して仕える心が重要です  質の保証、利他的な奉仕、道徳心、誠実さ、説明責任・・・等   その代わりに社会はプロに何かを提供します 独占権、免許、自律権、経済的報酬、名声・・・等  必ずしも金銭のみが社会からプロに与えられるわけではありません   最近では利他的な奉仕は一方的に行われるものではなく、患者の自律性も尊重した上での態度も求められます   漠然と考えていたプロ像が少し整理されました   プロ医師は自律と独占の権利が与えられていますが、それに足る質を常々保証する責務を負っています 公正性、誠実さをもって社会に貢献し、名声や報酬を得る この関係性が重要です    さてさて ちょっと話はかわり  本日のカンファレンスで プロ研修医 という言葉がでました  半ば冗談めいた会話の中で出た言葉ですが、奥深いです  プロ研修医は指導医から教育を受ける権利を有しています ではプロ研修医が社会や指導医に提供するものはなんでしょう?  いろんな答えがあるのかもしれませんが 当のプロ研修医は今日も患者さんのために熱心に頑張っています  プロ研修医って揶揄する意味でも使われてしまいそうですが、これぞプロ研修医と思いました 僕もプロ指導医目指して頑張ります 学会期間中だけでなく、毎日が挑戦ですね

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      テーマ:
  • 12 Nov
    • 救急隊から伝えて欲しい情報とは

      最近自分が狭量だなぁと思うのは 救急隊から開口一番に「そちらにかかりつけの患者さんで・・・」 と言われた時にイラッときてしまうことです  どうしてイラッとするんだろうと考えたんですが、必要でない情報を一番最初に伝えているからなんだと思います 本来的には主訴やバイタルサインを知りたいのです  一番考えなくてはならない緊急度判定をないがしろにしているような感じを受けるのと、もう一つはその情報を僕に伝えないと僕が受け入れをしないような人間だと思われているようで非常に暗い気持ちになるからだと思います  救急隊がそう思っていようといまいと、僕がそう思い込んでいるだけなのでしょう ちっせぇ人間ですね   ちっせぇ人間だとは思うのですが、よく話題に上るのでこれを一救急医がどう考えているのかということを示しておこうと思います  開口一番かかりつけである旨を伝えてくるのは 患者側が強く搬送先を希望しているとかどうしても救急隊側が受け入れ先を確保したい気持ちがあるとか本当にかかりつけ患者しか受け入れない病院があるとか  いろんな背景事情があるかとは思いますが、基本的に救急搬送においてかかりつけかどうかという話はどうでもいい話だと思います  どうでもいいというと患者としては悲しい気持ちになるかもしれませんが、本来的にかかりつけ医というのは近隣にいて気軽に相談できる医師で、その人のトータルヘルスケア(生活習慣病の管理、健康相談、ワクチンプログラムの管理、介護福祉サービスとの連携、渡航時の相談など)をしている人のことを指します 救急を積極的に受け入れている大病院にそういう人はあまりいないのではないかと考えます  かかりつけという人がどんな人を指すか、実際のところ包括する範囲は広く、例えば・過去に受診歴があるだけの人・年一回通院している人・とある疾患の治療のために定期受診している人・定期受診はなく、よく救急搬送されている人・その病院の誰かが主治医としてきちんとトータルヘルスケアをしている 全てこれまでかかりつけと言われて実際に搬送された例です どのくらいかかりつけなのかわからないので、かかりつけと言われても困惑してしまいます  もちろん特定の疾患でいつも受診しているという場面はあるかと思いますが、よほど明らかにその疾患関連の合併症で急変していて、かつその疾患がとても稀なものであるとかいう場合でもない限り、いつもかかっている病院に行けないことで被る不利益はあまりないはずです    まぁとはいえ、救急車に乗って搬送先の希望を伝えてきた患者からの意見を無視するのも現場では難しい話かもしれません 僕もかかりつけである旨を伝えるなとは言いません 開口一番に言うようなことではないと思っているだけです  ということで、本日はどのように伝えると良いのかということを考えてみます   プレゼンテーションで大事なことは 相手をどう動かすか ということです   患者さんがかかりつけかどうかということを伝えると、病院側に何らかのアクションの変化を生み出すでしょうか?  たぶんそれは無いか、あってもわずかな話です   僕らは普段ホットラインを聞く時 ・どこのスペースで受け入れるか・どれだけマンパワーが必要になるか・どんな医療機器を準備する必要があるか・上記踏まえて現状受け入れ可能かどうかの総合判断 みたいなことを考えています   ホットラインの向こうの患者さんがかかりつけ(本来的なかかりつけ医であることはレアなので、多分通院加療しているという表現が妥当)かどうかで受け入れのプライオリティはそんなに変わらないし、来院後の対応もかわりません  世の中には通院加療中の患者しか救急で診ないというところも存在すると思いますが、そのような病院も、いくら通院加療中とはいえ自分の病院の対応能力を超えた救急患者さんの受け入れは難渋します あまり救急を診たくないけど、かかりつけや通院中の人ならシャーないかということで動く医師もいるかもしれませんけれども、通常の救急に携わる医師はかかりつけかどうかとか受診歴があるかどうかでやる気が変動したりしないものです (世の中には救急要請が来た時点で「かかりつけに送ってよ」と言ってしまう医師も多数いると思います。でも無責任ですよね。そういうことを言う時はかかりつけが受け入れられなかった時に自分が受ける心構えが必要であると考えます。)   ちなみに 通院加療中の病院に搬送して受けられる恩恵は ①過去のデータがあるので比較できるかもしれない②主治医から診療を受けられるチャンスがあるかもしれない③落ち着いた後のフォローアップがスムーズ という3点です ただし 過去のデータがなければ僕らは夜間でも他院に問い合わせて情報収集します 夜間休日は主治医が病院にいるパターンは少ないです 落ち着いていないから救急車を呼んでいるわけで、落ち着いた後のことを考える余裕はないはずなのです   もちろん患者の希望もあるかとは思いますけど、救急隊はプロフェッショナルとして患者さんの緊急度を判断して適切な病院選定をしようとしています  ちなみに患者の希望について大阪のプロトコルでは 患者本人、家族等の希望がある場合、病態が許す限り、かかりつけ医療機関等への搬送を優先する とされています   病態が許す限りということなので、僕らが知りたいのは病態が許すかどうかということです そして現場でそれをどのように判断したかということです  接触時点での患者の状態は〜〜で、搬送先の選定をするにあたり患者の意見を反映できる状態と判断して、当該医療機関への搬送が適切と考えた というプロセスが大事になります   というわけで、僕が勝手に考える(本当に身勝手な意見ですよ。所属施設とか団体とか厚労省の方針とか行政の方針とかに関係無い勝手な意見ですよ。)適切な救急搬送における情報伝達の順序は  ①搬入、収容依頼である旨の通達②患者の年齢性別、生活状況など③主訴、状態④バイタルサイン⑤症状の経過と現状⑥観察結果⑦既往、通院状況、内服状況、薬剤情報の有無⑧付き添い、家族情報⑨特記すべき背景情報(アルコール薬物、精神疾患、意思決定者がいないなど)⑩選定理由  というわけで 選定理由がかかりつけかどうかという事は最後の選定理由のところで述べていただければそれでいいです   もう一点 ただ単純に「患者や家族の希望です」 ということでの選定は良くないと個人的に思っています  救急隊はプロフェッショナルなので、患者や家族がどう考えたかではなく、救急隊としてどう判断したかの方が重要です   「そちらの○○科に通院中ということで、優先的に搬送を考えました」「そちらに通院歴もあり、ご本人家族の希望も加味してそちらへの搬送が適当と判断して要請です」 などと言われると腑に落ちます プロの判断ですから   まぁ 開口一番「そちらかかりつけの・・・」と言われても患者さんに不利益があるわけではないので、僕も今日から笑顔で対応しようと思います 日々反省

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  • 09 Nov
    • プログラム責任者講習会

      先週末は 初期臨床研修の プログラム責任者養成講習会  通称 プロ責講習会 に参加しておりました     ・リーダーとはどうあるべきか・プログラムを組むときの注意点・研修医のmental health careをどうするか・指導医の指導をどうするか・医療安全と臨床研修・プロフェッショナリズム・人格の涵養  などなど 普段悩みそうなことをワークショップを通じて学び、明日からの研修教育に役立てようというコースです   院長、副院長、部長など、肩書きが偉い人が集まっておりましたが、フランクに接してくれたのと、ワークショップで割と意見を吸い上げてくれたので、若手の僕も有意義な時間がすごせました 初日はさすがに緊張しましたけどね・・・ヽ(;´Д`)ノ   終わる頃には肩書きや卒後年次を忘れて、日本の宝をどのように立派に羽ばたかせるかということを考える良き仲間となっていました 何せ、本当に研修施設に缶詰で・・・  初日に渡された講習会資料も  A4サイズのファイルに閉じられておりましたが   こんなでしたから・・・( ̄Д ̄;;  まさに 特濃!!!!    今回色々勉強になりましたが 特に ・リーダーとは何か・プロフェッショナリズムとは何か これは僕が今後も成長しなくてはならない分野であり実にためになる勉強ができました  今日はもう眠いので、明日以降にリーダー論とプロフェッショナリズムのまとめを自分の復習も兼ねて書きます★    ちなみに 全国各地から50名の先生方が参加されておりましたが、僕が最年少でした   こんな若輩者をこのような講習会に送り、研修医教育の最前線で働かせてくれる病院の懐の深さに感謝したいと思います

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  • 03 Nov
    • ズッキーニ食べたら下血する!?

      こないだ実家に帰った時 家族と中毒談義になりました  僕「銀杏の美味しい季節だねぇ(茶碗蒸し食べながら)。食べすぎ注意やけどね。ここで問題。ビタミンB6を阻害してビタミンB6欠乏になり腹痛を起こす銀杏に含まれている通称ギンコトキシンと呼ばれる物質は?」 父「なんだっけ」 僕「メチルピリドキシン!」 父「じゃぁ、ズッキーニに含まれる物質で食べすぎると腹痛や下血の原因になる物質は?」 僕「あぁぁ・・・なんだっけ!!?」    というわけで、こんな会話が家族団欒で出てしまうトンデモない家族なわけですが、本日の話題はズッキーニです   以前父親と食事している時に、ズッキーニを食べすぎて下血した人がいたという話を聞きました 食事中に下血とか言わんといてとか思いながらも、ズッキーニで下血とか意味不明すぎて思考停止寸前です・・・   ズッキーニってあの太いきゅうりみたいな野菜ですよ どうやら僕の大嫌いなカボチャの仲間みたいですが、そんなことはどうでもいいです     まぁどう見ても太いキュウリです しかし、これそんな凶悪な存在ですか?  どうせお尻に突っ込んで下血したみたいな情けない話なんじゃないかと想像したり・・・ もちろん自分で突っ込んだわけじゃなくて、座ったらたまたまそこにズッキーニがあって、偶然経肛門的に直腸にズッキーニが入って傷ついて下血した系の話なんじゃないかと父に尋ねますが、本当に食べただけらしいです  さすがに食べただけで下血しないっしょ!ラタトゥイユなんかに入っているトマトがそのまま出て来たのを下血と勘違いしてんじゃねーの? などと考えてしまいます・・・(ラタトュイユを食べている皆様ゴメンなさい。でも食べながらブログを見るのは良くないですよ。)    しかし、父は「ククルビタシン」なる物質名まで挙げてきたので、僕の中でちょっと信憑性がアップしました  苦み成分「ククルビタシン」 初めて聞く物質だったのでアレコレ調べて見ました  Pubmedを検索したところ、どうもククルビタシンAからTまであるうちのいくつかに抗がん作用があるようです  で、そっちの研究結果はたくさんヒットするのですが、消化管出血の報告は見つけられませんでした そこで改めてGoogle先生に聞いてみると、食中毒の事例がヒットしました   2年前、岡山の話 ズッキーニを食べた後、14人に腹痛や下痢症状が出たということで報道があり、岡山の保健所がズッキーニに含まれる「ククルビタシン」が原因ではないかということで注意喚起していました http://www.pref.okayama.jp/page/398879.htmlhttp://medica.sanyonews.jp/article/3925/ 学会報告レベルではひょうたん(ククルビタシン含有)摂取後、出血性胃十二指腸炎に至った例の報告を認めましたhttp://www.shokaki-koushinetsu.e-doctor.info/shouroku/41th/41th_012.html   まじっすか・・・ 恐ろしいよククルビタシン・・ 侮れないぜズッキーニ・・・   全てのズッキーニがやばいわけではなくて、どうもこの腹痛を起こすに至るズッキーニにはククルビタシンが通常の何倍も含まれているようで、食べられないほど苦いのだとか・・・ というわけで 苦いズッキーニには要注意 と結論付けておきます   ちなみに、同じ苦いでいえばゴーヤなんかめっちゃやばいんじゃないかと思いましたが、ゴーヤの苦み成分は「モモルデシン」という物質で、ククルビタシンとは違うため、食中毒を起こすことはないそうです  よかったね    明日からゴーヤがバカみたいに売れてズッキーニが売れなくなったとか、ラタトゥイユ怖くて食べられないとか苦情を言われるといけないので再度フォローを入れておきますが ズッキーニだからといって必ずしも大量のククルビタシンが含まれているわけではないです  中毒症状が出た人は「食べられないほど苦かった」といっているそうなので、苦いズッキーニには注意してください  ククルビタシン「あたしのことは嫌いになっても、ズッキーニのことは嫌いにならないでっっさい!」   後もう一点 ズッキーニは絶対お尻に入れないように!

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  • 01 Nov
    • 10月の人気記事ランキング

      【速報】 あと2ヶ月で今年も終わり・・・  一向にランキングを書く気配がなかったこの数ヶ月 なんか忙しかったんかなぁ いかんなぁと反省 今年も残るところあと2ヶ月 悔い残さず元気に頑張りましょう!! ではではアメブロカウンターによる 10月のアクセスランキングです   10位院外CPAたまたま居合わせた看護師が蘇生に成功! しかし・・・そう、たまたまラッキーなことに通りすがりの看護師さんがAEDを使用してくれましたやったね!ただその後ちょっと残念な出来事に遭遇します世の中、お金がかかるのよね・・・9位美術史美術館とオペラ満喫!そのころミラノではPMXの臨床研究結果が・・・個人的にはウィーンの救急医学会か、ミラノの集中治療医学会か悩んだのですが、ウィーンの魅力に負けましたでも、ミラノの発表をネットで見ることができました便利な世の中!!!それにしても敗血症でのPMX使用に関しては止めさされた感がありますよね・・・某線維会社大丈夫か  8位DMAT隊カンファレンス開催!ついにDMAT隊本格活動開始です近隣の防災訓練に参加したり、院内で集まって備品管理したりいつでも出動できるように準備しております 鳥取の地震では待機命令がでましたが被害が甚大ではなく、出動命令はありませんでしたよかった鳥取の皆さんは納税で応援します  7位ACLSの前後にエコーを当てよう心肺蘇生の際に、エコーを当てることで予後を予測しようという研究の紹介予後の予測以外にも、原因検索などで有用ですから、ぜひ当てましょう!!  6位フルマッチ!!今年も研修医募集フルマッチでした来年も頑張ります!! 早速本日もブログを見た学生さんが見学に来てくれましたありがたいことです楽しんで帰ってもらいたいですそして興味持ってくれたらぜひいつか仲間に・・・  5位シリアスな勃起不全の話いやね別にどんな薬飲んだっていいですよただね、自分で勝手に買って飲まないで欲しいんですよ薬はリスク!はい逆から読んで!! ていうかねシアリスとか飲んでて「家族には連絡しないでください」とか言われたら「誰と使うつもりやねん!」ってツッコミたくなるからそういうこと言わないでください!!  4位胸部レントゲンの読み方③こないだJATECに行ったらこれを書いたのが僕と知らずにこのエントリーを読んでいたという医師がいました僕だったんですよと言っておきましたwこういう役にたつことをもっと充実させたブログにしたいなぁめざせ発信力UP!!  3位ザッハートルテは糖尿養成食品コメントで気がついたのですが なんだよ「センチャセンパイ」って!!!?  2位新連載開始!「救急医は見た!冷や汗モノの呼吸器エマージェンシー」呼吸器ケアという雑誌で連載持つことになりましたこの調子で少年ジャンプに連載する日も近いかもしれません 馬鹿言ってないできちんと仕事します来月か再来月発売されると思うので、よかったら買ってやってください!!  1位長谷川豊の考えについて 救急医が伝えたいこと 彼はなんで自分が叩かれたのかが理解できていないようですでも叩いている人もよく理解しないで叩いている印象です医療費が高騰していることは事実ですこのままではどうにもこうにもできないですでも病気に自己責任の線引きをすることはできないんですまずはそのスタートにみんなが立たないと議論が進まない問題です とりあえず、彼は早く過ちを認めて、しっかり仕事して納税して欲しいです   というわけで 今月がはじまりました 救急医学会に感染症学会 企業向けの講演にEMAmeetingの準備 連載の原稿 そして日々の大好きなERとICU   楽しく元気に働きます 今月もよろしくお願い致します VIVA ER !!!!

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  • 31 Oct
    • あれから12年・・・たったのか

      信じられないことに 12年経ってしまいました もう数年したら、あの時生まれた赤ちゃんが君らの年齢になってしまいます  先日、13回忌をしました 忌むというと穢れがあるようでとても僕は嫌な気持ちになります  でもみんな集まれてよかったよ 何より元気だからねでは近況報告をします①仕事がさらに充実 ER方面だけでなく、集中治療分野でも友人が増えてきました できる友人ばかりで慄くばかりですが、自分もみんなに近づけるように頑張ります  それから最近は、なぜかどんどん仕事が増えます  臨床もだけど、文章を書いたり講演や講義みたいに人前で話す仕事が増えてきたように思います でも普段の臨床業務は同じ量なので、なんとなく命を縮めているような感じがw まぁ大学時代の方が忙しかったのでまだいける・・・はず 変化としてはDMATに加入しました 待っているだけでなく、患者さんのところへ行くことになりました ちょうどこないだ帰った時にも鳥取で地震があり、正直「13回忌不参加」の可能性が頭をよぎりました 超規模の災害には至らず、招集されなかったのだけど、これからは災害時は呼ばれる立場になります そっちに行かない程度に頑張ります あとはEMAの教育班長になりました 現在2冊目を出版準備中 今度は編集として名前が前面に出ます みんなに引っ張ってもらってばかりでこんなことになるとは努努想像つきませんでしたけど・・・・ 良い組織になれるように努力しつつ、Meetingで直接仲間と触れあう機会も大事にしていきます   そんなこんなで院外の活動、特にブログやら日経メディカルの連載やらで、僕のことを知っている人も増えてきました ひょっとするとこのブログを読んで君らのことまで知ってくれている人もいるかもしれません 忘れられることほど悲しいことはないので、僕は好意的に捉えています 研究は結局もう一歩 今年救急医学会でやる分を必ず英語に仕上げます 一応case reportは仕上げました はいどうぞ➡︎https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/55/19/55_55.6951/_pdf 読めなければ眺めてちょうだいw 最初の論文が英語だっただけでも偉いと思ってくれ・・・海外の学会は結局一年で3つ行きました 世界が広がった!!!日課的に英語聞いたりして、なんとか英語力も身につけていきます今度こそ原著論文・・・ ②趣味でも新しい出会い 映画音楽やった時のつながりから、さらに素晴らしい仲間に恵まれました 友達に恵まれすぎる自分が怖い・・・汗  3度目のブラームス2番やったんだけど、すごい演奏だった・・・ でも自分はもっと安心して聞けるくらいに上手に弾けるようにならなきゃね  次回はスコッチらしい・・・ 出たいな  前回スコッチやった時はまだいたんだよな もうそんなになるんやな・・・  そういや来月ついにFF15の発売よ! 迅速にクリアして報告いたします!!  ③家族 ついに還暦を迎えた母を、パイパーエドシックのジェロボアムで祝いました 僕の友人まで来てとてつもなく賑やかなパーティになった やっぱり我が家はこうでないと!   姪っ子はバイオリンと水泳進化中 少しずつ楽譜読めるようになってきたし、少しずつ難しい曲もやっています  甥っ子はまだおしゃべり不可能w インコレベル  でも自己主張するようになり、徐々に賑わい度上昇中   彼らもあと10年で同い年よ 17回忌は親が法事を開くらしいけど、23回忌は僕にやれとな  お経読まれたい?? そんな感じにやってもいいけど、友達とか呼んで、いろいろ活躍聞けたらいいなとか思ってる その頃には甥っ子姪っ子も好き勝手あれこれやってるんかな  ていうか10年後は僕どうなってるんかな 二人分さらに10年生きたらどうなるんやろね  まぁ考えてもしゃーないから、やれることをやれるだけやれるときにやります!!  というわけで また頑張るわ!!

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    • 院外CPAたまたま居合わせた看護師が蘇生に成功! しかし・・・

      先日 某駅の階段から転落→CPA という救急搬送がありました   転落に気がついた周囲の人が様子を見たところ呼吸がなく脈もなくCPAと判断 救急要請して駅構内のAEDを装着したところ電気ショックが必要であった!  電気ショックが一回行われて蘇生に成功!! 救急隊により当院へ搬送  即座に外傷性変化の評価と安定化、心停止に至った内因性疾患の検索と治療を施行  という経過です   この人は当院搬送時点でおしゃべりできておりました  たまたま通り掛かった人が看護師さんで、迅速に適切に対応してくれた結果、この結果となりました 非常にラッキーな経過です   居合わせた人が、単に階段から落ちただけだということで救急隊を呼んで放置していたり、何もせず素通りしていたりということになればこうはいきませんでした  通りがかりの看護師さん!!! 本当にありがとうございます!!!   で、本当に喜ばしいことなのですが、水を差すような問題が発生しました   実は最近 現場で使用したAEDの心電図波形のデータ抽出にはお金がかかるようになってしまいました   これまでは機器を販売している企業が無償提供してくれていたのですが、公正取引規約の第4条第2号にある 「医療機器等に対し、医療機器の選択又は購入を誘引する手段としての便益労務」 に該当すると判断されてしまったようです  今回はデータ抽出に2万円かかるという回答をいただきました   消防署的には、このお金を捻出してデータを回収することはできないと・・・ 予算も決まっているので仕方ないかなと思いますが、結構問題があります  例えばMC協議会の滞り 病院前診療の質向上を目指すため、地域の救急病院と消防署でメディカルコントロール協議会(MC協議会)を開いて救急事例の事後検証を行っておりますが、データがなければ何が起こったのかを検証することができません  検証できないだけならまだマシですが さらに例えば心停止した人に心筋梗塞など明らかな器質的疾患がなければ、致死性不整脈を突然起こす疾患を持っている可能性を考慮して埋め込み型除細動器の適応になるかもしれません その適応の判断ができなくなります   誰がこの2万円を払うのかという点で、非常に悩ましい問題です もちろん患者さんがきちんと心電図の解析をして治療を希望されるなら患者さんが払ってもいいのかもしれませんが・・・ 検証会議に患者さんが100%負担して得たデータを利用するのも気がひける話です   これに関して、厚労省が9月に MC協議会へのデータ提供は「便益供与」に該当せず、今まで通り無償での提供が妥当 ということで各企業に助言したと報道がありましたが、あくまでもMC協議会へのデータ提供ですので、結局厚労省の助言が聞き入れられても病院へのデータ提供にはお金がかかることになります  やっぱり病院が負担することになるんかなぁ・・・ 患者さんが負担することになるんかなぁ・・・

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  • 30 Oct
    • 数の力と物事を進める速度

      触れまいと思ったんですが 思いの外、日本が反対を表明したことが許せない人が世の中にいるみたいだからちょっと触れておきます  この件です↓http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161028/k10010747411000.html  まぁいろんな文化や背景があるでしょうから歩み寄りましょうということでやっているわけで、着実に少しずつ周囲を巻き込みながらアレコレ進めているんですよ 意見を同じにする仲間を増やしつつ    ところが 数の力で一方的に物事を進めようとする流れが出来てきた   拙速な結論は崩壊の危険をはらんでいる 議決されても誰かが裏切ったらおしまい  例えば、北が調印して みんな武器を捨てて 「密かに持ってたぜ・・・へっへっへ」 ってなったら終わりやん  そら北は無条件に賛成するさね    自分たちが進めてきた着実な歩みが台無しになりかねないので、この急速な議論の収束は本音を言えば止めたいところ しかし目的地は同じ ゴールは同じだけど、方法に反対ってことね   どうしたものかと思案した結果苦渋の反対  見方を変えれば数に任せた強行採決というんじゃないかと思うんだけど、反対して着実な歩みを進めようという結論に怒り心頭なのが、いつぞや「強行採決反対」などと叫んでいた人たちなので世の中はよくわからない  気持ちで言えばそりゃ賛成でしょう 気持ちだけなら賛成ですが、このまま禁止が決定したところでどうなるんですか  反対する事情はお金だったり安全保障だったりいろいろあるのかもしれませんが、すべての国が一律に法を守っても、核の保有者が「国」とは限らなくなってしまった今、物事はそう簡単におさまらないように思います   僕らは病状説明の時に、こんな感じの微妙なやり取りをすることがあります 変に摩擦を生んでも得する人はいません  酔っ払いの戯言です

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  • 29 Oct
    • 内視鏡もやっています

      救急医として、場のマネジメントや全身管理を勉強して救命のためのストラテジーを構築する一方  一人になったときでもできることを増やしていこうということで 消化管内視鏡も最近定期的にやっています  今の所毎週金曜日は内視鏡の日 金曜日は学会や出張やでなかなかできないことも多いのですが・・・・°・(ノД`)・°・   本日は救急科の入院患者さんで下血、貧血を起こしている人がいたので、そのまま上部消化管内視鏡することにしました  ひょっとしたら出血があったり、出血リスクの高い露出血管があったりということがあるかもしれんので、消化器科のDr.に側にいてもらってやりました  で、結局十二指腸に潰瘍と露出血管があったので焼いておこうかということでソフト凝固   まぁ何をするにも初めてというのはあり得ることです 僕は十二指腸の血管を焼くのは本日が初めてです   うちの病院で研修して、現在消化器科で頑張っている後輩が手取り足取り教えてくれたので、無事処置を終えることができました   呼吸変動もあり、デバイスの先端を病変部に固定するのはなかなか難しい スコープの扱いがもっと上手くなればもっと手際よくできるかな・・・ もっと上手になりたいな   というわけで ファイバー操作を教えるのが上手な先生のところに習いに行こう  と計画しています  12月は福岡に修行に行ってまいります(`・ω・´)ゞ  安定して上部内視鏡と下部内視鏡、止血ができるようになれば救急の場で何らかのプラスになることでしょう★   グループ病院内で勉強しにいけるというのは非常にありがたいことです うまいこと連携して、それぞれの病院、また個人のレベルアップにつなげたいところです

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  • 27 Oct
    • シリアスな勃起不全の話

      勃起不全の治療薬が様々販売されております 有名なのはバイアグラ  勃起不全の治療薬の代名詞的に有名ですよね   これらの治療薬、基本は血管拡張薬です  バイアグラ(シルデナフィル)は、cyclicGMP(グアノシン–リン酸)の分解を行っている5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) の酵素活性を阻害し、これにより一酸化炭素(NO)作動性神経に作用して血管を拡張させます  陰茎で血管が拡張すれば血流量が増えることによって勃起するというわけです  しっかり勃って汁出なfeelというわけです(あまりにひどい下ネタなのでスルーしてください・・・)  もともとは狭心症治療薬として開発されていたのが、副作用的に勃起不全が治ったというのも有名な話です  で、似たような薬もいろいろでてきました  この度  シリアスを飲んで低血圧 なる人が搬送されました  いや、ちゃう 節子それシリアスなやない。。。 シアリスや!!  というわけで、とてつもなくデリケートでシリアスな話なのですが、薬はシアリスです こちらはタダラフィルという成分  これらの薬って本来は病院で処方されるべきなのですが、なんか個人輸入できてしまうらしいのですよね で通常容量よりも増量してしまって、血管拡張作用で気分が悪くなったり、血圧が下がってしまったり、 最悪死亡例の報告もあります   Lowe G, Costabile RA.10-Year analysis of adverse event reports to the Food and Drug Administration for phosphodiesterase type-5 inhibitors.  J Sex Med. 2012 Jan;9(1):265-70. doi: 10.1111/j.1743-6109.2011.02537.x. Epub 2011 Oct 24.  きちんと使えば副作用の頻度事態は少ないとされますが、過去には模造品での死亡例の報告などもあり、個人で勝手に買うと痛い目を見ることもあります もちろん勃起不全の薬だけではなく、ほかの薬もそうですが・・・

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  • 23 Oct
    • ACLSの前後にエコーを当てよう

      みなさん、心肺蘇生をやるとき 「これはなんとしても助けなければ!!」 と思うか 「これは無理かもしれない・・・」 と思うか  どこに線引きがありますか?  もちろん、全例「何としても!」と思う熱い救急医もいるかもしれませんが、来院時点で救急隊が確証持てなかったけど下顎が硬直してましたみたいな人もいるわけです   なんらか、蘇生への反応性を検討する指標があれば!   ということで、こちらの文献 Gaspari R, et al.Emergency department point-of-care ultrasound in out-of-hospital and in-ED cardiac arrest.Resuscitation. 2016 Sep 28;109:33-39. doi: 10.1016/j.resuscitation.2016.09.018. [Epub ahead of print]   アメリカとカナダの20以上の施設で行われた前向きの観察研究 院外か院内CPAで、初期波形がPEAかAsystoleだったものを対象として、ACLSの最初と最後に心エコーを行い、予後を検討したものです  793名が対象となり、208名(26.2%)が心拍再開、114名(14.4%)でROSC後入院、13名(1.6%)が生存退院  最初の心エコーで心筋に何らかの動きが見られた場合、生存入院のオッズ比は3.6、生存退院のオッズ比は5.7ということで、予後を予測するには有用かもしれません ただし、エコーで心筋の動きが確認できない場合でも、0.6%の人が生存退院しているということです・・・ 動いていないからといって諦めるには早いということでしょうか・・・   ただし退院時点で植物状態かもしれません 心肺蘇生の治療後にはよくあることですが、ここの部分は評価されていないので、あくまでも「生きて退院」ということが評価指標となっています ちょっと注意です  ただ最初の心エコーで心囊液があって心囊穿刺したり、肺塞栓が疑われて血栓溶解療法をやると、そういったものがない場合に比べて高い生存率となるようなので、やはりいち早く見つけて確実に原因除去していくことが勝利へのカギとなりそうです    エコーは実際役に立ちます 先日、50歳代の男性が腹痛でトイレに入り、そのままCPAということで救急搬送されました 救急隊にはとにかく最小限の処置で構わないので急いで搬送するようにお願いして、PCPS導入しようかと待ち構えていました が、来院時点でCPRを継続しながら心エコーと腹部エコーを当てたところ、大動脈が破裂している様子でした・・・ 心臓の動きも極めて悪い・・・   なんとか生存、社会復帰をということで搬入前からその場にいた全員アドレナリン全開だったのですが、厳しい状況です・・・   厳しいこともありますが、助けられる命は確実に救いたいところです やみくもなCPRをやってもただの暴力となりますし、適切に原因除去しないとせっかくのACLSが活きません 積極的にエコー当てていきたいですね!    エコーといえば 土曜日はJATEC倉敷に行ってきました!  開催地の倉敷中央病院や、岡山市民病院、川崎医科大学の先生方など、岡山で活躍されている救急医の皆様はじめ、全国各地の外傷診療に携わる皆様と楽しくコース開催できました★  そして本日は実家で法事 もう13回忌です このタイミングで外傷診療のインストをできたことは何か意味があるのでしょうか   せっかくなので気づいたことを共有しておきます 今回のコースは研修医が多かったのですが、FAST(外傷での腹部超音波)するとき、プローブをきちんと扱えている人の方が少数派でした  しっかりホールドして、プローブの角度を変えるときは3Dでグネグネ動かさず、縦軸方向に動かすなら縦軸方向、横軸方向に動かすなら横軸方向に動かすということをしないと、自分がどこを見ているのか見失いがちになります  たぶんやり慣れていなかったのかなと思います これを契機に是非積極的に超音波あててほしいなと思います  CPAのときや外傷のときに確実に使用し、その他の診療時も積極的に活用してほしいなと思います  僕ももっともっと積極的に使っていきたいと思います 皆で頑張りましょう★

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  • 20 Oct
    • フルマッチ!!

      今年も、定員7名フルマッチをいただきました ありがとうございます   志望してくれていたのに来ていただくことができなかった人も何名かおられました 定員増えたらいいのに・・・・°・(ノД`)・°・   今のところ、研修医からは好評をいただいている毎日ですが、もっと伸ばしてあげられるような研修目指して頑張ります   できれば初期研修が終わった後、仲間に加わってくれたら言うことないのですが、まぁ贅沢は言いません 7名の国家試験合格を応援します    今回志望してくれた人の中には、当院の救急部を調べに調べて、最初から救急部に所属するつもりで初期研修を志願してくれた人もいました   やってみたら 「なんか違う・・・」 と思うことも当然あると思いますが、まぁ初心を持ち続けられるように楽しい毎日を提供したいと思います    当院を強く希望しつつももれてしまった人もいましたし、興味はあったけど他院の方が魅力的に映り他院を希望したような人もいました 病院のPR活動をする中で接点を持った方々と、今後どこかでご一緒する機会があれば嬉しいです   それにしても  今年は志望者が多く、選定が非常に困難でした・・・ 透明性を持って院内外の人が納得できるような、かつ心から当院を志望する人と我々のニーズを満たすような人がきちんとマッチできるような選定方法を模索する一年になりそうです

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救急医@ER/ICU

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東京都荒川区に生まれ 医者に代々続く通りなってしまった チェロを弾くことが趣味 サックスも実は...

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