おこしいただきありがとうございます★
救急医です ヘ(゚∀゚*)ノ



大阪府の某ソルジャー系病院で研修を送り、福岡のERで修行

現在は大阪の某救命センターで頼れるイケメン医師目指して日々奮闘中★★



ブログは研修内容や病院のこと、日々思うことをまとめております



対象は


医学生、研修医、医者になろうと思っている人
そして研修医や救急に興味がある人

のつもりです・・・


テーマ
ギラギラ研修医 ・・・研修医時代の毎日 完結
ギラギラ研修医ER ・・・ERの出来事 ER'はその続編
島流し@UWAJIMA ・・・僻地研修の様子

書籍 ・・・コレは!!と思う書籍
どーでもいい話 ・・・その名の通り

どーでも良くない話 ・・・広く一般に知って欲しいアレコレ
治療の常識非常識 ・・・治療に関する「へぇ」
限定記事 ・・・全世界に発信するのには申し訳ない話題

家の話 ・・・本邦初公開★救急医の自宅訪問コーナー

お酒 ・・・好きなお酒に関するアレコレ

何食べてんの? ・・・救急医の食生活に迫る



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  • 18 Sep
    • だんじり祭り

      昨日と今日はだんじり祭り  昨日は50件以上救急車が来ていました 以前に比べると減りましたが、それでも国内で1日50件以上の救急車がくる病院は珍しいでしょう  初めてのだんじりに見舞われる一年次研修医がげっそりしていました・・・   研修医がげっそりな中、僕は昨日DMATチームの練習も兼ねて、祭の現場に出ていました 市立病院が現場に救護所を立てていたので、そこでご一緒させていただきました   が・・・ あまり傷病者がいなかったので、やることがそんなにありませんでした( ̄Д ̄;; (むしろ喜ぶべきことですけど・・・)  患者がいなかったので、トランシーバーの使用になれたり、資機材を持った状態での移動の練習したり、作戦行動たてて実行するプロセスの練習したりといった感じのことをしていました   プチ災害だと思って今回現場に出たのですが、そんなに最近は災害染みた感じでもないようです  市立病院の救護所のおかげで近年搬送件数が減っていると思っていたのですが、実際のところ救護所にも患者はそんなにいないのです  おそらく傷病者の数そのものが減っているんです   休憩や、足袋の進化、だんじりの改良、熱中症予防の啓蒙の賜物ですね    今年の祭も無事終わりますよう!!!

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    • だんじり祭り

      昨日と今日はだんじり祭り  昨日は50件以上救急車が来ていました 以前に比べると減りましたが、それでも国内で1日50件以上の救急車がくる病院は珍しいでしょう  初めてのだんじりに見舞われる一年次研修医がげっそりしていました・・・   研修医がげっそりな中、僕は昨日DMATチームの練習も兼ねて、祭の現場に出ていました 市立病院が現場に救護所を立てていたので、そこでご一緒させていただきました   が・・・ あまり傷病者がいなかったので、やることがそんなにありませんでした( ̄Д ̄;; (むしろ喜ぶべきことですけど・・・)  患者がいなかったので、トランシーバーの使用になれたり、資機材を持った状態での移動の練習したり、作戦行動たてて実行するプロセスの練習したりといった感じのことをしていました   プチ災害だと思って今回現場に出たのですが、そんなに最近は災害染みた感じでもないようです  市立病院の救護所のおかげで近年搬送件数が減っていると思っていたのですが、実際のところ救護所にも患者はそんなにいないのです  おそらく傷病者の数そのものが減っているんです   休憩や、足袋の進化、だんじりの改良、熱中症予防の啓蒙の賜物ですね    今年の祭も無事終わりますよう!!!

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  • 12 Sep
    • 抗凝固薬を使っていないのにPTが伸びる理由

      ワルファリンというお薬があります 血液の凝固能を落とす薬ですね    具体的には、ビタミンKに拮抗することで、ビタミンK依存性凝固因子(第VII、IX、X、II因子)の働きを阻害するのです  血栓症の既往があったり、血栓ができやすい人(心臓弁の手術後や不整脈がある人)では内服して、意図的に凝固時間を延長させることがあります この薬を飲んでいる人は、ビタミンK豊富な納豆などを食べると効果激減なので、食べるのを避けなくてはいけません  この薬を飲むとPT(プロトロンビン時間)が延長するので、効き目を調べるために血液検査で測定するのですが、ワルファリンを服用していないのにPTが延長してきた患者さんがいました  尿路感染による敗血症性ショックで治療中だったのですが、当初敗血症DICがないかチェックするために凝固線溶系を検査しておりました 全身状態は改善し、感染コントロールも良好なのに、徐々にPTが伸びていきました  なんでこんなことになったのでしょうか・・・   答えは 抗菌薬 にありました   抗菌薬による凝固異常はいくつか報告があるようです  機序としては ①抗菌薬投与により腸内細菌叢の変化がおこり、ビタミンKの産生低下につながるパターン ②セフェム系薬剤がもつメチルテトラゾルチオル基が肝臓でのビタミンK依存性凝固因子の合成を阻害するパターン が考えられています      (堀 誠治. 日本化学療法学会雑誌 52(6): 293-303, 2004)   今回はセフメタゾールを投与していたので、これが原因と考えられました 投薬するときには副作用にも目を光らせなくてはなりません   凝固異常は特に栄養の低下した人で発症しやすいようです  ビタミンKは脂溶性ビタミンなので、油を摂取しないような点滴中の人や経管栄養の人では吸収されにくくなってしまいます  ちなみに脂溶性ビタミンはAとDとEとKです 脂溶性はこれDAKEって簡単に覚えられます

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  • 10 Sep
    • 受験生必見!最強の英語学習アプリ

      昨日、予備校時代の英語の先生(坂木先生)に会ってきました 今は予備校をやめて、黒板にチョークで書いて講義をするという旧来の講義から進化し、電子黒板を使用した最先端の講義を提供する塾を開講しています (写真はHPより)   実はこの講義を簡単に手元で体験する方法があります スマートフォンやタブレット型端末のアプリがあるのです!   その昔、僕がどうにも英語が苦手で、なす術なしみたいな感じになっていたとき、坂木先生はあるものを僕にくれました  「英文法の鬼」 というテキストです   解剖学の本などよりもはるかに分厚いテキストでした・・・( ̄Д ̄;; カラー図解 人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版19,440円Amazon  中には文法の解説と、ひたすら問題集が詰められていました   世の中に裏技などないのです・・・ あるのは正攻法のみ   掛け算の九九をやるときに、みんなめっちゃ何回も繰り返したと思うんです 勉強だけで無く 野球をやる人は何回もバットの素振りをしてフォームを身につけ 水泳する人は何回も同じ場所を行ったり来たりして水をつかむ感じを体得し 楽器弾く人はひたすら同じ音を伸ばしたりして適切な奏法を習得するのです   要するに、何かを体得しようと思ったら正しい事を繰り返すのが近道です  英文法の問題で言えば、空欄に(who)を入れるのか(whom)を入れるのかみたいなことを、ひたすら繰り返すと、法則が見えてきます 演繹法も大事ですが、帰納法も大事です  一般的な問題集には、解説があった後数問だけ問題演習が付いていますが、英文法の鬼は本当に鬼のように問題が収録されていました カテゴリごとに同じような問題が百問くらい・・・   めっちゃ役に立ったのですが、さすがにこれは持ち歩けません・°・(ノД`)・°・  そこでスマホやタブレットの登場です   なんと、坂木先生は英文法の鬼をさらに進化させてアプリにしていました 「動画英文法2700」https://itunes.apple.com/jp/app/dong-hua-ying-wen-fa2700/id660617252?mt=8  これは2700円ということではなくて、問題数が2700問ということです  アプリを開くとこんな感じで問題があって、タッチパネルで選択肢を選ぶと正解かどうかすぐわかります    ここまでは普通の問題集なんですが、ここからが違います   この問題は誰がどう見ても第1文型だとは思うんですが 「第1文型とか第2文型とか言われてもわからんよ!!」 という高校生の時の僕みたいな人は、下の再生マークを押すと、動画で講義が始まります      坂木先生の講義を久々に見て懐かしかったワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!  まぁそれは置いといて、わからなかったところはその場で解説がみられます   さらに、スピーカーマークを押すとnative speakerが文章を読んでくれるので音声で頭に残り、さらにマイクマークを押すとiPhoneの音声認識機能を使用して、自分が正しく発声できているかどうかのチェックをすることまでできます≧(´▽`)≦ すごい・・・   で、このアプリは問題数が鬼です 文型 180問時制 180問受動態 180問動名詞 180問不定詞 180問分詞 270問関係詞 450問接続詞 270問間接疑問文 90問特殊構文 90問助動詞 90問仮定法 270問比較 270問  合計2700問!!!   バスで電車で家で学校で・・・ どこでも英語の勉強ができます  これがお値段 1200円です! 正直言って安すぎます・・・  僕もやります! 子供にもやらせます!!(4歳だけど・・・)  他にも英単語や英熟語のアプリもありますので是非使ってみてください! (なお開示すべきCOIはありませんw)   しゃべる問題集がこんな簡単に手に入る時代になったんですね・・・汗 今の受験生が羨ましいです  大学受験に限らず、TOEICやTOEFLにも使えると思いますので みなさんぜひ★

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    • 京都に行った! トップランナーに刺激をもらう1日

      昨日は当直明けで京都まで講演を聞きに行ってきました  最近僕が興味を持って取り組んでいる疾患 「遺伝性血管性浮腫:HAE」 のトップ3に入るような研究者 Dr. Cicardiがイタリアから来てくれました  HAEのレビューを多数書いてくれていますhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=HAE+cicardi  補体経路の復習と病態の理解、治療方法の進歩など、当直明けのぼけた頭には厳しすぎるほどの情報量でした  この間アレルギー医学会でこの疾患の紹介レクチャーを頼まれてしたのですが、それをきっかけに新たな患者さんが見つかったということを聞きました また3月に大きな勉強会があるので、そこで気道確保の実演などをしようかという話が持ち上がったり、この疾患のために救急医として貢献できる機会ができて嬉しいです★   で、京都に行って観光する時間はなかったのですが、予備校時代にお世話になった英語の先生(坂木俊信 氏)に会いに行ってきました     もう本当に高校生の時は英語が苦手で・・・ 記憶が正しければ現役時代の英語の点数は72/200点でした  「Be動詞ってなんですか?」 みたいな質問をするようなレベルです  よく医学部に行こうと思ったと思うのですが、親身に相談にのっていただき、晴れて今では英語の講演を聞いたり、論文を読んだり、論文を書いたり、国際学会に行ったりするようになれました 自分の人生を変えた人と言っても過言ではないかもしれません   彼は某大手予備校をやめて、今自分の塾を開いています 2001年だったと思いますが、当時ハワイで電子黒板に出会い 「これからITを使って教育界はどんどん変わるんや!」 と力強く雑談の中でお話されていたのですが、実際に電子黒板(電子ホワイトボード?)を使用した効率的な講義を完成させて、どんどんその魅力を世に広げていらっしゃいます  当時はポカーン(・_・;)って感じでしたが・・・ 最近日本でも私立の小学校などでは電子黒板が導入されて、教育界で確実に広まりつつあります  時代の先端を言っていたのだと改めて尊敬しました  興味があればHP覗いてみてくださいhttp://veritas.bz/index.php  受験を控えたお子様、中高生のお子様をお持ちの読者様は必見ですよ! 自分の子供に英語勉強させるなら間違い無く僕は導入しますw   スマートフォンやタブレット型端末が普及して、ものすごく電子黒板の講義は意味を持つようになりました データをそのまま手元で見られますから、いつでもしっかり復習できます  今の受験生が羨ましいです   ますます活躍されている姿を見て、自分も頑張らねばと元気をもらいました  HAEにしろ、ITを活用した教育にしろ、その道のトップランナーはエネルギーに溢れていますよね≧(´▽`)≦  今日は夕方から大阪で勉強会 明日は当院職員対象のICLSコース  ぼくも元気にやろう★

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  • 06 Sep
    • 喘息・COPD吸入薬の勉強会

      喘息の治療などに使われる吸入薬 いろんな種類がありますよね  本日は朝練で薬剤部があれこれの吸入薬を紹介してくれました 吸入薬は誤って使用すると意味がないので、練習用キットが存在しております  今回はそんな練習用キットを使って、どんな薬がどんな形をしていて、使い心地がどんなもんか患者さんの気持ちになれる朝練でした   主だったものを紹介します  ①ディスカス製剤 ドライパウダーがディスク上のキット内に入っており、簡単なレバー操作で薬剤が装填され、その状態で吸入口を吸うことで適量の薬品を吸入できます アドエア®とかフルタイド®とかセレベント®とかがこれに当たります     ②エリプタ製剤 最近蓋をあける動作とレバー操作が一緒になり、より簡略化した商品も出ました それがエリプタ製剤です レルベア®という薬剤で使用されています  楕円をあらわすellipticが語源だそうです これは本当に簡単に使えます   ③タービュヘイラー 筒状の製剤で、筒の一番下の部分をねじることで次の薬剤を装填するタイプの薬です 持ち方に注意が必要ですが、吸入時には空気とともに薬剤が螺旋状に舞い上がり、確実な吸入を実現する構造となっているようです シムビコート®なんかがこれにあたります   ④ブリーズヘラー COPDでつかう長時間作動性β刺激薬です なんとグッドデザイン賞を受賞したデザインみたいです  オンブレス®という薬で採用されていますが、これはカプセルを中に入れて、両側の青いボタンを押すと、中のカプセルに針が刺さり穴が開きます その後吸入口から吸うと、中のカプセルがカラカラと音をたてて回転しつつ吸入薬が吸えます しっかり吸えているという確認が音でできるので安心の機構です ただ、カプセルを入れるという一手間があるので、高齢者などでは難しくなる場面もあるかもしれません  ⑤レスピマット これはCOPDで使用するスピリーバ®で採用されています 長時間型抗コリン薬ですね   下の透明なケースを外してカートリッジを差し込み、使用する際には下のケース部分を回転させて、黒いボタンを押します するとエアロゾルになった薬剤がモクモクとわいてくるのでそれを吸います 浦島太郎みたいですね  実際にやってみると、この動作がなかなか煩雑です 研修医の中にも一回の説明でできなかった人がいました    いろんな薬剤を実際に使用してみましたが、呼吸困難でヒィヒィ言っている高齢患者さんに使用してもらうのは申し訳ないなと思ってしまう薬剤もありました  使用しやすいかどうかはもちろん二の次ですが(効き目が大事)、きちんと使えないことにはどうしようもありません  いつも薬剤使用の指導をしてくれている薬剤師さんに感謝しつつ、どんな風に患者さんが薬を使っているかを想像しながら処方したいと思わせてくれる勉強会になりました   

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  • 02 Sep
    • 救命士専門学校、地元医師会

      最近お話する機会をたくさんいただいております  S-QUE研究会というところから依頼された講演ですが、オンデマンドで講義が聴けるもので一般看護師向けにSBARの話をしました(参照:http://ameblo.jp/doctorhero/entry-12182681409.html)  結局13000人ほど受けてくれたみたいで、一人100円だとしても100万円以上の価値はあります!  まぁまずまず良い仕事をしたなと満足しました∩(´∀`)∩ワァイ♪   その後も月に何本か看護師特定行為研修向け講義の収録をしていました  フィジカルアセスメントや呼吸循環の病態生理、救急医療についてなどあれこれお話しています 興味ある人は受けてみてください HPにこっそり僕の写真使われていますw  S-QUE研究会:http://s-que.net   で、 この度、ようやく看護師向けの講義収録を終えて少し生活にゆとりができそう と思ったのもつかの間・・・  今月は救命士専門学校での講義と、地元医師会での講演があります   救命士のやつは昨年のが好評だったのか、コマ数が増えましたw  消化管の解剖生理について4時間を2クラス 肝胆膵の疾患について6時間を2クラス  消化管の解剖はいいとして、肝胆膵は救命士テキスト3ページ分です 3ページ分を6時間かけるってどんだけよ・・・( ̄Д ̄;;  まぁ時間がないよりはいいので、じっくりみっちり楽しくお話してこようと思います★   医師会のやつは9月9日、救急の日にちなんだ講演 災害医療の話をしてこようと思います≧(´▽`)≦  今月も頑張るぞー 

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  • 31 Aug
    • 起訴されたら・・・

      昨日の投稿 医師わいせつ事件に思う  ここで書きましたけど あの事件で逮捕は不当だなと思うわけです  で、僕はそれでも証拠不十分で送検は不可能だろうとタカをくくっていた部分がありました  しかし、あるコメントをくれた方がいました(引用しますよ、勝手にごめんね、僕のコメント欄だからいいよね)   準強制わいせつ容疑ってことになってますが、この罪状、被害者が心神喪失状態であることも要件となってます 泥酔しているときに体を触られたとかでも成立するようです つまり、術後せん妄かどうかと言うのは、実は警察側はほとんど重要視してない可能性があるのではないかと 事件直後の拘留をせずに3ヶ月以上あいていきなり逮捕というのも正直変な話で、恐らくやはり客観的な証拠はないのだと思います しかもこのわいせつ罪、罰金刑はなしで半年以上の懲役刑のみです(執行猶予はあり得そうですが) そのため、おそらく痴漢裁判と同じような流れで、起訴されればかなり勝率の悪い戦い ついでにいうと、有罪判決下ると医師免許の行政処分に話が進みます 極端な話、やってなくても弁護士から示談を勧められかねい状況だと思います(変な背後関係ないよなぁ…) 多分、大野事件と違って理詰めで戦えないので、私たちが思っているよりマズい状況だと思います   うん、やばい( ̄Д ̄;;  痴漢冤罪をひっくり返すことが困難な世の中です 客観的な証拠が不十分でも送検、起訴されるかもしれません   例の医師が本当にやったかどうかは別問題にして意見を述べます   これで起訴されたら、以後ひっくり返しようがありません(もちろん無罪判決ありえますが、裁判にかける時間や、有罪判決率を考えたら起訴されるということはものすごい意味を持ちます)  証拠不十分でいつでも医師は起訴される可能性にさらされることになります  昨日書いた通り、性的悪夢は男女分け隔てなく起こります これは女性だけ特別対応しておけば良いという問題でもありません   訴えがおこらないために、看護師つきっきりの診察を原則としたり、一人での診察を禁じるとかいうことになっても、すぐにコストはかけられません 人増やせないなら、件数減らすか効率落とすまでですよね もしくは常々診察風景をビデオで録画されるか・・・  その結果不利益を被るのはどう考えても患者サイドです   救急にしろ、産科医療にしろ、一つの事件が関係ない医師、医療従事者に影響することは過去何度か経験してきました これは思った以上に大変な事件です

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  • 30 Aug
    • 医師わいせつ事件に思う

      最近、外科医が術後の女性にわいせつ行為をしたということでニュースになり話題になっております そのような事実はなかったと本人が否定しているほか、病院側からも不当逮捕であるとの文書が公開されるなど、通常の事件とは様相が異なっております  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160825/k10010653451000.html(医師の名前も報道されているのでリンクも少しはばかられますが・・)  一体何があったのでしょうか?   わかる範囲で時系列順に出来事を書きますと  ・40歳の外科医が30代女性の胸のしこり(良性腫瘍?)の摘出術を行った・全身麻酔下に手術を終了し女性は病室(四人部屋)へ・術後35分以内に外科医は病室で術後の診察・その際にわいせつ行為におよんだ・女性は全身麻酔から覚めたばかりで抵抗できなかった・女性は職場の上司に相談し上司が警察に訴えた・警察は捜査したが物的証拠は乏しく経過・事件から3ヶ月後に医師逮捕  ということです   わいせつ行為の詳細については詳細不明ですが、ある記事によると 「傷口を確認する」などと診察を装って女性の胸をなめたり、胸を見ながら自慰行為をするなどわいせつな行為をした とあり、なかなか大胆だなと思ってしまいます 参照:http://www.news24.jp/articles/2016/08/26/07339143.html   この医師が手術を行った病院は不当逮捕ということで抗議文を出しています(リンク)が、要旨は次のとおりです  ・現場検証には素直に応じた・全ての診療録は提出している・顧問弁護士から「わいせつ行為の証拠はなかった」旨を申し入れている・その後警察から連絡はなく突然逮捕された・術後せん妄と言っても矛盾しない時期の出来事である・信憑性に疑問符がつく証言のみで客観的証拠がないままの逮捕である・医師に逃亡の恐れや証拠隠滅の恐れはない・逮捕は不当であり医療現場に混乱しか与えない   さて、僕個人の意見です この事件については言いたいことは次の2つです ①逮捕は不当である②せん妄の管理は難しい それぞれ解説します   ①逮捕は不当である 事件が本当だったかどうかはわかりません もちろん胸を舐めたり、それをオカズに自慰行為に及ぶなど言語道断です 被害女性がいたなら許せないことです  ただ僕が思うに、今回わいせつ行為はほぼ不可能です 四人部屋で他の患者がおり、術後すぐでナースも回診に頻繁に訪れる可能性があるところで一瞬胸を舐めるところまではやれても、まさか自慰行為はできないでしょう また、術中術後の表皮というのは基本的には言い方は悪いですが医師としては「汚物」または「不衛生な場所」という認識です 舐めるという発想はないと思います(もちろんぶっ飛んだ考えの人がいて、そういう人が犯罪者になるのかもしれませんが) 今回の件については、術後回診の際に、腫瘍摘出部位に血腫ができていないかなど確認するために触診が必要になる可能性は高いですから、その際の触診と、薬剤の影響が絡んでわいせつ行為と認識された可能性は否定できません しかし事件そのものに無理があるというのが素直な医療従事者としての感想です(ニュース記事が本当ならね・・・)  さらに、逮捕についてですが、証拠はすべて提出しており隠滅の恐れがどこにあるのかという疑問が大いにあります 逃亡の恐れについてはなんともかんともですが、身分も明かされて普通に働いている勤務医は逃亡できないです警察からというよりも患者をほっておけません(病院が援護するくらいだからよほど真面目な先生だと思いますよ)  事件そのものにも疑問があり、また任意捜査への協力要請もなくいきなりの逮捕では不当と言わざるをえません 明日これが我が身におこるかと思うと、一医師として恐怖でしかありません 特に日本社会は逮捕されると一斉にマスコミが報道し拡散します 名誉は地に落ちます 逮捕するにしてもせめてマスコミにリークするなどというのは容疑がもっと固まった段階でもいいんじゃないかと思います   ②せん妄の管理は難しい せん妄とは、軽度の意識障害に幻覚が伴ったようなものを指します 手術などの侵襲に伴うもの、麻酔薬の副作用など様々な要因で起こしますが、ベットから立ち上がって歩き回ったり、点滴ルートを抜いたり、様々な(患者にとっての)不都合も生じます  自分がどこにいるのか、どういう状態なのかがわからなくなるだけでなく、実際の出来事ではないことを認識するのです(幻覚)  薬剤の効果で有名なのはケタミン(ケタラール®)での悪夢です 近年よく使用されるミダゾラム(ドルミカム®)やプロポフォールでも報告があります  性的な悪夢を見ることもよく報告されており、自分自身10代の男の子から 「みんなに服を脱がされて乱暴された」 と言われたこともあります この辺も副作用として認識しつつ注意して使う、ないしは使わないという選択をするのですが、侵襲が大きい処置をする際にはやはり鎮静せざるをえないことが多いです   鎮静や鎮痛の最中、その後における性的幻覚についての文献を、Twitter上で医師が協力して日本語訳していました http://togetter.com/li/1017187 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Q2HiSLqT5AoLEzP10Am4jyFl9czTpyqf448_ekNv24o/edit#gid=1333140794  実際にそういうことが起こるのだと認識していただければと思います   で、この管理は非常に難しいです 起こらないようにするのは困難です  ほとんどおこったらどうするかということに終始します  性的な幻覚もあり得るということで 「診察は必ず二人以上で行う」 ということを徹底しようにも、なかなか難しいというのが現場の本音です   研修医の時に「女性の診察をするときは必ず女性ナースの付き添いを」 ということを先輩から言われましたが、実際かなり難しいです ずーっとつきっきりでナースをつけられるほど人的余裕はありません  また、女性に限らず男性でも前述の通り性的被害を受けたとの幻覚を生じえます やるなら若い女性に限らず全例ナースつきっきりが必要です  術後早期の回診をしたいのに、ナースが捕まらないからいけなかったいけなかったから早期発見しなくてはならない異常が発見できなかった なんてことになったら本末転倒です   というわけで、この逮捕は結構僕の周辺の医療従事者の中でも衝撃的なこととして受け止められています  現実問題、取れる範囲の対策として ・なるべく一人で若い女性の診察をしない・やったことはすべて詳細にカルテ記載する・わいせつ行為におよばない(当たり前や!) というくらいしかありません 全国の研修医はじめとして現場の皆さんがんばりましょう   あと、これは噂話程度ですが、今回実はナースが横についていたという話もあります信憑性に乏しいので今回それについては扱いませんただそれが本当ならもう逮捕は防ぎようがないです( ̄Д ̄;;

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  • 29 Aug
    • SU薬の半減期

      SU剤について書いておきます  SU剤 は糖尿病の治療薬の一種で スルホニル尿素薬 を指します  血中の糖を吸収するためのインスリンは膵臓から分泌されますが、膵臓にはSU受容体なるものが存在しています この受容体が刺激されることでインスリン分泌が行われるので、これを薬によって刺激してインスリン分泌を促そうというわけです   過去の救急搬送を調べて明らかになりましたが、低血糖発作で搬送される人の大半が インスリン注射薬 もしくは SU剤 を使用してる人です   低血糖を起こすといろんな症状を呈します 発汗や気分の悪さで早期に気づく人もいますが、高齢者などはなかなか気づきにくく、重症になってから気づくことも多々有ります ちょっとイライラするだけみたいな感じで気付かれにくいこともあります  注意しなくてはならないのは、麻痺があるとき 利き手側を司る脳は糖分を余計に使いますから、低血糖を起こすと利き手側から麻痺を起こしてきます あたかも脳梗塞みたいになります   いつでも低血糖は頭におきましょう 特にインスリンやSU剤を使っているなら・・・    で、このSU剤はちょっと厄介で、作用時間が長いです もちろん種類によっても受容体への結合力や半減期が違います   最初のSU剤として1956年に第1世代のトルブタミドが登場し、その後トルブタミドと比べて効力比が数百倍のグリベンクラミドなどの第2世代のSU薬が開発されます 現在は膵臓以外の肝臓や骨格筋などにも作用する、強力な第3世代のグリメピリドも使用されています   良く使われる薬剤と半減期を以下に示します   第2世代 グリベンクラミド(オイグルコン®、ダオニール®)半減期:2.7h作用時間:12~24h グリクラジド(グリミクロン®)半減期:6~12h作用時間:6~24h  第3世代 グリメピリド(アマリール®)半減期:1.5h作用時間:6~12h  グリメピリドは半減期は短くなりましたが、半日くらい効果が持続することもままあります 肝臓で代謝されて腎臓から排泄されるので、臓器障害が来ているときなどは余計に注意が必要です   高齢者で食欲減退したときなどは、効果が遷延するため、SU剤の低血糖では基本的に入院をお勧めしています   

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  • 28 Aug
    • 「EMA+Regional+Meeting+in+九州」の案内

      リブログ機能を初めて使います EMAのRegional Meetingが福岡で開催されます みなさんぜひぜひご参加を!!!

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    • バリに来ました④ 帰国と麻疹

      ひっそりとバリから帰りました  さて、肝心の発表のほうですが、まぁつつがなく と言いたいところなのですが・・・   めっちゃ広い会場で、冒頭に 「今日誕生日やねん」 ってアピールしたところ、無反応でしたww   その後さむーい空気の中でひたすらプレゼンしました 多分南半球で南極の次に寒い場所だったと思います    今回学んだこと①自分たちの興味と世界の興味は必ずしも一致していない ②人口動態も違えば、デバイスや医療資源に限界があることもあり、国々それぞれのやり方があるのだ ③背景が違うものを説明するときには英語力がさらに必要である   というわけで、やはり英語の壁を前に何とかしたい気持ちを募らせる結果となりました    終わった後は、みんなで行きたかったお店 Bumbu Baliへhttp://bali.navi.com/food/220/  ここは伝統的なバリ料理を食せます    もうお腹いっぱいです  お腹いっぱいだけど、バリから帰るのは翌日の日付変更すぐです・°・(ノД`)・°・  ホテルから帰って帰国準備して空港へ  インドネシア発0時過ぎの飛行機で朝9時前に関空に到着しました そこから病院に行って当直ナイト   正直吐きそうでしたw(食べ過ぎじゃないですよ・・・)  もう本当に疲れているし、吐きそうだし顔色悪かったと思います  でもあけた穴は自分で埋めなければ・・・ヽ(;´Д`)ノ   研修医に「今日の僕はポンコツだと思ってください、みなで頑張りましょう」  とゴメンナサイしましたが、研修医は僕のことをポンコツではなく 麻疹患者 だと思っていました( ̄Д ̄;;   そうです 時を同じくして、バリで感染して発症したのにみんなにばらまいた人がいたと報道がされていました http://mainichi.jp/articles/20160825/k00/00m/040/024000c  海外旅行後に発熱しているにもかかわらずコンサートに行ってしまったとか 歩く生物兵器みたいになっています・・・   あいつに近づくと妊娠するぞ! は普通成立しませんが あいつに近づくと麻疹に感染するぞ! は成立してしまいます。空気感染しますから!!   みんなワクチン打ってくださいね   なんかバリの話をしたいんだか麻疹の話をしたいんだかわからなくなりましたが、旅行後に発熱をしたらあらぬ感染症である可能性も十分ありますから、適切な受診を心がけてください いきなり受診してウイルスばらまいたりしても大変なので、受診の際には病院に一言言ったり、保健所に相談したりしてくださいね・・・   というわけで無事帰ってきたので、また毎日頑張ります viva ER!!

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  • 24 Aug
    • バリに来ました③ ホテル

      今回、バリに来るにあたりちょっといいホテルに泊まってみました  コンラッドバリ   ヒルトングループのホテルですね   せっかく海外に来るし、学会の最中は家族は手持ち無沙汰になるので、せめてホテルで遊んでもらおうかと・・・  で、来てみたら思った以上にすごいホテルでした  まず部屋広すぎ( ̄Д ̄;;    娘「ここに住みたーい」  そらそうでしょうよ・・・(^_^;) でも勘弁してください・・・汗   ここはヌサ・ドゥアの北、ブノア岬の海沿いにあるホテルなので、目の前が海です  部屋からインド洋が見えます     このホテルにした決め手は幾つかあるのですが、まずはプール設備が充実していること 広大な庭に広いプールがあり泳ぎたい放題  プールサイドにはブランコなどもあり、子供でも楽しい庭です   プールも深さが90cm程度のところもあり、娘も安心して遊べます   それから、海が直ぐそこなので、マリンスポーツも思い立ったら直ぐにできます 上の写真、ブランコの向こうは海を模したプール その向こうは海です!    娘はパラセーリングにはまってしまったようで、何回か空へ飛び立って行きました・・・     怖くないんですかね・・・汗   まぁそういうわけで子連れでも最高ですが、レストランなんかは落ち着いた雰囲気ですし、夜も静かで綺麗なライトアップがされます    新婚旅行なんかでめっちゃおすすめです!   一緒に来た研修医にも超プッシュしときました!!  楽しい思い出を胸に 今から学会発表してまいります─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

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    • バリに来ました② 学会会場

      バリのお話  学会会場はヌサ・ドゥア地区のコンベンションセンターです 入り口には記念撮影をするブースが設けられていました   現地の人じゃなくて僕ですよ! 意外と似合っているでしょう★(自分で言うなってやつですね・・・)   もちろん遊んでばかりじゃなくて仕事もしてきましたよヽ(;´ω`)ノ  昨日研修医は無事ポスター発表を終えました 実にりりしい  お疲れ様でした!!  研修医の頃にこんな経験したら、今後世に羽ばたくしかないでしょう   ポスターは結構ライトな発表もたくさんありました(うちの病院でみた甲状腺クリーゼの死亡率について・・・みたいなのとか)  2年後、WCIMは南アフリカで開催されるようですから、学生の皆さんはぜひ心のどこかでチャレンジ精神を持っておいてください  さて、本日はいよいよ僕の発表です  このマップの一番広い会場での口演です! なんてことだ・・・・( ̄Д ̄;;  ま、とにかく落ち着いて頑張ろうか≧(´▽`)≦    さて、毎年ブログにも書いているので知っている人は知っているのかもしれませんが 実は本日僕の誕生日です  こんなところで誕生日を迎えるとは・・・(^_^;) 発表の前にきちんと報告して会場のみんなに祝ってもらおうと思います★ みんなが誕生日を祝いに来てくれたのだと信じることでリラックスして臨む作戦ですw   ちなみにポスター発表をした研修医は、昨年僕の家までお祝いに来てくれた研修医のうちの一人 2年連続、海外でまでご一緒できるとは、何かの縁ですかね・・・   それでは行ってまいります!!

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  • 22 Aug
    • バリに来ました①

      インドネシアのバリ島にやってきました!    唐突に何言うてんねん!!?( ̄Д ̄;; って感じかもしれませんが・・・ 今週はバリ島で学会があるのです    遡ること3ヶ月前 研修実行委員長である僕を影から表から支えてくれている副院長からもらった一言でこの旅が決まったのです  副院長「こんど世界内科学学会がインドネシアのバリであるんですが、研修医Tを連れて行こうかと思っています。一緒にどうですか?」  なるほど ついに研修医を国際学会にデビューさせる日がやってきましたか・・・   とても珍しい遺伝病を担当したようで、それを報告しにぜひ海外へという副院長の熱い思いが伝わってきました  ちょうどその頃、僕が投稿したInternal Medicine誌のCase reportの推敲も終わり、その症例を発表しに行ってもいいかなと思って僕も行くことにしました  研修医が国際学会に行く そしてそのお手伝いができる  研修委員長としてこんなに名誉なことはないかもしれません   「行きます!」  と返事をするより先に抄録作成に取り掛かりました(^_^;)   そして家族に 「8月にバリ行かね??」 と誘うわけです いろいろ順番がおかしい気もしますが、人生勢いです    そういうわけで、家族みんなでバリに行くことになりました   実のところ、バリは二回目です  まだ娘が1歳だった頃、夏休みでバリに旅行に来たのでした   今回の学会はバリの中でもリゾートホテルが立ち並ぶヌサ・ドゥア地区にあるコンベンションセンターが会場です 前回の旅行時はヌサ・ドゥアのハイアットに泊まり、ヌサ・ドゥアで遊んでいたので土地勘はあります  この界隈は海も近いし、マリンスポーツも盛んです★ しかし当然バカンスに来たわけではありませんので、綺麗な海や青い空、水着のお姉さん達には脇目も振らず、明日の医療界のために切磋琢磨し、少しだけリゾート気分を味わおうというわけで、ホテルだけは海の真ん前のホテルにしました(笑)  朝と夕方くらいは子供と自然の中で過ごしてもバチは当たらんだろうと思いますヽ(;´ω`)ノ   というわけでございまして、ただいまバリ満喫しています  通常月に数日程度しか家に帰らないので、夜みんなで寝て朝みんな一緒に起きるという生活を味わえるだけでも幸せなことです   さて、いろいろ書きたいこともあるのですが、今日は昨日訪れたレストランについて報告します  3年前に来た時、ヌサ・ドゥアのバリコレクションというショッピングモールにある 「mai mai」 という店のナシゴレンやミーゴレンが美味しいというので寄りました 実際とても美味しかったですよ★  で、今回そこに再度行ってみようかなということで真っ先に訪れたのですが いやはや感慨深い  当時娘はまだ1歳   今回娘は4歳   まさかまた来ることができると思っていなかったのですが、3年前の思い出にも浸りながら美味しい食事をすることができました  こうやって時は流れていくんだなぁ・・・  もしバリに行くことがあれば、バリコレクションの「mai mai」にぜひ行ってみてください     さてさて 明日は噂の研修医Tがポスター発表に挑みます  副院長からは 「ThisとYes、No、Hereなどの単語と微笑みで頑張ってください」 というありがたい言葉をいただいた研修医Tの活躍に期待です★

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  • 18 Aug
    • 子供にゲームやらせるか

      子供にゲームをやらせるかどうか  やらせたほうが悪影響があるのではないかという意識を思っている人が大勢だと思いますが、実際のところどうなんでしょう? ということでアンケートした結果がこれです http://www.inside-games.jp/article/img/2016/07/21/100499/677384.html うーん  まぁあんまり子供にゲームやらせてもやらせなくても変わらんよということですかね   世の中にはどうやったら医学部に子供を行かせることができるかということで悩んでいる親御さんもいらっしゃるかと思いますが、医師には3種類います  ①ゲーム大好きでやりまくっていた人②ゲーム大好きだけど我慢していた人③ゲームに興味がなかった人   僕の周囲には①の人が多いように思います 類は友を呼ぶ??   そういえば、2年前のこの時期にドラゴンクエストの演奏会をやった時、楽団の中に医師が4名いました 勉強する一方で楽器もゲームも好きだったわけですね   僕もハマったゲームはぶっつづけで30時間くらいやってたこともありました ゲームするなとか自分の子供に言えません・・・    もちろんゲームに興味がない友人も何人かおりますが、そういう人は何か他のことにのめり込んでいた人が多く、後々何か大成させる印象です 僕は彼らを本物の変態だと思っています(いい意味で)   というわけで、ゲームやってたからどうだとか、やらないからどうだとか、僕はあまり気にしません 鼻をほじるかどうかの違いしかありません   うちの娘も、暇さえあればiPadで遊んでいます 鼻もほじります でもバイオリンや水泳頑張っているからいいかなと思っています★  いつかゲーム音楽なんかを一緒にやる日がくればそれはそれで楽しいわけです

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  • 17 Aug
    • 米国から講師が来た話とBPAP

      今週は米国のメイヨークリニック(Mayo Clinic)から Dr. Ramarhttp://www.mayoclinic.org/biographies/ramar-kannan-m-b-b-s-m-d/bio-20054894 が講義に来てくれています  彼はメイヨーで集中治療、呼吸療法を中心にやっているDr.で、昨年も講義に来てくれました ➡︎昨年の話:http://ameblo.jp/doctorhero/entry-12063450284.html   呼吸療法ってジョジョの波紋呼吸法みたいですが、そうではなくて人工呼吸器だとかの話です・・・  講義の内容は研修医にとって勉強になるようなBasicなものが中心ですが、国際学会前の僕の耳には良い刺激になります  毎日朝と夕方、みっちり講義!!! たまたま病院見学にきてくれていた学生さんも混じって勉強です★     講義内容はこちら ・Chest Tube Basics・New surviving sepsis campaign・Basic airway management・Approach to acid base disorders・BPAP -basics and settings・Hypercapnia -physiologic approach to diagnosis・Ventilator associated pneumonia・Interstitial Lung Disease・Sepsis -Basics and Rational for Treatment  個人的には人工呼吸器関連肺炎と、敗血症の話でちょっと込み入った話ができたらいいなぁと思っています   それから「BPAP」 これはいわゆる「バイパップ」のことですが・・・ 日本ではBiPAPと表記することが多いですよね   Bilevel Positive Airway Pressure の略です  吸気時には吸気のための高圧の圧補助呼気時には呼気終末陽圧換気のための低圧をかける という高相と低相の二段階の圧をかける呼吸器のモードで NPPV(非侵襲的陽圧換気)のときに使用します  で、今日はこれを言いたいのですが  「BiPAP®」はレスピロニクスが出している呼吸器の商品名です!  モードについて話をしたかったら 「BPAP」もしくは「BIPAP」 と記載してくださいね

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  • 11 Aug
    • シン・ゴジラと災害

      話題の映画 「シン・ゴジラ」 観に行きました!!    好きな監督だったので期待していたのですが それを上回る映画でした!!  もうただただ 「すげぇもん観たな」 という感想   あとからあとからいろんな事に気づいて、誰かと映画について語り合いたくなるそんな中毒性のある映画に仕上がっています  いろいろ話したいのですけれども、観ていない人もいると思うので、あまり言いたくない気持ちもあるというのが正直なところ がしかし、これだけは伝えたいということだけ伝えておきますw  今回のゴジラは現実路線です  ゴジラという巨大生物の出現と上陸という事象を一つの 「災害」 と見立てて、現行法内でどのように対応するかという事を現実的に描いています   これまでのゴジラ映画では、無条件に自衛隊が出撃して最新兵器で迎撃したり、ゴジラ迎撃専門のG-FORCEという架空の組織が架空の武器を使用したり、おかしな兵器を作ったりして戦っていましたが、まぁ何の問題もなくゴジラと戦っておりました 本作では政府が緊急災害対策本部の設置をするところから始まり、どの法律の元に国が動き、また自衛隊の出動をしてもらうかという検討をしていきます   本部で決まった方針が末端に行き届いて、現場での活動につながるという一連の指揮体系が見える映画と成っていました  実際の災害に際してもこのような動きがあるのだと勉強になります(実際のところ概ね映画のような流れとなるようです)   もしまだ観ていない人はストーリーも面白いので是非劇場へ行ってください!!  政治家、閣僚、官僚、消防、警察、自衛隊、そして一般企業まで日本が総力を挙げてあの災厄に立ち向かう姿は鳥肌モノです    と、すすめておきながら 一つだけネタバレをさせてくださいごめんなさい     以下ネタバレ↓ シン・ゴジラにはDMATが出てきません! ネタバレ以上!    まぁというわけで、映画が結構リアルに災害対策していたので あれーDMATでてこないなぁ・・・ゴジラが日本にきたら僕はDMATとして待機しなくてはいけないのか? などと馬鹿なことも考えてしまいました   DMATッテナニ?? という人はこちらをごらんください    さて、DMATは災害時に被災地において活動する医療チームな訳ですが、出動は被災都道府県の要請に基づきます で、災害時はいつでもこの要請に応えるべく、僕らは待機をしておかねばなりません  待機については日本DMAT活動要領に以下のように記載されています  都道府県、厚生労働省等は、自然災害又は人為災害が発生し、被災地域外からの医療の支援が必要な可能性がある場合は、DMAT派遣のための待機を要請する。 次の場合には、すべてのDMAT指定医療機関は、被災の状況にかかわらず、都道府県、厚生労働省等からの要請を待たずに、DMAT派遣のための待機を行う。・東京都 23 区で震度5強以上の地震が発生した場合・その他の地域で震度6弱以上の地震が発生した場合・津波警報(大津波)が発表された場合・東海地震注意情報が発表された場合・大規模な航空機墜落事故が発生した場合   まぁ地震じゃないし津波じゃないし航空機事故でもない ので  自動待機にはならんというのが正解かもしれません   また、ゴジラが自然災害又は人為災害と言えるかといったら微妙なところです    あと、全国規模でのDMAT出動要請の基準としては 東海地震、東南海・南海地震又は首都直下型地震の場合管内のDMAT指定医療機関及び全国の都道府県に対してDMATの派遣を要請  とあり 首都圏で暴れるゴジラ相手では関西のDMATの出動要件を満たさないかもしれません  ただ、ある程度の死傷者数が見込まれる災害時には、被災都道府県内のDMATや被災都道府県に隣接する都道府県DMATは参集しているはずなので、映画にDMATが登場しなかったのは、映らなかっただけで、多分倒壊を免れた病院や、仮設の救護所でそれぞれ活動していたのだと考えます   現場にいてもいいだろうという意見もあるかもしれませんが、基本的にDMATは危険な場所にいきなり入り込まず、安全確保の後に傷病者への対応をします 危険区域に勇んで入っていくと自分という傷病者を増やしますからね・・   ご存知の通りゴジラは放射線のビーム吐いたりしますので、現場は放射能汚染でDMATが足を踏み入れられる状況ではなかったでしょう・・・   というわけで、今回の疑問とその答えをまとめます  ゴジラが首都圏に来たら僕はDMATとして待機しなくてはならないか? →待機基準から外れるかもしれない  災害時に迅速に行動するはずのDMATがシン・ゴジラに登場しなかった理由は? →放射線被ばくの観点から現場に入れなかった →画面に映らなかっただけでひっそりどこかで頑張っていた(はず)   

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  • 08 Aug
    • 和歌山砒素カレー事件 マニアックな真実

      アメーバトピックスで砒素カレー事件が話題になっていましたヒ素カレー事件の明かされる真実 これに関してちょっとコメントしておきます   実はうちの救命センターのボスは、和歌山砒素カレー事件の最前線におりました ご当地の大学教授でしたからね・・・   先日開催された日本中毒学会のシンポジウムでも当時の様子を語ってくれました  この事件は救急医療にとってみたら、今の社会を作るきっかけとなった、様々な問題が露呈した事件でもあったのです   当時、この事件の傷病者の診療にあたった医療従事者の努力を否定するつもりはまったくありません 後からならなんとでも言えますから・・・  で、後から見るとどうかというと、多数傷病者発生にもかかわらずなかなか近隣病院間での連携も図れず、情報の集約化もままならず、(現在にくらべれば)対応と対策に遅れが生じたというのは否めないところでした   実際のところ搬送完了までに2時間を要しており、かつ救命救急センターに搬送されたのは1名のみだったということです  多数傷病者が発生した災害、もしくはテロと言ってもいいかもしれませんが、これに対応するだけの準備がなかったのです  それから、この事件で何よりひっかかるのがこの新聞記事です   ひっかかりわかりますか?違和感ありますよね?  そう、この事件 最初は 「青酸」 として報道されたのです 理由は警察の鑑定で青酸が検出されたからということで   青酸(シアン化物)を服用するとシアンイオンが細胞内のミトコンドリア呼吸鎖にあるチトクロームオキシダーゼの三価鉄イオンと結合し、細胞内でのATP産生を阻害します  端的に言うと 細胞呼吸を阻害してエネルギー産生できなくするわけです  というわけで、シアン化物を摂取すると酸素に感受性の高い臓器(脳や心臓)から影響を受けます  症状としては顔面の紅潮、頻脈、頭痛、頻呼吸、めまいなどが生じ、その後意識障害や徐脈、低血圧を起こし死亡につながります  食中毒は食後数時間経ってから症状が出現しますが、青酸であれば数分で症状が出現します  「食後早期に症状がでており、なんでもっと早く青酸の可能性に気づかなかったのか?」 というコメントを載せた新聞もあったようです(青酸じゃないのに・・・汗)   シアン中毒の治療法として、ヒドロキソコバラミン、チオ硫酸ナトリウム、亜硝酸アミルの投与が挙げられますが、これらの薬剤が解毒薬として販売されたのはこの事件よりも後のことです 気づいても治療は厳しいところ・・・一般病院や診療所ならなおのこと・・・   まぁ、なぜもっと早く食中毒ではない可能性に気づかなかったのか(他の中毒物質の災害じゃないの?)と言われると痛いとこなのですが、薬毒物であるかもしれないと気づいたところで、分析も難しいという背景がありました  ちなみに当時は ・保健所では食中毒の検査のみ行われており ・警察では青酸が検出と報告され(一週間遅れで砒素検出と訂正報告) ・病院には薬毒物の分析機器がありませんでした   中毒診療は、臨床症状と薬物分析の両方からのアプローチが必要です そして テロ災害などは情報の集約化が必要です   日本ではこの事件の後に、災害に対する情報共有システムが立ち上がったり、中毒診療に対する体制を救命救急センター中心に進められることになります   今では薬毒物の分析が可能な施設も増えて、中毒治療の知識も行き渡っています  前述のシアン化物の治療薬や、砒素の治療薬(ジメルカプロール:バル) 青酸はアーモンドの香り、砒素はニンニクの香り などの情報も国家試験レベルの知識です   ボスから当時の話を聞いて、当時被害を受けた皆様に思いをはせると同時に、一人でも治療が遅れることがないようにということで成長している社会に感謝の気持ちを覚えた次第です

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  • 06 Aug
    • EMA Meeting@東京ベイ

      本日は EMAllianceの年2回行っているMeetingが 東京ベイ浦安市川医療センター(千葉)で行われました 若手救急医が集まり、ER診療のエビデンスや診療技能、知識を深め合います  今回は基調講演を DIRECT研究会(救急医療における画像診断とIVRを考える会) で有名な 済生会横浜市東部病院の船曵知弘先生にお願いし、腹部救急の画像診断について語ってきただきました  最近はとにかくCT、CTですが、身体所見と合わせてレントゲンやエコーを適切に用いることの大切さを再確認いたしました  講演のあとは90名の参加者を3つのブースに分けて、体と頭を使ってもらいます 今回の学習ブースはこちら ①「ハウツー 腹痛 フィジカルツウ」 腹痛の身体所見のエビデンスをみんなで勉強 ②「超音波『はじめの一歩』、からもう一歩!」 腹痛の超音波診断を深めます ③「腹痛JEOPARDY」 クイズを通して腹痛にまつわる救急の知識をおさらいします   今回僕は腹痛関連のクイズ大会開催に携わりましたが・・・ 全国から集まる百戦錬磨の専門家相手にどんな問題を出題するかというのは非常に悩んだところです・・・  専門医試験に出されるような問題は解けてしまうでしょうし、でもマニアックすぎる問題を出題しても、日常臨床に活かせませんし・・・  午前中にスタッフだけで集まった時に、他のブースを担当する人たちにも問題を見てもらったのですが  「難しぃ!!!」 「これは凶悪・・・」  などと大不評でしたヽ(;´ω`)ノ   そんな大不評な問題の一例↓  「ホタルイカを生食した数時間後から腹痛を起こし腸閉塞と診断された。今回原因と考えられた寄生虫は腸管壁だけでなく、皮膚組織内への移行も引き起こすことで知らされています。この寄生虫はなんでしょう?」  知る人ぞ知るといった感じでしょうか・・・ 富山大学出身の参加者が綺麗に回答してくれました   あとは 「食べ過ぎると嘔吐や便秘を引き起こすとされる銀杏ですが、通称ギンコトキシンと呼ばれる原因物質は何?」 銀杏中毒は有名で、治療にビタミンB6を用いることも有名ですが、さすがにこのビタミンB6と競合的に作用して拮抗する物質名を答えられた人は皆無でした・・・汗   それでも全体通すと、結構知っていることと知らないことがバランス良く配合されたようで楽しんでいただけました≧(´▽`)≦    しっかり勉強した後は懇親会  顔を知った救急医と会える数少ないチャンス!! 日頃の悩みなどを話しながら朝まで語り合い・・・   たいのですが、明日は仕事なので羽田から大阪へ飛びます・°・(ノД`)・°・   秋の救急学会で会えることを期待しつつお別れです   さて、少し宣伝しておきます EMAでは今回と同じような若手救急医向けの勉強会を毎年夏と冬に2回開催しています 概ね関西と関東で交互に開催していました が 今年は秋に九州でも開催します!!!  10月1日:福岡災害医療をテーマにみんなで勉強したいと考えています 詳細はまた後日・・・  こないと思われていた熊本での大震災 実際に現場で活躍した医師は何を考えていたのか これから起こりうる災害に向けて何を考えなければならないのか  対象は若手救急医ということで医師のみの募集となりますが、是非九州の皆様ご参加お待ちしております

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救急医@ER/ICU

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東京都荒川区に生まれ 医者に代々続く通りなってしまった チェロを弾くことが趣味 サックスも実は...

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