日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~タウン形成外科クリニック

国内5千人以上の美容外科医で、数少ない日本美容外科学会認定専門医のDr.石原のブログです。美容外科医として21年、学会専門医に認定されて15年の経験で、他院で受けられた手術の修正(やり直し)の治療を特に専門にしています。


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 患者さんから顔のここを変えたい、ここを治したい、と希望があった時に、必ずしもその一部分だけの治療を考えるだけでは美容外科医として十分とは言えません。

 まずは隣り合った部分とのバランスを考え、そして当然ですが顔全体のバランスを考慮したうえで治療の提案をします。

 かといって、ここも治しましょう、ここも必要です、と患者さんの望まないことを押し付けるような過剰医療はよくありません。

  
  日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻+鼻翼縮小 術前2  


  日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻+鼻翼縮小 術前1

 この方は鼻すじを高くしたいと希望されてきました。
 ただし、あまりにも高くてまっすぐな鼻は不自然なのでいやだとおっしゃいました。
 そのように十分に患者さんの要望をきちんと聞いておかなければなりません。さらにこの方は、鼻すじ以外にどこを治せばもっと鼻の形がよくなるでしょうかとお聞きになったので、小鼻を少しだけ小さくして鼻の穴の形をやや細くしてはどうでしょうかとアドバイスして、私が実際に小鼻を指でおさえて簡単にシミュレーションしてみると、ご本人は「まさにそんな鼻の形が理想なんです」とご理解してくださいました。
 

 手術前のカウンセリングさえうまくいけば、あとは経験と技術を持った美容外科医であればきっと患者さんが満足される結果を出すことができるはずです。


日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻+鼻翼縮小 術前2   

 術前

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日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻+鼻翼縮小 術後1   

 術後



日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻+鼻翼縮小 術前1

術前

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術後

私どものクリニックの隆鼻術、鼻の手術のページです。

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 4月に入り、震災以前とほぼ同様に院内の設備、ドクターとスタッフの体制ともに整いました。患者さんの多くが戻ってきて下さり、大変感謝いたしております。これからもよろしくお願いいたします。


 小鼻を小さくする鼻翼縮小の手術を受けられた患者さんの2例です。20代の若い方と50代の方です。外側へのせり出しがあまり強くないので、鼻孔(鼻の穴)の内側を切除する術式で行いました。とても良い結果を出せたと思います。

 
日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-鼻翼縮小
20代の方です。鼻翼縮小 術前

            

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日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-鼻翼縮小 後
 術後


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   50代の方です。鼻翼縮小 術前


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日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-鼻翼縮小2 後
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 鼻先が丸い、大きい団子鼻を修正するには鼻尖縮小という手術をします。以前もブログで取り上げましたが、手術はやや控えめに行なう、ということを心掛けています。団子鼻がある方は鼻先だけでなく鼻全体がやや太く、低い傾向にある方が多いので、鼻先だけを細くしすぎてしまうとバランスが悪くなってしまいます。控えめにしつつ、一定の効果を出すというのは、術中の調整、さじ加減が大切で、やはり経験がものを言います。

 また、手術の方法として、鼻先の丸み、厚みの原因となっている皮下組織を少しずつ取り除くことと、軟骨を中心によせるように縫い縮めることで鼻尖縮小の効果を出します。軟骨を一部切除する方法も医学書には記載され、これを取り入れているドクターも多いと思いますが、ひとつ問題があると言われています。少し難しい説明になるかもしれませんが、軟骨を切除することで、鼻すじの軟骨の連続性がなくなり、無軟骨部分が萎縮して鼻全体が短くなり(短鼻)、鼻先が上を向いて、いわゆるぶた鼻のようになってしまう傾向があるということです。そのため、私はどうしても必要な場合以外はほとんど軟骨を切除せずに、その代りに厚い軟部組織を摘除し、縫い縮める事を強化して、効果を出すようにしています。

 医学書や成書に書かれている術式に、実際の経験をふまえて、あらゆる結果を想定しながら手術に取り組むことがとても重要であると常に念頭に取り組んでいます。

 
日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-鼻尖縮小2 

大きな団子鼻です


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日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-鼻尖縮小2 後
控えめながらすっきりしたと思います。

ご本人も満足のご様子でした。



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 ヒアルロン酸などにの注入による隆鼻術は今ではとても盛んに行われています。手軽に、腫れずにできるのが大きな利点ですが、一方で吸収されてなくなってしまうのが欠点です。

 また、ときどき見られるのですが、ヒアルロン酸注射だけでそれなりに鼻すじを高くするために、他院で多くの量を注入している患者さんがいらっしゃいます。ヒアルロン酸は周囲の水分を保持してその形や量を保つ性質があるため、入れすぎると鼻の皮下組織に水分が溜まりすぎてしまい、見た目もやや不自然で、触ってみるとぶよぶよしたおかしな感じになってしまいます。ヒアルロン酸はいずれ吸収されるので後遺症などの大きな問題にはなりませんが・・・。

 ヒアルロン酸の注入隆鼻術は手技的に簡単に行えることから、今ではどこの美容外科クリニックでも、また皮膚科でも行われています。一方、シリコンインプラントによる隆鼻術を行なえるドクターが少なくなっていることが、先日の若い美容外科、形成外科ドクターたちが多く集まる会で知って、とても驚きました。

隆鼻術は二重まぶたの重瞼術と並んで、美容外科手術の基本中の基本であるはずなのですが。

注入隆鼻術は毎日のように行なっていても、シリコンによる隆鼻術は経験がほとんど、もしくはまったくないとのことでした。何人かのドクターは、近いうちに私のクリニックに勉強、研修に来たいとのことでしたので、いつでもどうぞとお話ししておきました。

 時代がとともに流行の治療法が次から次へと出てきても、美容外科医として、高度な手術から簡単な注射まで、あらゆる治療法を高い技術で行なえるのが前提で、そのうえで患者さんの要望するニーズにこたえて選んでいただくのが重要であると考えています。

 

最近行ったシリコンインプラントによる隆鼻術の方です。鼻根部からは鼻尖部まで1.5mmのシリコンを骨膜下に挿入しています。そのため、見た目も自然で、きちんと密着してずれる事はありません。


日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-隆鼻術


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 隆鼻術と言えば最近はヒアルロン酸によるプチ整形が盛んにおこなわれていますが、効果が一時的であり、注入を定期的に繰り返さなければならないということで、従来のシリコンプロテーゼによる隆鼻術の需要もまだまだ多いのです。

プロテーゼによる隆鼻術は時間も10分程度と早いのですが、手術は実はそう簡単ではありません。まず、患者さん一人一人に合った大きさと形を十分考慮してシリコンの形を選び、さらに細工していかなければなりません。手術中は局所麻酔の注射を打つため、その腫れによって、元の鼻の形が若干変わってしまいます。ですから、一旦手術が始まってしまうと、術中に大きさや形を見ながら調整することはとても困難です。そのため、カウンセリング時にじっくり希望を聞き、次は手術直前に鼻の皮膚の幅や厚さなどを緻密に計りながらシリコンプロテーゼを特殊なハサミやヤスリで調整し、形、サイズ、厚みが決まったら、手術を開始後はむしろ躊躇したり変更しないのを原則にしています。

 この写真の患者さんは都内の美容クリニックで数年前に手術を受けたものの、見た目が不自然なため、ずっと悩まれていて、ついに決心して取り出したいと言って私どものクリニックに来院されました。


日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-他院隆鼻 下から

他院隆鼻術後 


鼻先が異様に長く大きいですね。明らかにシリコンプロテーゼの形が合っていません。ご本人はそれなりに鼻を高くしたいとの希望をドクターに伝えたようだったのですが、そのまま要望を鵜呑みにして何も考えずに手術を行ったとしか思えません。日本人の鼻先をプロテーゼで高くするには限界があります。欧米の外国人の鼻はスラッと高くてさらに鼻の穴の形もそれにあったように細長いのですが、日本人にプロテーゼ手術を行っても、鼻の穴の形は長細くはならずく (ここを理解されていないドクターがよくいらっしゃいます)、この方のように、鼻の穴は日本人のように小さいままなのに、鼻先の皮膚だけが異常に伸びてしまうというとてもおかしな形になってしまっています。

この方には適正な形のプロテーゼに入れ替えることもご提案したのですが、「隆鼻術はもうこりごりです」ということで、取り出しだけをご希望されました。


日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~-他院隆鼻 シリコン

取り出した他院のシリコン


シリコンを取り出すのもややテクニックが必要ですが、15分ほどできれいに摘出しました。

切開したのは鼻の穴の中ですし、術後の鼻の変形や後遺症などは残らないはずです。

 もともとは鼻をきれいにしたいということで美容外科の門をたたいたはずなのに、「もうこりごりです」という言葉を聞くのは美容外科医として心が痛みます・・・。


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