日本美容外科学会認定専門医Dr.石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~タウン形成外科クリニック

国内5千人以上の美容外科医で、数少ない日本美容外科学会認定専門医のDr.石原のブログです。美容外科医として21年、学会専門医に認定されて15年の経験で、他院で受けられた手術の修正(やり直し)の治療を特に専門にしています。


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1年前に某大手美容外科で豊胸手術を受けた方です。大胸筋下に300mlのシリコンを入れてもらったそうです。


NEW http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat62/post-27.html


上方向への位置異常と、被膜拘縮が見られます。

豊胸手術を行うにあたって、被膜拘縮は、世界中のどのような名医が手術をしてもやはりある一定の割合で起こりうるリスクではありますが、このような位置異常は、下部方向への十分なスペース作成ができていなかったことによるものと考えられ、技術的に問題があったと言わざるを得ません。


一般的に豊胸手術では、患者さんの体型、特に胸郭の大きさにもよりますが、大きいシリコンを選択するほどスペースの余裕がなくなり動きに制限が出てしまう可能性があります。それでもご本人はやはり300ml以上の大きさにこだわられていたので、修正手術においては、まず他院でのシリコンを取り出し、手術中に大きさと動きをご本人に鏡で直接確認していただきながら、新たに乳腺下に325mlのコヒーシブシリコンを挿入しました。

軟らかさ、位置、形ともに自然でとても満足していただきました。


それでは結果をお見せいたします。


NEW http://www.keisei.ne.jp/photograph/cat62/post-28.html



他院で受けた豊胸手術で取り出したシリコン

幸い、破損や漏れはありませんでした。




私どもの豊胸他院修正手術のページです。

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20年前に他院でインプラントによる豊胸手術を受けた60代の方です。

インプラントの種類は不確かなのですが、生理食塩水ではなくシリコンだということです。

10年前頃より小さくなってきたということで内容物の漏れ出しを疑いました。

本来であればインプラントの漏れ出しがある場合は、取り出しのみとして、新しいインプラントを入れることはお勧めしないのですが、ご本人の強い希望で同時入れ替え手術を計画しました。ただし、漏れ出した内容物が感染源となっていたり、変色していたりすれば、そのような状態で新しいシリコンを入れることはできない旨、ご説明差し上げました。

取りだしたインプラントはSILTECという旧式のシリコンで、両側とも中身が漏れ出していました。




幸い、感染の兆候もなく、漏れ出していたものが被膜内にとどまっており、きれいに洗浄できたので、私が最も信頼している安全なEurosilicone社製のコヒーシブシリコン160mlを挿入しました。

それでは術前・術後の写真(画像)をお見せします。


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20年前に生理食塩水バッグによる豊胸手術を受けた方です。不自然に丸い形と被膜拘縮があり、いつ漏れ出すか不安なため、コヒーシブシリコンに入れ替えを希望されました。


取り出した生理食塩水バッグは、水漏れはなかったものの、水が過度に入りすぎてパンパンな状態(full expansion)でした。これでは不自然な丸い形になってしまっていたのは当然です。

重量は160gで、メーカーは不明でした。


取り出した生理食塩水バッグ(右)





取り出した生理食塩水バッグ(左)


私が最も信頼しているEurosilicone社製のスーパーソフトなコヒーシブシリコン180mlを乳腺下に挿入しました。

軟らかくきれいな形になり。、ご本人に大変感謝されました。


それでは術前・術後の写真をお見せいたします。


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50代の方です。15年近く前に豊胸手術を受けました。被膜拘縮とそれによるスペース不足のため形が不自然で、入れ替えを希望されて来院されました。

インプラントはおそらくシリコンだっとということですが、はっきりは覚えていらっしゃらないとのことです。また、乳腺下なのか大胸筋下なのかもわからないとのことです。

修正手術に当たっては、どの層に入っているのかを把握することは、再剥離するのにとても重要です。レントゲンやCTを取る必要があるのでしょうか?いいえ、レントゲンでは層がどこなのかは分からず、CTでは分かるかもしれませんが、被爆量を考えるとできれば避けたいところです。MRI検査まではちょっと大げさです。良い方法は超音波エコーです。エコーでは身体に侵襲のないうえ、乳腺下なのか、大胸筋下なのかがわかります。但し、ドクターがきちんと超音波エコーを扱って診断できるかが問われます。

・・・実はもっと簡単な方法があります。両手の平を胸の前で合わせて(お祈りをするような恰好です)、ぐっと力を入れてみると、大胸筋に力が入るので、インプラントが大胸筋下にある場合はぴくっと動いて固定されます。乳腺下の場合は、どんなに大胸筋に力を入れてもインプラントはよく動きます。この方法はほぼ百発百中で、私も簡単な診断法として用います。


さて、乳腺下にインプラントが入っていると診断した方の他院の修正術前・術後写真をお見せいたします。


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20年ほど前に生理食塩水バッグによる豊胸術を受けた方ですが、最近になり急激に右胸が小さくなってきたとのことです。


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明らかに右胸がしぼんでいますが、その形状は残っているので、生理食塩水バッグの外膜が破損したのではなく、生理食塩水を注入する小さな穴から水が漏れたのであろうと判断しました。


私はシリコンや生理食塩水を問わず、抜去手術の際、こだわりで脇の下からのアプローチで行います。

実際には、しぼんでしまっている右側は、バッグを囲む被膜を見つけるのが難しく、問題がなくて形がはっきりしている左側のバッグでも、手術中に勢い余ってバッグを破損してしまうと生理食塩水がすべて漏れ出してしまいます。生理食塩水ですから健康上は別に問題はありませんが、バッグが全く平らになってしまい、手探りで見つけ出すことが難しくなり、最悪の場合、取り出せなくなってしまう可能性もあります。このリスクを回避するために、多くのドクターは乳房下縁(バストの下)から大きく切って取り出すことを選択してしまいます。

それでも、私はその後の瘢痕のことを考えると、乳房下縁切開は極力避けたいと考えていて、これまで数多くの他院でのシリコンや生理食塩水のバッグの取り出しを行ってきましたが、全例で脇の下からの切開を行ってきました。バッグと被膜が癒着するなどして、手術中にどうししても取り出しにくい場合、乳房下縁を少し切開させていただくことがあるかもしれません、というお話を術前にきちんとしておきますが、数百例行ってきた抜去手術で2名のみ、乳房下縁を2cmほどだけ補助的に小切開しただけです。その程度であれば傷跡は気にもなりません。


この患者さんから、数日前に取りだした生理食塩水バッグをお見せします。



問題のなかった左のバッグです。テクスチャータイプで、破損や漏れはありません。



右側のバッグです。やはりバッグの外膜には一切破損がなく、むしろ状態はとてもきれいです。しかし、生理食塩水の注入口であり漏れないように逆流防止弁になっている部分にゆるみがありました。

患者さんのバストの状態はまた後日、経過をお見せいたします。


こうして無事に上手く取り出すことができたのは決して偶然ではありません。美容外科医として20年の経験上、手術の際のコツには確固とした自信があります。カウンセリングの際にこうしたことをきちんとご説明さしあげます。



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