【慶州・吉永康朗】日本、中国、韓国3カ国の外相会談が15日午後、韓国・慶州で開かれ、北朝鮮が関与した疑惑が強まる韓国海軍哨戒艦の沈没事件について、真相解明に向けた合同調査の結果が韓国側から20日に発表されるのを冷静に見守るべきだとの立場で一致した。

 会談は今月末に韓国・済州(チェジュ)島で開かれる日中韓首脳会談の準備会合。岡田克也外相、中国の楊潔※外相、韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相が出席した。

 岡田外相は会談後、記者団に「北朝鮮の関与が明らかになれば、何事もなかったかのように(核問題をめぐる)6カ国協議を開くことにはならない」と述べた。また外相は、北朝鮮の関与を仮定に議論を進めるかどうかで日韓両国と中国の間で温度差があったことも明らかにした。

 このほか会談では、3カ国で将来の自由貿易協定(FTA)に向けた共同研究や環境対策、大学間交流における協力を促進することで一致したとみられる。

 ※は、竹かんむりに褫のつくり

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