◆DNA◇

たくさんの言葉よりも あなたの一言で 元気になれるの フシギ


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~であい~



あなたは運命の出会いって信じますか?

私は・・・。

就職してしばらくたった頃、夢を見た。

アタシの夢はいつも色がなかったのに、その日初めて色付きの夢を見たので今でもはっきりと覚えている。

アタシはどこか知らない部屋にいて、その真ん中には大きな箱が寂しげにおいてあった。
そして、そこからゴソゴソという音が聞こえてくる。
中になにかいる様子だ。
横を見るとこの箱の鍵らしきものが光っている。


「ねぇ、いるんでしょ?」

「?」

「ここから、出して」

「?」

「聞こえてるのは知ってるんだからね」

「・・・」

「小夜!!」




夢の中のアタシはここで耐え切れずに箱を開けた。
箱の中は・・・。


起きると現実なのか、また夢なのかわからずにただボーっとしていた。
唐突にさっきの声が耳に響いてくる。


「小夜!!」


振り向いて、机の上を見ても何もない。


「小夜!!」


声の主はどこにもいない。
しいて言うならば・・・アタシの頭の中にイル。

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~ふ し ぎ~


いつだったか、先生がそんな私をどうにかしようと考えて、面倒見のいい人ばかりを集めてグループ編成をしたことがある。

そんな必要ないのに。

アタシは一人が好きだから一人でいるんだ。それを大人はわかってくれない。


ちょっと大人びたアタシは、大人がどうすれば喜ぶかすっかりわかっていた。

「小夜ちゃん、こっちにおいで」

「これしてみて?わぁ~小夜ちゃん上手やなぁ~」


一通りの事をしていると、先生も親も、そして友達も安心するようだ。

心はいつも一人なのに、そんな事お構いなしに、みんな土足でアタシの心に入ってこようとする。

不思議だ。


心の中の反動が最初は一滴、そしてコップ一杯・・・そしてとうとう溢れ出した。


「先生!!大変!」

職員室でくつろいでいた先生が班長の山並さんに呼ばれて急いで教室にやって来た。

「どうした沢村!沢村??」

先生の呼ぶ声が遠くに聞こえてもアタシは返事をしなかった。いや、出来なかった。


その後たぶん先生が送ってくれたのだろう。
気が付くとアタシは自分の部屋にいた。
そしてアタシの周りにはまた誰もいなくなった。



ホッとする空間はいつも一人。

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遠い遠い昔、眠りの国という国に2人のお姫様がいた。
一人は心の優しいお姫様。もう一人は残酷なお姫様。
2人が16になったある日、空中にこんな紙が舞った。
『眠りの国の姫の花婿候補を募集。我こそと思う者は満月の夜、城に集まれ』

眠りの国の国王は国王にしては変わり者だったので、年齢も身分も一切関係なく花婿候補を集った。
そのため、続々と男という男は下は3歳から上は83歳まで、またいろんな肌の色の男達が城を目指し、満月の夜には先が見えないほどだった。

「お姉さま、あれは隣国の王子様じゃないかしら?」
「そうね。あのお方もお見かけした事があるわ」
「まぁ、あそこにいるのは卑しき者よ。嫌だわ、お父様、あのような方まで御呼びになって」
「そのような事を言ってはいけないわ」
「お姉様はいつもそうね、まぁいいわ。それよりお父様がどうやって選別されるか知っています?」
「……」
「これはこっそり聞いた事なんですが、眠りの薬を使用するらしいですわ」
「お父様らしい余興ね」
「でしょ?でもそれだけだと面白くないので私―」
笑みを浮かべた姫は、この世で1番綺麗だった。



「皆のもの、よく集まってくれた。今日が約束の満月の夜。今から花婿を選別したいと思う。まず―」

国王は一人ひとりに眠りの小瓶を手渡した。
「今日これを全て飲み干し、夢に姫が出てきた者は明日城に参れ」

心の優しい姫は、そのほとんどが眠りからさめない毒薬だと知っていた。
残酷な姫が国王の目を盗んで毒を入れたのだ。
心の優しい姫は止める事ができなかった。なぜなら満月の朝、飲んだジュースため声が出せないでいたから……。
もちろん犯人はもう一人の姫君。


つづく
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昔むかしのその昔―
眠りの国があったとさ。
その国は仕事が「眠り」眠りは小分けに売られたり、長い眠りもある。
眠りが国民を幸せにしていた。
その眠りの国に2人の姫がいた。
容姿は似ていたが、一人は優しく一人は残酷だった。



つづく
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~呪縛~


幼い頃から一人が好きだったわけじゃない。
人一倍落ち着きのない子どもだったように思う。

近所の友達を集めては、当時はやっていた特撮ヒーローに変身し、晩御飯まで遊んでいた。

それは当時の写真を見ると、日焼けで真っ黒な事でもわかる。


物心つく前くらいだろうか、断片的にしか思い出せない。
母親が近所の人と井戸端会議中、つい口を挟んでしまった。

いつもは怒ることのない母が、その時口にした言葉



「大人の話を聞かないの!」



何かとてつもなく悪い事をしてしまったようで、そこからの罪悪感から今だ抜け出せないでいる。



大人の話を聞いたらいけない



人の話を聞いたらいけない



人の話は・・・


母親の言葉は暗示となり、アタシの頭を支配した。


それから今の私になるまでに時間はかかっていない。
誰が話をしていても、アタシの耳には届かなくなった。


「小夜ちゃんはいつも上の空やね」


友達ができても、いつの間にか一人になっていた。
クラスでも浮いた存在だったに違いない。


続く


***昨日から少しずつの更新です。続きものですが、短編(とも言いがたいんですがvv)で読めるようにしようかと思ってます・。***

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~ひとり~


アタシは人の話を聞く事が苦手で、幼い時から「小夜ちゃんはいつも上の空やな」と言われてきた。

なぜこんなにも人の話を聞けないのか、聞いてもすぐ忘れてしまうのか。


そんな事さえも疑問に思わないアタシがアタシだった。

必要がないと思ったし、それでも毎日は過ぎていた。アタシが人に話をする事がなかったからかもしれない。

休み時間も一人だったし、一人で何かをするのは不安さより心地よささえ感じていた。

誰の中にも入っていかないし、誰もアタシの中に入ってきてほしくない。

学校卒業して就職して…。


ずっとアタシは一人。


続く

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