Septemberの前に

どうしようもなく心が動く。
時がある。

ああ、今来たんだ。という不思議な時に、
心の中の何かが動く。


仲間と笑っていても、太陽の中音楽に漂ったあの日を思い出しても
海から上がって夢の様な夕陽を眺めた日を振り返っても
どこかで心ゆれてる。



それでも、自分に夢中な時だけは、
ふと、ゆれず、苦しくもなく。

例えばマイクの前。例えば文字の前、
例えば今目の前。
何かを追っている時はふと。

だから自分に夢中になっていよう。
かき消すように自分に夢中に。


そして、夢中になるなら、
眉間にしわを寄せてじゃなくて、
まるで歌うように笑って。

誰かに見えてる、
歌うような自分で。
きっとそれが素敵。


どうしようもなく動く心は、
夏が終わろうとしてるから？


違う。


夏は。
終わるんじゃなくて、次の季節に繋がるだけ。
何も終わらない。

私も繋がっていくんだし、
何よりも始まったばかり。

ゆれる心のこの動きをときめきに変えよう。
まるで歌うように。夢中になって。

ゆれながら我を忘れて進む、
新しい月がもうすぐ始まります。


♪音♪　「ゆれる feat.田我流 / EVISBEATS」

from『ひとつになる』