こちらは、萩往還を歩いている途中に参拝した天之御中主(あめのみなかぬし)神社。通称妙見さまです。
天之御中主神は、天地開闢の際に最初に高天原に出現したとされる神。
仏教の妙見菩薩と習合されて、御祭神として祀られて「妙見さま」と呼ばれることが多いんですよね。
天の中央に坐する天之御中主神と、天の中心・北極星を神格化した妙見菩薩が比定され、神仏習合によって、「妙見さま」と呼ばれる流れになるわけですね。
明治時代の神仏分離によって、「妙見菩薩」が表に出なくても、神社名として「妙見~」の呼び名は残っていますよね。
下の写真は、与三郎稲荷社です。
さらに、境内には車塚古墳があります。
6世紀半ばに築造されたとされる、前方後円墳です。
この神社は、萩往還沿いにあります。
萩往還は、江戸時代に参勤交代などのために整備された街道。
長門国の萩から周防国三田尻(現在の防府市)を結ぶ道です。大部分は、国道262号として残っているそうですよ。
防府天満宮から、妙見社まで歩いて引き返し、観光協会に立ち寄ってから富海へ向かったのですが、萩往還を歩いているときは、なんだか江戸時代にタイムスリップしたような気分になりました
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