こうやって言葉にすることがいかに難しい事なのか、うまく言えなかった部分はたくさんあると思います。
自分を整理する機会と思って、去年の出来事を書いてみました。
未だに九段会館からの説明や謝罪はありません。
新しい情報は、テレビから入手しています。
この現実も非常におかしいと思うのですが、もっとおかしいことはたくさんあります。
怪我をされた方には金銭的な解決を進め、遺族会はあの後すぐに国に返却。
「想定外の災害」
いや、東京では震度5だったんです。
震度5で天井が落ちるような施設が存在するんです。
これは九段会館に限った事ではありません。
町田市でも、駐車場の壁がはがれ落ち、2名の方がなくなりました。
千葉の方でも、液状化現象での被害を受けた方はたくさんいらっしゃいます。
「東日本大震災」と言われたら「東北3県」と言うのは、ちょっと待ってほしい。
昨日のテレビではほとんどが東北3県の話。
液状化現象で家を失った方はどうしてるんですか??
半壊か全壊の間で、傾いた家で暮らしている人達はどうしてるんですか?
それこそ、長野県の栄村はどうしてるんですか??
他に怪我された方や、亡くなられた方々はどうしてるんですか?
私は九段会館にいました。
どうして天井が落ちたんですか?
震度7に耐えられる耐震制度は口だけだったじゃないですか。
震度5で天井が壁が落ちるんです。
震度7の地震が来たら、大丈夫なんですか?
聞くところによると、東京都は九段会館の審査でOKを出してるんですよね?
その基準じゃ、まずいですよね?
言いたいことはたくさんあります。
しかしどこかで自分の無力さを納得してしまっている。
ただ、前に進まなくちゃいけない事もわかってる。
これをただの体験にしたくない。
必ず自分のものにして、忘れないでいたいと思います。