―――いなかった。
そこは、寂れた建物(無駄、恐ろしいほど無駄に広い)に4つの機械がこじんまりと置いてあるだけで
自分がさっき言っていた「輝き」等は何1つ感じられなかった
「・・・・・・ここですか?」
「ええ。どうですか!この部屋!!ファンシー&キュートで最高でしょう!!」
「そうですね。ちょっとしょb・・じゃなくて良いと思いますよ!!」
「・・・・・・まぁいいでしょう。」
そうい言い捨てるとTime'sさんはどこからか小さなホルンのような物を取り出し・・
「ぱぱぱぱっぱらー♪」
可愛い音ながら高らかに吹いた。 その音に気が付きピンクの円柱の形をした機械が近づいてくる
「あーーっ!!!やっぱり!その子、新入りですかぁ?!」
「そうですよ。「ネオミニ」シリーズの・・3男ですね。3男のミドリくん。」
「よっ!ミドリ!!あたしは「Dream catcher」!動くことと・・あと歌うことがめっちゃくちゃ好き!」
「Dreamさんはね、今のところ一番多く自分の持ち歌を持っているんだよ。」
「そーそー♪クラシックに・・有名なJPOPまで!まぁとにかくよろしくなっ★」
なんだか・・ちょっと強気なかんじだなw すると、Dreamさんの声に気付き他の3台もやってきた
その中には自分と同じネオミニの形をした機械が2台もいる。
「Dreamさん。この子、新入りかな?」
一番大きなピンク色の機械が問う。
「うん!ミドリくんだって」
「はじめましてミドリくん。私は「UFO CATCHER」いわゆる君たちの原型・・・ということになるのかな?ここには、2番目にやってきた。よろしくな。」
「はい・・よろしくお願いします!」
声的に怖そうだけど・・口調から、とても優しい人だとわかる。
「あっ、ここに来たのは、あたしが一番だぜ」
「はぁ・・・・・・」
ここの人達テンション高いなww
「はっじめましてー★ぼくは「ネオミニ」の二男!つまり君の1こ上のおにいちゃん、イエローくんです!おんなじ兄弟同士仲良くしようねー♪」
「よっ・・よろしく・・・・・・」
こんな人がお兄ちゃんか・・子供っぽいなあ
しかしさっきから痛い視線を感じる・・・・・・その発信源は
軸足部分は黒、その他は赤という奇妙なネオミニだった。
「はじめまして。ミドリです。えっと・・・・・・多分あなたは僕の兄d」
「こんなバカな奴が僕の弟だなんて。考えられませんね。」
「!!!!!!!!!!!!!」
なんて奴だ!初対面でこんな言い分・・・・・・
「あの・・・いくらなんでも酷いと思いm」
「レーッドちゃん♪どうしてミドリンにひどいこと言うのかなー?」
なんとイエロー兄ちゃんからどこからかナイフと斧が!!
「うわああああっ!!(汗 イエローやめなさい!優しくしますから!!」
「そう。それならいいけど★」
「~(汗 僕はネオミニシリーズの長男、レッドです。」
「・・・・・・よろしく・・(苦労人かもなこの人」
イエロー兄ちゃんの意外な一面を見てしまった・・・・・・「子供っぽい」なんて言わなくてよかったww
「ね?ミドリくん。みんな良い人ばかりでしょう?」
「は、はい!上手くやっていけそうな気がします!!」
「それはよかった。さぁ!皆さん!仕事の時間ですよー!位置についてください~」
「え?!ちょっと皆さん・・・・・・?!Time'sさん!位置って?!」
「あぁ説明を忘れていたよ。ここの機械たちは決まった時間立って「プライズゲーム」としての仕事をするんだ。
で、さっそくミドリくんにも働いてもらうんだけど・・・・・・その立ち位置はこっち。」
Time'sさんに連れて行かれた場所は・・・・・・
「あなたですか。」
レッド兄ちゃんの隣だった。
「精々、黙っててくださいね。口を一切開かないように」
「わかってるよ」
やっぱりこいつムカつくなぁ・・・・・・はっきり言うとうざったい
すると、入口から小さな子供と親らしき人物が入ってきた。あれが客か。
しかし、そのとたん、自分は動けなくなってしまった!!
「へっ?!何で?!?!?!」
「あたりまえですよ。Time'sさんから言われてませんでしたか?」
「そう・・か。ってか兄さん?!なんで考えたとこがわかるんだよ!」
「あなたはそんな事も知らないんですか?動けないときは声を出さずに会話できるんですよ」
「ふーん、でも自分は来たばかりだからそんな事知らないんだよ(怒」
「っ・・・・・・とにかく!あなたはおバカさんなんです!僕たちを見て少し学習しなさい!!」
あー!嫌な奴!!
すると、ミドリの前に小さな女の子がやって来て金を入れた。
「わっ!どうすればいいんだよ?!」
「あの少女が押すボタンの通りにクレーンを動かせばいいんです!」
「えーっと・・・こうか?」
そして少女はもう一度ボタンを押した。なんだかその子の顔はとても緊張しているようだった。
そしてアームを降ろすと・・・・・・
「ん?」 アームに違和感が、なんと!商品を掴んだようだ!!!
「わぁ~!ママ!プリティーランちゃんのポーチとったー!!」
「まぁ、由美ちゃんよかったわねv」
少女がお母さんに報告する時の笑顔。
それはとても輝いていて・・・・・・さっき自分が思ってた「輝き」って
あったじゃないか。
「なんか自分まで嬉しくなっっちゃうな。この笑顔。この仕事いいかもv」
「いいのは当たり前ですよ。だからこうして皆立ってるんですよ。少し頭使いなさい」
ーーー(怒!!
せっかくいい気分になったのに。こいつのせいで台無しだ!!
Time'sさんもどうしてこいつの隣にしたんだよ!!!!
何時間か経過してるがさっきの少女以来誰も自分たちネオミニのプライズを取ろうとする人が来ない。
あーあ・・・・・・暇だな。
―――すると自分の要望を聞いてくれたかと思う位すぐに少年のグループがやってきて・・・
その子達は兄ちゃんの方に金を入れた。ちぇっ。
「つかよー、このゲームセンター場所無駄に広く使ってね?」
「あー確かに。こんなスペースあんだからさ、インベーダーゲームとか置こうぜ!!」
「ハハハ(爆)」
なんだよこいつら!!クレーマーかよ!(自分も同じこと考えたけど)
「なぁ兄ちゃん、こいつらムカつくよな」
「・・・よく来ますよ、こんなの。平気です」
そんな事を言った兄ちゃんだけど本当は絶対にムカついてると思う。
声のトーンだってかなり落ちてるし。さっき「仕事は楽しい」って言ったしさ。うーん・・・・・・
「くそっ!!」
兄ちゃんの心の現れか先ほどの少年は商品を落としたようだ。
「もー!なんだよことクソクレーンゲーム!!ママのお小遣いこれで最後なのに!こんなクレーンゲーム壊れちゃえ!!」
バン!!
なんとその少年は取れなかった事にムカついて兄ちゃんを蹴った!
「!!!!!!!!」
兄ちゃんがすごく辛そうに耐える声が聞こえる・・・・・・
いくらなんでも可哀そうだ。
って・・・・・・そうだ!!!!
~つづく~