サハリン1・支那・北朝鮮

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サハリン1の日本向けガス600万トン、中国が獲得

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061021i201.htm

(読売)

日本は中国側の攻勢に有力な対案を示せず、

年間輸入量の1割に相当する天然ガスを譲り渡す格好となった。


↑少しミスリードの様に思う。

建前は別にして投資=供給ではなくて利権の確保です。

計画当初と現在では少し状況が変わっていて

妥協してまで供給量を確保するメリットが無かったと言う方が正しい。

油田権益確保、政府がイラク石油相招請し働きかけへ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061021i105.htm?from=main1

(読売)

これも少しミスリードだと思うんですが

上のサハリン1にからんで取材したときに現状の確認を取材しただけで

サハリンプロジェクトとはリンケージしていない説明だったはず。

でも時系列で報道経緯を見ると変に取られる。


元々自衛隊派遣したり、ポチと言われてまで米追従的だったのは何故?

すでに以前から政府間交渉は始まっているでしょう?

急に交渉開始したように報じるのは意味があるのでしょうか。


露大統領、「サハリン2」投資額の大幅増を批判

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061021it03.htm

(読売)

北朝鮮、核再実験明言せず…中国政府が日本に説明

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061021i101.htm

(読売)


前にも書きましたがロシアと言うのは資源を経済兵器と考えている・・と思います。

それと国内インフラと負の遺産の整理。


資源輸出でのルーブルインフレをドル投資で調整しようとしているのは

あくまでひとつの手段で、「資源兵器」が強固になればルーブルコントロールは

どうとでもなると考えているように思います。


負の遺産というのはソビエト崩壊後極端に低下した国力の元で交わされた

サハリンプロジェクトのような「目前にぶら下げられた一時の麻薬」に

釣られて交わした「ロシア言うところの」不均衡契約のようなもの等です。


プーチンを一般的な西側視点で見ると期待を裏切られます。

稼いだ金は国際的な金融理論を一旦無視してでも

国内に向けられているのは確かだと思います。


旧ソ時代から引きずっている社会保障の歪さの是正から

通信網や交通インフラ、電力等の国内用途の設備整理、

旧式化した国内の発電設備や公共施設の近代化。

これらに執念を持っている・・・ところがあるんです。

サハリンプロジェクトなんかは潔癖愛国者のプーチンイズムにとっては

放置はできない。


サハリン1の果実収受についてはもともとサハリン2のごたごたが無くても

わが国があてにしていたものではありません。

供給コストなどサハリン2で考えられていた基準とはまったく違います。


ソビエト崩壊において中国は国境隣接衛星国問題で

上海ファイブとかコミュを主導するわけですが

資源問題に直結するのでSCOみたいな連合にうまく発展します。

「ユーラシアの資源はユーラシアで」

メジャーとか米とかに影響されない資源シンジケートを目指します。

日本はどうとでも料理できると思われていましたが

対米追従で地政学的な柵と実際の権益との間でイニシアチブが

少しわが国にも発生しました。


で、ごたごた・・・中露はある意味慌てているわけです。

北の核問題はそんな背景もあるので複雑です。


そんな中での、中川(昭)さんと麻生さんの「核武装」匂わす作戦。


一番慌てているのは中国です。

私は日中会談で中国が釘を刺すも「ニコニコ笑顔」で対応した麻生さんに

はっきり言って感動しました。


唐家センの訪朝はそんな中で中国の焦りが見えます。


日米はかなり冷めた目で訪朝結果を見ていると思います。

こんな事も漏れてくるわけです。

http://ameblo.jp/disclo/entry-10018640907.html



この北核問題は

・中露の資源戦略

・米の国防ビジョン

・北方領土問題

・米のMD演習


が絡んでいることは忘れてはいけないと思います。

それとわが国の国益。

もちろん拉致問題。


わが国の資源ターゲットは

「極東」から

「極東とイラク関連」にシフトしています。



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