黄道十二星座(おひつじ座)
こんばんは。
さて、今日から『黄道十二星座』を順を追って説明していきたいと思います。
まず最初は『おひつじ座』からです。
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『おひつじ座(牡羊座、Aries)』は『黄道十二星座』のひとつで、秋から冬に掛けての星座です。
又、『トレミーの48星座』のうちの一つに数えられます。
『誕生星座』で表すと、3/21~4/19 生まれの人が『おひつじ座』に当てはまりますね。
ここでみなさん疑問に思われる事があると思います。
秋から冬にかけての星座なのに、『誕生星座』の期間だと『3/21~4/19』っておかしい
と思いませんか?
これ、実はおかしくないんですよ。
皆さんの誕生日は12星座のどれかに含まれています。
これは『誕生星座』というものですが、これは太陽が1年をかけて星星の間を通る道筋
『黄道』に沿って並んだ12の星座の事を指します。
※この『黄道』には『おひつじ座』『おうし座』『ふたご座』・・・といった具合に
動物の名前が付いたものが多いので『十二獣帯』とも呼ばれています。
『黄道十二星座』は、季節により見えたり見えなかったりする訳ですが、基本的に、
夏に見えない星は冬、冬に見えない星は夏に見る事が出来ます。
しかし、ただ見えないだけでちゃんと空には瞬いているんですよ!
要は、昼間だから見えない、だけなんですね。
詳しく説明しますと、『誕生星座』というのはその人が生まれた時期に
『太陽の位置に存在している星座』だったからです。
つまりは、昼間の星座となるわけです。
※現在では『誕生星座』と太陽の位置の関係が崩れていて、若干の
ズレが生じてきています。
『十二獣帯』の各星座がいつ頃見えるのか、季節毎にざっと3つずつに区切って
みると以下のようになります。
春 『しし座』・『おとめ座』・『てんびん座』
夏 『さそり座』・『いて座』・『やぎ座』
秋 『みずがめ座』・『うお座』『おひつじ座』
冬 『おうし座』・『ふたご座』・『かに座』
皆さんの『誕生星座』と見える時期・・・まったく違いますね!
『誕生星座』といわれるものは、以上のように『誕生日』前後の夜に見ることは
できません。
夜に見えるようになるのは誕生日から3ヶ月くらい後で、夕方に東の空から上ってきます。
さて、少し脱線してしまったので本題に戻りましょう。
『おひつじ座』の主な星は、『α星ハマル(2等星)』 と『β星シェラタン(3等星)』となります。
↓クリックで拡大できます。
他の星はこれらより暗く、固有名のついている星としましては、
『γ星メサルティム』と『δ星ボテイン』があります。
この星座に向かって西側(明るい方)の『α星-β星-γ星』でできる鉤型は、
『古代バビロニア』では『農夫座』と呼ばれていました。
※詳しく言うと麦播きの農繁期に雇われる日雇い農夫の星座でした。
・・・・・こんなに細かい事まで決まっているんですね(;^_^A
最後に『おひつじ座』にまつわる神話について説明したいと思います。
ギリシアの神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然、『怪物テュポン』が
現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げたといいます。
『大神ゼウス』は羊になって逃げ、その姿が『大神ゼウス』自身によって星座とされた
という話が残っています。
又、別のギリシア神話によると、『ボイオティア王アタマス』の息子『プリクソス』と
双子の妹『ヘレー』が、継母『イノー』の悪巧みによって生贄にされそうになったときに、
二人を救う為に『ゼウス』が遣わし、二人を乗せて逃げた金の皮を持つ羊だといいます。
残念ながら、妹の『ヘレー』は逃げる途中羊から落ち、海でおぼれて亡くなって
しまいました。
兄の『プリクソス』は逃亡先の『コルキス』でこの羊を生贄に捧げ、皮を当地の王、
『アイエーテース』に贈ったとされます。
※現代の観点からすると恩知らずな行為ですが、古代において、神の遣わした
獣は生贄として神に返す風習だった為です。
この羊の皮を手に入れるための冒険が『アルゴー号(アルゴ座)』の冒険、
『アルゴナウタイ神話』となります。
先日お話した『アルゴ座』とも間接的ではありますが、関連性があるんですね。
今日はここまで!
次回をお楽しみに!
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又、『トレミーの48星座』のうちの一つに数えられます。
『誕生星座』で表すと、3/21~4/19 生まれの人が『おひつじ座』に当てはまりますね。
ここでみなさん疑問に思われる事があると思います。
秋から冬にかけての星座なのに、『誕生星座』の期間だと『3/21~4/19』っておかしい
と思いませんか?
これ、実はおかしくないんですよ。
皆さんの誕生日は12星座のどれかに含まれています。
これは『誕生星座』というものですが、これは太陽が1年をかけて星星の間を通る道筋
『黄道』に沿って並んだ12の星座の事を指します。
※この『黄道』には『おひつじ座』『おうし座』『ふたご座』・・・といった具合に
動物の名前が付いたものが多いので『十二獣帯』とも呼ばれています。
『黄道十二星座』は、季節により見えたり見えなかったりする訳ですが、基本的に、
夏に見えない星は冬、冬に見えない星は夏に見る事が出来ます。
しかし、ただ見えないだけでちゃんと空には瞬いているんですよ!
要は、昼間だから見えない、だけなんですね。
詳しく説明しますと、『誕生星座』というのはその人が生まれた時期に
『太陽の位置に存在している星座』だったからです。
つまりは、昼間の星座となるわけです。
※現在では『誕生星座』と太陽の位置の関係が崩れていて、若干の
ズレが生じてきています。
『十二獣帯』の各星座がいつ頃見えるのか、季節毎にざっと3つずつに区切って
みると以下のようになります。
春 『しし座』・『おとめ座』・『てんびん座』
夏 『さそり座』・『いて座』・『やぎ座』
秋 『みずがめ座』・『うお座』『おひつじ座』
冬 『おうし座』・『ふたご座』・『かに座』
皆さんの『誕生星座』と見える時期・・・まったく違いますね!
『誕生星座』といわれるものは、以上のように『誕生日』前後の夜に見ることは
できません。
夜に見えるようになるのは誕生日から3ヶ月くらい後で、夕方に東の空から上ってきます。
さて、少し脱線してしまったので本題に戻りましょう。
『おひつじ座』の主な星は、『α星ハマル(2等星)』 と『β星シェラタン(3等星)』となります。
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他の星はこれらより暗く、固有名のついている星としましては、
『γ星メサルティム』と『δ星ボテイン』があります。
この星座に向かって西側(明るい方)の『α星-β星-γ星』でできる鉤型は、
『古代バビロニア』では『農夫座』と呼ばれていました。
※詳しく言うと麦播きの農繁期に雇われる日雇い農夫の星座でした。
・・・・・こんなに細かい事まで決まっているんですね(;^_^A
最後に『おひつじ座』にまつわる神話について説明したいと思います。
ギリシアの神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然、『怪物テュポン』が
現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げたといいます。
『大神ゼウス』は羊になって逃げ、その姿が『大神ゼウス』自身によって星座とされた
という話が残っています。
又、別のギリシア神話によると、『ボイオティア王アタマス』の息子『プリクソス』と
双子の妹『ヘレー』が、継母『イノー』の悪巧みによって生贄にされそうになったときに、
二人を救う為に『ゼウス』が遣わし、二人を乗せて逃げた金の皮を持つ羊だといいます。
残念ながら、妹の『ヘレー』は逃げる途中羊から落ち、海でおぼれて亡くなって
しまいました。
兄の『プリクソス』は逃亡先の『コルキス』でこの羊を生贄に捧げ、皮を当地の王、
『アイエーテース』に贈ったとされます。
※現代の観点からすると恩知らずな行為ですが、古代において、神の遣わした
獣は生贄として神に返す風習だった為です。
この羊の皮を手に入れるための冒険が『アルゴー号(アルゴ座)』の冒険、
『アルゴナウタイ神話』となります。
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