田村ゆかり Love Live 2008 Chelsea Girl@日本武道館
テーマ:ゆかり王国 03.22に開花した千鳥ヶ淵の桜が綺麗で、まさに武道館の中も外もピンク一色という『ゆかり日和』(重複を許して同じネタを使う)。家から会場まで近いので車で余裕の道程。昨年のSweet Milky Wayツアーのことを考えれば楽なのですが、その分遠征先で食事をするなどの楽しみが無いのが物足りないところでもあります。
先述通り管理人は午前中はお仕事だったので早朝の待機列をバトンタッチして物販に張り付いてくださったまちばりあかね
氏と合流して国歌CDを受け取るなど体制を整えてから出撃しました。
限定Tシャツや『mon cheri』のCDなど買い落し無しで行けましたが、正直チケット代の数倍したわけで、公演単体だと赤字だがグッズなどで赤字を補填する戦略にまんまと踊らされておりますというか大増税か(笑)。
改めて出撃して17時頃に再度会場入り。余ったチケットを放出しつつ入場を目指したのですが、到着時には朝とは打って変わって結構な人手になっておりました。これまでで最大規模であったパシフィコ横浜や東京国際フォーラムと比較しても大きな箱だけに非常な人だかりといった按配。
先ずは簡単にセットリストから載せておきますが、その後ろにレポート本文(長い)があります。
01.チェルシーガール
02.惑星のランデブー
03.Fortune of Love
(MC1)
04.片思いルーレット
05.デイジーブルー
06.Lovely Magic
07.恋は波のように
08.上弦の月
(MC2)
09.未来パラソル
10.Petite Lumiere
11.星空のSpica
(MC3)
12.Beautiful Amulet
13.Sand Mark
14.Swing Heart
15.mon cheri
16.お気に召すまま
17.童話迷宮
(MC4~めろーん~)
18.めろーんのテーマ~ゆかり王国国歌~
19.candy smile
20.恋せよ女の子
21.Happy Life
22.Little Wish~first step~
(encore)
23.Baby's Breath
(MC5)
24.恋するラズベリー
25.fancy baby doll
(以下本文)
アリーナは翼を広げた鳥のようにステージが広がり、首と頭に当たる花道ステージがアリーナ中央まで伸びておりました。中央と左右にスクリーンがつり下げられており遠方席への視界を確保しています。カメラは固定カメラ数台にクレーンカメラ2台と機材多数。恐らくハイビジョンカメラが投入されており、撮った映像をスクリーンに投射する仕組み。
17:50、諸注意に混じって「サイリウムを持って腕を振り上げるなどの行為は大変危険です」というお定まりの一節が流れるのが常になりました。
18:00 再度場内アナウンスがありますが、この頃にはアリーナ・スタンド共にほぼフルハウスの入りに。東西ギリギリの見切れ席まで発売しているのがよく分かります。
18:07 照明が暗転し旗(ゆかり王国国旗かMellow Pretyの旗でしょうか)を持ったマーチングバンドが袖から入場してきてオープニングテーマを演奏します。それに合わせて画面に"Are You Ready?" "YEAH!"と煽る文字が4回出て公演開始。
姫は白地の衣装に紫の飾り付けのついた衣装で登場。
01.チェルシーガール
注目の第一曲目はライブ表題曲である『チェルシーガール』の投入でしたが、正直この起用は読み通りでした。
02.惑星のランデブー
そろそろ落ちるかも、との懸念を払拭する健在ぶりですが、いきなりの2連続飛び曲。
03.Fortune of Love
『花降り月夜と恋曜日。』のラストを締めくくる『FoL』→『Eternity』の流れを大事にしているのですが、『FoL』がライブで歌われるのは数年ぶりでしょうか。結構口上とかすらすら出てくるものです。
(MC1)
「こんばんはー、田村ゆかりです。凄いね、凄い人の数ですね、ということで座ってください」、「ハーイ」 姫からの呼び掛けに対しては「ハーイ」と答えるのはfancy baby dollツアーで確立された様式ですが、これだけの大人数になっても続いているのは素晴らしいかぎり。
「ということで、…どうしよう、『ライブハウス武道館へようこそ』!? 恥ずかしい、武道館でライブやるって決まってからいろんな人のDVDを見た。皆必ず『武道館!』って言うの。ゆかりが見たのはポルノグラフィティとかで、良い所で感極まって『武道館』って言ってるんだけど、どこで言えばいいか分からない。今? 今ここで言うのかっこ悪い。バレバレじゃん?」 流石に他の人の公演の有様を見て自分なりにイメージトレーニングをしたのでしょうね。
「ゆかりは17歳だけど同世代の32歳くらいの人達が、武道館ならBOOWYだから『ライブハウス武道館へようこそ』と言うと格好良いよ」って教えてくれたそう。姫の口からBOOWYとか出ると新鮮であります。
「ゲーマーズ武道館へようこそ? 店舗じゃないし…。いつか言ったら笑わない? 絶対笑うもん。皆ゆかりのことを笑いに来たんでしょ。どっかで言うかもしれないし、言ったら『大爆笑』で、じゃなかった生温かい目で見守って下さい。」
意外と短く済ませて歌へ。
早着替えでピンクのワンピースへ衣装チェンジ。
04.片思いルーレット
ここからは少しゆっくりめの曲が続きます。
05.デイジーブルー
ちらほらと青いサイリュウムを点灯させている方々が。準備がよいですね。
06.Lovely Magic
久々に典型的なゆかり曲である同曲を聞けたのは嬉しいのですが、サビでの振り付け(腕を振り降ろすようにしてクルっと回す)が変わってしまっていて違和感がありました。
姫は一旦退場し、『Lovely Magic』のアレンジバージョンに乗って桃色男爵・桃色メイツ・桃猫団のプロフィールが映し出されますが「好きなモビルスーツ:ドム/ギャン/リックドム/ジオング」や「好きな戦国武将:関羽/オスカル/谷隼人さま/浅野内匠頭/吉宗(まつだいらけん)/前田利家」、「本名:くすんでない/くすんだ」など小ネタが多数盛り込まれており笑いが漏れておりました。
姫は水色と白のロングドレスをまとって舞台右から登場。張り出しているので一階東にほど近いところです。
07.恋は波のように
袖から中央にゆっくり戻ってくる途中で裾が照明に引っかかってしまったため歌詞が飛んでしまうというトラブルが。
08.上弦の月
張り出した花道に出て歌いますが、中央部のエレベーターが姫を乗せたまま7mの高さまでせり上がり、それに乗って歌い続けます。丁度二階席と同じ高さなので、なるべく後方上方支援席にもサービスしようという姫の精神の現れでありましょう。もっとも、噴出したドライアイスがアリーナEFブロックを直撃していた気が…。
(MC2)
「高いところから失礼します」と全く身じろぎせず首だけ動かして見渡しつつ切り出す姫。
「このままお話ししてもよいのですが、7mの高さがあるので動くと揺れますので、下ろしたいと思います」とゆっくり下がりますが、オペレーターに対して「ダウン、ストップ、アップ、ダウン~」と色々指示を出して遊んでみせます。二階席に対しては「さようなら~」と手を振りつつ、アリーナへは「ハイハーイ、ゆかりんですよ~」と挨拶。この辺りの細かなせりふ回しは本当にツボを突きます。
「がんばってー」の声に「頑張ってるっつーの」と混ぜっ返しつつ「真中にいるからここで質問してみたいとおもいます。恒例の『遠くから来た人?』、『いつも台湾から来てくれる人?』」 UOで存在をアピールしていましたが、管理人も去年の福岡公演ですぐ近くになった覚えが。「福岡から来た人? 地味にいるね~、うれしかー」 「女の子? いっぱいいるね。(ピンク、黄色、青色のお揃いの三人組を見つけて)信号ってその色並びであってる? 女の子がうるっとしているのが見えてゆかりもうるっとしてしまいました。32歳にもなると涙もろいんです…。間違ったー! 17歳だったー!」
「男の子? いつもと違った聞き方をしよう、おっさん? いっぱいおるなぁ。ここに居るおっさんどもは会社をどうやって潜り抜けて来たの?」 会場からあれこれ返答が上がりますが「全然聞こえない、うっさい! もう!」と怒ってみせます。「社会人がいるなら学生さんは?」 管理人は社会人院生なので学生でも手を挙げる資格があるのかな。
「間違って東京ドーム行った人? 黒い人がいっぱいいた? こっちはピンクの人がいっぱい、どっちもどっちだね」 03.28-30はX JAPANの復活ライブが行われていることを踏まえてのMCでしたが、場内で『Xジャンプ』をしている人の姿が見られました。管理人も最終日は行く予定です。
「毎回質問しているけど、『笑っていいとも』みたいに一人だけ(該当)って思いつかないな」
そして「それでは座ってください」と着席させた後「この歌は初めてライブで歌います」と紹介。
09.未来パラソル
PS2版の『極上生徒会』のEDですが、隠れた名曲として推す声の高かった曲であります。管理人もPS2をPCにつないで録音したりサントラCDを購入したものです。
姫は一旦退場しダンサーさんの踊りでつなぎますが、この辺りからダンスパート。
10.Petite Lumiere
再登場した衣装は赤と黒のシックな衣裳だったのですが、スリットから覗く白いおみ足との対比が非常に艶めかしかったですね。contrastの勝利。
11.星空のSpica
みっしーの約束通り特殊効果にお金をかけるかどうかが注目されましたが、『Fu!』とコールが入るところで舞台上の発火装置からオレンジ色の炎が噴きあがるという演出がなされました。丁度客席のUOと色目が似ているのでよく映えました。
(MC3)
歌い終わってまず一言は「恥ずかしいけん、あんま見らんとって」という福岡弁での恥じらいの言葉。管理人のルーツは宮崎なのですがやはり地元言葉はよいものです。
「『星空のSpica』聞いていただきました。今日ね桜咲いているでしょ、お花見した人? フーン。ゆかりはねまだ見てないですね。テンション下がるわ~、ウソ。ゆかりね今日ここでライブじゃないすか? 昨日はお休みだったんですよ。『大事をとってください』の日だったんですよ。ネイルサロンで爪をやってもらったりちょっと肌寒かったのに足の爪を塗るためにサンダルで行ったら、すごい一人で春を先取りしている人みたいになってすごい振り返られた。ロリィタの時は『ハイジがいる』みたいな視線なんだけど、昨日は『あの人ハリキッてるな』みたいな視線を浴びて恥ずかしかった~」 03.27の木曜日は日中は暖かかったので管理人もライブに向けて美容院に行ったりしましたが、そういえばモエシャンでも『モンハン』の話になりました。
「『モンスターハンターポータブル』の発売日だったでしょ? 一回お店の前を通り過ぎて、でも戻ってゲームと攻略本を買った。辞書みたいなのとビギナー用みたいなのと二種類出ていて、レジに並んでいる人がどっちを買う人が多いか見ていたら(ゆかりと同じで)辞書みたいなのを持っている人が多くて『勝ち組だ』と思ってた。本当は列でゆかりの後ろに並んでいる人に『どっちがいいですか?』と聞こうと思ってガン見してたんだけど、後ろの人ゆかりのことスッゴイ無視する。」 わざわざ行列ができそうな量販店とかで購入したんでしょうかね。「でも恋とか生まれるかもしれない、『一緒に狩りをしませんか』とか、そしたらそしたで恥ずかしいじゃん。家帰って辞書見て『村クエ星6つかぁ、1つからやってくれないかなぁ』って思ったけど、モンハンやらない人分からないよね、昨日買った人?」 管理人は全くプレイしたことがないものの、何となくトークの内容は推察は出来ましたが…。
「上手なハンターの人がいる中でゆかりがモンハンが好きというだけでコンプティークの取材を受けてカプコンまで行きました。『もしかしたら(早くくれるかも)』と下心を持って行ったら『開発中なのでソフトが無いです』って言われた。マネージャーの津田さんに『貰えるかな?』と言ってたんだけど。」 普通は取材をお願いしたら担当者の方から現物が出来たら送付してくるのが筋でしょうね。
「で、昨日津田さんから『モンハン買った?』ってメールが来て、『か、買った…』と返事を送ったら返事が来なくなった。モンハン来たっぽいよね?どうしよう、二個も要らないよ~、(頂戴!の声に)あげないよ~、そうだ弟にあげればいいんだ!」 そういえば今回は御両親、弟さん、お祖母さん達は姫の晴れ姿を見に来ていたんでしょうかね。
「ゆかりの功績で事務所に来たわけだから欲しいなぁ。あ、でも今津田さんいないんだよね。(裏方スタッフに向かって)津田さんに『返して』って言っておいて下さい」 半年くらい前からマネージャーが津田さんから瀬戸さんに代わっていますが、今日は武道館には来ていなかったんでしょうか。
しかしモンハンは仲間内で協力プレイするのが楽しいと聞きますが、ちょっと声を潜めて「皆は一人プレイ? 一人ごっこ? 一人遊び? ゆかりは『一人上手』です」と成人向けのネタをさらっと混ぜてくるあたりは侮れません。そういえばSweet Milky Wayの神戸公演
でも似たようなネタ振りをしていましたっけ。
「早く帰ってモンハンやりたい…(エー)、嘘だよ、本気じゃないよ。皆の顔が○○に見えたりしてないよ。焦ったりしてないよ」 割と短く切り上げて歌へ。
12.Beautiful Amulet
しばらくはダンスパート兼新アルバムソーンが続きます。
13.Sand Mark
珍しくマイクスタンドをセットして歌ったのですが、『きらら時間旅行』のPVを思い出させる風景でした。
一旦姫は退場し、バンド演奏でつなぎます。
ピンクのふりふりに白いエプロン、ヘッドセットという「分かりやすい」恰好で左手の袖から再登場。
14.Swing Heart
バトンをもって踊りますが、ヘッドセットの時は両手が使えるのでマイクを持っている時にはNGな小道具が映えます。
15.mon cheri
管理人個人としてはCD化されたシンセてんこ盛りの原曲よりもライブバージョンの方が好み。
16.お気に召すまま
カフェ店員・お客に扮したダンサーさん十数人が登場し、メイド姿の姫がそれを捌いていくというミュージカル仕立ての振り付けでした。『銀盤カレイドスコープ』(小説・アニメ)の中にも主人公がカフェのメイドの格好をし忙しい店内を切り盛りしていくというコンセプトで演技をする、という一場面が出てきますが、それと被っているなぁと思いながら見ておりました。
歌い終わった後はミニ・イリュージョンコーナー。大きな布をかぶせられた姫が消えてしまいます(ステージの下にエレベーターで降りる)。次に、天井から下がってきた大きな袋の中に仮面をつけたダンサーさんが三人吸い込まれて行き、火薬の破裂とともにダンサーさんが消えて姫が登場するという仕組み。
17.童話迷宮
KONAMIレーベルの曲は消えるかなと思いましたが、『Princess Rose』でなく『童話迷宮』が残ったのは意外でした。
(MC4~めろーん~)
ステッキを持って登場したら、めろーんコーナーの始まりです。「ここに当初の予定では煙とか鳩とかが出るようにしてもらうはずでしたが、『無理です』と言われてしまっためろめろステッキです。このステッキを『えいっ』とやられると、あーら不思議ゆかりにメロメロになってしまいます。」 最早説明不要な気もしますが2004年のさまぁらいぶから始まったのでそろそろ丸四年になりますね。
「それでは試してみたいのですが、暇そうな人が意外と居ませんねぇ」と言いつつバンドメンバーに対して順々に発動させていきます。ドラムのサムの番ではきちんとライトアップされる(Sweet Milky Wayから続くネタ)辺り、スタッフにも「分かっている」方がいますね。初見の人への説明も兼ねていますが、今回は無関係な場内スタッフを巻き込む真似はせず。
「皆の番ですが、ゆかりがステッキを持ってめろーんとやったら、いつ何どき何をしていてもめろーんとなって下さいね。それではラジオ体操第一! ちゃんちゃんちゃちゃららら、ちゃんちゃんちゃちゃららら、めろーん! Happy! Chelsea! めろーん!」 武道館が発表された時から7-8000人を相手にしためろーんコーナーの映像を想像してワクワクしたのですが、姫もかなり楽しそうにやっておりました。
「アリーナ! めろーん、めろーん、めろーん! Happy! Chelsea! めろーん!」であっさり終了。「一階席は暗黒の関係者席(スタンド一階南)を挟んでいますが勿論やってもらいますよ」 関係者も親戚や事務所つながりの声優さんといった方からお偉いさんまでいるはずですね。続いては二階席で「二階落ちないでね! 開演前に二階西W U-12に行ってみたけど物凄い高いね。じゃあ二階西W U-12 めろーん!」と単独に対して発動させますが、どうやら発売席ではなかったようで「居ません!」という返事が。見事なまでの外しっぷりに思わずステージ上でorzとなってしまう姫ですが、「もう一回」コールを拾ってもう一度「二階西W U-12 めろーん!」→「居ません!」→orzという同じパターンを繰り返して見せます。所謂繰り返しのギャグですが、微妙に滑りかけた空気を瞬時に笑いに変える臨機応変さは見事です。
「がっかりしちゃったから二階はもういいです」(エー)と言いつつ、二階の東、東~南に対して何度もめろーんを発動させます。二階西Wの辺りから催促する声が上がると、ちょっと科を作って「へへへ、めろーんってされたいわけ? あんた等あたいにめろめろにされたいの? しょうがないなぁ…放置プレイ!」と更にお預けを食わせます。たまらず「ゆかりん!」コールが沸き起こり、「あそこにもめろーんやってたら時間がかかるでしょ」と言いつつも漸く二階西Wに対して「めろーん、めろーん、めろーん、め!」と寸止めろーんを抜き放ちます。結構止めている時間が長かったため身じろぎする人がいたのか「オイ、誰が動いていいっつった!」と恫喝(笑)しつつ、「ろーん」で解除。
「はいはい、めろーん終了です」で戻ろうとしますが、この寸止めろーんが「遊べる一品」であるのは昨夏のツアーで実証済み。アリーナ・一階席・二階席全体に対して「め、め、め、め、め、め、め…」と発動させて数千人がお手上げで静止した状態に。ステッキで肩をたたいてくつろいだ風を装いつつ、今度は「ろ、ろ、ろ、ろ、ろ、ろ、ろ…」をやはり満遍なく発動。しかし、ちょっとずつ仰け反って停止する客席の練度の高さも半端じゃありません。姫はイヤモニをいじるふりをしつつ、両手を挙げて仰け反って固まっている数千人に対して「皆、何してるの?」(エー)と弄びつつ「ろ~~ん」で解除。この時画面には発動させる姫の姿とちょっと仰け反っては止まる客席の模様とが交互に映し出されていたのですが、是非映像化する際には客席全体の様子などを見てみたいものです。
「いやー、自由自在だな。なんつーか楽しいよ(拍手)。分かってますけど、いい国民だ!」と最大級の賛辞といってもよいでしょう。武道館公演が決まった時からあの規模でめろーんをやったらどういう映像になるだろう、と楽しみにしていたのですが、他に類を見ない絵面になることは間違いないでしょうねぇ。
ここで鐘の音が鳴り響き「12時の鐘が鳴ってしまった、お城に帰らないと行けないわ」という台詞を残して姫は退場します。「お城」という言葉から連想される通り、ここからは『ゆかり王国国歌』のコーナーなのでダンサーさんが登場し、簡単な振り付けを客席に施していきます。そして準備が整うと「資本主義の豚野郎共、にしおかすみこだよ。ゆかり姫のおなーりー、ひざまづけ」という声(姫の物真似ではなく本人の声に聞こえましたが…)と共にゆかり姫が登場します。
18.めろーんのテーマ~ゆかり王国国歌~
歌詞が特殊かつかなり変調の歌なので、きちんと予習をしておかないとついて行くのは難しい歌なのではあります。CD発売が当日でしたしラジオで二回しか流れていないのでコールの浸透度という意味では「今後の成長に期待」といったところでしょうか。
管理人は録音されたデータを切り出してループさせていたので、大体の歌詞やコールの種類、警報を入れるタイミング(2番のAメロが短いのでちょっと難しい)まで体に覚えさせていましたが、まあ名前被せPPPHに入る前の指標という本来の役割は果たせたでしょうかね。
歌い終わった後は再び退場し、「大人風」の姫の声で煽りを入れつつバンドメンバー紹介。同時に裏では「みんな大好きゾーン」へ向けてのお着換えの真っ最中だったのでしょう。
19.candy smile
キャンスマの起用は根強いですが、FCイベントで姫自身が口ずさみながらコールを入れたりしていたので、結構気に入っている一曲なのでしょう。
20.恋せよ女の子
パペットも新色(薄紅色で結構良い色合いです)が発売されましたし、鉄板で起用される一曲。FCイベントのセンター試験解答にもあった「まさかの『恋せよ女の子』落選で、お通夜状態の武道館パペット控室」という絵面にならず、パペット達もさぞかしほっとしたことでしょう。
21.Happy Life
紅銀色のテープ射出の特効が入り、これでみんな大好きゾーンは終了かと思いましたが。
22.Little Wish~first step~
「次の曲が最後の曲です」と共にメカリルが投入。事前にencoreの締めにメカリルを持ってくると踏んでいましたが、ニアピン賞。
管理人は間奏の「ゆかり!16連打」しかコールを入れないのですが、まぁ凄絶な飛び曲になってしまいました(誉)。もっとも黄色のサイリウムを点灯させている人がそれなりに見受けられたのは残念。Sweet Milky Wayツアーではほとんど一掃されていたのですが、やはり一見さんが多かったせいか「Little Wishでは黄色を振る」と思ってしまった方がいらしたのかな。それだけCutie Cutie Concertでの『月の雫プロジェクト』のインパクトが大きかったことの証左でもあります。
歌い終わって「どうもありがとう」と手を振りつつ袖に消えていきます。この時点で20:50。
(encore)
「アンコール」のコールを合わせるためか、画面に手をたたくウサギの映像が流されていましたが、予定調和のアンコールを果たして本当にアンコールと称してよいかはやや疑問が残ります。姫はピンクのTシャツに白いふわふわのスカートといういつもと同じアンコール用衣装で登場。
23.Baby's Breath
Sweet Milky Wayツアーではセットリストから外れてしまったベビブレですが、必ず復活する、そしてアンコールの一曲目での起用、と確信していただけに素直に嬉しかったですね。やっぱり聞き慣れた曲跳び慣れた曲は安心するのです。
(MC5)
「アンコールどうもありがとう、あっという間にアンコールの時間になってしまいました。今日一緒に盛り上げてくれたネコちゃんを呼びたいと思います。桃猫団~」と呼び込み、「どうぞこれからの時間をお好きに」とステージ上から下がろうとする姫ににじり寄って行く「くすんだ」と「くすんでない」。いつもと比べると寸劇は短く、すぐさま「そして桃色メイツ」を呼びます。「ネコ帰って~、後で呼ぶからね」で引けますが結構時間的に押していたんでしょうね。
姫はステッキを持ち「いついかなる時でもめろーんってしますよ」と予告しつつ歌へ。
24.恋するラズベリー
1番のラストで「ゆかりに恋するラズベリー! Fu!」のコールで飛んだ瞬間を狙い撃たれたかのように「めろーん」とやられたので、空中で狙撃されたような変な姿勢を取ってしまいました(笑)。
25.fancy baby doll
『世界一可愛いよ!』のコールには『もっともっと!』と返答していましたが、そこは『武道館最高!』とか格好よく決めて欲しかったところ。結局『武道館なんたら』は恥ずかしくて言えなかったのでしょうかね。
曲が終わってからも籠の中に入れたちびウサギ達を客席に投げ入れつつ、手を振ってお別れの挨拶を済ませていきます。この時籠の中に入れたはずのマイクが弾みで高さ3mからアリーナの地面に落ちてしまうというハプニングがありました。慌てて入来さんが拾いに来ていましたが、姫も一瞬素に戻って土下座して謝りつつ通電を確認し、「コレ物凄く高いマイクね」と一言。以前の公演ではステージの上にマイクを置いて客席とのお別れの挨拶を行うという一幕が見られましたが、今回は高所から落してしまったのですっごい怒られているでしょうなぁ。
なお、会場の左右・中央と満遍なく足を運んで隅々までお別れのバイバイの挨拶をしていったのですが、管理人が居たアリーナAブロックの前に車椅子席があり、車椅子の男性客二人と介助の方がいらっしゃいました。姫は左手の方からうさぎを投げる際にまずそのお二方にそっとウサギを落として差し上げていましたが、その気遣いの様を見て非常に心が熱くなりました。恐らく姫自身は美談として取り上げられるのを嫌がるでしょうが、国民としては姫がそういう温かさを兼ね備えた方であることを誇りに思わずにはいられません。
かくして3時間に及ぶ長丁場の公演もあっという間に終わり、最後は有志の発気による三本締めが行われ終演となりました。打ち出しは21:12。
簡単に総評をつけておきますが、とにかく楽しくてあっという間の3時間でした。懐かしいメロディを起用しつつも半数は新しいアルバムから配列するという昔からの姫の姿も現在進行形の姫の姿もどちらも楽しむことのできる、文字通り集大成的で完成度の高いライブに仕上がっておりました。
客席も年度末の平日の夜というきびしい条件にもかかわらず蓋を開けてみれば二階スタンドの端っこまでほとんど満席で武道館をピンクの光で染め上げるという美しい光景が広がっておりました。
敢えて物足りなかったものと言えば、全体にtightなタイムスケジュールだったせいか姫のライブの一つのセールスポイントであるMCの面白さがあまり発揮できていなかったことと、恐らくは客足を伸ばすために投入した企画の一つと考えられる『ゆかり王国国歌』のコーナーがだだ滑りを起こしたことです。FCイベと連動させれば企画単体としては面白くなりそうですが、今回は無理に武道館公演の枠の中にテコ入れのために押し込んだが故に時間進行に負担を与え、公演全体の流れを幾分か崩してしまったと推察されます。特に最後のお別れのバイバイの時間も最近と比較すると短くなってしまったように感じられ、『王国国歌』のコーナーを入れなければもう少しゆとりのあるスケジュールだったのではないかな、と思いました。
そして管理人個人としては、思いっきり跳んだり跳ねたり叫んだりと発散出来ましたし、大体の公演の流れや組み立てはもちろん、1曲目の『チェルシーガール』投入と、encoreの1曲目の『Baby's Breath』の復活起用という二つの重点目標を予想的中させられたことも嬉しかったですね。自分がPならこういうライブを組み立てるなぁ、と妄想する作業も楽しいのですが、それが実際のセットリストと近かった時にシンクロした感じがして満足感が得られるものです。姫のライブも大分熟成されてきたせいか小屋の大小に関わらずクオリティが一定していますし、その分大きなサプライズはないものの、いつでも安心して参加できるという居心地の良さがたまらないのであります。






1 ■お久しぶりです。
こんばんは、お疲れ様です。
ゆかりんの武道館いつやったかな~と思っていたら、某ラジオ今日(昨日)だと知りました(笑)
ゆかりんはピンクで水樹奈々ちゃんは青と焔の色なんですね。
ゆかりん、緊張していたのかも。