さて、ネット詐欺の件、調べたり、つつきどころ探索中。
昔から消費者問題というか、悪徳商法対策・被害者救済には興味があって、元の勤務先で現役の「陰の法務部長(爆)」だったころには、ときおり相談なども受けていたものです。まあ、そのころはワンクリック詐欺みたいなのは、インフラが整ってなかったからありませんでした。が、人の名誉欲に付け込んだ「紳士録商法」とか、向上心に付け込んだ、実態や実際の役に立たない「学士商法」「資格商法」いわゆる「士(さむらい)商法」、物欲金銭欲に絡みついた「マルチまがい商法」「現物まがい商法」、違法な契約手段でサインをさせた高額な商品売買契約とか、なんやなんや。
仕掛ける側は、とにかく自身の提供物よりも不当に高額な利益、利得を得ようと欲の皮がつっぱらかってるのは共通かな。マルチまがい商法は、ひっかかった側が今度は加害者に転じることになるので、とにかく止めさせることと、システム的に単純な「算数」の範囲で成り立たないものであることを納得させる「せつめい」がキモでした。・・・ヒマだったわけではなかったと思うけど、今考えたらそんなことまで手が回ったのは不思議だなぁ。
昔の私は時間を作るのが上手かったらしい。むー。
閑話休題。
ネットの、男女の出会い系サイトの利用の魅力は、そりゃ、恋愛であったり「出会い」そのもの、その先の性交渉・・・という「夢想」にあるのだろう。わたしゃ利用したことないからわからない;オトコは亭主で間に合ってるし、男の子の(というか生物学的にオスの)友人知人も間に合ってるというか、不都合を感じるほどではない。
「出会う」ために、わざわざ「出会いにいく」というのは、間違ってると思ってるから、私は。(たまたま、なにかの途中に出会った人、と関係や関係性を深めて、友人関係や恋人関係になっていくのはアリ。)
「男女の」ではなく、リアル/現実生活の中で、軽く浅くも、深く重くも、自由に話し合える相手に不自由さがある人が、標的にされているように思えた。
サクラのメール相手も、同じような孤独と不自由さ、悩みをかかえた存在であるような設定と文面である。
しかし、「知っている」のは、携帯の画面に表示される「メールの文字列だけ」なのだ。
だが、「やりとり」として、被害者と、メールの交換が重ねられることによって、被害者の中ではそのメールやり取りのその時には、「この携帯の向こうには実在の人間がいる」と錯覚させられるような作りになっている・・・ところが、すっげぇハラが立つ。
俺が「アンジェ」や「遥か」やってるときの錯覚に、似てるじゃねーか!!
いや、ネオロマ系のゲームでの錯覚は、あくまでもゲームの中の錯覚と、自覚しうる錯覚だからいい。そもそも架空のゲームだ、と知って購入し、ゲーム内の架空のキャラクターと「対話してる」と、わかるもん。
恋愛めいた「このキャラ好き♪」とかいう気持ちも、自分がやってるゲーム中のようなやりとりがあったら、胸キュンだよな、と心のどこかは醒めながら、「疑似胸キュン♪」の心地よさに浸ってるから、安全だ。
男女の駆け引きめいた会話要素(好感を持たせようとする言葉の利用)を交えながら、ネット詐欺は架空の友情めいた関係を築かせる。「実在の人物である被害者」と「架空のキャラであるサクラたち」との間に、「喜びや悲しみや苦しみ」を分かち合わせ共有させようと、はたらく。
結果、架空のキャラの悩み事を発端として、どんどん発展していく「一大悲劇」の、「脇役当事者=主役から大切な魂の相談を受ける大切な役どころ」に、被害者ははめられていく。当事者である、と本人が錯覚している間は、会話から抜けられない。
悲劇の進行途中で、メールが課金されるようになるって、どーだ? しかも、メール(掲示板)を提供してるだけの第三者にカネを払い続ける方法しか選ばないでコンタクトとりつづける、相手のサクラは不審だろ!?
それでもサクラメールの相談に乗り続けるなんて、すごくお人よしなんだろう、十分多分に。(それは認めてやる;リアル友人だもんな。)
「会話」が延々と継続している間は、不思議なことに(というか詐欺の性格から当然)課金分は請求されてこない。
ブチきれて、それらのサクラ達との疑似友人関係を捨てて、ほとぼりが冷めたころに、請求はやってきた。半年後になってから、何その請求。
このブログを読む人の多くは、架空のキャラクターを自分が使ったり、架空のNPCを相手にしたり、日頃からして遊んでいる方たちだと思う。
webのへんなところをクリックして飛んで行ってしまったところでの「出会い」には十分にご注意を。
「クレジットカード」の必要な友情なんて、要はカネの切れ目が縁の切れ目と自白してるようなもんだ;が、めくるめく激情のユウジョウの中にいたら、うっかり忘れてしまうかな。
出会い系サイト「Plus」は、要注意。ネットで「Plus」、「マウントアッシュ」を検索、な。「ゼロ」も入れてもいいかも。
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↑改訂版出たのですね。かんりにんのお師匠な先生のご著書。宣伝しときます。
不肖のゼミ幹は、ン十年経ってもアホなままです。・・・いいもん、先生だって「僕は、(「にこにこぷん」の中では)じゃじゃ丸が一番好きだなー。」とか、言ってはった、テレビっ子だったもん!! ・・・たしかに、ピッコロや、ぽろり、という雰囲気ではなかった、やんちゃなケのある、偉い先生でした。
周辺には、いっぱい偉い人がいます/いましたわー、なんか。
手の届く範囲だけ、はそれでも自分のものにしたいものです;どんなに狭くても、小さくても、自分の領地を!


