鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、元係長の懲戒免職処分の効力を停止した鹿児島地裁の決定に従わず、賃金の支払いを拒否している問題で、元係長の代理人弁護士は30日、竹原市長と市を労働基準法違反(賃金不払い)容疑で鹿児島地検に告発した。

 鹿児島地裁は3日、元係長に未払い賃金約220万円を支払うよう市に命じた。竹原市長が支払いを拒み続けたため、地裁は元係長側の申し立てを受け、12日付で市の預金口座の差し押さえ命令を出し、近く全額が振り込まれる。元係長を支援する自治労県本部は、告発の狙いを「給与未払いは刑事罰に値すると市長に自覚させるため」と話している。

 竹原市長は昨年7月、市各課の給与総額を記した張り紙をはがしたとして元係長を懲戒免職処分にしたが、元係長の申し立てを受け、鹿児島地裁が10月に処分の効力停止を決定。元係長は毎日「登庁」し復職を求めているが、市長はこれを拒み、賃金も支払っていない。【福岡静哉】

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