三重県桑名市といなべ市を結ぶ三岐鉄道北勢線を6日、農産物を販売する「移動朝市電車」が走った。2往復半した同電車に乗り合わせた人たちは、揺れる車内で新鮮な野菜などを次々に買い求めた。

 三岐鉄道と、沿線の大泉駅(いなべ市)に併設されている農産物販売所「うりぼう」が、「楽しく買い物をしてもらおう」と初めて企画。箱に入ったダイコンやハクサイ、キャベツ、イチゴなど約30種を座席の上に並べ、精算所も設けた。

 レール幅が762ミリと新幹線の約半分の北勢線の小さな車両には、野菜などを丹精込めて栽培した農家の人たちの大きな期待が満載されていた。【沢木繁夫】

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