2008-12-31 18:39:22

【2009年頭所感】生活崩壊に立ち向かう日本社会をつくれ

テーマ:ブログ

◆おことわり・・・大変な長文ですので、時間のある時にお読み下さい◆


失業者見捨てた政府・与党

2008年12月30日は、都市部を中心としたハローワーク窓口の年内最後の受付日。
企業は、もう採用活動をしておらず、年末年始の休みに入っている。そうした中、
今年は普通に新年を迎えられない人が多くいることを私たちも忘れてはいないか。

12月30日中に、雇用促進住宅などに入れなかった派遣社員や期間従業員などの
非正規雇用の人たちは、もう住むところもなければ、所持金もなく、
雇用保険も多くの人が加入させてもらえなかったため、失業給付ももらえない。

最後の手段の生活保護も、若年者の非正規雇用の人たちは、「親の援助を受ければいい」
「まだ若いから働ける」と言われて、役所で申請書類さえもらえないでいる。
(申請すれば受けられる人が多い。)しかも、役所は年末年始の休みで、肝心の
申請自体ができない期間に入っている。


アメリカのサブプライム問題に端を発した世界同時不況により、企業があまりにも
急激な景況感の悪化に驚き、非正規雇用の人たちを切らざるを得なかった事情も
全く理解できないわけではない。

しかし、生きるための最後のセーフティーネット(安全網)ぐらいは、
政府(国)や自治体が何とかすべきなのに、麻生太郎首相は、
先の臨時国会で民主党などの野党に衆議院解散を促されるかもしれないなどと恐れて、
年末までに十分な雇用対策を実現できなかった。
実現するための第二次補正予算案を国会に提出することもなしに冬休みに入った。


これは、あまりにもひどすぎる。

営利企業の民間企業がたとえ何をしたとしても、国民の命や最低限の生活を守ることも
できない日本政府は、一体、何のために存在しているのだろうか。

1月5日から始まる通常国会に雇用対策を含む、第二次補正予算案とその関連法案を
提出しても、もうそれはあまりにも遅すぎる対応だ。たとえ5日から国会で審議しても、
衆議院と参議院で多数派が異なる「ねじれ国会」の中で、いつ成立するかめどが立たない。

とにかく、今すぐに支援、救援が必要な人があまりにも多すぎる。
問題は、今日とか、あさってとか、しあさっての問題なのに、何も救いがない。



新しい日本型雇用システムを創れ

こうした問題の根底にあるのは、1990年代のバブル崩壊から不況に陥った
いわゆる「失われた10年」を経て、日本経済の構造が変わり、それに伴って
従来の日本型雇用システムを維持できなくなったことが挙げられる

まず、日本型雇用システムというのは、以下の3点のような特徴を持っていた。
1.歳をとればとるほど給料が上がり、昇進していける「年功序列(ねんこうじょれつ)」
2.定年の60歳まで安心して勤務し続けられる「終身雇用(しゅうしんこよう)」
3.企業ごとに労働組合を作り、企業の経営側に圧力をかける「企業別労働組合」

こうした日本型雇用は、現在では公務員や、
一部の企業に残るだけになってしまった。

なぜそれが崩壊したのか。
それは、この日本型雇用システムは、毎年毎年、どんどん経済成長をすることが
前提条件だったからだ。

どんどん日本経済が成長すれば、給料もアップして、安心して働けることにつながる。
今日よりも明日は良くなっている、明日よりも来年はさらにパワーアップしているような
高度経済成長の時代に生まれた雇用システムである。


現在では、歳をとって働けなくなってきたり、企業の業績が悪くなれば、
正社員の場合は「退職金を少し多くあげるので、早く退職してくださいね」
となれば、まだ運のいい方だ。

また、企業の経営側に圧力をかけて給料アップを実現してきた、
日本労働組合総連合会(連合)をはじめとする労働組合は、正社員を中心に
つくられている。現在のように非正規雇用が3人に1人となった社会に対応できなく
なりつつある。

「もし会社がつぶれたら、給料アップどころか、みんな無職になるぞ」と言われると、
労働組合も経営側のやり方に応じるしかなくなる。そうすると、正社員は
毎月の給料から組合費を払ってまで労働組合に関係する意味がない」となって、
ますます労働組合の力がなくなり、給料アップどころか雇用維持もできなくなり、
新しく生まれてきた非正規雇用にも対応する力がなくなるという悪循環になった。



非正規雇用の労働者を見捨てるな

昔は当たり前の存在だった正社員というのは、いまや「高嶺(たかね)の花」と
なりつつある。

企業は、将来の幹部候補だけ正社員として雇い、役職のないいわゆる「平社員」は
非正規雇用に置き換えつつある。景気の良い時は多く雇い、悪い時は今回のように
削減する「雇用の調整弁」として非正規雇用を利用しはじめた。

そもそも、今問題になっている非正規雇用というのは、パートやアルバイト、
契約社員、派遣社員のことなどを指す。大きな転換点は、小泉純一郎元首相が
首相在任中の2004年に、自動車や家電などの製造業にも派遣社員を使って良いように
労働者派遣法を改正したことが大きかったと一般的には言われている。

いまや学生のアルバイトがいなければ、飲食店、居酒屋、ガソリンスタンドなどは
営業さえできない状況だ。また、大企業も契約社員や派遣社員を活用することで、
ようやく利益があげられる状況にある。自動車も液晶テレビも、非正規雇用なしには
作ることができない。もはや、非正規雇用なくして日本経済は成り立たなくなった。


しかし、この非正規雇用の広がりに対応した制度づくりが追いつかなかった

今回の不況で、非正規雇用の人々は、簡単に解雇された。
住むところも、食べるものもなくなった。保険証をつくってもらえなかったり、
年金や雇用保険に入れていない人々も大勢いる。

非正規雇用は完全に使い捨てでしかないことが明らかになった。

現在の雇用に関する制度は、非正規雇用に十分対応しておらず、正社員のための
制度でしかない。

特に製造業の派遣労働者は「2009年問題」を抱えている。今でも簡単に
突然解雇されて、困っている人が多いが、今の時点で何とか派遣で働いている
人たちも、派遣期間が3年と定められている関係で、多くの派遣労働者が今年、
いっせいに解雇される問題が、この本格的な不況前から問題にされていた。

今年は、その「2009年問題」でさらに雇用情勢が悪化することが予想される。



まずは確実なセーフティーネットの再構築を

非正規雇用は、男性より女性の方が比率としては高く、従来から「雇用の調整弁」
として機能させられてきた女性の雇用状況も悪化させている可能性がある。

従来から結婚を機に退職となったり、出産を機に退職せざるをえない状況に
女性は追い込まれやすく、「男社会」といわれる企業の中で積極的に活躍したいと
願う女性の活躍の場をうばってきた。

また「コピー取り」に象徴される、従来から男性が担当している仕事の周辺労働を
余儀なくされてきた女性が、企業でなぜ活躍しにくかったかといえば、男性が
こなすのも精一杯という過酷な労働の実態に女性が合わせるのが困難だったからだ。

こうした男性にとっても、女性にとっても、もともと働きにくい労働環境の中で、
非正規雇用が広がりを見せ、多くの女性はそこに活路を見出した。

また、同様に男性も非正規雇用として働かざるを得ない環境の中では、
将来の生活どころか、結婚も難しく、恋愛も満足にできない状況にある。
本格的な少子化対策どころか、適切な医療を受けるのもかなわない昨今である。


こうした社会情勢の中で、政府・与党を中心として、努力しなければならないのは、
まずは国民の目先の生活の確保である。

今日や明日、生きていることが難しい世の中というのは、先進国の実態として
あるべき姿なのか。「日本に生まれてきて良かった」と愛国心をはぐくめるのは、
教育や道徳の話以前に、するべきことがあるのではないかと思う。

生命の危機にある国民が救えないのに、国を愛することなど求められても無理がある。
そうした弱っている人、困っている人を救うことが、本来の政治の役割ではないのか。



経済の成長と労働者の「幸せ」を共存させるには

まずは、目先の生活を確保すべく、最低限のセーフティーネット(安全網)を
機能させることができたら、次は非正規雇用のあり方をめぐる議論が必要だ。

生活の保障も全くないような非正規雇用をこのまま生み出し続けるなら、
製造業派遣を禁止するなど、抜本的な見直しをする必要がある。

また、非正規雇用がどうしても必要なら、セーフティーネットを万全にし、
正社員と同じような保障を実現し、非正規雇用を正社員に近づけることが必要では
ないだろうか。

とにかく、将来に全く希望を持てないような社会の仕組みを改めるべきだ。
「死に至る病は絶望である」からだ。


また、そうした方向の法案の成立が「ねじれ国会」のためにできないと
いうのであれば、これはもはや政治空白に他ならない。

このままの政治状況が続いても、実質的に法案は成立させることが困難で、
機動的に対処できないというのなら、もう立派な政治空白が生じていると
考えるべきで、党利党略よりも解散総選挙に何らかの形で踏み込むべきだろう。

その際、現在の情勢では、与党が現在のように衆議院で3分の2議席を確保する
どころか、過半数の確保も難しい情勢かもしれない。それでも、何が国民のために
なることなのかを真剣に見極めるべきではないか。

今の麻生太郎首相にも見られるが、「自分が言いたいこと、自分がしたいこと」に
熱中するだけでは、国政は務まらない。困難な時だからこそ「国民がしてほしいと
思っていること」を実現するのが重要ではないか。そのための方法を探って欲しい。


また、今後、少子高齢化が進む中での経済成長は非常に難しい。
労働者の確保が難しくなることは目に見えているし、国民の負担も増やさざるを得ない。

しかし、年金や老後の対策にばかり目がいっては、未来がない。
特に今の若い非正規雇用の人々を中心として「自分は本当に社会で必要とされているのか」
「働く人が減るといわれているけれど、自分たちはちっとも大切にされていない」
「自分が社会から必要とされていないのは、やっぱり自己責任で自分がダメだから」
と若者に思わせてしまうような社会はおかしい。

今の日本社会の方がよっぽどおかしいと堂々と訴え出る若者が出てきた方が正しい。


ここで少し、中高年の皆さんにも、思い出してもらえないだろうか。
「自分は若い時からそんなにデキる人間だったのか」
どうしようもない自分を会社の先輩が育ててくれたのではないか」
「家族や親戚や近所の助けがあって、今の自分があるのではないか」
「自分も若い時は苦労したし、それは今の若い人も同じではないのか」
「物心ついたらバブル崩壊。気がつけば、リーマンショックの世代は気の毒では」

高度経済成長期の日本社会のように、社会の中で若者を支え、励まし、いたわり、
叱り、育てていこうとする姿勢が大切ではないか。若年者に限らず、弱っている人、

困っている人を助けたり、支えたりすることは、単なる理想ではなく、

現実社会でやはり大切な事ではないのか。

他人まかせに終わらせるのではなく、私たち自身の行動も問われる一年になりそうだ。

コメント

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1 ■基本的質問

"非正規雇用の人たちは、・・・・・・・
雇用保険もほとんどの人が加入させてもらえなかったため、失業給付ももらえない。"
との記述に驚いております。
何割の人達が雇用保険に加入させてもらえなかったのでしょうか?
派遣社員の人達の場合は派遣元は何もしないのでしょうか?

2 ■ご指摘ありがとうございました

老人ボケ さん、コメントありがとうございました。

雇用保険加入状況等については、以下のウェブサイトを参照なさってください。
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2008/11/15012611/

http://mainichi.jp/life/job/news/20081208ddm013100042000c.html

これらの情報から、「ほとんどの人が加入させてもらえなかった」
というのは、事実と異なり、推定、断定をしすぎました。大変申し訳ありませんでした。

ただし、前述のウェブサイトに載っている情報源は、
厚生労働省の「推計」です。(実際の数字ではない点に注意が必要ではないかと思います)

また、この推計は、「雇用保険の適用対象だが、加入していない恐れのある労働者」
を対象とした推計である点も、注意が必要です。

とはいえ、老人ボケ さんにご指摘頂きましたとおり、
私の記事内容が正確さを欠いていました。
該当箇所を訂正させていただきました。

他にも気になる点などがありましたら、皆様どうぞお知らせください。

3 ■ありがとうございました!^^

はじめまして。TBをありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。

取り急ぎお礼まで・・。^^;

4 ■ココロさん。コメントありがとうございました

いえいえ、こちらこそ、トラックバックさせて
いただきまして、ありがとうございました。

私のブログは、更新は本当に不定期ですが、
たまに来ていただけますと幸いです。

5 ■小泉内閣が諸悪の根源

 正月のNHKの番組で小泉内閣の元経済閣僚であった竹中平蔵氏が出演していました。

 相変わらず「アメリカ追随」の「自己責任論」を臆面も無く言っていました。

 今度の総選挙で自民党の政策をすべてつぶさないと日本は滅亡するでしょう。

 トヨタやキャノンの経営者を日本から通報すべきでしょう。

6 ■コメントありがとうございます

けんちゃん さん、コメントありがとうございました。

元日午後9時から放送されたNHKスペシャル
「激論2009 世界はどこへ そして日本は」を
私も見ました。

これに関しては、私もいろいろ言いたいことが
あるのですが、竹中平蔵氏も含めて、
社会保障やセーフティーネットが不十分な
点では一致していましたね。

このブログは、完全な気まぐれで、不定期更新ですが、
またたまに来て下さいね。
では、私はこれから急遽、東京に向かいます。
インターネットの世界だけでは、何も変わらないですからね。

7 ■輸出企業はセーフティネットに10兆円拠出を

期間労働者・派遣労働者などの非正規労働者がなぜ簡単に放り出されるのか?1年前の正月には自動車・電機とも増産増産で人を増やしていた.アメリカの景気拡大が続くと読んだからだ.この輸出増は意図的な円安があってはじめて実現したもので企業の実力ではなかった.異常な円安(ちなみにビッグマックレートは80円)トヨタもキャノンも前期まで最高益を更新して内部留保を溜め込んだのだから,非正規労働者のセーフティネット構築のため1000億円ー1兆円ほど拠出しても罰は当たらない.

8 ■「年越し派遣村」で炊き出しに参加してきました。

maha-raoさん、コメントありがとうございました。
確かに、今は、景況感が「真っ逆さま」に悪くなっていますね。何とかならないものでしょうか。

ところで、昨夜、夜行列車の「ムーンライトながら」に
乗って、今朝東京駅に着き、日比谷公園の「年越し派遣村」に行きました。

朝の炊き出しに参加し、午前8時からの食事提供に間に合わせるべく、必死に準備し、
5分遅れで何とかこぎつけ、朝食は無事に行き渡りました。

朝食は、おにぎり、けんちん汁、パンなどの詰め合わせの袋、飲み物と結構盛りだくさんでした。
今日で「閉村」でしたので、あるだけのものは提供し、しのいでもらわなければなりません。
途中、人数分足りるのか、ボランティア一同、ヒヤヒヤしたこともありましたが、何とかなるものです。

炊き出しには、大村秀章厚生労働副大臣も参加。
「本当に申し訳ない。」という表情でおにぎりを元派遣労働者の方々に手渡しておられました。
年末年始も多忙で、疲れ気味にも見え、朝早くから、少し気の毒にも思えましたので、
「副大臣、まだ配り終わってませんから、おにぎり食べてはダメですよ!」と私も声をかけました。

その後、厚生労働省講堂に敷かれた毛布類を片付け、講堂内での閉村集会?にも参加。

引き続き、大村厚生労働副大臣も参加し、
社民党の辻元清美議員の姿も見られました。

そのあと、私は帰路につき、つい先ほど岐阜の自宅に着いたばかりです。


参加して思ったのは、やはり人が力を合わせると、何かとできることがあるんだと思いました。
とにかく、「年越し派遣村」は手作り感いっぱいで、何でも「人海戦術」でした。

私たちボランティアも、本当に多くの人が集まり、
片づけまでしっかりこなすことができたと思います。
人が多い分、ある程度指示がないと、もてあましてしまいますので、
私も行き当たりばったりで、いろいろ指示を出して使ってしまい、申し訳ありませんでした。

あとは、こうした動きが起きた意味を、多くの人に考えてもらうことができたらと思います。

<今朝の概要を伝える朝日新聞記事>
http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY200901050068.html

9 ■ニュースの疑問

トラックバックありがとうございます。こちらの記事を読んで参考になりました。私の記事には、小泉氏のことを「稀代の詐欺師だたのではないだろうか。」と書いてありますが、なぜあんなに支持率が高く、人気もあったのか、本当に不思議ですね。

10 ■ブログで悪態ついているだけの私が恥ずかしくなります。

私はブログを始めてから、まだ間もありませんが、社会的弱者のために体を張って活動していらっしゃる方からのコンタクトは初めてでした。正直なところブログでもっぱら小泉純一郎さんと竹中平蔵さんを標的に悪態ついているだけの自分が恥ずかしくなる思いです。何らかのアクションは起こしたいと思っているのですが、妻子持ちの小市民的生活からは、なかなか抜け出せないのが現状です。現在、大阪在住ですが、お手伝いできるような事があれば協力したいと思います。
なおネットには不慣れな中高年であることはご斟酌たまわりますよう。

11 ■コメントありがとうございます

■永田忠則さん、コメントありがとうございました。
小泉元首相のことを一言で言うと、コミュニケーション能力が
非常に高かった人だということです。
記者に対して一言で意思を伝える能力、選挙の焦点を絞って国民に提示する能力があったと思います。その結果は、良し悪しですが。


■marukuosamuさん、内省的なコメントありがとうございました。
何も皆が行動をすることはないと思いますよ。
marukuosamuさんのブログ記事のように、独自の分析、
意見の表明をするのも「行動」のひとつだと考えます。

残念なのは、marukuosamuさんのブログとは違って、
「自己責任だ」「サヨク連中の祭り」といった意見がまかり通っていることです。

私自身も現在失業中で、昨日は面接等の日程が入っていなかったこともあり、
昨日参加した「年越し派遣村」に関しては、昔ながらの労働組合の集会のような
空気を感じさせないような配慮があったことがボランティアが
多く集まった要因かもしれないと思いました。

労組の旗は本部近くに数本立っていただけで、
「いかにも組合の人」という
人たちはほとんど見かけませんでした。

むしろ、私も他の方にお話を伺ったのですが、高校生(昨日は始業式だったかもしれませんが、それよりもいい経験になったことは確かでしょう)
大学生、主婦の方々、お年寄りの方々ばかりでした。
今の労組では、あれだけ大量の人は動員できなかったと思います。

また、昔の「社会運動」だったら、厚生労働省講堂を
占拠し続けたと思うのですが、それも全くありませんでした。
参加するにあたり、私は実はその点が気になっていて、占拠を続け、行政を
マヒさせても意味がないですので、もし占拠しようとするなら、
その場で「年越し派遣村」実行委員会にはっきり言わなければならないと思っていましたが、全くそんな心配もありませんでした。

むしろ、自分でやっておいて言うのも何ですが、
撤収後の日比谷公園や厚生労働省の講堂は、とてもキレイになりました。

今、大切なことは、過去を蒸し返したり、そもそもの話をするのではなく、
今、現実に起きていることをどう解決していくかということだと考えます。

12 ■あなたは偉い!

「ともあき」さんの行動力感服致しました。まさに「三現主義」とはこのことです。

確かに雇用形態が完全に変わったのも関わらず、「官」は今回のような「万が一」の不測の事態が来るまで、体制を構築していなかった。「基本的人権の尊重」が実践されていなかったのです。

私は名前の通り「落ち武者」です。今回の状況とは異質ですが、俗に言う「心の病」で社会から没落しているものです。このような形でこのような場でしか自己表現できない自分を情けなく思います。

派遣切りによる仕事、住居もなくなる。あってはならないことです。ただ、一方で病による弱者も忘れないで欲しいと思っています。派遣切り以上に何百万単位で心の病で働けなくなっている人がいるのです。

「ともあき」さんであれば、当然把握してらっしゃると思いますが。この雇用形態への早急な対応と並んで心的弱者をどう再生させるか、援助していくか。こういうさまざまな「社会のウミ」をこの際全部洗い出し、総合的対策を熱望するものであります。

13 ■コメントありがとうございます

社会の落ち武者 さん、コメントありがとうございました。

昨日の「年越し派遣村」でも、身体に障害のある方、持病をお持ちの方など、
さまざまな方々がいらっしゃいました。

当然、きっかけは「心の病」だった方もみえたのではないかと思います。
「年越し派遣村」の村民の多くの方々は、精神的にも大変衰弱しておられました。

私自身も、精神が強い方ではありませんので、
社会の落ち武者 さんのお話は、理解できることがとても多いですよ。

現場に行かなくても、行けなくても良いと思います。
私も、今回は、たまたま行っただけのことです。
ブログなどで意見を表明するのも、立派な「行動」だと思いますよ。

それに、今年は、9月までには嫌でも総選挙があります。
そうした選挙をとおして意思表示することも、とても大切なことですね。

たまにしか更新していませんが、またぜひいらして下さいね。

14 ■TBありがとうございます

 はじめまして。私のブログへのTBありがとうございます。

 無法な非正規切りへのご意見、同感です。今後ともよろしくお願いします。

15 ■無題

ブログへのコメントありがとうございます。こちらのブログ拝見させていただきました。ずいぶんと社会問題にはお詳しいようですね。同業者かとも思いましたがそうでもないですね・・・ ニュースを真正面から捕らえてらっしゃることは大変に結構だと思います。 メディアで働く私が言うのも変ですがあまりメディアに左右されすぎないでくださいね。

16 ■コメントありがとうございます

◆明子さん、コメントありがとうございました。
非正規雇用の人々を中心に、雇用契約を打ち切る側も問題はあるのでしょうが、
政府や行政側のセーフティーネット(安全網)が機能していない点も大きな問題だと考えます。
例えば、生活保護は、法律も制度もすでにあるものなのに、
実際にはうまく機能していません。法改正などしなくても、今ある法律をしっかり運用すれば対処できる例もあるように思います。


◆akisanさん、コメントありがとうございました。
メディアに左右されないことは、大切ですね。情報の取捨選択が大切ですね。

変な話だなと、つくづく感じるのは、メディア批判をしている
ブログが、案外メディアに左右されていることが少なくない点です。

それに、ブログも、一つのメディアですしねえ。

17 ■茂さんを語るのはどうなんだろう

はじめまして。
茂さんで検索してましたら見かけた某ブログ。
コメント欄から参りました。

私も坂本政務官が年越し派遣村について、
「まじめに働こうとしている人たちなのか!」
と発言した事に、何か現場とかけ離れた
政治が見えたような気がいたします。

坂本政務管発言を擁護し、
「茂さんの爪の垢でも煎じて呑め」
と言うお方も有りましたが、茂さんも
派遣切りによる自殺者志願が多い事に、懸念
をしめして嘆願書を行政に送ったのですけどね。

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081225ddlk18040477000c.html

茂さんを語る前割りに、茂さんの意向は無視
みたいな「弱者切捨て論」は矛盾だと思いました。

18 ■コメントありがとうございました

ぴよぴよさん、コメントありがとうございました。

国や自治体ではなく、民間レベルでの活動が
見られることは、良いことですね。

ただし、本来は政治や行政がやる仕事なのでは?
と感じることも少なくないのが問題だと思います。

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