2011-05-30 20:04:45

本当の聖者

テーマ:ブログ

オスカー・ワイルド作「サロメ」、一幕による悲劇




この戯曲も大好きな作品の一つで繰り返し読んでます。


これはしびれる。台詞がびしびし心を刺します。


そしてラストの壮絶な世界と終結。




構成もさることながら、脇役の台詞一つとってもしびれます。


冒頭、預言者ヨカナーンを幽閉している兵士達の会話で


「あれは聖者なのだ。それに至って優しい。おれは毎日、食事を運んでやる、あの男はそのたびに礼をいう。」




というのが、あります。この台詞だけでも預言者ヨカナーンの人となりがうかがえるようになっています。




壇上で吼えるエセ宗教家にだまされる人々がいる一方で、この兵士は、学は無くとも、当たり前のことを当たり前にできる人をちゃんと評価しています。




この兵士の視点は現代でも重要なことではないかと思います。




こういう台詞の積み重ねをして劇を構成していけるオスカー・ワイルドは天才だと思います。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
2011-05-10 21:48:15

ジャッジ・ドレッド

テーマ:ブログ

アメコミをいろいろ紹介してきましたが、私が好きなアメコミをもう一つ紹介します。


ジャッジ・ドレッド


急増する犯罪に裁判が追いつかなくなり、ジャッジという者に裁判と判決を刑の執行をできる権限を与え、犯罪に対抗しようとするお話です。



Destiny's Blog-drred

三権分立という近代国家の基本事項を捻じ曲げてジャッジというシステムを導入しなければいけないほど、犯罪がはびこる世界で主人公のジャッジ・ドレッドの暴走気味のジャッジに賭ける熱さは気持ちいい。

ジャッジも人間なので、他のジャッジで権力におぼれてしまう者、腐敗する長官との抗争といった面も描かれます。


ジャッジ・ドレッドはイギリスのコミックなのですが、アメリカに蔓延する「裁判なしで行動するヒーローの活動は、司法国家で是か?」という流れに唯一勝てるコミックだと思います(笑)。


まあ、だけど、その一方、ジャッジ・ドレッドにもいろんなキャラがいすぎて


Destiny's Blog-underson

ジャッジ・アンダーソンという超常現象担当するPSIジャッジと死霊との戦いは、子供の漫画なんですよね。


よく、アメリカ人が日本にきて、日本人は電車の中でサラリーマンも学生も漫画を読んでいるがあれは何なんだ?と言うようですが、アメリカ人の感覚だとそうなるでしょうね。

アメコミは高度な物もあるけど、大半は子供の漫画。それはアメコミファンである私からしても否定しないです。

アメリカで大人がアメコミを電車の中で読んでいたら周りからは白い目で見られるでしょうね。


ただ、日本の漫画は良く出来ていると思います。大人が読むに値する物がいっぱいあると思います。

電車の中で読んでいても恥ずかしいことはないと思います。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。