人間の記憶というのは、本当に当てになりません。
ほんの数日前、数時間前、数分前に聞いて
これは絶対に覚えておこうと思ったことが
どうしても思い出せずに歯がゆい思いをすることは
結構みなさんも経験ありますよね?

記憶力を鍛えるのもいいのですが、
そんなところに労力をかけるのはもったいない話です。

「記憶」よりも「思考」のためにこそ
貴方の脳をフル活動させるべきです。

そのためには

「忘れていい環境」を作ることが大切。

そこで「メモ魔」になるんです。

私はずいぶん前から「メモ魔」です。
手帳遍歴も結構いろいろ・・・
どこへ行くにも、何をするときでも
必ずメモを持って動きます。
家の中でも肌身離さず持って歩きます。
ま、それほど広い家ではありませんが(笑)
とりあえず何か毎日持ち歩くとしたら
できるだけ小さくて薄いものから試してみるとよいと思います。

メモをとりはじめてみると、結構面白いものです。
後で見たときに自分がいかに「どんどん忘れているか」
が面白いほどよくわかりますよ。

また書くこと自体が楽しくなったりもします。
これは始めてみると結構発見があります。
何をメモしようかと考えるのも面白いかもしれません。

でも、メモが何より役に立つのは
やはりお客様や仕事関係の人と会話するときです。

お客様との約束事は、会議であれば議事録を残したりと、
もちろん文書にして確認を取り合うことが大切ですが、
ちょっと立ち話というときに大切な話をされることも
実際の仕事の場では、意外に多いものです。

ちょっと変わった使い方としては、
自分、もしくは相手が、名刺を切らしていたとき
メモ用紙に手書きで書いて手渡す。
相手に手書きで書いてもらう。
これはなかなか味があります。
相手の筆跡を見ることもできるわけですから
一石二鳥と言ってもよいかもしれません。

裏技としては

名刺を渡したくない相手(滅多にないことですが)
に遭遇したとき用に、私はちょっとした名刺大の
メッセージカードを持ち歩いています。

複数のメールアドレスを使い分けている場合に
それぞれのメールアドレスで名刺を持ち歩くのもいいのですが
いろいろと応用の利くメッセージカードを持っていると
結構役に立つこともあります。
ちょっと女性っぽいと思われるかもしれませんが、
男の人でも十分活用できると思います。

先日は、お客様が連れてきた小さなお子さんに、
そのカードに絵を描いて「はい、どーぞ」とあげたら
えらく喜んでもらえました(笑)
子供って面白いですね。