7月の東京 脈診講座レポート | 《和魂漢才鍼灸》

7月の東京 脈診講座レポート

皆さん、こんにちは。
和魂漢才鍼灸の足立繁久です。

先週の日曜日は東京 脈診講座の日。
一年目クラスは腹診を行いました。

特に夢分流腹診についての基本を紹介しました。

『脈診講座なのに 腹診が必要なの?』

そんな風に思われるかもしれませんが
脈診と腹診はちょうど対(つい)になる診法でもあります。

お互いの守備範囲を理解して、
そこから得られる情報を正しく分析することで
正しい診断ができるのです。

ということで腹診実技の風景です。


腹診は“腹部という広いエリア”に触れる診法です。

ここが脈診と異なる点でもあります。

腹部は感覚のデリケートな部位であり、
触り方・圧のかけ方にも気を使う必要があります。

脈診の診る層が異なるため、
当然、腹診の診るべきところも違ってきます。

そのような点に意識を向けると
手の遣い方も自ずと変わってくるものです。



脈診と同様、腹診の際には姿勢も大事。

気が上に上りすぎないよう、
重心を意識したうえで手を働かせる必要があります。



腹診で得られた情報を基に
腹部への治療も行いました。

手足の要穴への治療と、
腹部の経穴への治療。

それぞれの違いについても紹介しましたね。

勉強の後は、恒例の打ち上げ!
今回はワインと肉!がテーマでした。



実技治療でお腹をキレイにした後だからこそ
肉とワインも二倍楽しむことができます(笑)

和魂漢才鍼灸 足立繁久