伝統技法研究社 祥雲(山梨仏具店) ~職人さんのブログ~

山車の木彫・幕・うるし塗り・山車人形・寺院仏具を作っています。大正後期から三代続く職人集団です。


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こんにちは、祥雲です。


今回は迦陵頻伽の彫刻をご紹介します。



「かりょ、っりょ?びんが??」



舌かみそうな名前ですが、

迦陵頻伽(かりょうびんが)は
極楽浄土にいるとされる霊獣の一種で
非常に美しい声を持つとされています。



また、仏様の声を例えるのにも使います。
ありがたい生き物なんですね。



最大の特徴は上半身が天女、下半身が鳥(鳳凰)に
なっていることです。



なので、人間のような足がありません。
全身を見れば天女との違いは歴然ですね。



ちなみに「迦陵頻の雄鶏」という言葉は
この世の中に存在しないものを表す言葉だそうです。

確かに天女は女性なのでこれの男バージョンが猛々しい声で
鳴きながら飛んでたら若干引くかもしれませんね。

仏画など、絵で描かれることの多い迦陵頻伽ですが
彫刻もなかなかきらびやかで良いのではないでしょうか。


祥雲





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こんにちは、祥雲です。
ただいま、お寺の欄間彫刻の修復作業中です。



十六羅漢図です。
側面2枚と正面1枚の3枚の欄間から構成されています。



十六羅漢はお釈迦様の特に優れた十六人の弟子で
「悟りを開いた高僧」ということになります。

こちらの欄間は、彫刻部分が大きく欠けたり失われたりして
いましたので、まずは枠の部分を外し、彫刻をある程度きれいに
してから欠損部を直していきます。



なかなか根気のいる作業です。
また直りましたらきれいな姿をお見せします。


祥雲



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こんにちは祥雲です。

お寺の庫裏(くり:ご住職のお住まい)
天女の彫刻を取り付け納めさせて頂きました。



壁のきわに、天井から吊るすような
形で取付予定スタート!



天井に穴を穿ち、取り付け用の金具を天井裏に入り
設置します。金具がそのままだとみっともないので
飾りになるよう加工します。



取付完了!



なんだかあっさり付いたようですが
六葉を切ったりボルトをグラインダで切ったりと
細かい加工や作業が多く時間がかかりました。

天井裏も狭く、入り口から距離があるので
這いつくばって設置場所の上まで行かなければ行けませんし、
すぐ手前にエアコン配管がありこれも要注意です。

今回の取り付け方は珍しく、あまり例がありませんでした。
場所と環境に合わせて取り付け方を考えて設置しています。


祥雲




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こんにちは祥雲です。

昨年、テレビ東京系番組「和風総本家」で紹介していただいた
須弥壇(しゅみだん)の取付をおこないました。



まずは、新築のお堂を汚さないよう
ぐるぐる養生をしっかりと行ないます。

ちなみに、手前に積んであるのが
須弥壇の材料です(今はバラバラ)



作業しながらだったので途中の写真をとり損ねてしまいました。
一段一段水平を合わせながら積んでいきます。





これが中央の束(つか)の部分です。
ただのギザギザが刻んであるのではなく
複雑な形状になっています。



建物側の丸柱に合わせてぴしっと合うように須弥壇側を削り
合わせます。これが腕の見せ所で、妥協はありません。



天板を嵌めて、釘で留めます。
こちらも隙なく合わせていきます。





ひな壇・高欄を設置して取り付け終了です。


-----


今回、テレビ東京系「和風総本家」のスタッフの方に
どうして私たちの須弥壇を取材しようと選んだのか伺ってみたのですが
テレビ局の方々も非常によくお調べになっているようで、
須弥壇の車知(シャチ)を全ての段で
しっかりと施しているところが他に無かったから
だそうです。
(一番上と一番下だけシャチ絞めしているところはあるようです。)



この車知を施すと、それぞれの材料がお互いに締め付け合う
ような力が働くので、長い時間が経っても材料が外れることが
なくなります。(長い時間というのは10年20年ではなくて
100年200年のことです。)

今回、我々の仕事を認めていただいて取材をしていただけた
ということは本当にありがたいことでした。



祥雲



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こんにちは祥雲です。

先日ご紹介させていただいた
「お寺の仏具の取り付け」パート2です。

今回は仏像についてご紹介させて頂きたいと思います。



仏像の取付はご覧のように一体一体
丁寧に設置していきます。
金箔はこすらないように・・・
塗り物は当てないように・・・
彩色は傷つけないように・・・

神経を使います。



おなじみ四天王ですね。
全て彩色の直しをしたもので、
元々は古い仏像になります。

ちなみに最初の写真に写っている女性Mさんは
仏像とゲームが大好きで目の付け所も一般人とは
違います。



四天王に踏まれているこの邪鬼
四天王に退治されているのではなく
「喜んで踏まれに行っている」のですが・・・。

Mさん曰く
「この踏まれ慣れてる余裕すら感じられる表情がいい」
という事です・・・・・

そうなんですか・・・、勉強になります。



愛染明王さまです。



不動明王さまですね。



全て並ぶとこの通り。
日蓮上人と三宝尊を中心に文殊・普賢菩薩
四菩薩、明王、四天王と並びます。

仏像はすべて直しで新調したものはありません。
人の手でこれだけ綺麗によみがえります。


祥雲



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