昨日の続き・・・全体像を重視した勉強をしよう! | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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てさて、昨日の続きです!

2、全体像を重視した勉強をしよう!

全体像の把握&全体像を重視することはとても重要です。

回り道のようですが、結果が大きく違ってきます。

いきなり枝葉末節の部分を勉強しても全然頭に残りませんし、苦痛です。

しかも国試では点数が伸びません。

基礎系でも臨床系でもそうですが、科目の全体像を意識して、自分がどこを勉強しているのか把握しながら勉強してください。


例えば、薬理でムスカリン受容体というものが登場しますよね。

ムスカリン受容体はムスカリンがアゴニストとして作用するからムスカリン受容体なわけですが、そもそもムスカリン受容体はアセチルコリン受容体の一種ですね。

そうすると、ムスカリン受容体のアゴニストはムスカリンとアセチルコリンだってことになるわけですね。


もっと遡って考えてみましょうか。

アセチルコリン受容体を考える場合には、

①交感神経

②副交感神経

③運動神経

の3つに分けて考えるべきですね。

アセチルコリン受容体には3つのバリエーションがあるわけですが、受容体の細かい名前だけを覚えても意味ないんですよ。

それぞれの受容体がどこに存在して、どの神経の情報を伝達するのか、ということを強く意識して勉強しないと国試で全然使えない知識になってしまうわけです。


もっともっと遡って全体像を把握していきましょう。

薬物の作用機序には

①受容体を介する場合

②受容体を介さない場合

の2とおりがありますね。

受容体が出てくるということは①の話をしているということになります。


・・・・とまあ、このように基本に遡って考えていくと応用力がつきますし、記憶に残りやすくなります。

私dentalkokushiは、今の国試は全体像を意識して勉強すると得点しやすい構造になっていると分析しています。



というわけでブログを読んで頂いている方は全体像を把握して勉強しましょうね( ・∀・)ノ