2011年から2012年へのメッセージ
今年は、私にとって、いやあなたにとっても記憶に残る1年だったのではなかったでしょうか?
3月の震災のひと月ほど前、患者さんも増え手狭になり、30年という年月の経過に設備の老朽化と改修の限界を感じ、医院を移転しました。
私にとって理想と思われる最新の設備を備えた新しい医院で来院されていたすべての患者さんと共に新たなスタートを切った直後のことです。
震災が起こったのです。
当院はお祝いに頂いた鉢植えが落下し割れた以外に大きな被害は幸いありませんでした。
しかし、来院される患者さんの心の傷は、「家から出られない」「エレベーターに乗れない」「家を離れるのが心配」・・・とメインテナンスでの来院さえも躊躇させることになりました。
あれから月日がたち、患者さんは以前と変わらぬ来院をしてくださっていますが、その影響ははかり知れません。
「命」について考えさせられ、「健康の大切さ」を感じ、今の幸せを感謝することの喜びを、被災しなかった私でさえ感じさせられた出来事でした。
2011年8月から始めたこのブログも、そろそろ5カ月。
そして新たな年を迎えようとしています。
私の耳には未だに悲惨な歯科難民の声が伝わってくるのです。
“歯科難民”という言葉は、この間、多くの皆様に認知され、ブログ初執筆の私の未熟な更新状況に反して、ブログランキングも上位に維持されるようになりました。
これは、決して喜ぶべきことではないのです。
それほど悩み、迷われている読者の方が多いことを示しているのです。
被災地の復興には全世界からの関心と、温かな“絆”による強い力が必要であるように、“歯科難民”救済には、私や、このような取り組みに関心を持たれた歯科医師、デンタルスタッフはもとより、歯科関連業者の協力、そして何よりもこのような働きかけに関心を持って頂ける“あなた”の協力が必要です。
2012年も、歯科難民救済に向けて、このブログをさらに進化させようと思っています。
2011年は、歯科医療の背景に大きな影響を受ける歯科医療の現実から、歯科難民を生み出す要因について、書いてきました。
そして迎える2012年は、そんな歯科界の現実を踏まえ“あなた”自身に問いかけます。
そう、あなたの願いが、希望が、思いが、考えこそが、歯科難民から脱却する大きな力となるのです。
あなたが歯科難民から脱却するために力になってくれる歯科医院と出会い、歯の健康について自信を持ち、全身的にも健康を取り戻すことを願ってやみません。
2011年、私の未熟なブログに関心を持ち、お読み頂いたあなたに感謝です。
ありがとうございました!
そして、2012年、日本の歯科医療が大きく変わり、ひとりでも多くの歯科難民が救われることを願って2011年から2012年に続くメッセージを発信したいと思います。


