まなか日記

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今日はまなかの生まれた市民病院で、耳鼻科の受診の日だ。

ダウン症は、個人差があるが、さまざまな合併症がある場合が多いという。

聴覚異常もその一つ。 

まなかは、新生児医療センターにに入院していた頃、一度聴覚検査を受けたことがあったが、その時はまだ小さくて、測定不能ということだった。

今日は、それ以来の耳鼻科の受診になる。

ダウン症の40~70%がなんらかの難聴があるといわれているので、私の精神は穏やかでない。

わたしは、まなかが聞こえていると思い、いつも言葉をかけるようにしている。

予約時間が、午前10時だったので、午前中の仕事をキャンセルしたり、午後に振り替えて、妻と受診することにした。

市民病院の駐車場は、駐車をするのに誰かが出てゆくの待つぐらい満車だ。

出て行きそうな方の歩き姿を、後ろを車で追うようにして、その方が車で出て行ったところをすかさず、私の車を駐車した。

まなかをベビーカーに乗せ、病院に入った。総合受け付けの広場は、患者さんでごった返していた。

耳鼻科は、2階にあった。待合室の席には、私たちがすわる余裕はあった。周りを見回すと、子供から高齢者まですわっていたが、まなかはおそらく一番歳下だろう。

しばらくして名前を呼ばれた。

医師は女性で、マスクをしていたのではっきりとわからないが、40歳ぐらいかと思う。

私がまなかを私の胸あたりに抱いたまま、椅子にすわり、耳を医師の方に向けるように顔を固定するように指示された。

医師がおもむろに漏斗状の金属をまなかの耳にあて、合わないのか、さらに小さいそれを耳にあて、何か棒状の金属をそれに入れ、耳の中を除くような動作をした。

まなかは、嫌がって体を硬直させた。かわいそうだけど私はまなかを動かないようにした。まなかは、泣き出した。

「耳穴が小さいねぇ。」と先生が言った。私はすかさず「ダウン症だからですか?」と聞いた。

すると先生は「そうです。」と感情なしに言われた。

私は、「耳の穴が小さいってことは、それだけ聞こえが悪いのですか?」と尋ねようと思ったが、その質問を飲み込んだ。

何をしているかと思いながら、見ていると、耳に入れた金属の先端に小さな黄白色の物体がついていた。それは、耳垢だった。

こんな小さなまなかでも、耳垢がたまるんだと、思ったらちょっと感動した。

今度は、鼻くそを取り除くため、楕円形になったプラスティックの先端をまなかの小さな鼻の穴の入り口にあて、機械で吸い出すようにして、行われた。

「今日は、これで終わりです。耳の聞こえの検査の予約を取ります。」
と言われた。

「今日は、検査しないのですか?」と私が聞いたら「次回行います。」とのことだった。

予約日は、今月の24日、8時半から。検査の結果もその日にわかるらしい。

診察時間は、5~8分ぐらいだった。

その後、看護師から、検査の説明を受けた。

その検査は、睡眠剤を投与して眠らせ、寝ている状態で音を聞かせ、脳波を調べるやり方だそうだ。

診察を終え、総合受付で会計をすませた。

「な~んだ。今日は、耳くそ、鼻くそをとるためにわざわざ病院に来たのか。」わたしは、やけくその気持ちにはならなかったけれど、何か拍子抜けした感じだった。

昼食のために売店で、そこで焼いているパンを買い、家路についた。

「まなちゃん、耳くそ、鼻くそがとれて、すっきりしたね。よかったね。お父さんの声、まなちゃんに届いているよね。」

たとえ私の声はまなかの耳から聞こえなくても、まなかは、わたしの声を振動として体全体で感じているはずだ。この振動は、まなかのお父さんの声の振動だと。


1月9日

 








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