2013年2月5日付の,ウォールストリートジャーナル電子版(日本語)によると,
FBIの統計によると,2012年の銀行強盗は3870件と前年比5000件以上減少した
とのことです。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324261304578285311356108802.html?reflink=Goo&gooid=nttr
なんというか,数字が大きすぎて,日本の感覚ではしっくりきません。
5000件も減ったのか
というのが記事の論調。ただ,
まだ年間3870件もあるのかよ
というつっこみもありえます。
日本は,というと,司法統計とかを調べるのが面倒なので,ネットでざっと調べると,
財団法人 日本防災通信協会のウェブサイトによると,
平成23年中の金融機関強盗事件の発生は63件(前年比で7件・10パーセントの減少)
ということです。
http://www.nitibousai.or.jp/j_naiyou06_03kankobutu.html
両者を比較すると,平成23年(2011年)での比較(アメリカ約8870,日本63)だと,日米の比較は14倍・・・ではなくて,約140倍。
日本は2011年と2012年でさほどの減少はないと思うので,2012年のアメリカと2011年の日本で比較しても,約60倍。
で,弁護士の話に話題を持っていくと,これだけ犯罪があれば,刑事弁護の弁護士も必要ですし,被害者側の弁護士も必要となります。
日本ではアメリカみたいにたくさんの弁護士は必要ないんだけどな
という話をすると,弁護士のエゴ,営業力不足,と言われます。
ただ,私には,日本とアメリカとでは,社会の土壌が違う,という感が,どうしても否めません。