計算問題を1日2題マスターしましょう | 電験3種過去問の傾向と対策

計算問題を1日2題マスターしましょう

みなさん こんにちは 電験3種傾向と対策研究会です。



前回の記事で「過去の計算問題を7回繰り返して学習してください。」とお願いしました。

過去10年間に出題された計算問題は約300問あります。12題づつマスターしていくと、およそ5ヶ月間かかります。



電験第3種過去問題集〈平成22年版〉 を使い、過去の計算問題を毎日10題ぐらい解いてください。

このとき、問題を5分間見て解法が分からなかったら×印を付けて解答を読んでください。

出勤日は6題ぐらい解いて、休日に集中して20題づつ解いても構いません。



このとき、電力であれば火力発電の問題、機械であれば誘導電動機など出題頻度の高い問題から取り組むと効率良く学習が出来ます。



そうすると2割ぐらいの問題は解答できると思います。解答できた問題は丸印を付けて学習対象からはずします。

解答を読んでも理解できないものは参考書で解説を読んでください。



一通り300題をこなすのに約1ヶ月かかります。

これで分かる問題と分からない問題の仕分けが終わります。



分からなかった問題をもう一度解いてみます。

そうすると2割ぐらいの問題は解答できるようになっています。

5分間考えて分からない問題には×印をつけて解答を読んでください。

解答を読んでも理解できないものは参考書で解説を読んでください。



300×0.8=240題をこなすのに約24日間かかります。



2つ×印の付いている問題、つまり2回やっても分からなかった問題を解きます。

今回も2割ぐらいの問題は解答できると思います。

5分間考えても分からない問題には3つ目の×印をつけて解答を読みます。解答を読んでも理解できなければ参考書で該当箇所の解説を読んでください。



300×0.8×0.8=192題をこなすのに約20日間かかります。



次に3つ×印の付いている問題、つまり3回やっても分からなかった問題を解きます。

今回も2割ぐらいの問題は解答できるはずです。

5分間考えても分からない問題には4つ目の×印をつけて解答を読みます。解答を読んでも理解できなければ参考書で該当箇所の解説を読んでください。



300×0.8×0.8×0.8=154題をこなすのに約16日間かかります。



ここまで約3ヶ月間かかります。

4回繰り返した時点でおよそ半分の問題は解答できるようになっています。



5回目は4つ×印の付いた123題を12日間で解きます。

6回目は5つ×印の付いた98題を10日間で解きます。

7回目は6つ×印の付いた79題を8日間で解きます。

このように7回繰り返します。ここまで4ヶ月間かかります。



ここまで来ると300の過去問のうち、237問は解けるようになっています。解答率は79%ですから合格ラインを楽に超えています。

時期は5月になっていますから自信を持って電験3種の試験申し込みが出来ます。



ここからはあと2回ほど計算問題を繰り返して学習して計算問題の解答率を上げてもよいですし、文章問題に取り掛かっても良いでしょう。



文章問題は計算問題ほど解答に時間がかかりません。一日20題づつ学習をすると計算問題と同じように2割ぐらいは解答できます。出来た問題は丸印をつけて学習対象からはずします。5分間考えて出来なかった問題には×印をつけて解答を読みます。解答を読んでも理解できないときは参考書で該当箇所の解説を読みます。



このように計算問題と同じように学習を進めると約2ヶ月間で文章問題の学習ができます。



ここまで進めると8月になります。

最後の一ヶ月は解答できる問題の総復習をしてください。



この方法は一回目の学習が一番大変です。「なんでこんなに難しい問題ばかりなのだろう。」と挫折しそうになります。

しかし、7回目の頃になると問題を解く事が楽しくなってきます。



さあ、いまから過去の問題を解いてみましょう。9月には自信を持って試験に臨むことができるようになります。

がんばりましょう。


電験大学 数学が苦手でも一発合格講座

電験1種坂林和重先生のメールサポート付き!
数学が苦手な人専用電験3種合格プログラム
電験指導20年のベテラン、坂林和重先生が解説する

電験三種専用数学基礎DVD講座
教えることのプロ、予備校物理学講師田原先生の教材です。

田原の電験3種(理論)

弁理士試験、医学部再受験にお勧めです。

田原の物理(基本編応用編センター編)

Twitterをはじめました。

denken3shuをフォローしましょう

人気ブログランキング


人気ブログランキング

ペタしてね