相櫻【126】◇風見鶏◇

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相櫻【126】◇風見鶏◇





「しょーちゃんっ♪
夕飯出来たよ?食べる?」



「もう、そんな時間…
って、まだ5時だけど??」



だって、今日はやっと“おくりぶね”の日になったんだもん。

何があるのかな?って、朝から気になって仕方がなくて。


おばあちゃんをお迎えして、気持ちばかりだけど初盆をしての最終日。

今夜は、“送り火”ってのを焚いて、そしたら おばあちゃんは天国に帰っていくんだって。



「何時頃、“おくりぶね”行くの?」



「20時からだからな…
15分前に出れば余裕だよ。」



「おばあちゃんの送り火は先にする?」



「そうだなー、、
送り火して、それから学校に行こうか?」



居間でうつ伏せにゴロンってしてるしょーちゃんに跨がった。

じゃ、ちょこっと時間あるし。



「雅紀?」



「しょーちゃんっ♪」



軽く乗っかったら、しょーちゃんが仰向けになってボンボン突き上げてきた。



「雅紀、すげぇ、軽~い♪」



「ふふっ、しょーちゃん、、エロ~い♪」



「なっ////エロいのはお前だろっ!」



紅くなっちゃって…。
焦ってうつ伏せになろうとした、しょーちゃんを捕まえて、ゴロンってオレが下になる。



「本番は、こっちね♪
今度、これしていい?」



「本番って…///
知らないっ!」



プっと膨れて立ち上がろうとした しょーちゃんを 起き上がって捕まえる。



「逃がさないっ!
なんで?いやなの?」



オレの膝の上、腕もギュって抱き締めてるから、しょーちゃんがもがいて逃げようとする。



「離せっ…」



どうしようかな…。

3秒考えて、パっと離したら、モゴモゴ逃げようとしていた、 しょーちゃんが“え?”という顔をした。


もぉ、素直じゃないんだから。
そこにも夢中になっちゃうんだけど。



「いやなんでしょ?」



「いやってわけじゃないけど…」



「じゃ、しょーちゃんからキスして♪」



「なんだよ、それ。」



ね?素直じゃないんだから…。



「じゃ、早いけどご飯にする?」



素直じゃないなら、素直になるまで待つよ、、オレはね?

でも、、気付いちゃったんだよね。
しょーちゃんは自覚してるのか知らないけど。



「待って…」



オレが立ち上がろうとしたら、しょーちゃんが腕を掴んできたから。

やっぱり、、って。



「ん?」



「する、、、キス、する。」



間違いない。

しょーちゃんの甘えん坊スイッチ♪

ほんとは甘えたいくせに、すぐに強がっちゃう。

けど、オレが強く出ないと、そのスイッチが入っちゃうの。



「おいで…」



しょーちゃんを迎え入れて、夕飯までの時間、少しだけど、甘えん坊しょーちゃんで楽しんで過ごした。





…つつじがおか…


地名か?
駅名か?




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