こちらは、

【個人的】お話の作り方的な記事。のコメントにて、
リクいただいたものを、お話風味にしています。

リクは、シチュ、台詞、キャラの3つを出して貰いました。

テーマ「妄想話」に収納します。




リクエスト:Aちゃん


シチュ:高校生のふたり 修学旅行

台詞:
雅紀「翔ちゃん?消灯時間過ぎたら翔ちゃんのとこいってもいい?」
翔 「えっ?!。。いいけど。。」
雅紀「枕投げする?それとも恋ばなとかしちゃう?!」

翔ちゃんは雅紀が気になってる。
雅紀の気持ちは分からない。
雅紀は明るくてグイグイくる感じ。





相櫻【Rolling Sumaki】



高校生活の一番の楽しみといえば、修学旅行なのに。。。


うちは男子校ということもあって、
修学旅行は何故かスキーだった。
スキーは嫌いじゃないけど。
実際には山奥に閉じ込められたままの、4泊5日の鍛練合宿みたいなもの。

2日目の夜も、夕食のあとは、今日の反省会と明日の予定なんかをダラダラとやらされて、やっと解散。

これから順番に風呂に入って、消灯までのわずかな時間が自由時間。

自由時間と行ったって、外は吹雪いてるし、小さなホテルは貸切りで土産物屋も早々と閉店してる。

やることと言えばトランプぐらい。

僕はそれも苦手で、何冊か持参した本を読んで過ごすことにしていた。


そんな僕に、急に本を読む時間を奪ったのは、相葉くんだ。

違うクラスだけど、何故かずっと僕が気になってる人。
そんな人から声をかけられたら、誰だって緊張するけど…。



「翔ちゃん、消灯時間過ぎたら翔ちゃんのとこいってもいい?」



まさか、そんなことを言われるとは思わなくて、どぎまぎする。



「えっ?!。。いいけど。。」



うっっ、、僕、声が上擦ってんじゃん!

相葉くんは、ニコッと笑って、また友達の輪の中へ入っていった。

それからの僕は、本を開いても、何も頭に入ってこなくて…。

相葉くんが部屋にくる?
なんで?
何かあるのかな?

色々、考えを巡らせてみたけど、僕と相葉くんの接点は、、、ない。


僕の完全な片想い…。


っっ!


か、か、片想い?
僕、僕、、恋してたのか?


消灯時間が迫ってきて、各々が部屋に入っていく中、僕の心は落ち着かなかった。

さらに思わぬ事態で部屋にひとりきりにされることになる。

みんな8人部屋とか、6人部屋なんだけど。
何故か僕は、松本ってやつと二人部屋だった。



「翔くん、俺、山田たちとまだ遊ぶから…
先生が来たらトイレって言っといてくれない?」



「えっ?いいけど…」



と、いうことはひとり。

松本が出ていって、ひとりになった僕は、早々に布団の中に潜り込んだ。


少しうとうとしていたと思う。

ギギィっというドアの音で、意識を戻した。



「しょーちゃん、しょーちゃん…」



暗闇の中、鼻にかかった特徴のある声。

相葉くん、だ。

僕は、寝ていたのを起こされたフリをして、返事をした。



「んん、、、あい、ば、くん?
ほんとにきたの?」



「来るって言ったじゃん♪」



相葉くんは、スルスルっと僕の布団に潜り込んでくる。



「ちょっ、、相葉くんっっ??」



「しょーちゃん、シーーー!
先生きたら見つかっちゃうよ?」



そう言ってドアのほうを窺うと、僕を布団に押し込んで、二人で頭から布団を被る格好になった。。

相葉くんから漂う、、なんだろ?
大人の男性が使うようなコロンの香りにクラクラする。



「枕投げする?それとも恋ばなとかしちゃう?!」



「枕投げって、、そんなことしたら先生が…」



別に、いい子ぶりたいわけじゃないけど、
僕は、こういうことが苦手なんだ。



「じゃ、恋ばな決定戦ね♪」



恋ばな、、、決定戦???

なんの決定戦か、よくわからないけど、
取り合えず頷いた。



「いち、しょーちゃんは好きな子がいますか?」



暗闇に目が慣れてきて、相葉くんの黒目がキラキラと揺れてるのが見えた。



「好きな、、子…」



「あー、いるんだ?
誰?誰?オレが知ってる子?」



「い、いないよっ!」



ただでさえ、くっついてるのに、
相葉くんがさらに身を乗り出すから、その距離にドキドキが止まらない。

暗闇で良かった。
きっと顔が真っ赤になってるはずだから…。



「ふぅん、じゃ、キスしたことある?」



「キ、キ、キス???」



「好きな人とキス…」



相葉くんは、下から覗き込むように見つめてきて、
僕の頭を撫で始めた。


か、か、からかわれてるだけ、だ。



「す、好きな人もいないんだから…」



キスなんてしたことないけど、
したことないって言うのは悔しくて。



「じゃ、オレとしちゃう?」



「な、な、なに言ってんの?
男同士、だよ?」



頭を撫でていた掌が、頬にあてられる。



「オレは、しょーちゃんとならさ?
男同士でも・・・・」



頬にあてられてた手は、顎へと移動して・・・・。

少しずつ近付いてくる、相葉くんの顔。


その距離に堪えきれなくなって、ギュっと目を瞑った時だった。


ギューっと抱き締められたかと思うと、
急にゴロンゴロンと身体が回り出す。



「ひゃっ、、あ、相葉くん?」



「ダメだー!
しょーちゃん、かわいすぎるー!」



上下が激しく入れ替わって、何が起こってるのかわからなかったけど…。


すまき?


布団に巻かれて、相葉くんと一緒に回転してる、僕。

必死に抵抗したけど、無駄だった。
相葉くんは細いのに、すごく力が強いから。



「ちょ、やめてって…
なにが、何がダメなんだよ?」



ピタっと回転が止まる。



「しょーちゃんがかわいすぎるんだよ!」



「別に可愛くないし…」



「じゃ、しょーちゃんが可愛いか、可愛くないか、賭ける?」



ゴロンっと動かれて相葉くんの下に来る。



「賭けるってなんだよ…」



さっきから意味がわからない。



「ふぅん、自信ないんだ?
賭けに負けると思ってンなら、
しょーちゃんがかわいいってことじゃん?」



言ってることが支離滅裂で、なんかムカついたから、
ゴロンってやり返して、相葉くんの上にきてみる。



「だからー、可愛くねぇし!」



それから、普段使わないような言葉で、頑張って反論した。



「じゃ、オレが賭けに勝ったら、
オレのお願い聞いてくれる?
勝つ自信あんならいいだろ?」



「いいよ、、わかった!」



また、ゴロンって動かれて、相葉くんの下に押さえ込まれた。



「今日から、お前はオレのだからな?」



「な、な、なに言ってるの?」



「しょーちゃんは紛れもなくかわいい。
だから、賭けにはオレが勝ったの!
オレのお願い、ちゃんと聞けよ?」



「そんな無茶苦、、、んっ…」



最後まで言えないまま、口が塞がれる。



これが僕のはじめてのキスだった。






…おわり…



無駄に長くなってすまぬー!

しかも、やっぱ、オチがないっっ!
すまぬーすまぬー。
ゆるせー。







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